こんにちは、年収300万で建売住宅を買った、でございます。
「住宅購入時にかかる家具・家電の初期費用は、100万かかるらしい・・・。」
ウソか本当か知りませんが、私はこの言葉を聞いたとき、白目を剥きました。
なぜなら「家具・家電に100万も払うなぞ、ありえない!」と思ったからです。
一生に一度の住宅購入で、気分がアゲアゲになっているとは言え、さすがに100万円はやりすぎでしょうと。
そしていざ、私が家を買ってみたところ、住宅購入時の家具・家電の初期費用は100万円もかからず、30万円に抑えることができました。
初期費用を抑えられたのは、ハウスメーカー・不動産界隈で言われている情報を鵜呑みにせず、しっかりと自分のライフスタイルに向き合って節約できたからだと思っております。
そこでこの記事では、住宅購入で初期費用を抑えるために大切なマインドをお伝えします。
・新築で家を買うけど、初期費用を抑えたい!
・できるだけ手元にお金を残して、住宅ローンの返済にあてたい!
このように考えている方は、ぜひ最後までお読みください。業界の情報に流されてはいけませんよ。
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この記事の概要
住宅購入時にかかった、家具・家電の初期費用。
2014年度住宅取得に関わる実態調査によれば、住宅購入時にかかる家具・家電の費用(1年以内に買った耐久消費財)の平均額がリサーチされています。
注文住宅:201万円
建売住宅:105万円
マンション:85.9万円
注文住宅がずば抜けて高いですが、建売住宅とマンションは、どちらも100万円程度となっております。
「やはり住宅を購入すると、家具・家電に100万円かかるのは本当だったのか・・・。」
調査結果は100万円でしたが、私が建売住宅を買ったときは、わずか30万円しかかかりませんでした。
この差は一体どこにあるのか?
私はそっと胸に手を当てて考えてみました。
建売住宅を購入したときの、家具・家電の初期費用。
結論から申し上げますが、住宅購入時に家具・家電に100万円も必要ありません。はっきり申し上げますが、それは使いすぎでございます。
私が家を買ったときに1年以内にかかった家具・家電の費用はこちらでございます。
1・3人掛けソファ 7万円
2・冷蔵庫 12万円
3・照明(3か所・LED電球のみ) 3,000円
4・カーテン(1階部のみ) お祝いして頂きました。
5・リビングのエアコン 10万円
合計:29.3万円
・・・なんということでしょう。
世間一般では「家具・家電は100万かかるぞ!心せよ!!」と言われておりますが、その実、30万円しかかかりませんでした。
住宅購入時の家具・家電の費用を抑えるには、いくつかポイントがあります。業界の情報に流されてはいけませんよ。
家具・家電の費用を抑えるには、業界の情報に流されず、しっかりと自分のライフスタイルに向き合って節約することが大切です。
家具・家電の初期費用を抑える4つのポイント。
住宅購入はとにかくお金がかかります。
その上気分もアゲアゲなので、不必要なモノまでバンバン買ってしまいます。お金が減るスピードは、人生でもっとも早いかもしれません。
だからこそ、本当に必要なものだけを厳選し、家具・家電の費用を抑えて、手元にお金を残したいところです。
家具・家電の初期費用を抑えるには、次の4つのポイントを抑えることが大切でございます。
1・照明は後からでいい。
私が家具・家電の費用を安く抑えられたのは、照明の費用をカットできたのが大きいです。
私は家を買っても、「使う部屋だけ」の照明を買うことで、照明の費用を大幅にカットすることができました。
家を買ったら反射的に「全室に照明をつけなくちゃ!」と思いがちですが、入居すぐはすべての部屋に照明が必要ないケースが多いです。
とくに子供が小さいうちは、2階の子供部屋はほとんど使いません。
主に使うのは、リビングとキッチン、そして2階の寝室ぐらいでしょうか。案外、「最初は使わない部屋」ってあるのですよね。
また住宅購入前、賃貸アパートで使っていた照明があるならば、そのまま活用しましょう。
「家を買った=照明もすべて新調する!」という決まりはありません。
私は賃貸アパートで使っていた照明をそのまま流用した結果、新しく照明を買わずにすみました。
照明の金額は、1つ1つは安い(1個5,000円~)ですが、一軒家のすべてに照明をつけると、大変な金額になってしまいます。
さらに照明の価格は、上を見たらキリがありません。「新築だから、ちょっといい照明を・・・」と思い始めると、初期費用はみるみる膨れ上がっていきますよ。
家を買ったときに手元にお金を残したいなら、当面は使う部屋だけの照明を買いそろえるようにしましょう。
賃貸アパートで使っていた照明があれば、そのまま流用しましょう。
使わない部屋に照明がなくても、案外困らないものですよ。
2・家具や家電が足りなくても、困らない。
「新居での生活に困りたくない!必要なものを買い揃えたい、準備したい!」
せっかくの新しい生活で「不便な思いをしたくない」と思うのが、人の心でごいます。
しかし私は節約スピリッツ全開で、ほぼ何も買わない状態で新居に入居しました。
「何もない状態で、さぞ不便な生活が待っているだろう」と思われましたが、いざ入居してみると、まったく不自由のない生活でした。
・・・はて。これはいかに?
ソファがない。大型テレビがない。照明がない部屋がある。
足りないものばかりだったので、生活に困ると思っていました。しかし新居での生活は、何事もなく普通の生活だったのです。
疑問に感じた私は、そっと瞳を閉じて、3秒ほど考えてみました。
もともとない状態で生活していたのですから、新居で足りなくても、困る訳がありませんな。ふふ(完全に決まった)
そうなのですよ。新居で「足りない、足りない!」と騒いでいるものは、それは最初から使ってないものではありませんか?
ソファも大型テレビも、オーブンレンジも、今まで住んでいた部屋で、そもそも使ってないじゃないですか。
よくよく考えれば、そういうことなのですよ。
「新居で必要だ!足りない!」と騒ぐ一方で、必要だと思っていた家具・家電はなくても困らないものだったりします。
もうね、ここは正直に言っちゃいましょうよ。必要だから買うのじゃなくて、「欲しいから買いたいんだ!」と。
3・最新モデルじゃなくてもイケる。
新居での家具・家電費用を抑えるためには、家電の最新モデルを諦めることが大切です。
家電の最新モデルは便利な機能がたくさんついているので憧れますが、最新モデルは高いのですよ。
昨年までは最新モデルだった1年型落ち品と比べると、倍の値段がついているケースもあります。
家電製品は、毎年新製品が発売され、新しい機能が次々と追加されます。
最新テクを搭載した家電は、「使ってみたい」「触ってみた」気持ちがうずうずします。
ですが、お言葉ですが、本当にその機能は必要でしょうか?
近年のエアコンは、「目(センサー)」がついているタイプが主流です。
センサーで人の動きを察知して、最適な風量、温度を自動で計算しています。そのため快適な冷房環境になり、電気代も安くなるとか。
「新築で家を買ったから、最新モデルの家電が欲しい!」というお気持ちはよく分かります。街の電気屋さんに行ったら、無性に最新機能に心踊りますもの。
しかしですよ、ちょっと冷静に考えて下さいよ。センサーがついていて、人体を感知するエアコンは、本当にそこまで必要でしょうか?
私は住宅購入時の初期費用を30万円に抑えましたが、やはり家電の最新モデルは諦めました。
リビング用に買ったエアコンは、
・マイナーメーカー(三菱重工)
・1年型落ちモデル
非常にオーソドックスな機能のエアコンでした。
心躍る最新機能は何もついてませんでしたが、その分クソ安かったですよ。20畳タイプで10万円という価格は、他メーカーの最新モデルでは6畳タイプになります。
しかしマイナーメーカー&型落ちモデルでも、冷房・暖房にまったく問題はありません。むしろ、期待以上の活躍に毎日感謝すらしております。
つまりですよ、家を買ったときに買いそろえる家電は、最新モデルじゃなくても全然イケる!、ということです。
最新モデルに投資するお金は、ぜひ今後の住宅ローン返済に充てて下さいませ。この先35年、長い戦いですので。
4・ネットで家具・家電を買うと、店舗の半額で買える!
住宅購入時の家具・家電の初期費用を抑えるためには、ネットを活用することがおすすめでございます。
なぜならネットで家具・家電を買うと、店舗の半額程度で買えるからですよ。(もちろん、モノによります)
とくにインテリアショップで売られている家具は、ネットから購入することで大幅にコストカットすることができますよ。
「ネットが安いのは知っている・・・でも・・・」
あなたがネットから家具・家電を購入することをためらうのも、無理もありません。
・大型商品で、搬入できるか不安。
・見て触って動かして、質感を試してみたい。
・長く使うものだから、信頼できる実店舗で買いたい。
ネットでの購入は価格のメリットがありますが、反面デメリットもあります。
それに家具は安い買い物ではないですから、やはり実店舗でじっくり選んで買いたいですよね。
そのお気持ちはよく分かります。
ですがやはりネットの価格は魅力的なのですよね。インテリアショップにあった家具が、ネットで半額で売っていた・・・というケースも知っています。
インテリアショップは広く、明るい店内で、親切な販売員がVIP待遇でもてなしてくれます。
ですがこの経費は、家具の品質とは関係ありませんよね?これらの経費は、商品代金に上乗せされているだけなのです。
住宅購入時の家具・家電の初期費用を抑えるためには、ネットでの購入がおすすめです。
ネットの驚異的な価格で必要なものを買いそろえることで、住宅購入の初期費用を安くすることができますよ。
家具・家電は、選んでいるときが1番楽しい。
そして最後に家具・家電の費用を抑えたいなら、ぜひ覚えて頂きたいことがございます。
それは、「家具・家電は選んでいる時が一番楽しい」、ということでございます。
インテリアショップに家族で出かけ、新しいライフスタイルを話しながら家具を見る。予算オーバーで買えないような高級家具は、見ているだけで夢が広がります。
家電量販店で、最新モデルのスペックを比較するのも楽しいですよね。デモ機を使って機能を体感するのも、楽しいものでございます。
新しい家具・家電を買うことは大変で頭を悩ましますが、
「この家具を買ったら、こんな生活が待っているだろうな」
「次はこんな家電を買いたいなぁ・・・」
などと、理想の生活を想像(創造)するのが楽しいのですよね。
しかし住宅購入に合わせて、いっきに家具・家電を買いそろえてしまうと、この先に一体何の楽しみがあるのでしょうか?
理想の暮らしは手に入った気がするけど、あの頃のワクワク感がありません。
・・・さみちい・・・。
家を買う時に全部買ってしまうと、理想の暮らしを想像(創造)する楽しみがなくなってしまいます。
入居してから、必要なものをゆっくり買い足して行けば、手元にお金も残りますし、理想の暮らしを想像(創造)する楽しみも続きます。
ぜひこのワクワク感を、末永く楽しみましょう!
まとめ:住宅購入の初期費用を抑えるべし!
それでは、まとめましょう。
住宅購入(建売住宅)時にかかった家具・家電の費用と、安く抑えるポイントは次の通りでございます。
1・住宅購入時にかかった家具・家電の費用:29.3万円
2・照明は後からでもいい。
3・足りなくても困らない。
4・最新モデルじゃなくてもイケる。
5・ネットを有効活用する。
6・家具、家電は選んでいるときが一番楽しい。
「必要な家具・家電の費用は100万です!」と言われてチビりそうになりましたが、私は29.3万円しか使いませんでした。
その秘密は、いっきに買いそろえるのではなく、必要になったタイミングでゆっくりゆっくり買いそろえたから、であります。
また、家電の最新モデルにはご注意下さいませ。その最新機能がなくとも、全然イケますから。
上手にお金を手元に残して、住宅購入時のピンチを乗り切りましょう!
それでは、また!
「マイホームを買ったあと、何に・いくら必要になるの?」
入居して2年間にかかった費用をすべてお伝えしております。
「家が欲しい!」
と思ったら、いきなり住宅展示場に行く前に、まずは注文住宅のカタログ請求がおすすめです。
人気物件はネットに公開されません。ネットに公開されない人気物件を探すには、こちらの記事へ!
いやいやいや、どんだけいい家具・家電を買うのですか?高級輸入家具でも買うのですか?