窯業サイディングのメリット・デメリット!ハウスメーカーはどこが採用してる?

こんにちは。

 

安くてデザインが豊富なサイディングは、新築住宅のほとんどに採用されるメジャーな外壁です。

しかしその反面、

・安いだけで、メンテナンス費用が高いんでしょ?

・安いのは最初だけで、結局損するんでしょ?

・なんか安っぽいデザインだよね。

などと、悪いイメージが多いのも事実です。

しかしこの際はっきり申し上げますが、それ、過去の話ですから!最近では技術開発された高機能サイディングも普及していますよ!

 

この記事では、

・サイディングの特徴、メリット・デメリット。

・近年のサイディングの機能。

・気になるハウスメーカーが採用しているサイディング。

について解説させて頂きます。

サイディングの奥深い世界。あなたはどこまで知ってますか?どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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サイディングとは?どんな特徴があるの?

サイディングとは、サイディングボードを外壁に取り付ける工法です。

一口にサイディングと言っても、とりつけるサイディングボードの種類によってサイディングは分類されます。

サイディングの種類

・窯業(ようぎょう)サイディング

・金属サイディング(ガルバリウム鋼板など)

・木質サイディング

・樹脂サイディング

この中でもっとも普及しているのが、窯業サイディング

ですので単に「サイディング」というときは、「窯業サイディング」を指していることが多いです。

余談ですが、高齢の工事のおっちゃんの中には[サイヂング!」という方もいますが、これも同様に「窯業サイディング」でございます。

 

窯業サイディングの材質は、セメントと木質系成分。

窯業サイディングの材質は、セメントが主成分であり、そこに木質系成分(繊維質・増量剤など)を加えたものです。

「窯業」という名前がついているのは、粘土・ケイ砂・石灰岩などを高熱処理して、陶磁器・瓦・ガラス・セメントなどのセラミックスを作る工程を「窯業」と呼ぶからでございます。

またサイディングの厚みは、14mmがスタンダードです。

16~18mmの分厚いタイプもあり、サイディングの厚みが増すと断熱性・防音性がアップします。

 

サイディングは、デザインが豊富!

画像:https://gaiheki-gogo.net/article/5727

サイディングの特徴は、デザインが豊富なことです。

多くは洋風のデザイン(タイル風・レンガ風など)が多いですが、そのほかにも、

・石柄風

・木質風

・オリジナルデザイン

など、多彩なデザイン・カラーから選べます。

 

近年のサイディングのクオリティは高く、本物のタイル・レンガ外壁と区別がつかないことも。

ま、新築で建てられるほとんどが窯業サイディングなので、本物と見比べる機会が少ないのも原因の1つですけどね。

 

サイディングが指摘されてきたデメリット。

安くて施工が簡単。広く普及したサイディングには、長い間指摘されてきたデメリットがありました。

イエス、それはメンテナンスでございます。

 

サイディングのデメリット。それはメンテナンス周期が短いこと。

サイディングのデメリットは、メンテナンス周期が短かいことです。

サイディングは、2種類のメンテナンスが必要です。

・サイディングの再塗装:5~8年に1回。50~100万円。

・コーキングの打ち換え:5~10年に1回。20~50万円。

コーキングとは?

サイディングボード同士の隙間を埋めること。シーリングともいう。樹脂で隙間を埋めるため、紫外線によって劣化しやすい。

再塗装・コーキングともに5~10年に一度のメンテナンス。しかも費用は2つあわせると150万円ですからね。

完全に白目を剥く金額でございます。

ただでさえ余裕のない住宅ローン。

いったいこの炎上寸前の家計において、「どうやってサイディングのメンテナンス費用を貯蓄しろ!?」とおっしゃるのでしょうか?

 

・・・できませんよねぇ・・・

 

それゆえ、窯業サイディングで新築住宅を建てておきながら、メンテナンスをせず放置する方が多いのです。

もちろんメンテナンスをしなければ、

メンテナンスしない影響

・撥水性がなくなり、雨漏りの原因になる。

・サイディングに苔が生える。

・汚れが蓄積し、汚らしくなる。

・コーキングが固く細くなってしまい、雨漏りの原因になる。

目も当てられない状況になるのは明白でございます。

 

初期費用が安く、施工が簡単な窯業サイディングは急速に広まりました。

しかしメンテナンス費用が高く、きちんと管理しなければ劣化してしまうのが大きなデメリットでした。

 

▽「ローコスト住宅は寿命が短い」と言われてしまう原因にもなってしまいます。

「ローコスト住宅の寿命は短い」はウソor本当?問題点・欠点を冷静に分析してみた!

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最新のサイディングのメリット・特徴

長い間サイディングは、

「安いのは最初だけ」

「メンテナンス費用が高い」

「安物買いの銭失いでしょ?ぷぷぷ」

 

と小カバにされることが多かったです。さぞ悔しかったことでしょう。

しかし近年の技術開発により、サイディングのデメリットは解消しつつあり、むしろメリットの大きな外壁として注目されています。

 

耐久性の高いサイディングも登場。

塗装・コーキングともに課題があったサイディング。しかし近年では耐久性の高いサイディングも登場し、普及しはじめています。

材料+工事費 再塗装 コーキング
一般的な窯業サイディング 150万円 5~8年に1回 5~10年に1回
プラチナコート30+プラチナシール(ニチハ) 200万円 30年保証 10~20年に1回
フュージェ(ニチハ) 210万円 30年保証 30年保証
アイフルホーム外壁サイディング 170万円 10~15年に1回 5~10年に1回

 

グレードの高いモデル「フュージェ」では再塗装は30年保証、つまり30年間はメンテナンスの必要がありません

これは耐久力の高い、ガルバリウム鋼板に匹敵するメンテナンス性です。

 

またローコスト住宅として知られるアイフルホームでは、セルフクリーン機能付きのサイディングが標準で選べます。

汚れがつきにくいだけでなく、再塗装のスパンも10~15年です。30年間でのメンテナンスを2/3まで減らしました

ローコスト住宅でも、質のいいサイディングの恩恵が受けられるのは嬉しいところ。

サイディングのグレードによって性能が変わるので、ハウスメーカーに採用されているグレードまで細かくチェックすべきでしょう。

 

コーキングを使わない、「目地なしサイディング」も登場。

サイディングの隙間を埋めるコーキングは、劣化によるメンテナンスが頭の痛い問題でした。

もちろん、コーキング材も技術開発により耐久力が向上しています。

ですが驚くことに、コーキングを使わない「目地なしサイディング」も登場しているのですよ。

サイディングボードを独自開発のジョイント工法でつなげていくことで、隙間なくサイディングが施工できます。

目地のないサイディング。目地がないから、隙間を埋めるコーキングも必要ない。

シーリングを使わないで、サイディングボードをジョイントさせていく。

 

通常であれば、サイディングボード同士の隙間があり、そこにコーキング材を補充します。

ボードの隙間のコーキング。ここが5~10年で劣化する。

サイディングボードだけ、いいものを使ってもダメなのです。

コーキングが劣化して細く痩せてしまうと、そこから雨漏りの原因になってしまいます。

たしかにコーキングを使わなければ、劣化もクソもないですからね。

目地なしサイディング最高かよ・・・。

目地なしサイディングにすることで、手間とお金のかかるメンテナンスの問題から解放されるのです。

 

ただし目地なしサイディングでも、窓周辺にはコーキングを使います。

ですので完全にコーキングの打ち換えから解放して頂けるわけではありません。

ですが劣化したコーキングを剥がし、新しいコーキングを打ち直す作業がごく一部だけになるので、メンテナンスはかなり改善されます。

 

厚みのあるサイディングの登場で、質感もよりリアルに。

「サイディング=どこか安っぽい」と思われてしまうのは、風貌こそ本物っぽく見せているものの、質感が足りなかったからです。

これまでのサイディングは厚みが14~16mmが多く、デザインに立体感がないのがデメリットでした。

デザインに立体感がないので、平坦で、のっぺりとした印象になってしまうのです。

厚み14mmのサイディング。立体感がなく、平坦な印象。

こちらのサイディングはデザインこそレンガ調ですが、立体感がなさすぎて、ある意味「サイディング・レンガ」という新たなジャンルにも見えます。

これがいわゆる、サイディングっぽさと言われるものでしょう。

言われてみれば、よく見かけますよね、この外壁。

 

しかし近年のサイディングは、厚みがあり、立体的で影のあるタイプが登場しました。

厚み18mmの窯業サイディング。厚みがあるので、彫が深い。

画像:https://www.nichiha.co.jp/wallsearch/pattern/ids:496

先ほどの一般的なサイディングと比較してみると、質感がちがうのがよく分かります。

サイディングが厚くなれば、お値段も高くなります。しかしタイル・モルタルなどに比べれば、まだまだ安いものです。

 

気になるハウスメーカーが採用しているサイディングは?

では気になるあのハウスメーカーが採用しているサイディングは、どんなものなのか?

さっそくリサーチしてみました。

 

大手ハウスメーカーは、独自開発の外壁、もしくはサイディング以外が多い。

高い坪単価、そしてハイスペックな住宅を建てる大手ハウスメーカー。

残念ながら大手ハウスメーカーでは、サイディングはあまり採用されていません

大手HMで選べる外壁

・パナソニックホーム:キラテック(タイル)

・セキスイハイム:磁器タイル

・積水ハウス:ダインウォール(コンクリート)、ベルバーン

・三井ホーム:吹付、モルタル

住友林業:吹付、モルタル

さすが大手ハウスメーカー。ハイスペックになったサイディングよりも、はるかにスペックの高い外壁を準備しております。その上デザイン性も抜群ですからね。

 

ただし大手ハウスメーカーでも、サイディングを選ぶことは可能です。

選べるサイディングは、厚み16mm~で質感が高く、メンテナンス性の高いものから選べます。

 

▽大手ハウスメーカーの比較はこちら!

おすすめ大手ハウスメーカー8社、気になる断熱材まで徹底比較!【2019年最新版】

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ローコスト住宅は窯業サイディングが多い。

コスパの家が建てられるローコスト住宅。さすがコスパ重視といいますか、選べる選択肢はほぼサイディング一択でした。

ローコストHMで選べる外壁

・タマホーム:窯業サイディング

・レオハウス:窯業サイディング

・クレバリーホーム:タイル

・アイダ設計:窯業サイディング

・アキュラホーム:窯業サイディング

・アエラホーム:窯業サイディング

選択肢はサイディング一択ですが、メーカー・デザイン・カラーは100通り以上になることもあります。

選ぶものがなくて困る・・・という心配はありませんな。

 

サイディングの中でも選べるのはグレードの低い~中価格帯のものが多いです。

ただしローコスト住宅の中でも、プレミアシリーズではグレードの高いサイディングが選べます。

たとえばタマホームの「大安心の家・暖・PREMIUM」で選べるのは、シーリングレス・サイディング(塗装15年保証)です。

一口に「サイディング」といっても、グレードによって千差万別でございます。

 

▽ローコストハウスメーカーの比較はこちら!

どれがおすすめ?ローコストハウスメーカー10社を徹底比較!【2019年最新版】

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まとめ:最近のサイディングは性能が高くなった。

サイディングも日々技術開発されており、近年のサイディングはかなりハイスペになりつつあります。

グレードの高いモデルでは、本物さながらの質感と高いメンテナンス性(30年保証)がございます。

最近のサイディングのメリット

・グレードによっては、高いメンテナンス性(30年保証)

・目地なしサイディングで、コーキングの必要なし。

・厚みのあるデザインで、本物に近い質感を実現。

・それでいて安い。施工も簡単。

サイディングのデメリット

・グレードの低いサイディングは、メンテナンス頻度が高い。(5~10年に1回)

・グレードの低いサイディングは、デザインが安っぽい。

 

「サイディングって、安物の外壁だからダメなんでしょ?」

「安いだけでメンテナンス費用が高いんでしょ?」

 

というのは、10年前ならそうだったかもしれません。

ですが今は令和でございます。サイディングも進歩しております。コストを抑えながら、いい家を建てることだって可能なのです。

サイディングを採用しているハウスメーカーも含め、一度幅広く検討してみてはいかがでしょうか?

素敵な家作りを。それでは、また!

 

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