「家を買うと損する」と分かっていながら家を買った、たった1つの理由。

こんにちは、年収300万で建売住宅を購入した、でございます。

 

私は家を買うことが損することだと知りながら、買いました。

・・・なぜか?

それは家を買うこと自体がエンタメであり、二度と手に入らない貴重な思い出になると思ったからです。(ありふれた言葉でいうなら、プライスレス。)

 

家を買おうか迷っている方にとって、「家を買うことは得なのか、損なのか?」は、とても悩ましい問題ではないでしょうか?

家は35年の住宅ローンを背負う、とても重たい買い物です。買って損するぐらいなら、最初から買わない方がマシというもの。

 

しかしでございます。

年収300万ながら(結構)無茶して家を買ってしまった私は、事あるごとに思うのであります。

家を買って、本当によかった・・・!!

私が「家を買ってよかった!」と心の底から思える理由は、「マイホームでの暮らしは、すごく楽しい」からです。

 

そこでこの記事では、

・家を買うことは損なのか、得なのか?

・家を買うべき、本当の理由

について、解説させて頂きましょう。

家を買った人でしか分からない心境が、ここにあります。ぜひ最後までお読みくださいませ。

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家を買うことは、間違いなく損だ。

結論から申し上げましょう。

家を買うことは、間違いなく「損」でございます。

これは実際に家を買ってみて、手元の現金の減り具合をみてきた率直な感想です。

 

「家を買うことは損なのか、得なのか?」

 

人生を悩ます問題に対して、あっさりすぎる答えですが、事実なので仕方ありません。

私が「家を買うことは、損だ」と思うのには、3つの理由があります。

 

1・住宅ローンの重圧がハンパない。

「家を買うのは、損だ。」

 

これは家を買った人にしか分からない境地です。

なぜなら住宅ローンの重圧は、家を買ってみないと経験できないからですよ。

どんなに優秀なFPや住宅ローンの専門家ですら、住宅ローンを借りてみて、35年の重みに潰されてみないと、本当の重みは分かりません。

 

私だって、住宅ローンを借りるときは「本当に返済できるのかな?」と不安になり、何度も返済シミュレーションをしました。

その結果、「大丈夫、払える!」と思って借りたワケなのですが、いざ借りてみたら、35年の住宅ローンの重みにすぐに潰されました。

上司
・・・最近、家買ったんだよな?

それじゃ、会社辞めさせられたら困るよな・・・なら、もっと売上上げろよ?けひひひひ・・・

い、イエス、上司・・・!(家という人質が取られているので、簡単にノーと言えません・・・)

住宅ローンには、返済額以上の重みがあります。

 

「あなたは本当に35年間、返済できますか?」

 

銀行からの問いかけに、迷わず「イエス」と答えたはずなのに、あまりの重圧に逃げ出したくなります。

ですので、例え「家賃=住宅ローンの返済額」であっても、メンタルにかかる負担は家を買った方が大きいです。

それはつまり、重圧を受ける分だけ「損」している、ということになりますよね。

「払えなくなったら引っ越せばいい」と気楽にかまえられる賃貸に比べ、持ち家は重圧に耐えなくてはいけないので、「家を買うと損をするな」と思う訳でございます。

 

2・賃貸よりも多い、住宅関連の出費。

家を買うと賃貸よりも多い、住宅関連の出費を支払うことになります。

部屋が増えるので、

・カーテン

・照明

・網戸

・家具

・エアコン

など、新しく追加しなくてはいけません。

リビングのエアコンも、広い部屋で使えるハイパワータイプが必要です。6畳タイプなら5万円~で買えるのに、20畳タイプにもなると15万円~と、かなり高額になります。

 

さらに、家が古くなったときのリフォームも、持ち家なら自腹になります。

最初はまっさらな新築ですが、築年数が古くなるにしたがって持ち家はメンテナンスが必要になります。

入居して10年目では、

・屋根 再塗装

・外壁 打ち替え/塗装

・バルコニー床 補修

・給湯器 交換

などなど、総額100万円にものぼるメンテナンスが待っているのです。

 

ですが賃貸なら簡単です。

壊れたもの、困ったことがあれば、管理会社に電話一本かけるだけです。たった1本の電話で管理会社がすべて対応してくれます。・・・神ですね。

なんと・・・。賃貸では困ったら管理会社に電話一本するだけで解決したのに。

家を買ったら、次から次へとお金が飛んでいくのですが・・・。これはいかに?

 

また忘れてはいけないのが、庭の存在です。

庭を整備するのも、維持管理するのにもお金がかかりますから。

 

「家を買ったら、何をするにもお金がかかる」

 

この現実を受け入れたとき、あなたも「家を買うことは、損だ」と悟るでしょう。

 

3・家としての資産価値はすぐになくなる。

そして悲しい現実ですが、家としての資産価値はすぐになくなります。

今の日本の中古住宅市場では、築20年の物件では資産価値は「ほぼゼロ」として扱われます。

・2,000万円の建売住宅→築20年で、資産価値ゼロ

・5,000万円の豪邸→築20年で、資産価値ゼロ

あまりのショッキングな数字に、「ウソでしょ・・・?」と目をそむけたくなります。ですが、これが現実です。

あなたの買った家も、20年後は資産価値ゼロになるのです。

 

また家の資産価値は、20年を待たずしても下がっていきます。

・子供の落書き

・子供がおもちゃを引きずった、フローリングの傷

・おもちゃをぶつけた、壁紙の破れ

私も新築を買いましたが、入居してまだ3年なのに、もはや新築のおもかげしかないですよ?

たかが3年なのにこの傷みっぷりでは、売り出すときの価格が思いやられます。

 

つまるところ、家は買って住んだ瞬間から、価値は下がります。

ですので、家は売るときに損をします。よほどの一等地でない限り、これは避けられない定めでございます。

 

家を買う=最高に楽しい生活を手に入れること。

住宅購入を考えていた方にとって、生々しい話となってしまいました。申し訳ございません。

しかしこれは「損か、得か?」で考えたときの結論であって、「家を買うべきか?」の話ではありません。

イエス、マダム。

間違いなく、家は買うべきでございます。

 

「おいおい、明らかに矛盾しているぜ?ついに逝かれたか?」

 

・・・ご心配下さった方、ありがとうございます。大丈夫です、私はいたっていつも通りです。

ですが、本当にそうなんですよ。

家を買うと損をしますが、家は買うべきなんです。

なぜなら家の本当の価値はお金ではあらわせない、プライスレスだからです。

 

広い家で子供がのびのび遊ぶ姿。

あなたが「家、欲しいかも・・・」と思った理由は何ですか?

もしや「広い家で子供をのびのびと子育てしたいから」ではないでしょうか?

 

広い一軒家で子供に「静かにしなさい!」と言うことなく、子供をのびのびと育てたい。

休日は子供と一緒に庭で思いっきり遊びたい。

 

これは親ならば、一度は憧れるライフスタイルではないでしょうか。

 

私が家を買ったのも、子供をのびのび育てたいからでした。

広い一軒家で子供をのびのび育てられるのは、人生で最高の喜びです。子供が笑いながら家の中を走り回り、庭で泥だらけになって遊ぶ姿は、私の欲しかった幸せそのものです。

日々成長していく子供たちの記録も、まさにプライスレスです。

1つとして同じものがない日常を、マイホームという最高のステージで楽しめるのは、どんなエンタメよりも興奮し、鮮明に記憶されます。

家は損するから買わないですと?

いいえ、マダム。家を買うことは、プライスレスの思い出を手に入れることですよ。

「家を買うと、損するから買わない」

 

これは正論ですが、大切なことを忘れています。

なぜなら家を買う本質は、プライスレスな家族の思い出を手に入れることなのですから。

一軒家の魅力は圧倒的な広さ。広さこそ、最高の贅沢という理由を熱く解説!

2017.04.15

 

自分の趣味を満喫する楽しみ。

家を買うことは、子供の成長を見守ることだけではありません。

家を買うと、自分も趣味を満喫することができます

だってほら、賃貸アパートに住んでいると知らず知らずのうちに「賃貸だから・・・」と我慢してなかったですか?

・本当はこの家具が欲しいけど、大きいから置けない・・・。

・本当は家庭菜園したいけど、ベランダのスペースが限られているから我慢する・・・。

・本当はアウトドア用品を買いたいけど、収納スペースがないから我慢する・・・。

私だって大人ですので、賃貸アパートに住んでいるときは、その辺はしっかりと我慢しながら社会生活してましたよ。

本当は思いっきりアクアリウム楽しみたかったですが、部屋が狭いから小さい水槽で我慢してました。

しかし家を買ったことで、狭いという理由で趣味を我慢する理由がなくなりました。リミッター解除、でございます。

 

リミッター解除、もう私をとめる存在は誰もいません。コントロールが効かなくなった私は、自宅に池を掘る暴挙に出ました。

最初は庭の水はけ工事の一環で、川を作ったのが始まりでしたが、

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川岸を石で補強しているうちに、池が掘ってみたくなり・・・

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最終的には、池になりました。

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今ではメダカが元気に泳いでおります。

ホテアオイ

自分の家ですから。何も我慢する必要ありません。

思う存分、楽しめばいいのです。あなたは家を買ったら、何して遊びますか?

控えめに言っても、持ち家って最高に楽しいですよ?

DIY初心者でも簡単にできる、防水シートで庭に子供が遊べる池を作る方法!

2017.07.06

 

ただし家を買うなら、予算に注意。

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「家は損するから買わない」と思っていたあなたも、だんだん家が欲しくなってきた頃でしょうか。

しかしご注意下さいませ。

「家は楽しいから買うべき」とは言っても、なんでも「買えばいい」という訳ではございません

家を買うときは、お金、つまり予算に注意しなくてはいけません。

 

家はお金をかけなくても、十分に楽しいということ。

家を買うことは、とても楽しいことです。

子供の成長はプライスレス。自分の趣味に没頭できるのも幸せ。

それが実現できるのも、家という「箱」があるからです。

 

しかし家は、上を見たらキリがありません。

最新設備に快適性能。エアコン1台で夏涼しく過ごせる、断熱性能がケタ違いの家だってございます。

しかしながら、私が「家は楽しい」と提唱するのは、お金をかけなくても楽しめることばかりです。

 

最新設備やデザイン住宅でなくとも、子供をのびのび育てることは可能です。

自分の趣味も、家の性能とは関係がありません。

 

つまり家は値段に関係なく、楽しむことができるのでございます。

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安い家は資産になり得る。

家の価格で覚えておきたいのが、「安い家は、資産になり得る」ということです。

安い家は、あなたの財布にお金をもたらしてくれます。頼りがいのある資産になってくれるのです。

・・・はい?

いや、家を買ったら資産価値はすぐなくなるのでは?そもそも、どうして安い家が資産になるのでしょうか?

その答えは、税制優遇にあります。

税制優遇を120%活用することで、あなたの財布にお金を持ってくる家になり得るのです。

 

例えば家を買うと30万円(最大)貰える、「すまい給付金」がございます。

この給付は、2,500万の家を買ったとしても、4,000万の家を買ったとしても、貰える金額はどちらも同じ30万円です。(収入による条件あり)

これは給付金30万円貰うために、「2,500万払うのか、4,000万払うのか、どちらが得か?」、と考えると分かりやすいでしょう。

 

家を買うことで得られる給付には、上限があります。

給付金、税制優遇の上限額を貰うために、いくら必要か(いくらの家が必要か)が、その家が資産になるかどうかの分かれ道になりますよ。

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マイホームの楽しさを知って欲しい。

お金の話だけすれば、家は買わない方がお得です。

しかし「損をするから買わない」という発想では、少し寂しくないですか?

・おいしいご飯が食べられるお店→カロリーさえ取れれば問題ない。小麦粉練って食べよう!

・かっこいい服→寒さに対応すれば問題ない。

・高級感のある車→走れば十分。中古の軽自動車でいい!

なにごとにおいても、「要・不要」だけで考えると、人生の楽しみが狭まってしまいます。

はたして私たちは何のために生きているのでしょうか?1ミリでもお得に生きるために生まれたのでしょうか?

 

・・・ちがいますよね。

もちろん「お得」は心おどるキーワードです。しかしもっと楽しんでも、いいんじゃないですか?

 

住宅購入そのものも、かけがえのない思い出になる。

「でも、やっぱりお金は不安だし・・・」

「住宅ローン払えるか不安だし・・・」

 

あなたがお金のことを不安に思うのは当然です。私もとても不安でした。

ただ1つ申し上げたいのは、「住宅購入そのものが楽しい」、ということです。

私は最終的に建売住宅を買いましたが、それまですべての選択肢を検討しました。

・注文住宅

・建売住宅

・マンション(新築・中古)

・中古住宅(一軒家)

もとから一軒家が欲しかったので、注文住宅を検討しているときは楽しかったですよ。

予算の問題で契約にこそなりませんでしたが、注文住宅の家作りは本当に楽しかったです。

あと20年後、もう一度チャンスがあれば家作りを楽しみたいですな。

「損か、得か?」ではありません。楽しいんですよ、住宅購入は。

「契約する・しない」は、あなたのご判断です。

ですので、まずは住宅購入の楽しさを体験して頂きたいなと思ってます。

 

まとめ:家は損するけど、買うべき。

家を買うべき本当の理由は、次の通りでございます。

1・家は損得で考えたら、間違いなく損。

2・しかし家を買う本質は、その家に住むことでプライスレスな家族の思い出を手に入れること。

3・目先の損よりも、プライスレスな家族の思い出の方が大切。

4・家を買うなら、資産になり得る家を。

「家を買うことは、損なのか得なのか?」

これは誰しも頭を悩ます問題です。誰しも損をしたくないですし、一生懸命、購入後のシミュレーションをします。

 

しかし家を買う本質は違います。

家を買う本質は、プライスレスな家族の思い出を手に入ることにあります。得するから買う訳ではありません。

あなたもマイホームで素敵な家族の思い出を作ってみませんか?

ぜひ素敵な家作りを。それでは、また!

 

思い立ったら、すぐ行動した方がいい。

「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。

なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。

 

しかし何も行動しないままでは、マイホームの夢は叶いません。

マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。

住宅展示場のデメリット

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ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。

ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。

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