庭を人力で転圧・整地!DIYで砂利を敷いた体験談

こんにちは。DIYで砂利を敷いた30代2児の父でございます。

 

私が購入した建売住宅の庭は、「むき出しの土」でございました。

むき出しの土は、風が吹けば土埃。雨が降れば、水たまりとなり、想像以上に過酷な環境でありました。

庭で遊ぶ子供の目に土埃が入って

パパ、おめめが痛いよう・・・

と、かわいそうな声を上げたり、洗濯物を干すが

ふええぇ!?洗濯物落としたよ!土まみれになった・・・がっくし・・・

と、悲鳴を上げたり、むき出しの土は非常にやっかいな存在でした。

「むき出しの土、早く消えろ!」と願うだけでは、むき出しの土が消えてなくなることはありません。

自分でなんとかするか、もしくはお金を払って誰か(業者)に依頼しなくてはいけません。

ですが私は住宅購入に頭金を突っ込んだばかりでございます。可能な限り1円足りとて払いたくありません。

ですので、私は自力で庭に砂利を敷き、土埃・水たまりを改善しようと思い立ったのであります。

この記事は費用をかけずに庭を整備したい目論むあなたに贈る、私の戦いの記録でございます。

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なぜ砂利を自力で敷こうと思ったのか?

しかし一体なぜ私は、自力で砂利を庭に敷こうと思ったのでしょうか。

これは単なる思いつきではありませんよ。しっかりとした理由があるのでございます。

 

砂利は安くて、庭を整地できるから。

砂利を選んだ理由は、まず安いからでございます。

砂利の中には1袋1000円~と高額な砂利もありますが、今回敷いたのは2tで2万円という激安な砂利(C-40砕石)でございます。運搬費込みでこのお値段ですから、かなりお安いですよね。

これなら激安で庭を整地できます。すげぇ・・・(理論的には)

 

簡単に敷けて整地できるのでは・・・?という淡い期待。

また砂利を選んだのは、砂利ならば簡単に自分で敷けると思ったからでございます。

だって砂利を敷くと言っても、やることは極めて単純じゃないですか。

スコップで砂利をすくって敷く。たったこれだけの作業でございます。

お恥ずかしながら私は不器用大魔王の称号を拝命しているほど不器用ですので、DIYがとにかく苦手でございます。

ですが砂利を敷くことぐらいなら、私でも庭を整地できるのではないか・・・と思ったので、自力で砂利を敷こうと思い立ったのであります。

 

整地したあとのメンテナンスが楽そうだ。

そして砂利を選んだのは、整地したあとのメンテナンスが楽そうだからです。

芝を張った場合は、施行後のメンテナンスが大変です。

・水やり

・芝刈り

・エアレーション

・肥料散布

・雑草駆除

特に芝が大きく成長する夏では、週1回の芝刈りでは足りないほどでありますから。

これは・・・無理でありますな。

自宅に芝を張ったら、メンテナンスが趣味でもない限り、芝のお世話は苦痛な日々になるでしょう。

ですが砂利のメンテナンスは驚くほど簡単でございますよ。と言いますか、ほぼメンテナンスフリーでございます。

定期的に雑草を抜くことぐらいでしょうか。砂利の下に防草シートを敷いたらさらに敵なしですね。

【庭作り体験談】芝より砂利。砂利敷き6つのメリット・デメリット!

2017.12.14

 

庭を整地するため、C-40砕石を自力で敷いてみた。

採石今回庭に敷く砂利は、2tでございます。2tトラックにこんもりと積載して運んで頂きました。

こちらの2tの砂利を、今から庭(広さ約60平米)に敷いていくのでありますな。

ほほー・・・これが2tの砂利ですかー。ははーなるほど・・・。

これは・・・無理ではないでしょうかね(汗)

庭に運ばれた大量の砂利の迫力は想像以上でした。本当に一人で敷けるのだろうか。

不安がよぎりましたが、運んでしまったものは仕方ありません。さて、あとはスコップで敷くだけでございますぞ。

 

整地作業①:スコップで、ただひたすら敷いていく。

自宅の庭に砂利を敷くのは、とても簡単であります。なぜならスコップですくって、砂利を運んで、目標地点に投下すればいいのですから。何も難しいスキルはいりません。

あまりにも簡単で、そして楽しそうに見えたのか、3歳の息子も小さなスコップで参戦してくれましたよ。

きゃっきゃっきゃっ!パパ、ボクも手伝うね。
子供と触れ合いながら、節約もできるとは。砂利を自分で敷くのも悪くありませんな。

ほほえましい親子の触れ合いを堪能しながら、私はスコップで砂利を敷き続けました。

 

「スコップひとすくい。」

 

数える単位が分からないので、数えようがないのですが、早朝から日が暮れるまでやり続けました

ただただ、途方もない作業でございました。そして孤独でありました。友達とワイワイしながらやれば、また楽しいかもしれないが、基本的には私1人であります。

手伝ってくれたは、可愛らしいスコップを放置したまま、どこか遊びに行ってしまいました。

 

砂利を敷く作業は連日続きます。週末は朝6時からスタートです。

と子供たちが眠っている横顔を見ながら、おもむろに起床、そして庭先に一人庭先に立つ私。

そして一人、もくもくと砂利を運び続ける。

いつの間にか太陽も高く昇り、家の中からは子供との笑い声が聞こえてくる。

きゃっきゃ、きゃっきゃ!!
次男
きゃいきゃいっ!きゃいきゃいっ!
こら~もう~、そんなことしちゃ、ダメでしょ~あははは~

・・・なぜに私は一人で早朝から庭先で肉体労働を!?答えの出ない自問を繰り返したのでありました。

 

整地作業②:スコップで砂利を撒いたら、転圧機で砂利を踏み固めよう!

ある程度の面積に砂利を敷くことができたら、次の作業は「転圧」でございます。

転圧とは?

重りで地面を突いて、固めること。

知ってましたか?地面(土・砂利)って、敷いただけだと、ものすごくフワフワして柔らかいのですよ。イメージとしては、耕した畑であります。

ですので砂利を庭に敷いたときも、転圧の作業が必要になります。

転圧をするには、自分の体重で踏み固める方法もありますが、効果は期待できません。体重の軽いマダムなら尚更でございます。

ですので、転圧機を使うことがお勧めであります。

ちなみに転圧機はあまりホームセンターでは売られていない(売っていても高い)ので、自作することがお勧めです。

大丈夫でございます、不器用キングの私でも自作できましたので。

 

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不器用パパでも簡単!庭の砂利敷きに必要な「転圧機」を自作してみた!

2017.05.19

「転圧機って、どうやって使うの?ヤダ、困ったわ・・・。」

ご安心下さいませ。転圧機の使い方は、恐ろしいほどに簡単でありますから。

まずは持ち手をもって、転圧機を持ち上げて・・・地面を、打つべし!打つべし!打つべしーーー!!であります。

どうですか?ご想像の通り、簡単ですよね。

ですがこの作業、とてつもなく体(筋肉)に響くのですよ。自作した転圧機は、重量ブロックを取り付けているのですが、これで5回も地面を突けば肉体は限界突破してしまいます

ですが、一か所を5回突いたところで、地面は依然として柔らかいままです。

かくなるうえは、根性論でございます。地面を上司の顔に見立てて、思いっきり打ち付けてみましょうか。

打つべし!!打つべし・・・!!う、打つべしーーーー!!

上司に見立てた地面を打ちつけた。これで私は大出世、間違いなしであります。

※上司とは仲良しです。

 

整地作業③:ちっとも進まない作業。

肉体の悲鳴とは別に、自力で砂利を敷く作業はちっとも進みません

砂利をスコップで撒く→転圧機で転圧する作業は、時間と疲労のわりに、全然進まないのですよ。丸一日やっても、畳一畳の広さしか終わらないとは。

私のほほを伝わる液体は、汗なのか涙なのか。そんなことを考える思考すら残らないほど、疲れました。とにかく疲れました。(そして終わらない。)

私はようやく気が付いたのであります。

そうか!自力で砂利を敷く作業は、コスパの悪い作業なのでありますな!納得!

納得して一人満足気にうなずいても、運び込まれた砂利は高くそびえたったままです。

一度初めてしまったものは、最後までやりきらなくてはいけません。

私はその後もスコップを持ち戦い続け、ようやく1か月かかって庭にすべての砂利を敷くことができました

 

庭の整地を簡単にやる方法があった!

庭に砂利を敷き詰める作業は、想像以上に過酷でございました。

意地っ張り根性のある私は、なんとか最後までやり遂げましたが、正直、もう2度とやりたくありません。

「お金は払うから、誰か他の人にやって欲しい。しかもできる限り安く・・・」

そんな想いから、庭の整地を簡単にやる方法を調べてみましたぞ。

 

「プレート」を使えば、驚くほど簡単にできるはず!

砂利を自力で敷くことで大変だったのは、転圧でございます。ですので、転圧さえ楽にできれば、相当な労力のカットになります。

転圧を楽にするには、土木工事で使われる「プレート」がお勧めです。

プレートは金属の板をエンジンの力で振動させ、地面を突き固める機械です。芝刈り機のように、ゆっくり手で押すことで簡単に転圧することができます。

ネットでも販売されており、1台10万円でございます。

あ・・・10万円ですか・・・高いであります。

まあ普通に10万円払うなら、最初から業者に依頼しておりますよね。

ですが、プレートはレンタルすることもできます。

ご参考までに機械レンタルのたまむらでは、プレートのレンタルは1日1000円~でございます。

1日1000円で借りれるなら、お借りしたいであります。

 

最初から外構工事のプロに聞く。

また庭に砂利を敷く作業は、最初から外構工事のプロに聞くのがお勧めです。

なぜなら自力でやるには、途方もない作業だからですよ。先ほどご紹介したプレートを使ったとしても、スコップで砂利を敷くのだって大変ですからね。

また「節約するために自分でやろう!」と思い、自宅に砂利を運んでしまってからでは遅いのですよ。

やってしまったら最後、あとは自力で最後までやるしかありませんから。

ですので、まずは行動する前にプロの意見を聞いておきましょう。プロはあなたの考えている以上の方法を教えてくれます。

 

しかもですよ、砂利を敷く相場ってすごく安いのです。

砂利敷の相場

・砂利の材料費:2tトラック1台・・・2万円

・作業人工:2人半日・・・・・・・・1万円×2人

・諸経費、交通費・・・・・・・・・・2万円

合計:6万円

や、安いな・・・。

 

外構の相談をするなら、近所のホームセンターのエクステリアコーナーに行って相談してもいいでしょう。

しかし、わざわざ出向かなくても、業者さんが来てくれるサービスがございますよ。(ただし関東エリアのみ)

自宅にいながら業者さんを呼ぶには、外溝工事のことなら【ロイヤルガーデン】がお勧めであります。

しかも依頼方法は、わずか30秒で終わるから驚きなのです。

こちらのリンク先のHPから、

・住所

・名前

・連絡先

・庭をどうしたいのか(砂利を敷きつめたいでもOK)

を入力するだけでございます。

無料見積依頼さえしておけば、あとは都合のいい日にちに外溝工事のロイヤルガーデンが自宅に来てくれます。

神か。ロイヤルガーデンさんは、神か。

私は人力で砂利を敷き詰めて、心底思いましたぞ。「もう2度とやりたくない」と。お金を払ってでも、プロにやって欲しい。私は心底思っております。

外溝工事のロイヤルガーデンは、見積りは無料です。

わざわざ自宅に来てくれても、無料でございますので。注文しなければ、一切お金がかかることはありません。

まとめ:整地は格安で依頼できる。無理してやらず、外注を。

もう既に私の身体は、筋肉疲労で動くことも間々なりません。

繰り返しになりますが、私はもう2度と人力では砂利は敷きませんよ。無謀でございました。

払うモノはしっかり払ってでも、プロに任せた方がいいことは、世の中にたくさんあるのですね、勉強になりましたよ。

キーボードを打つ手も震えだしたので、今日はこれで失礼致します。

それでは、また!

 

 

▽無謀なDIYに挑戦する前に、ぜひプロに相談してみてください。驚くほど簡単に整地してくれますよ。

外構工事はどこに頼むべき?失敗しない業者の選び方を徹底解説!

2017.07.16

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