注文住宅ブロガーのぱぱらく(@paparaku999 )です!
「注文住宅で妥協しない家作りがしたい!」
「でも、あんまり年収高くないし・・・」
「年収500万で注文住宅って無謀かなぁ」
と悩んでいませんか?
わかる!!その気持ち、非常にわかる!!
かつて、僕もそんな悩みを抱えていました。当時、奥さんは2人目を妊娠していて上の子は幼稚園に行き始めた頃。かかるお金は増える一方でした。
少しでも固定費を減らすなら、出来るだけ住宅ローンは抑える必要があります。
「やっぱり建売の方が良いのかなぁ。注文住宅は高そうだし。でも、一生に一度の買い物だしなぁ・・・」
かなり悩みましたが、結局我が家は建築家と注文住宅を建てることにしました。
まず言いたいのは、
世帯年収500万円でも、妥協しない家作りは可能です。無謀ではありません
という事。
なぜこう思うのか、僕の経験を元に
- 注文住宅を無謀と感じる理由
- コストを抑えつつ妥協しない家作りをする工夫
- 実際に我が家が実現したこだわり
について紹介します。
「マイホームが欲しい、でも予算的に不安!でも家作りに妥協したくない!」と思っている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
ちなみに僕の個人的な感想ですが、注文住宅めちゃくちゃおすすめですよ^^
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この記事の概要
世帯年収500万で注文住宅は無謀と感じる理由
1・注文住宅は建売に比べて高いから。
注文住宅はいわゆるオーダーメイドの事ですから、やっぱり高いイメージありますよね。
僕は家作りをする際、建売と注文住宅含めて全部で10社ぐらい検討したんですが
確かに、注文住宅は高いです。
・・・ただ、無謀というほどじゃない。
僕の感覚ですが、同じ大きさの注文住宅と建売住宅では200万円〜300万円の差があると感じます。
この差を無謀と感じるかは人それぞれでしょう。
僕の場合、年齢的に会社ではよく家の話をするのですが
「建売でもトータル金額は意外と高くなるな・・・注文住宅で良かった〜」と感じます。
2・住宅ローンを返せる保証がないから。
先ほど注文住宅は建売に比べて200〜300万円高くなるイメージと言いましたが、これって月々の住宅ローン返済額はどれぐらい増えるのでしょう。
例えば、金利0.875%で借入額が3000万円の場合、毎月の返済額は83,000円となります。
これが3300万円の借入をした場合、毎月の返済額は91,000円です。
この、返済額が8000円増えるのをどう感じるのかは人それぞれですが、僕の場合は
「月1万円のプラスで注文住宅が建てられるんだったら、こだわりたいな」
と感じました。
そもそも僕の年収だと家を買う時点でそこそこ無謀っちゃ無謀なので、「どうせ買うんなら妥協したくない!」という感じでしたね。
3・住宅ローンで苦しむ人が周りにいるから。
これもとってもわかります!
「住宅ローンは無理するな」って、ほぼみんな言いますよね。
もちろん無理はいけません。住宅ローンのせいでお金がなくて家庭がギスギスしてたら全く意味ないですからね。
僕が注文住宅を買う時に考えた事としては、
- マンションで3LDKとかだと、どうせ家賃が9万円ぐらいかかる。
- お金に余裕が出来るのっていつだよ・・子供どんどん大きくなっていくのに。
- 家族みんなで好きな家で暮らすのって、子供の歳を考えたらあと15年くらいしかない。
なので、もう買いたいと思った時が買い時だな、と。
いっちゃえ、と。
ローン増えた分は稼いでやるわ!!と。
家を買うってのは人生で大きな決断ですよね。ご家族でよく考え、コスパと人生の満足度を比較する必要があると思います。建売だろうが注文住宅だろうが、どちらでも同じ事です。
世帯年収500万でも工夫次第で妥協しない家作りができる
工夫1:土地で節約する。
建売だと土地は既に決まっていますが、注文住宅の場合は土地から探すという事が可能です。
タイミングや条件によって、相場よりもお得に土地を購入できたりもします。分譲地であっても、残り1枠だからという理由や旗竿地だという理由で100万円安かったりとか。
注文住宅ならその土地・形状に合わせたプランにする事で、土地のデメリットは「特徴」や「味」にする事ができます。土地という材料をどう料理するか、という感じですね。
我が家の立地はラブホテルが近い・水路が近い・焼肉屋も近い・縦長の変形地(幅5m、縦20m)という変な土地の為、駅チカなのに相場よりかなり安かったです。
相場よりもお得に買えた土地
工夫2:間取りで節約する。
注文住宅は間取りも好きなように決められる為、こだわる所とそうでない所を見極めて節約する事が出来ます。
我が家の節約ポイントとしては、
- 元々プランにあった2Fのバルコニーを撤去
- できるだけシンプルな間取りにして、壁を減らす
- 脱衣室も壁をなくしてカーテンに
- 勝手口も撤去(結構高いです)
- 収納は全部建具(扉)をなくしてオープン収納
- 窓も必要最低限のみ
など、いらない部分は全部削りまくってコストダウンしました。
僕「この壁いります?」
建築家「いや、この壁は強度的に必要です^^;」
建築家「収納の扉をなくしてオープン収納にするとコストダウンになりますが・・」
僕「片付ける意識が出るし、必要ならカーテンつければ良いし、全部そうしましょう!採用!」
建築家「全部ですか^^;」
みたいな感じで、とても楽しかったです。
クローゼットには扉ではなく、ロールスクリーンを。
工夫3:設備のグレードにメリハリをつける。
これも間取りと同じで、こだわる所とそうでない所を分ける事が出来ます。
建売住宅を見に行った時に感じたんですが、あらかじめ決められた設備のグレードが自分にマッチする事ってほとんどないと思います。
お風呂やトイレはリクシルのみですとか、壁紙はサンゲツから選んで頂きますとか、食洗機はパナソニックから選べますとか。「いや、ミーレとかガゲナウとかリンナイとかも検討したいんですけど・・・あ、それは別料金ですか・・」みたいな。
注文住宅でかなりこだわったのは奥さんの為のキッチンなんですが、造作でオープン収納、引き出しは1つぐらいしかありません。色々機能のついたIHもなしで、業務用みたいなガスコンロにしてます。食洗機はミーレ。
ドイツの高級家電メーカー。おしゃれで洗浄力の高い食洗機が特に有名で、インスタグラムではダントツの投稿数を誇る。
こだわってますがそのぶん必要ない最新機能はゼロにしており、コストダウン出来ています。お風呂やトイレも新しい機能は特につけないようにしました。
世帯年収500万でも注文住宅でこんなこだわりを実現しました
ここからは実際に我が家の間取りを紹介します。
こだわり1:住宅密集地でも明るい中庭。
住宅密集地に縦長の土地、いわゆる「うなぎの寝床」は家の中が暗くなってしまうのがデメリットです。
しかし中庭を設置してリビングとダイニングを分ける事で、家の中を明るくさせる工夫をしています。
中庭から入る自然の光で室内が明るくなる
こだわり2:家事動線を追求した間取り
- できるだけ外で天日干ししたい
- 洗濯が終わったあとの重いかごを持たない
- 洗濯物をたたまない
- 家事は1階で全て済ませられ、かつ移動距離を短くする
これらをコンセプトに、建築家と間取りを考えました。
動線を説明しますと、
- 脱衣所にある洗濯物をハンガーパイプにかける
- ハンガーをまとめて持ち、ドアから出て物干テラスで干す
- 乾いたらハンガーごと取り込み、そのままウォークインクローゼットに収納する
こんな感じです。
家事動線を追求した間取り
こだわり3:奥さんのための造作キッチン。
元シェフで将来料理教室をやろうと思っている奥さんのこだわりがたくさん詰まっています。具体的に決めたのは以下の通り。
・天板
・レンジフード
・コンロ
・タイル
・水栓
・棚板
・食洗機
・収納
メーカー、色、仕様、配置、高さ等、全てがオーダーメイド。
間違いなく我が家だけの、世界に一つしかないキッチンです。
こだわって設計したオーダーメイドのキッチン。
年収500万で注文住宅は無謀か?妥協しない家作りの3つのコツまとめ
→なぜか?土地・間取り・仕様を工夫する事で、こだわりを入れつつコストダウンが出来るから
最後にもう一度言いますが、
世帯年収500万円でも、妥協しない理想の家作りは可能です。無謀ではありません。
注文住宅であれば、自分とその家族が本当に必要としている機能のみを選び、そうでない部分は削る事が出来ます。
自分で買った家なのに「ここまでの機能、いらないんだけどな〜」って感じるの、イヤじゃないですか?
コストを気にして建売住宅一択で考えるというのは、僕は間違っていると思います。
建売と注文住宅どちらもきちんと検討して、実際に見に行って、プランを出してもらって、それからどちらにするか決めれば良いと思います。
ちなみに僕の個人的な感想ですが、注文住宅めちゃくちゃおすすめですよ^^
「マイホームが欲しい、でも予算的に不安!でも家作りに妥協したくない!」と思っている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
じゃあこれで!
おしまい
この記事の執筆者:ぱぱらく
ぱぱらくさんのブログ >>ぱぱらく|ままをらくにすれば、ぱぱがらくになる
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