消費税の増税前に家は購入すべき!?増税後に買ったけど、影響はほぼなかった!

こんにちは。

 

消費税の増税が決まると、しきりに聞こえてくるのが、

 

「家を買うなら今!今買わないと損ですよ!」

 

という煽る声です。

消費税が増税になれば、家の値段も上がり、住宅ローンの支払額も増えてしまいます。

だから、「家を買うなら今・・・」と、なりそうですが、その必要は一切ありません。

なぜなら、増税前・増税後に住宅を買っても、影響は大きくないからです。

 

私が住宅を購入したのは、ちょうど3年前の2014年です。

消費税が、5%から8%に切り変わった時期でした。

そして私は消費税が8%に増税してから住宅を購入致しました。

ですがやはり、家の金額も変わりませんでしたし、住宅ローンの支払い額も増えませんでした。

そこでこの記事では、

・増税前でも焦って買う必要がない理由

・購入するときのポイント

について、実体験に基づいてまとめていきたいと思います。

煽る言葉に踊らされてはいけませんよ!

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消費税の影響は何がある?

「消費税が増税しても、焦って買う必要はない!」

そう頭で分かっていても、「今が買い時!」と言われると、不安になってしまうものです。

では一体、消費税が増税になるとどんな影響があるのでしょうか?

消費税が増税することで、次のような影響が考えられますよ。

 

家本体金額が値上がりする。

消費税が値上がりすると、家本体が値上がりします。

 

物件価格が2,000万円の場合、

5%だったら、100万円の消費税。

8%だったら、160万の消費税です。

 

ろ、60万も余分に支払うのでありますか!?

ですが私の買った建売住宅は、すでに税込表示だったので、消費税の影響はゼロでございました。

ちなみに消費税は、土地、そして中古物件には発生しません。

新築の家本体にしか、消費税はかかりませんよ。

 

家のオプション品が値上がりする。

私は購入した建売住宅に、別途オプションとして、

・網戸 一軒分

・カーテンレール 一軒分

を追加発注しました。

その額合計「16万5,000円」なり。

 

こちらのオプション分の消費税が8%計算で、13,200円でございました。

これが5%の消費税なら、8,250円。

 

差額は「4,950円」です。

 

私は増税後に家を買ったから、4,950円も余分に支払ってしまった訳です。

・・・4,950円?・・・ふ~ん・・・

ウン千万もする家を買った割には、微妙な数字ですな・・・。

 

諸費用、司法書士報酬が値上がりする。

消費税が値上がりすると、諸費用、司法書士報酬が値上がりします。

住宅購入時に、所有権の移転や登記する際に支払う「司法書士報酬」。

私はこれに「126,000円」お支払いしました。

この時消費税は8%だったので、消費税として「10,080円」支払いました。

これがもし増税前で5%なら、消費税は「6,300円」になります。

 

その差額は「3,780円」。

 

うん。飲み会1回我慢すれば、なんとかなるね。よし!!

まさか、増税の影響はこの程度なのか・・・わなわなわな・・・

 

引越し代が値上がりする。

忘れてはいけないのが、引越し代です。

単身の荷物ならまだしも、家族持ちの荷物となると、引越し代もバカになりませんからね。

私の引越し代は、家族3人(のお腹の中に次男)で、合計76,600円でした。

しかしこれも税込金額のため、消費税で値上がりしたのかどうか、不明であります。

 

新居の家具・家電が値上がりする。

新居への引越しで、新しく家具、家電を買いそろえる必要があります。

新しく家具、家電を買うと、消費税が増税された分、余分にお金を支払うことになりますからね!

 

ちなみに私は、新居に引越して新調した家具、家電は、

「3人掛けソファ」

「シングル畳ベッド」

だけでした。

 

3人掛けソファは、75,800円(消費税込み・送料込)

そしてシングル畳ベッドは、41,040円(消費税込み・送料込)

・・・増税の影響って、どこにあるのでしょうか・・・わなわなわな・・・

私には増税の影響が見えませんが、気のせいでしょうか・・・?

ネット購入!天然木無垢材の和風ソファ(3人掛け)がお勧めなので徹底レビューしてみる。

2017.03.17

 

増税したけど、住宅ローンは過去最低を更新・・・。

確かに増税にはなりましたとも。

ですが、それ以上に影響が大きかったのは、住宅ローンの金利が過去最低を記録していることです。

 

分かりやすい「フラット35」(返済期間35年)の金利を見てみましょう。

私の購入した2014年6月のフラット35の金利は「1.73%」でした。

そして過去最低を記録したのは、2016年の7月の「0.9%」。

 

この金利がどれくらい影響があるのか、シュミレーションしてみましょう。

借入金額2,000万円で、ボーナス返済なしで毎月の支払い額を計算してみると、

 

1.73%では、「月額63,515円」。返済総額は、「26,676,057円」です。

0.9%では、「月額55,529円」。返済総額は、「23,322,359円」となります。

 

返済総額で300万円の差!?こ、これは一体どういうことでありますか!!??

ちょっと待て、消費税増税の影響はどこへ行った?

 

増税を煽る営業マンに注意しよう!

消費税の増税の影響を項目別に見てみると、「あれ、影響はどこに・・・?」という感じではないですか?

それどころか、最近の住宅ローンの金利の低下を見ると、増税前に駆け込み購入した人が損をしたように見るのですが・・・気のせいでしょうか。

 

・・・な、何事でしょうか!?

 

あれほど「増税、増税前に家を買おう!」と言っていたのは、どこのどなたでありますか!?

 

結局、ハウスメーカーの都合ではなかろうか?

「増税、増税」と騒いでいるのは、何を隠そうハウスメーカー様ではありませんか。

そんな寝言はちゃんと寝てから言って下さいよう・・・。

ですが、もしかしたら、私の購入した建売住宅の税込金額は、既に増税した消費税分がきっちり入っていたかもしれません。

しかし私は建売住宅を購入する前に、値引き交渉しました。その額、70万円ほど。

値引きのことも考えると、増税前に焦って購入するメリットはあまり感じられませんね。

だって増税して値段が上がっていて、交渉して値引きしてもらえばいい訳でよね。

 

焦らないで、自分のタイミングで住宅購入しよう!

増税前だからと言って、家を焦って買うのはあまり得策ではありません。

「増税前だ!駆け込み需要だ!」と騒いでいるのは業界関係者であり、もしかしたら駆け込み需要で、家の値段が割高になってるかもしれません。

落ち着いて自分のタイミングで家を買うのがベストでありますね。

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2017.01.05

 

焦って買う必要なし!自分のタイミングで買おう!

消費税の増税による住宅購入への影響は、意外と少ないものです。

増税、増税と煽る営業マンに焦らないで、落ち着いて自分のベストタイミングで住宅を購入しましょう!

焦ったら、負けでございますよ。

焦らずじっくりと、いろいろな住宅を比較検討することが、住宅購入で失敗しない秘訣です。

・注文住宅

・建売住宅

・中古住宅

・マンション

まずは手広く検討し、自分の中になる「大切にしたいもの」とすり合わせることがおすすめです。

ぜひ素敵な家作りを。それでは、また!

 

 

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