今の家賃で家が買える?新築に入居して2年間でかかった費用を計算してみた。

こんにちは。

 

「今の家賃で家が買えます!」

 

住宅のチラシでよく見かけるキャッチフレーズですが、本当に今の家賃で家が買えるのでしょうか?

もし本当に今の家賃で家が買えるなら、大問題でございます。

今すぐ賃貸を引き払い、マイホームを買わないともったいないじゃないですか・・・本当に今の家賃で買えるならね・・・。

 

しかし私は2年前に新築の建売住宅を買いましたが、率直に思うのは

家賃と同じ金額で家を買うのは、無理じゃないですか?

ということでございます。

たとえ「今の家賃=住宅ローン」となっていても、無理だと思います。

 

「節約マイスター」、別の名を「1円玉の貴公子」と知られる私ですら、マイホームを買って2年間で「思っていた以上にお金を使ってしまった」感があります。

住宅ローンだけ見れば、家賃と同額以下になりましたが、入居してからの費用を計算すると、「今の家賃で家が買える!」のは無理だと思います。

 

そこでこの記事では、

・家を買って2年間で支払ったお金、経費

・これから支払うことになるお金、経費

について、ウソ偽りなく暴露させて頂きたいと思います。

 

「今の家賃で家が買える?じゃあ、買っちゃおうかな・・・」

 

と、思ったあなた。それは危険な話でございますよ。ご注意くださいませ。

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いくら必要?住宅購入後、2年間で払ったお金。

「今の家賃=住宅ローン」となっていても、今の家賃と同額だけで家を買うことは難しいでしょう。

なぜなら家を買うことによって、増える出費があるからです。

私は新築の建売住宅を購入したところ、入居してから次の費用がかかりました。結構痛いです。

 

インテリアの費用。

家を買うと増える出費は、インテリアの費用です。

新しく家を買うと、そこに似合うインテリアが欲しくなります

・広くなったリビングに置けるソファが欲しい。

・リビングにオシャレな照明をつけたい。

・賃貸では置けなかった、大型の冷蔵庫が欲しい。

人間不思議なもので、抑圧された環境では、物欲もわかないのです。

しかし広い一軒家に引越して抑圧から解放されると、物欲が止まらなくなるのですよ。

 

また部屋の数も多くなるので、照明やカーテン、収納用品もたくさん必要になります。

1つ1つは高くありませんが、数がまとまると痛い出費となります。

 

家を手に入れると、「憧れのライフスタイルに手が届くかも!?」という淡い期待も手に入れてしまいます。

淡い期待は上手くコントロールしなければ、出費がとめどなく流れていきますよ。

 

 

マイホーム購入にあたってかなり節約したつもりでしたが、新築に入居してからインテリアに使った費用は予算をかなりオーバーしました。

 

1・3人掛け和風ソファ 7万円 
(大きいソファ置ける広いリビングになったら、大きいソファが欲しくなった。)

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2017.03.17

2・シングル畳ベッド  4万円 
(ベッドが2つ置ける広い寝室になったので、ベッドが欲しくなった。)

3・リビング和風照明 2万円
(新築だし、こだわりの照明が欲しくなった。)

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4・リビング用エアコン 10万円
(17畳のリビングに対応するエアコンは、やはり高かった。)

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5・冷蔵庫    15万円
(大きい冷蔵庫が置ける間取りになったので、大きい冷蔵庫が欲しくなった。)

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入居してからインテリアに使ったお金、合計38万円なり。

インテリアに38万円。思っている以上に使ってしまった、と反省しております。

でも欲しかったんですもの。

新築の家を買って、広い部屋になったから、お気に入りのインテリアが置きたくなってしまったですもの。

 

エクステリア費用。

家を買うと、エクステリアを整備・メンテナンスする必要がありますが、エクステリア費用は高いのですよね。

少し庭をキレイに仕上げようとしたら、100万、200万、ぽんと超えてしまう世界なのです。

 

私が買った新築の建売住宅は、エクステリアは何も整備されていない状態でした。

芝でも砂利でもなく、工事した後のような剥き出しの土だったのです。

ですので、ストレスなく生活するための必要最低限のエクステリア工事が必要でした。

予算を抑えたかったですが、やはりエクステリア費用も完全に予算をオーバーしました。

 

1・テラス屋根       8万円
(洗濯物干しがなかったので設置。)

2・テラス床 御影石  3万円
(テラスしたの保護に設置。DIY。)

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3・メッシュフェンス   8万円
(お隣さんとの境界がなかったので、設置。)

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4・庭砂利      3万円
(土埃、水はけ改善のため購入。DIY。)

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5・ブロック塀追加・レベル調整    8万円

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6・物置   18万円
(家を買ったら物が増えたので、設置。)

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入居してからインテリアに使ったお金、合計48万円なり。

 

よ・・・48万ですと・・・?

この私が48万円も使ってしまったですと・・・?

DIYをしながらコストを削減したのですが、この金額とは。

 

にわかには信じがたい金額になってしまいましたが、やはり48万円かかっていたみたいですね。てへ。

しかし家を買うと、エクステリアはある程度は整備しないといけません。

それは必要経費のようなものでしょう。だって整備しないと雑草だらけになってしまいますし。

 

今の家賃と同じ住宅ローンの支払い額だったとしても、こんなに追加費用がかかるのですね・・・。

 

税金・保険など

また家を買うことによって発生する税金、保険の費用も痛い出費でした。

家を買うことによる税金は、

・固定資産税

・都市計画税

が毎年かかります。

固定資産税、都市計画税は、

・購入した家の条件

・お住まいの地域

によって金額が変わります。

 

私の場合ですと、固定資産税・都市計画税は、年間10万円でした(ただし優遇期間中の金額)。

月額にすれば、8,300円も払っていることになります。

月額8,300円ですと?

これでは家賃と同額で家を買うことは不可能なのでは・・・?

いくら低金利で住宅ローン返済を抑えても、固定資産税・都市計画税を加味すれば、「今の家賃で家が買える!」が夢であることに気づかされます。

 

さらに家を買ったら火災保険に入る必要があります。

火災保険に加入しなければ、ハウスメーカーも家を売ってくれません。私もしぶしぶ加入しました。

火災保険は保険内容によって、価格はピンキリです。

私は「キリ」の方の保険に加入しましたが、それでも3年間で5万円もの保険料がかかります。

格安の保険にしても、3年間で5万円の出費・・・。

賃貸のときは火災保険ももっと安かったのに・・・。

 

税金・保険で私が2年間でお支払いした金額は、

・固定資産税、都市計画税 2年分:20万円

・火災保険 3年分:5万円

・合計 :25万円

「住宅ローン以外にも、見えない出費が山ほどある」

 

住宅を購入するときは、住宅ローン以外にもかかるお金をきちんと把握しなくてはいけませんね。

 

今後発生する、修理費用など。

「今の家賃で家が買える!」

 

ウソだ・・・そいつはウソだ・・・!!

ここまで記事を読んで下さったあなたは、心の中でそう叫びませんでしたか?

 

ですが、まだ驚くのは早いです。

なぜなら今計算した費用は、家を買ってからわずか2年でかかった費用だけだからです。

家は古くなるほど費用がかさみます。修理費、メンテナンスが必要になります。

・シロアリの処理:5万円(5年に一度)

・屋根のふき替え:30万円~(10年に一度)

・外壁の再塗装:50万円~(10年に一度)

築10年で100万円かかりそうな勢いではないですか。

住宅ローンで苦しんでいる場合ではありませんぞ・・・。

「家賃=住宅ローン」だとしても、それだけで住宅購入に踏み切るのは、少々危険かもしれません。

建売の保証内容・アフターサービスは?大切な家を守る為に必要なこと。

2017.05.25

 

まとめ:住宅ローン以外の費用が高かった!

それでは、まとめましょう。

新築で家を買ってから2年間で払った費用は、こちらの通りでございます。

1・インテリア:38万円

2・エクステリア:48万円

3・税金、保険:25万円

4・総合計:111万円(今後は修理費用がかかる見込み)

2年間で111万円ですか。実に恐ろしい金額ですね。しかしもう払ってしまいましたので、仕方ありません。

お金の話だけすると、「こんなにお金がかかるなら、家は買わない方がいいのか?」と思いそうですが、私は2年間に111万円も払いながらも、全力で「買ってよかった!」と思ってます。

なぜなら家を買って得られる家族との思い出は、まさにプライスレスだからです。

家を買って、広い家で子育てできることは、この上ない喜びですね。

 

「今の家賃で家が買える!」は、煽り成分の高めなキャッチフレーズでしょう。

今の家賃と住宅ローンが同じ金額でも、家を買うことで出費が増えるので注意が必要です。

ですので、

・家を買ったら、どんな暮らしがしたいのか?

・その暮らしをするために、いくら必要なのか?

を、あらかじめ計算しておくと安心です。

 

「家が欲しいかも・・・」

 

と思ったら、まずはマイホームを買ったときのライフスタイルを考えることからスタートしましょう。

それでは、また!

 

思い立ったら、すぐ行動した方がいい。

「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。

なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。

 

しかし何も行動しないままでは、マイホームの夢は叶いません。

マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。

住宅展示場のデメリット

・営業マンに拘束される。

・親切に対応されると、断りづらい。

・断りづらいと、うっかり契約しがち。

ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。

ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。

カタログ・資料を取りよせるときは、カタログ一括請求サービスがおすすめですよ。

 

カタログ一括請求サービスのメリット

一括請求サービスのメリット

・めんどうな入力が1回で済む。

・営業されるリスクが低い。

・自分の知らないハウスメーカーまで比較、検討できる。

一括請求サービスを使うなら、業界最大手のLIFULL HOME’S注文住宅を使ってみてください。

提携しているハウスメーカーも多いですし、信頼度も抜群です。

今のうちにカタログ・資料を請求しておいて、家族と笑顔で暮らせるマイホームを手に入れましょう!

 

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2016.12.12

 

 

「家を買うと、損する」と、分かっていながら、私は家を買いました。

その理由をこちらの記事で解説させて頂きました。

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