こんにちは。
「箸と茶碗と布団があれば暮らせる家作り」
こちらは秀光ビルドのかかげる、家作りのコンセプトです。
コンセプトのとおり、圧倒的な低価格が注目される秀光ビルド。
では低価格以外では、どんな特徴のある注文住宅なのでしょうか?
欠陥住宅の騒ぎがありましたが、「まさか低品質な家作りをしていた・・・」なんてことはないですよね?
そこでこの記事では、秀光ビルドについて徹底的にリサーチしました。
・秀光ビルドの坪単価・特徴・スペック
・秀光ビルドのおすすめ人気商品
・秀光ビルドが悪い評判の理由
・秀光ビルドと契約するときのポイント
秀光ビルドを検討している方。もしくはローコスト住宅をお探しの方は見逃せない内容ですよ!
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この記事の概要
秀光ビルドとはどんな会社?過去に欠陥問題をリークされたことも。
秀光ビルドの知名度は全国区です。
ですが、ご存知ですか?じつは秀光ビルドは全国対応してないのですよ。
・東北地方(宮城・福島)
・北陸地方(富山・石川・福井)
・甲信越、東海(長野・静岡・岐阜・愛知・三重)
・近畿(京都・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
・四国(愛媛・徳島・香川・高知)
ん~、なんといいますか。ほぼ全国対応してますね。中部地方を中心に営業を展開しています。
北海道や関東、九州ではまだ秀光ビルドの勢力は拡大していません。
欠陥住宅の問題をリークされた経緯がある。
秀光ビルドの知名度を高めてしまったのが、欠陥住宅問題です。
2017年3月に週刊文春にて、「秀光ビルドで欠陥住宅、多数!」という情報が発表されました。
情報のリーク元は、当時秀光ビルドに勤めていた現場監督です。
欠陥住宅の報道・経緯をまとめますと、
・床下の構造材にズレがある。柱が継ぎはぎになっていると報道。
・情報元は、「3年間で70棟に関わったうち、1割の物件に欠陥があるのは間違いない」との現場監督の発言。
・秀光ビルドは該当物件は、すでに施主と和解済みと発表。
という騒動があったのです。
かねてより他社を凌ぐローコスト戦略を打ち出していたので、
・安い賃金で大工に依頼していたせいだ!
・質の悪い材料を使っているからだ!
・社内のチェック体制がなっていない!
と批判が殺到しました。
当時、報道された欠陥の写真がこちらです。
画像:excite公式
秀光ビルドは欠陥住宅の報道を受けて、
・クレームのあった大工には依頼しない。
・完成保証を標準化。瑕疵保険を手厚い民間保険に切り替え。
・第三者による調査の結果、構造に問題はない。
・欠陥については施主と協議の上、しっかり修繕。
という対応を発表。
欠陥問題に対し、「見つけきれなかったのは、自社の責任」と責任を認め、問題に向き合ったのは一定の評価ができます。
それがあなたのマイホームを守ることにつながります。
秀光ビルドの特徴・坪単価
安さばかりがクローズアップされる秀光ビルド。
では秀光ビルドの注文住宅は、どんな特徴・スペックがあるのでしょうか?
秀光ビルドの注文住宅:特徴・坪単価・基本スペック
運営会社 | 株式会社 秀光ビルド |
販売方法 | 直接契約、代理店販売 |
坪単価 | 坪単価30~45万円 |
構造 | 在来軸組み |
基礎 | ベタ基礎・基礎パッキン |
耐震等級 | 耐震等級1 |
断熱材 | 発泡ウレタン吹付 |
窓 | ペアガラス |
サッシ | アルミサッシ(断熱仕様) |
※エントリーモデルの「UL-R自由設計」のスペック
秀光ビルドの注文住宅。御幣を恐れずに言わせて頂きますと、性能は高くありません。
まず耐震性。標準仕様では、耐震等級1となっています。
気になる断熱性も、高いとはいえません。
発泡ウレタンの気密性は高いですが、いかんせん窓の断熱が低いものでして。
むしろほかのローコストハウスメーカーですと、もう少し断熱性の高いスペックになっています。
断熱性が低いとはいえ、築年数の古い一軒家・アパートよりは遥かに断熱性は高いですよ。
一枚ガラスからペアガラスに変わるだけでも、断熱性はかなり上がります。
こみこみ価格で明朗会計。当初の見積りから予算オーバーしない。
秀光ビルドの家作りの特徴は価格にあります。
秀光ビルドの価格は「こみこみ価格」になっているので、料金体系が非常に分かりやすいです。
本体工事費に必要な費用をすべて加えた価格のこと。通常、設計料・図面作成費などの費用も、別途請求される。
・設計図面作成料
・建築確認申請費
・屋外給排水工事
・屋内給排水工事
・工事費損害保険
・立水栓
・幹線引き込み工事
・オール電化対応費
・廃材処理費
・諸検査費用
他社ですと、これらの費用が「付帯工事費」・「必要費用」などの名目で請求されます。
打ち合わせを重ねるにつれて徐々に金額が上がってしまうのは、まさにこれらの費用が上乗せされるためです。
しかし秀光ビルドでは、明朗なこみこみ価格が採用されています。最終的なゴール(金額)がイメージしやすいので、予算オーバーになりにくいです。
秀光ビルドで家を建てた方からは、
「当初の予算通りに家作りができた!」
とのお喜びの評判が多いです。
秀光ビルドは基本的に値引きしない。その理由は・・・?
秀光ビルドは基本的に値引きしません。
その理由は「最初の見積りから本気の金額」だからでございます。つまり「値引きしなくても、最初から安い」のです。
ほかのハウスメーカーですは、ある意味「値引きありき」の価格になっています。
複数のハウスメーカーと競合しての値引を前提としているので、見積り金額は含みをもたせた価格(割高な価格)です。
しかし「値引きありき」の見積書では、値引き交渉の手間が増えます。
・・・値引き交渉の手間。
私も営業マンをやっていたのでよく分かるのですが、値引きって、すごく手間なんですよね。
・値引きしてもいいか、情報を集める。
・値引きを承認してもらうため、上司を説得する。
・特別値引きを引き出すため、本社に確認する。
「どうせ安くするなら、最初からその金額でやってよ!」
と、お客さん側からは思うでしょう。しかし会社からは「1円でも多く利益をあげろ」とおどされるのですよ。
その意味では、秀光ビルドの「最初から本気の見積書」はすごいなと思います。とても合理的で、業務を効率化しています。
利益率は下がるでしょうが、その分人件費も下げられますし、なにより
「秀光ビルドの見積り、安いぃ!!!」
と強烈なインパクトを与えられます。商売上手ですね、秀光ビルド。
秀光ビルドで選べるおすすめ人気商品
秀光ビルドで選べるおすすめの商品は、次の3つです。
・GOODな家!:ローコストで建てられる、子育て世代に向けた家
・ULR-自由設計:ローコストで建てられる、自由設計の注文住宅
・SLR-規格住宅:圧倒的なコスパで建てられる、注文住宅。
では、詳しくみていきましょう。
GOODな家!
GOODな家!は、秀光ビルドのなかでハイグレードモデルに位置付けられます。
ローコストでありながら、グレードの高い外装・内装が標準装備になっているのが特徴です。
・・・以上でございます。
フラグシップモデルの割には、標準装備が心もとない感はいなめません。
ですが、制振ダンパーまでついて坪単価40万円~ですからね。
耐震等級1:震度5強程度で建物が損傷しない。
耐震等級2:等級1の1.25倍の地震に耐えられる。
耐震等級3:等級1の1.5倍の地震に耐えられる。
目安坪単価:坪40万円~
ULR-自由設計
こちらが秀光ビルドの注文住宅のエントリーモデルになります。目安坪単価は坪30~40万円です。
この価格で注文住宅が建てられるのは、おそらく秀光ビルドだけではないでしょうか?
ULR-自由設計は、基本スペックだけなら安心して住む家といえます。
・メンテナンス性の高いベタ基礎。
・気密性の高い発泡ウレタン断熱。
・断熱性の低くない、ペアガラス。
家族が笑顔ですむには、十分すぎるスペックといえます。
「最近の注文住宅は高すぎる。そんなスペックの高い家はいらない!」
と考えている方にぴったりでしょう。
▽ULR-自由設計で家を建てた方の体験談はこちら!
SLR-規格住宅
こちらはULR-自由設計よりも、さらに安い坪単価で建てられる商品です。坪単価は30万円を切ります。
ただし「規格住宅」の名前のとおり、自由に間取りを設計することはできません。
どちらかというと、建売住宅の「自由設計」に近いイメージでしょう。
秀光ビルド側で用意した、「間取り・外観が完成されたパターン160プラン」から選びます。
▽建売住宅の自由設計についてはこちら!
秀光ビルドでの家作りをおすすめしたい人。
秀光ビルドのコンセプトは、「箸と茶碗と布団があれば暮らせる家作り」。
1ミリもブレない明確なコンセプトなので、おすすめしたい人も明確です。
・年収に不安がある方。
・今、注文住宅が欲しい方。
・マイホームは欲しいけど、とくにこだわりのない方。
・マイホームは欲しいけど、あまりお金をかけたくない方。
とくに20代前半で子育てをしている方。いかがでしょうか、秀光ビルドは?
・狭い賃貸で子育てしている。
・もっと子供をのびのびした環境で育てたい。
・でも働きはじめたばかりで、年収が少ない。
「マイホームは欲しいけど、注文住宅は高くて買えない・・・」と諦めていた方も、秀光ビルドなら建てられるかもしれません。
「欲しい!」と思ったタイミングで買うのが、もっとも後悔しない方法ですよ。
▽家を買うタイミングについては、こちら!
秀光ビルドで建てるときの注意
これは秀光ビルドに限ったことではありませんが、ローコスト系ハウスメーカーで家を建てるときは何点か注意が必要です。
・家作りの予備知識が必要。
・ハウスメーカーお任せは危険。一緒に家作りするスタンスが必要。
・いい意味で「値段相応の家」と割り切る。
秀光ビルド自体が「箸と茶碗と布団があれば暮らせる家作り」と、コンセプトが振り切れてますので、そこに「理解できるかどうか?」がポイントになると思います。
「ローコストだから手抜き住宅」、ということではなく、「ローコストだから手厚いサービスは期待できない」、と割り切ることが必要でしょう。
間取りを作るときもハウスメーカーが0~10までやってくれると思わないで、自分で勉強してリードしていくぐらいがちょうどいいです。
工事がはじまったら、必ず現場に顔を出しましょう。現場監督は複数かけもちして忙しいので、かわりに差し入れ・進捗のチェックをしてあげるぐらいの余裕が必要ですよ。
▽ローコストハウスメーカーの注意についてはこちら!
秀光ビルドとあわせて検討したいハウスメーカー
秀光ビルドとあわせて検討したいハウスメーカーは、こちらでございます。
いずれもローコスト業界の申し子たちです。素晴らしいハウスメーカーですよ。
ただし秀光ビルドほどは安くないでしょう。
価格だけなら、建売住宅もいいかもしれません。建売住宅を探すときは、ネットに公開されない物件も多いので、こちらを活用することをおすすめします。
まとめ:秀光ビルドのコンセプトを理解するのが大切。
「最近の注文住宅は高すぎる」
というのも、一理あります。
どのハウスメーカーも着工数が減少する中、高価格帯にシフトして利益を確保するのは当然ですから。
しかしだれもが高級住宅に住みたいわけではありません。
「箸と茶碗と布団があれば暮らせる家作り」
秀光ビルドが掲げるコンセプトは、今の時代にもっとも求められているのかもしれませんね。
ただし、秀光ビルドの「安さだけ」しか見ないのは危険ですよ。
安いには理由があります。業務を効率化しているのは、それだけサービスは手薄になります。
ハウスメーカーにすべてお任せするのではなく、施主自ら積極的に動く姿勢が必要です。
「年収的に注文住宅は難しい。でも今、このタイミングで家が欲しい!」
「子供が小さい今、もっとのびのびした環境で子育てしたい!」
という方におすすめしたいハウスメーカーです。
マイホームは人生の一大イベントですが、マイホームだけが人生ではありません。
素敵な家作りをしてくださいね。
7割の方が10社以上のカタログを請求しています。
家作りは情報収集が肝心です。
約7割の方が10社以上のハウスメーカーのカタログを請求し、比較・検討しています。(SUUMO調べ)
マイホーム購入は人生でもっとも大きな買い物ですので、納得するまでハウスメーカーを選びたいところ。
ハウスメーカーのカタログを取りよせるなら、LIFULL HOME’S 注文住宅<無料>がおすすめです。
1回の入力で複数のハウスメーカーのカタログが請求できます。営業される心配もないので、自宅にいながらゆっくりカタログが眺められますよ。
今のうちにカタログ・資料を請求しておいて、あなたと家族が笑顔になれるマイホームを手に入れましょう!
✔営業マンに会うことなく、カタログだけゲットできる。
✔1回の入力で、大手ハウスメーカー~地元工務店までのカタログが一括請求できる。
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北陸を中心に業績を伸ばしてきました。