こんにちは。
突然ですが、あなたは物置はどのメーカーも同じだと思っていませんか?
どのメーカーも同じような形して、同じようなサイズで、同じような価格で・・・。
ですがもしあなたが、どのメーカーの物置も同じだと思っているなら、今ここで間違いを正さねばなりません。
なぜなら物置こそ、メーカーによって差が出るからです。
物置にはイナバ・ヨド・タクボと、大手メーカーがあり、どのメーカーもそれぞれに特徴がある奥深い世界なのです。
私は悩みに悩んだ末に、イナバの物置ネクスタシリーズを購入しました。
そこでこの記事では、各メーカーの物置の特徴を触れながら、イナバ物置ネクスタのレビューをさせて頂きましょう。
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この記事の概要
イナバ・ヨド・タクボ それぞれの特徴と違い。
物置はどのメーカーも同じではありません。メーカーごとに特徴があり、違いがあります。
ですので、ただ単純に価格だけ比較して決めるのは、のちに後悔する原因になってしまいますよ。
耐久力が違う。
まず物置は、各メーカーによって耐久力が違ってきます。
なぜならメーカーによって、金属板の表面処理の方法が違うからです。
例えばヨド物置では、金属がサビないようにアルミ亜鉛メッキを施しております。
アルミ亜鉛メッキは、通常の亜鉛メッキにアルミの成分を加え、よりサビに強くしためっきでございます。
メーカーの報告では、通常の亜鉛メッキと比較して数倍も耐久力が優れているとのことです。
ちなみにですが、タクボ物置は通常の亜鉛メッキでございます。
亜鉛メッキでも十分にサビに強いですが、アルミ亜鉛メッキはそれ以上に強いということでございます。
メーカーごとにサイズが違う。
そして気をつけたいのが、サイズでございます。
物置はパッと見はただの四角い箱なので、どのメーカーの物置も同じようなサイズに見えてしまいます。
・・・ですが、ご注意下さいませ。
・・・ほら、全然サイズが違いますよね?
物置はメーカーによって、サイズが違います。
物置の共通規格がある訳ではないので、メーカーそれぞれ自由に製造しております。
特徴的なのは、タクボ物置です。
タクボ物置の中型物「mrストックマン」シリーズには、屋根の高さが高いハイルーフタイプがあります。その名も「mrトールマン」です。
イナバもヨドもハイルーフタイプがありますが、どちらも通常モデルの30cmアップ程度となっております。
しかしタクボ物置のハイルーフタイプは、さすがトールマンなのですよ。なんと通常タイプより、46cmも高いのです。
近くに行けばよく分かりますが、257cmは、首を痛めるぐらい高いです。(イナバはハイルーフでも237cm)
もちろん、高さだけでなく、間口、奥行きなどもメーカーによってサイズは違います。
購入するときは、自分にぴったりなサイズを各メーカーから探すのがポイントでございます。
扉の開閉構造が違う。
また扉の開閉構造にも気をつけねばなりません。なぜなら、これがまたメーカーで全然違うからですよ。
「物置の扉なんて、開けばいいじゃん!」
って思いませんか?
ですが、物置メーカーとしては、どうしてもこだわりたいようなのですよ。
まず特徴的なのが、ヨド物置でございます。ヨド物置の扉は、なんと空中に浮いているのです。
天井のレールから吊り下げているので、「何度も開閉しても劣化しない!」とメーカーは主張されております。
対してイナバ物置は、オーソドックスに下部レールに滑車がついております。レールはアルミでできており、耐久性を高めております。
またタクボ物置は、ヨド物置と同様吊り下げ式でありながら、なんと戸車にベアリングまで採用されております。
・・・はて、しかし物置の扉にこの静粛性は必要だったのでしょうか。
ですが思い返してみると、昭和生まれの物置が実家にありましたが、扉の開閉はサビて開きにくかった記憶があります。
物置の開閉は、想像以上に重要なのですね。
棚が違う。
そして見落としがちですが、メーカーによって棚の配置、耐荷重が変わってきます。
またもヨド物置ですが、ヨド物置の棚には、前面に柱がございません。
つまり耐荷重のすべてを背面だけで支える構造なのですね。
それでも200kgの重さに耐えられるのは、さすがと言える技術です。
とは言え、イナバ物置では前面の柱でも棚板を支える構造なので、耐荷重は200kg~250kgとなっており、業界屈指の最強強度でございます。
イナバ物置 ネクスタを買ってみた。
さて、それぞれの物置メーカーの特徴を解説して参りましたが、それらを踏まえた上で私はイナバ物置を購入しました。
どの物置を買おうか迷っている方のために、イナバ物置を選んだ理由、そして使ってみた感想をまとめておきましょう。
重視したのは、耐久力と堅牢性。
私がイナバ物置を選んだのは、耐久力、堅牢性を重視したからでございます。
イナバ物置と言えば、「やっぱりイナバ~」で締めくくられるゆかいなTVCMが有名すぎますが、イナバ物置の耐久力はどうやらCMだけではないようです。
業者さんから聞いた話ですが、イナバ物置は他のメーカーよりも厚みのある鉄板を使用しているとのこと。
また表面処理は通常の亜鉛メッキよりもサビに強い、リン酸亜鉛処理をしております。
さらにその上に、3コート塗装(ウレタン・アクリル・エポキシ)をしているのです。
イナバ物置は、名実ともに耐久性・堅牢製抜群なのであります。
また実際にイナバ物置を2年ほど使っておりますが、当然ながらサビてもいませんし、棚板も曲がっておりません。
収納力・使い勝手・密閉性よし。
イナバ物置ネクスタを買ってみての感想は、ずばり「収納力・使い勝手・密閉性よし」でございます。
つまりですね、物置として非の打ちどころがなかったのです。
購入したのはネクスタのハイルーフタイプ。棚板は4枚でございます。
タクボのmrトールマンの脅威の収納力(高さ257cm)にも惹かれましたが、イナバの収納力(高さ237cm)で十分でした。
段ボールや子供のおもちゃなどざっと入れてみましたが、まだまだ余力があり、頼もしい限りでございます。
物置が広すぎて、1枚の写真に収めらませんでした。こちらの写真、右側半分はガラガラに空いております。
またイナバ物置の扉は他メーカーと違い、下部に戸車がついているタイプでございます。
若干使いにくさを危惧しましたが、使い始めて2年、まったくもって使いやすいです。イエス、リピート アフター ミー。
そして物置で重要な密閉性ですが、これまた何の心配もいらない密閉性を有しておりました。
物置に保管して雨が侵入することはまずありませんし、埃(ほこり)の侵入もかなり少ない印象です。
2年間使っても、開口部ですらこの程度しか埃の侵入を許しておりません。
しかし長期間保管するならば、ビニールや段ボールで梱包するなどの埃対策は必要でしょう。
物置を買うなら、必ず相見積もりを取ろう。
「イナバの物置、ちょっと欲しいかも・・・」
と思ってくれたあなた。ありがとうございます。どうやら仲良くなれそうですね。
しかし物置を買うにあたり、ご注意頂きたいことがございます。
物置は販売会社によって、かなり値段が変わりますよ。
物置はどれも同じように見えますが、メーカーによって性能が違います。もちろん、価格も違います。
さらに各メーカーには販売系列があり、
・ホームセンターでは安かったけど、エクステリア専門店では高かった。
・エクステリア専門店では安かったけど、ホームセンターでは取り扱いがなかった。
などの違いがあるからです。
ですので、物置を買うときは、必ず2社以上から見積をとりましょう。
見積を比較検討することで、後悔しない買い物ができますよ。
ロイヤルガーデンなら、ネットから見積依頼ができる。
またお近くにホームセンターやエクステリア専門店がない方もいらっしゃると思います。
そんなときに活用したいのが、外溝工事のことなら【ロイヤルガーデン】です。
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それでいて無料とは・・・ありがたい・・・。
物置を購入するときは、相見積もりが大切です。
ロイヤルガーデンならネットから簡単に見積依頼ができるので、選択肢の1つとして活用したいところです。
まとめ:控え目にいいますが、イナバ物置、最高です。
「こいつは驚いたぜ、物置の世界がここまで深かったとは・・・!」
ここまで読んで下さったあなたは、物置の奥深い世界に驚かれたのではないでしょうか?
ですので、「物置はどのメーカーも同じ!」と思っていた方は、今すぐ悔い改めるべきなのですよ。
物置はメーカーごとに特徴があり、それぞれの熱い思いが込められているのです。
イナバ・ヨド・タクボと、日本には世界に誇る3大メーカーがあり、どのメーカーの製品も素晴らしい物置であります。
ですがあえておすすめを言うなれば、やはり耐久力・堅牢製に優れたイナバ物置でしょうか。
「やっぱりイナバ~」の愉快なCMに惑わされがちですが、その実力は折り紙付きでございますよ。
それでは、また!
まさか物置を単なる「収納」と思っていませんか?
いいえ、違うのです。物置は収納ではなく、大切な思い出を守る砦なのです。
モノを捨てる断捨離が流行っていますが、断捨離をして後悔したことがあります。
モノは「捨てればいい」のではないですよ!
と、とにかく耐久力が違うということですな!がっはっはっは!