セキスイハイム快適エアリーのメリット・デメリット!必要ないって本当?

こんにちは。

 

セキスイハイムがゴリ押しする、全館空調「快適エアリー」。

家中暖かく(涼しく)する快適さは折り紙つきですが、いかんせん価格が高すぎます。

そのため

 

「快適エアリーって、本当に必要なの?」

「快適エアリーって、つけた方がいいの?」

 

と悩んでしまいますよね。

 

結論から申し上げますと、

「必要か?不要か?」で考えると、必要ありません。

しかし「ある・なし」で考えると、絶対あった方がいいです。

といえます。

住宅の高気密・高断熱化が進んでいることもあり、快適エアリーのメリットは大きくなりましたね。
この記事を読んで欲しい人

・快適エアリーの導入を迷っている方。

・快適エアリーの必要性を考えている方。

・快適エアリーのデメリットが知りたい方。

・全館空調に興味がある方。

快適エアリーのメリット・デメリットを比較しながら、導入のヒントをお届けさせて頂きます。

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セキスイハイムの快適エアリーとは?

セキスイハイムの快適エアリー。今ではすっかり目玉ポイントになりましたよね。

快適エアリーとは、家全体を暖かく(涼しく)する「全館空調システム」の商品名です。

・熱交換型換気システム

・ヒートポンプ式冷暖房ユニット

を組み合わせたのが、快適エアリーです。

 

ほかのハウスメーカーが採用している全館空調として、

エアシーズン(積水ハウス)

スマートブリーズ(三井ホーム)

エアドリームハイブリッド(住友林業)

YACACOシステム(ヤマト住建)

Z空調(檜屋住宅)

など、各社から全館空調がリリースされています。

これまでの全館空調のデメリットが克服されつつあることもあり、ハウスメーカー各社は全館空調に力を入れております。

 

セキスイハイムが提供する全館空調「快適エアリー」には、次のような特徴(メリット)があります。

 

床下から暖かい(涼しい)空気が流れてくる。

快適エアリーの最大の特徴は、床にあけたガラリ(床下から通気するための穴)から暖かい(涼しい)空気が流れてくること。

セキスイハイム快適エアリーガラリ

セキスイハイム快適エアリーガラリ

床下から暖かい空気が流れるので、足元からじんわり暖めてくれます。

他社の全館空調は、天井から暖かい空気を排出するタイプがほとんど。でもこれでは普通のエアコンと変わらないですよね。

暖かい空気は上に溜まりやすいので、足元が寒くなってしまいます。

その点、セキスイハイムの快適エアリーは床下から暖かい空気が出てきます。ですので床暖房のように足元からじんわり暖めてくれるのですね。

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2019.03.17

 

高性能フィルターで花粉・PM2.5もキャッチ

画像出典:セキスイハイム公式

快適エアリーには、汚れた空気を室内に入れない空気清浄機能があります。

セキスイハイムで採用されている換気「第一種換気システム」には、高性能フィルターがついています。

第一種換気システムとは?

換気扇などで強制的に吸気・排気する換気方法。空気の流れを制御しやすく、安定した換気ができる。

高性能フィルターにより、花粉・PM2.5など室内に取り込みたくない物質をしっかりキャッチしてくれます。

全館空調では窓を閉め切ることになるので、高性能フィルターで取り込む空気をキレイにしてくれるのは嬉しいポイントです!

 

熱交換器・ヒートポンプで電気代を抑える。

全館空調のデメリットだったのが、電気代の高さ。

快適エアリーでは、

・熱交換器で冷たい空気を暖かくして(冷たい空気を暖かくして)取り込む。

・ヒートポンプ式冷暖房ユニットで、効率よく部屋を暖める(涼しくする)

によって電気代を抑えています。

「ヒートポンプ式」とは、圧縮した空気から効率よく熱を交換する方法です。

すでにエアコン・冷蔵庫・床暖房などで採用されている昔からある技術です。

ただしヒートポンプの技術進歩は年々高まっており、省エネ化も進んでいます。

ですので「ヒートポンプ式冷暖房ユニット」とは、つまり「普通のエアコン」のこと。

わざわざセキスイハイムが「ヒートポンプ式」と呼ぶのは、省エネ性をPRしたい裏返しでしょう。

 

快適エアリーのメリット

快適エアリーの特徴でもお伝えしたとおり、

・家の中、全体を暖められる。

・足元からじんわり暖めてくれる。

・空気をキレイにしてくれる。

これらはもちろん快適エアリーのメリットです。

ですが快適エアリーのメリットは、これだけではありませんよ。

 

家全体を暖められるので、開放的な広い間取りを作りやすい。

開放的で広い間取りは、エアコン1台だけで暖めるのは難しいです。

どんなにハイパワーのエアコンでも、吹き出し口は1か所。どうしても部屋に温度差が生まれてしまいます。

 

しかし快適エアリーは、床の隅々にあけたガラリから暖かい空気が出てきます。

開放的で広い空間でも、まんべんなく暖かい空気が届けられるので、開放的な間取りが作りやすいのです。

 

エアコンの室内機・室外機が少なくなり、スッキリさせられる。

エアコンを1台導入すると、室外機を1台置く必要があります。

これがですね、オシャレ的にむちゃくちゃ残念なのですよね。

せっかくの新築マイホームで外観をオシャレにしても、エアコンの室外機を置いたら生活感がぷんぷんしてしまいますもの。

室外機があまりにもダサいので、オシャレな室外機カバーをつける人がいるほど。

ですが室外機カバーはエアコン効率が落ちるのもあり、あまりおすすめできません。

 

ですが快適エアリーですと、設置する室外機は1台。

エアコンと室外機を結ぶ、あの長い配管ともさよならできるので、家のデザインを壊しません

 

ヒートショックの予防に最適。

家の中で温度差があると怖いのが、ヒートショックです。

ヒートショックとは?

暖かい場所から寒い場所に移動したとき、血圧・脈が異常な変動をすること。それによって、心筋梗塞・脳卒中の原因につながってしまう。

旧来の家ではリビング・脱衣所・お風呂場の温度に差があり、ヒートショックが起きやすくなってます。

快適エアリーのような全館空調システムは、家全体を暖めるのでヒートショック予防に効果です。

 

 

快適エアリーのデメリット

快適エアリー導入で気になるのがデメリット。

あれば快適なのは間違いありませんが、このデメリットを差し引いてもメリットを感じるかどうか。

快適エアリー導入のポイントになりそうですね。

 

快適エアリーのデメリット1:導入費が高い

まずはこれでしょう。通常のエアコンが6万円~で準備できるのに対し、快適エアリーは100万円~(1階部分)と費用が高いです。

「快適エアリーは高いか?安いか?」と聞かれたら、それはもう高いに決まってるじゃないですか・・・。

 

ですので単純に部屋を暖かく(涼しく)したいだけなら、快適エアリーを導入するメリットは少なくなってしまうでしょう。

しかし部屋を暖かくするだけでなく、

・家全体を暖かくしたい。

・足元から暖かくしたい。

・高性能フィルターでキレイな空気を取り込みたい。

・室外機をスッキリさせたい。

などの付加価値も欲しいのでしたら、快適エアリーにするメリットはあります。

単純に暖かさを求めるだけでなく、「家全体を・足元から暖めたい」方は検討の価値があるのではないでしょうか?

 

快適エアリーのデメリット2:故障したときのリスクが大きい。

快適エアリーのような全館空調は、故障したときのリスクが大きいです。

快適エアリーの故障リスク

・全館空調が故障して動かないと、家全体が寒く(暑く)なる。

・高額な設備なため、修理代(メンテナンス費)も高くなる。

各部屋にエアコンをつけている場合なら、故障したエアコンの部屋だけ寒い(暑い)だけです。

しかし全館空調システムでは、家全体が寒く(暑く)なってしまうのですよね。

冬ならファンヒーターを出せば解決しそうですが、夏の蒸し暑さは・・・。

エアコンなしでやり過ごすのは、かなりきついですよね。

 

また高額な設備のため、修理代(メンテナンス費)も高くなってしまいます。

各部屋のエアコンであれば必要ない故障リスクとして、

・集中管理システム(リモコン)の基盤の故障

・ダクト内の清掃

・ダクト内のカビの除去

などがあります。

ダクトのメンテナンス・交換となってしまうと、かなり大掛かりなリフォーム工事になるのも頭が痛いところです。

 

快適エアリーのデメリット3:窓が開けられない。

これは快適エアリーのデメリットといいますか、宿命といいますか。

常に空調しているので、窓は基本的に締め切るのが前提です。窓を開けてしまうと、全館空調のメリットがなくなってしまいます。

ただし気持ちのいい季節(暑くもなく、花粉も飛んでいないなど)であれば、快適エアリーをとめて窓を開けることも可能です。

とはいえ、本当に気持ちのいい季節・天気は限られているので、全館空調しているメリットの方が大きいでしょうね。

 

快適エアリーのデメリット4:吹き出し口が床なので目立つ。小まめな掃除が必要。

快適エアリーは床のガラリ(吹き出し口)から暖かい空気が出るのがポイントです。

しかしこれは裏を返すと、デメリットにもなってしまいます。

床のガラリのデメリット

・床に穴(ガラリ)があるので、デザイン的に目立つ。

・吸気口が床にあるので、埃がたまりやすく、小まめな掃除が必要。(週1回の掃除機の吸引推奨)

・ジュースをこぼす、ペットの粗相が心配。

悩ましいですね・・・。

たしかに足元から暖かい空気が出てくるのは非常にうれしいのけど、やはり床に穴が開いているとそれなりにデメリットもありまして。

お金だけでなく、時間的にもゆとりがあって、小まめにメンテナンスできる方でしたら、上手に付き合えるのではないでしょうか?

セキスイハイムの快適エアリー。必要性は?

快適エアリーのメリット・デメリットを比較しました。

結局のところ、「快適エアリーは必要なのか?」と言われたら、やはり「必要ではない」というのが現状です。

ですが快適エアリーのような全館空調システムが快適なのは間違いなく、「ある・なし」で考えれば「あった方が快適」でございます。

 

30年前のエアコンを思い出すと分かりやすいかも。

快適エアリーを導入すべきか?

これは30年前のエアコン事情を考えると、イメージつきやすいかもしれません。

 

今から30年前といえば、まだ私が鼻水を垂らしていた小学生。(年齢がバレる)

当時はエアコンは贅沢品であり、しかも電気代をアホみたいに消費する家電でした。

ですのでどんなに暑くても「まだ我慢できる・・・!」と謎の根性で我慢し、我慢できないほど暑いときしかエアコンをつけなかった・・・という記憶があります。

しかも当時の住宅は断熱性が低く(懐かしい1枚ガラス)、エアコンをつけても暑いという。

古きよき、平成初期ですね!

 

しかしときは流れ現代、今ではすっかりエアコンは当たり前の家電になりました。

省エネ化も進み、「もっとも節約になるのは、24時間つけっぱなしだ」との意見が出るほどです。

さらに住宅は高気密・高断熱化が進んだので、エアコン弱運転でも十分涼しさを感じます。

 

一家に一台だったエアコンも、今では一部屋に一台あるのも珍しくありません。

あれだけ我慢していたエアコンも、朝からつけても電気代はさほど高くなりません。

技術の進歩とは恐ろしく進むものですね。

 

快適エアリーのような全館空調も、これと似ているところがあります。

必要ではないけど、あれば間違いなく快適。

今はまだ導入費用が高く、メンテナンス費もかかるけど、一度体験したら辞められなくなる。

ですので、

・初期費用をかけられるほど、お金に余裕がある。

・故障リスクにも対応できるほど、お金に余裕がある。

・小まめなメンテナンスする、時間的に余裕がある。

など、いろんな意味で余裕があるのでしたら、検討してもいいのではないでしょうか。

ただし現状では割高感はあるので、あまり無理はしなくてもいいかなと思ってます。

 

快適エアリーの必要性まとめ

快適エアリーはそのネーミングのとおり、非常に快適な全館空調システムです。

・家全体を暖めてくれる。

・足元からじんわり暖めてくれる。

・室内の空気をキレイにしてくれる。

この3つのメリットは大きいのではないでしょうか。

 

ただし快適エアリーにはデメリットもございます。

・導入費が高い。

・故障した時のリスクが大きい。

・吹き出し口が目立つ。小まめな掃除が必要。

デメリットを差し引いてもメリットを感じるかどうか。快適エアリー導入のポイントになりそうですね。

これから全館空調はますます普及するのではないでしょうか?快適エアリーで、冬でも半そでで過ごすのも悪くないですね!

 

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