こんにちは。
私が住んでいた賃貸アパートの窓は、普通の窓（1枚ガラス）でした。
確かにね、築20年でしたからね。
20年も昔の時代の建物に、ペアガラスを期待するのが、酷な話というものですよ。
でも1枚ガラスは、とにかく不便でした。
1枚ガラスの過酷な環境にあえいでいたとき、転機が訪れます。
住宅購入です。
私が買った建売住宅には、なんと標準装備でペアガラスがついているではないですか。
これはきっとすごい効果があるに違いない・・・！
そこでこの記事では、ペアガラスの効果（断熱性能など）について、たっぷりと語らせて頂きます。
ほんとすごいんですよ、1枚ガラスのアパートから、ペアガラスの建売住宅に引越ししたら、マジでパラダイスでしたよ。
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この記事の概要
厳しかった1枚ガラス時代・・・。
ガラスが1枚なのか、2枚なのか。
たったこれだけなのに、ガラスの性能はここまで変わります。
私が住んでいたアパートは1枚ガラスでしたので、それはそれは酷い環境でしたよ・・・。
とにかく寒い。
私の住んでいる栃木県は、とても寒いのです。
冬になれば、気温は氷点下まで下がります。外は氷の世界でございます。
氷の世界からの冷気に対し、1枚ガラスはあまりにも無力です。
頭を窓に向けて寝ていると、窓から伝わる冷気で頭痛がしてきます。
私はどんな悪条件でも熟睡できるのが唯一の取り柄なんですが、さすがに眠れないときもありました。
それもそのはずです。
一般的な1枚ガラスの断熱性能は、「6.0W/㎡・k」であり、かなり低くいのですよ。（熱貫量率※）
※数字が低い方が熱が伝わりにくく、断熱性能が高いことになる。
この断熱性能、これはまさにパンイチでございます。
寒い冬の夜に、パンイチで突っ立ってるようなものです。
・・・無理無理。
そんな冷たい冷気を薄っぺらい布1枚で防ぐとか、無理でございますから・・・。
とにかく結露が凄い。
1枚ガラスは断熱性能が皆無で、部屋の中がクソ寒いだけではありません。
1枚ガラスは、結露がすごいのですよ。とにかくすごい。
加湿して暖めた部屋を、就寝のときに暖房を切って寝る。
そして一晩経った翌朝には、
・・・窓一面の、結露でございます。
しかも結露がすごすぎて、カーテンが窓にぺったりと張りついているのですよ。
窓に結露がびっしりとついて、そこにカーテンがへばりつく。
それを毎日毎日繰り返すと・・・カーテンにカビが生える。
入居して数年で、カーテンにびっしりとカビが生えました。・・・ジーザス。
建売住宅のペアガラスが快適すぎる！
1枚ガラスの過酷な環境を考えると、ペアガラスはマジでパラダイスです。
1枚ガラスから伝わる冷気、汗をかいたような結露がまったくないではありませんか！
断熱性能がすごい。
「ペアガラスって、断熱性能あるの？」
と思われた、そこのあなた。
ただの（！）ペアガラスだって、断熱性能は十分に高いのです。
ペアガラスの熱貫量率は、「3.4W/㎡・k」です。（数字が低い方が断熱性能が高い。）
1枚ガラスと比較すると、
・ペアガラス：3.4W/㎡・k
・1枚ガラス：6.0W/㎡・k
つまり1枚ガラスよりも、ペアガラスは1.7倍もの断熱性能があるということですね。
しかしそれって、どれくらい暖かいのでしょうか？
・・・おっしゃる通りでございます。
ペアガラスはどれくら暖かいのか？
それは、
「冷気で頭痛がしないぐらい暖かい」、
であります。
1枚ガラスのアパートに住んでいた頃は、窓から伝わる冷気で頭痛がして、夜中に起きてしまうことがありました。
ですがペアガラスに変えてからは、そんな日は1日もありません。
朝までぐっすりですよ。安眠、安眠。
・・・え、何？例えが分かりにくいですと？
ははー、なるほどですね。確かに冷気で頭痛がするって経験が、みな様はしたことがないのかもしれませんね。
窓から伝わる冷気を気にすることなく、朝まで安眠できるペアガラスって、マジで最高なんですよ？
結露がほとんど付かない！
ペアガラスが素晴らしいのは、窓に結露がほとんどつかないことです。
いや、ホントは「全然つかないよ！」と書きたかったのですが、やはりウソはよくないですからね。
寒すぎる栃木の冬では、ペアガラスでも朝起きると窓にはうっすらと結露がしておりました。
でも、1枚ガラスの比ではありません。
ちなみにですが、窓に結露する温度は決まっているのですよ。
1枚ガラス：8℃
ペアガラス：0℃
この温度で結露するデータがあります。（いずれも室内温度20℃ 室内湿度60％ 戸外風速3.5ｍ/S）
ですので、氷点下まで気温が下がれば、さすがのペアガラスでも結露してしまいます。
しかし結露しても、ほんの少しでしたよ。うっすらと湿る程度でした。
だからカーテンが窓に貼りつくようなことはございません。
ペアガラスって、マジで最高ですよ。
まとめ：ペアガラスは最高です。
それでは、まとめましょう。
ペアガラスが標準装備されていた建売住宅に住んで実感する、ペアガラスの性能は次の通りです。
1・断熱性能が高い。冷気で頭痛がすることがない。
2・結露が（ほとんど）ない。カーテンにカビが生えない。
今やペアガラスは当たり前かもしれません。
ペアガラスの間にアルゴンガスを封入して、さらに断熱性能を高めた窓もありますしね。
ですが、ペアガラスだけでも、実は感動するぐらいにスペックが高いのです。
1枚ガラスで暮らしていたあの頃を思い浮かべると、ペアガラスの断熱性能に感動します。
私はもうイヤですよ、ペアガラスのない暮らしなんて。
建売住宅の標準装備だったペアガラスは想像以上に快適でした。
以上、現場からのご報告でございます。
それでは、また！
▽断熱材・窓ガラスについては、こちらで詳しく解説してます。
次の記事はこちらです。
ふう、私もペアガラスのお家に住みたいであります。