こんにちは、年収300万で建売住宅を購入した、でございます。
家を買う時に最後の山場になるのが、住宅ローンの審査でございます。
住宅ローンの審査に落ちてしまうと、欲しい家を目の前にしながら、泣く泣く家を諦めないといけません。
そこで気になってしまうのが、住宅ローンに落ちてしまう人の特徴ですよね。
私も年収300万で家を買おうとしたものですから、生きた心地はしませんでした。
そこでこの記事では、
・住宅ローンの審査で落ちる人は、どんな特徴があるのか?
・住宅ローンの審査に落ちる人にならないには、どうしたらいいのか?
私の涙ぐましい努力を交えながら、解説させて頂きます。
ぜひ最後まで読んで、住宅ローンの審査をクリアしましょう!
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この記事の概要
あなたは大丈夫?住宅ローンの審査基準。
住宅ローンは、どんな基準で審査しているのかご存じですか?
敵の詳細な情報が分かれば、なにも恐れることはありません。しっかり事前対策ができるじゃないですか。
住宅ローンの審査基準は、この7つになります。
1・収入と住宅ローン借入額のバランス
2・借りるとき、完済するときの年齢
3・勤続年数
4・雇用形態
5・健康状態
6・住宅ローン以外に借り入れがある。
7・返済が遅れたことがある。
住宅ローンの審査に落ちないためにも、あらかじめ審査基準はしっかりと把握しておきましょう。
1・収入と住宅ローン借入額のバランス。
住宅ローンの審査では、収入と住宅ローン借入額のバランスが審査されます。
「家を買うには年収400万以上が必要だ!」との都市伝説もありますが、大切なのは収入の高さではなく、バランスなのです。
収入と住宅ローン借入額のバランス。これが大切です。
例えば、
・年収500万でありながら、住宅ローンを4,000万借りる
・年収300万で1,500万借りる
年収500万の方が収入が多いですが、借りる金額4,000万は年収の8倍です。
一方で、年収300万であっても、借りる金額1,500万は年収の5倍です。
この場合、年収300万で1,500万借りる方が返済比率(収入に対する返済の割合)が少なく、バランスが取れていると判断されます。
そうですか、そうですか。それでは今日から安心してノー残業で帰宅しましょう。
しかしご注意下さいませ。
借りられる住宅ローンが少なければ、それだけ選べる家も少なくなります。
住宅購入の選択肢を広げるという意味では、収入が高いのは正義でございます。
2・借りるとき、完済するときの年齢。
住宅ローンでは、
・借りるときの年齢
・完済するときの年齢
が審査されます。
完済するときの年齢とは、住宅ローンを全部返し終わるときの年齢のことです。35年で完済する予定なら、家を買ってから35年後の年齢になります。
借りるときの年齢とは、家を買ったとき(住宅ローンを借りた時)の年齢でございます。
完済するときの年齢が高くなると、銀行から返済能力を疑問視され、住宅ローン審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
銀行では完済時の年齢が80歳未満に設定されていることが多いです。
もし住宅ローンを35年かけて完済するつもりなら、「80-35=45歳」がタイムリミットになりますね。
だから・・・住宅ローン、貸して下さい・・・。
仮に住宅ローンを15年で返済するつもりならば、「80-15=55歳」という計算になります。
しかし借りるときの年齢も審査基準なので、不利になることは変わりません。
何歳までに家を買う決まりはありませんが、年齢に応じた作戦は必要です。
3・勤続年数。
住宅ローンでは、会社に勤めている勤続年数が審査されます。
サラリーマンの場合、収入の多くは会社からの給料でございます。
年功序列制度が崩壊したとは言え、
「勤続年数が長い=それだけ安定して稼いできた実績がある。」
と銀行は判断します。
もちろん、勤続年数が短くても収入が高く、優秀な方はたくさんいます。
しかし住宅ローンでは35年もの長期返済になるので、これまでの安定して稼いだ実績が求められるのです。
銀行にすれば、安定した収入があるかどうかが知りたいところ。勤続年数はその指標になるのでございます。
4・雇用形態。
住宅ローンでは、雇用形態も審査基準に含まれます。
同じ収入、勤続年数であっても、
・正社員
・派遣社員
・契約社員
雇用形態によって、審査基準のハードルは変わります。
日本の雇用システムでは、正社員は無双級に強いです。
よほど大ごとな悪事をしなければ、解雇されることはありません。
会社がつぶれない限りは安定収入が得られる正社員は、住宅ローン審査で有利になります。
しかしその反対に、派遣社員・契約社員は、「返済能力に不安がある」と判断され、住宅ローン審査で厳しくされてしまいます。
実際には正社員であっても、
・会社の命令に従わなくてはいけない。
・給料が増える保証はない。
・会社がつぶれるかもしれない。
・突然リストラされるかもしれない。
などのリスクはあるのですが、住宅ローンを借りる上では、依然として有利なのですよね。
5・健康状態。
住宅ローン審査の盲点になりがちなのが、借りる人の健康状態です。
住宅ローンを借りるとき、「団体信用生命保険」(団信)に加入することになります。
もし健康状態に不安があり、手術歴・病歴がある場合、保険に加入できない場合があります。
住宅ローンを借りる時に加入が義務つけられている保険。加入者が死亡、高度障害になったときに生命保険会社がローン残高を支払うというもの。
団信はありがたい保険ですが、健康状態に不安があると、それがネックに住宅ローンに落ちる可能性があるのです。
6・住宅ローン以外に借り入れがある。
車のローンや消費者金融など、住宅ローン以外にも借り入れがあると、住宅ローン審査で不利に判断されます。
クレジットカードのリポ払いもあわせて審査されますので、ご注意くださいませ。
また住宅ローン以外に借り入れがあると、借りられる住宅ローンの上限も下がります。
7・過去に返済が遅れたことがある。
現在、ほかの借り入れがなくても、過去に返済に遅れたことがある方は要注意でございます。
なぜなら銀行は過去のあなたの返済履歴を調べ、長期スパンでの返済能力を判断しようとするからです。
とくに消費者金融系での返済遅れは危険ですよ。
住宅ローン審査に悪く響きますので、住宅ローンに落ちる可能性が高くなってしまいます。
住宅ローン審査で落ちる人にならないために。
私は年収300万で1700万の住宅ローンを借りました。借入金額は、収入の5倍を超えます。
住宅ローン審査に臨むとき不安な気持ちはありましたが、その一方で「ここまでしたから、大丈夫だろう・・」との算段もありました。
住宅ローン審査に落ちないために、次のことに気をつけましたよ。
高い家は買わない。
住宅ローン審査で落ちないために一番大切なことは、「高い家は買わない」、でございます。
「なにそれ?当たり前じゃない?」
もしやあなたは、予想以上に当たり前のことを言われて、鼻で笑いませんでしたか?
いや、いいんですよ。「高い家を買わない!」なんて、当たり前すぎますもんね。
しかし残念ながら、住宅購入では当たり前のことが、当たり前にできてないのですよ。みんなすんごい背伸びして家を買ってしまうのです。
高い家を買えば、住宅ローンの借入額が増えます。
いくら収入が高くても、借入額が増えれば、収入と住宅ローンのバランスが崩れます。すると、住宅ローン審査に落ちてしまいます。・・・じつにシンプルな原理ですね。
ですので、「住宅ローン審査に落ちたくない!絶対、家が欲しい!」と思うなら、最初から高い家を見なきゃいいのですよ。
いいんです、いいんです、憧れのマイホームと言ったって、雨風凌げて、家族が笑いあえる空間があれば。
家は上を見たらキリがありません。
住宅ローンに絶対落ちたくないなら、最初から高い家を見なきゃいいのです。
住宅ローンに落ちるぐらいなら、全額頭金として使ってしまえ。
住宅ローン審査で落ちるのがイヤなら、持っているお金を全部、頭金として使ってしまうのもアリでしょう。
頭金を多くすれば、それだけ住宅ローンの借入額は少なくなります。その結果、収入と借入額のバランスがよくなり、住宅ローン審査に落ちる確率が下がります。
引越し代を払ったら、銀行の残高が10万円を切りそうになってマジで変な汗をかきましたぞ。
意外かもしれませんが、住宅ローンの審査では、
「今、いくら持っているか?家を買った後、いくら手元に残るか?」
は、さほど審査されないのですよ。審査されるのは、収入と借入額のバランスです。
・収入に不安がある
・勤続年数に不安がある。
それは仕方ありません。そういう状況なのですから。
しかしそうであればこそ、頭金を増やして住宅ローン借入額を減らす工夫も必要でございます。
中途半端に手元にお金を残して住宅ローンに落ちてしまっては、後悔しか残りませんよ。
転職するなら、家を買って落ち着いてから。
住宅ローン審査に落ちないためには、転職のタイミングも大切です。
うかつに転職してしまうと、例えヘッドハンティングで収入が上がろうと、審査基準の勤続年数がゼロにリセットされてしまいます。これでは審査に不利でございますよ。
あなたの転職が、スキルアップなのか、ヘッドハンティングなのか、私には分かりません。
ですが「将来的に家が欲しいかも」と、少しでも思うのなら、その転職は時期をずらすべきでしょう。
勤続年数のリセットは、時間でしか回復できません。いくら勤勉に働いたとしても、勤続年数だけは回復できません。
そのおかげで勤続年数はリセットされませんでした。
それが功を奏して、無事に家を買うことができました。
結婚は1つの住宅購入フラグ。結婚したら、家を買うまで転職は控えた方がいいかもしれません。
住宅ローン審査に落ちないためには、日ごろの節約が大切!
住宅ローン審査に落ちないコツは色々ありますが、つまるところ最も大切なことがございます。
それは日頃の節約習慣です。
日頃の生活より、
・高いモノは買わない
・無駄なモノは買わない
節約習慣が確立されていれば、住宅ローン審査で苦しむことはないでしょう。
なぜなら、身の丈にあった家を買うのが当たり前になっているからです。
住宅ローン審査で落ちてしまうのは、やはり収入と借入額のバランスが悪いことが大きいでしょう。
つまり、「その収入で、借りすぎだよ!!」と銀行から言われているのですね。
身の丈にあった家を買うのは、言ってしまえば当たり前のことです。
しかし「一生に一度の住宅購入だ!」とお祭り騒ぎになってしまい、高い家を買おうとするから、住宅ローンに落ちてしまうのです。
最初から無難に攻めていれば、手堅く住宅ローン審査を突破できますよ。
もちろん、日ごろの節約は頭金を増やすのにも効果的です。
1円でも多く頭金を増やせば、それだけ審査に通る確率は高くなりますから。
ぜひ日ごろから節約して、念願のマイホームをゲットしましょう!
まとめ:住宅ローン審査に落ちる人にならないためには・・・
住宅ローン審査で落ちる人にならないには、どうしたらいいのか・・・。
その結論は、単純にして明快です。
無理して高い家を買わなければいいのです。身の丈にあった家を選べば、収入と借入額のバランスが悪くなることはありません。
1・高い家は買わない。
2・審査に落ちるぐらいなら、頭金を多く払う。
3・転職するタイミングに気をつける。
4・日頃から節約習慣を心がける。
この4つを心にとめることで、住宅ローンをパスする確率は上がりますよ。
地味ではありますが、日ごろの節約習慣は本当に大切ですよ。1円玉を笑うものは、1円に泣くのです。
日ごろの努力はあなたを裏切りません。
ぜひ素敵なマイホームの夢を叶えましょう!それでは、また!
住宅ローンに審査に落ちても大丈夫!なぜなら住宅ローンを借りる方法は、こんなにあるのですから・・・。
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とは言っても、審査を受けるからには、絶対通りたいであります。