注文住宅ブロガーのぱぱらくです!
先日、会社の同僚からこんな相談を受けました。
ハウスメーカー・工務店を選ぶため、毎週末、熱心にモデルハウスに通っている。
熱心に勉強し、家作りの知識も一生懸命覚えている。
でも、正直、疲れた!決めきれない!休みたい!でも休んだら、ハウスメーカー決められないじゃん!
タイミング逃したらイヤだし、家は欲しい。どうしたらいい?
というものです。
なるほど・・・その気持ち、わかります。
僕もハウスメーカー選びの時期が一番大変でした。
何社ともやり取りして、
モデルハウスに行き、
カタログを取り寄せ、
専門用語を調べ、
またモデルハウスに行き・・・
モデルハウスは20軒近くまわったと思います。
でも、モタモタしてると良い物件が取られちゃうかもという不安もよくわかります。
最初に僕の考えを言っておきます。
Q:ハウスメーカー選びに疲れた
Q:でもタイミング逃したくない・・・
一生に一度の買い物はじっくり選んで、納得して買おうぜ!!という事です。
僕は焦って良い家が買えるとは思えません。
この基本スタンスを元に、本記事では、
そもそもハウスメーカー選びで疲れるのは何故か?
ハウスメーカー選びで疲れた時の対処法
について紹介します。
ハウスメーカー選びに少し疲れてきた・・・という方に少しでも役立てば嬉しいです。
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この記事の概要
ハウスメーカー選びで疲れるのはなぜ?原因は?
1・単純に休みが取られて疲れる。
ハウスメーカー選びを始めると、単純に休みが取られるので疲れます。
休みの日はモデルハウスに行ったり、カタログに目を通したり、調べ物をしたりと今まで休めていた時間をハウスメーカー選びに費やすため、「気づいたら疲れていた」という事態に陥りがちです。
僕も、ハウスメーカー選びの時期に「最近休んでないな・・」とふと気付く事がありました。
・子連れでのお出かけ
・担当者との話
・帰ってからは奥さんとの話し合い
と、プライベートとはいえ、モデルハウス巡りはかなり疲れるイベント。
楽しい面もありますが休めてはいないため、いつの間にか疲労がたまって、「なんか・・・疲れちゃった」となってしまうんですね。
2・情報が多すぎて疲れる。
次に、情報の多さに疲れるというのがあります。
ハウスメーカー選びをはじめると、本当にどのハウスメーカーも特色があり、それを存分にアピールしてきます。
「えっと・・・な、なるほど・・。」と言いつつ、
(帰ったら調べなきゃ)
と考えていました。
ハウスメーカーのアピールポイントが、自分に合うものなのかを判断するため、知らない事はある程度自分で調べる必要があります。
それにしても情報が多すぎて、よくわからん・・・疲れた・・・
となってしまうんですね。
ハウスメーカーや工務店の候補が多いほど情報量が増えて辛くなっていくため、できれば問い合わせる会社を事前に絞っておくのが有効です。
自分たちの要望をはっきりさせ、業者の候補を絞り込む方法は↓の「ハウスメーカー選びで疲れた時の対処法」に書いてあります。
3・自分たちの要望をまとめるのに疲れる。
ハウスメーカー選びで、個人的に大変だったことがもうひとつありまして。
「自分たちの要望をまとめるのが、とても大変」ということです。意外と気づきにくいポイントです。
ハウスメーカー選びをしていくと、よく聞かれるのがこんな質問。
・お子さんは何人の予定ですか?
・どれぐらいの広さをご希望ですか?
・車は何台のご予定ですか?
・ご両親と一緒に住む可能性はありますか?
・家のご予算はいくらぐらいを予定されていますか?
・どんな家をご希望ですか?
モデルハウス巡りのときにアンケートを書いたりもしますが、家を買うタイミングでは、
自分たちの人生設計を立てて、マイホームに対する要望をまとめておく必要が出てきます。
「そういえば、子供は2人で良いんだよな?」
「両親とも一度話し合っておかなきゃ」
「月にいくらぐらいまで払えるか決めないと」
こんな感じで、ハウスメーカーとではなく
奥さんや両親と将来について話し合う事が必要になってくるんですね。
これがね・・・
大事なことだから必要なのはわかるんですが、とにかくめっちゃ疲れます。
まだ子供がおられない夫婦なら家族計画を話し合う必要があるし、
両親との話し合いでもめる可能性もあるし、
家の予算は夫婦でよくよく話し合う必要がありますよね。
・モデルハウス巡りで十分な休みも取れず
・家では色んな情報について調べ物をしつつ
・さらに夫婦や両親との話し合いもやらないといけない
うん、これはさすがに
「もう、疲れた・・・」
となってもおかしくないですね。
ハウスメーカー選びで疲れたときの対処法
1・休む
最初にも書きましたが、ハウスメーカー選びに疲れたら休みましょう。
大丈夫、良い家はいくらでもありますし、買えなかったら縁がなかっただけです。
「でもタイミング逃したくない・・・」
→100%の家なんか存在しません。80%でOK、残り20%は自分達で作り上げていくものです。
僕の家なんかこだわりまくって中庭は2つあるし、インナーバルコニーも物干しテラスもあって最高ですけど、
水路は近いしラブホは近いし、身の丈に合ってるといえば聞こえは良いですけど、普通に小さくて狭いですからね。
とにかく100%要望にあう家は存在しないと心得て下さい。
ですからあせる必要はありません。良い家はたくさんあります。間違いなくあります。
疲れた状態で無理して探してもうまくいきません。
一旦ストップして、「身体を休める+今まで得た情報」をもとに、自分たちが家を買って、やりたい事は何かを整理しましょう!
家を買うことがゴールではないですよね?
家を買って、「自分たちの理想の暮らしを手に入れる」ことがゴールですよね?
ハウスメーカー選びに疲れたときって、自分たちの理想の暮らしがはっきりしていないケースが多いです。
一度休んで、夫婦でゆっくり理想の暮らしについて話し合いましょう!
後悔しない家づくりに一番大事なことだと思ってます。
ちなみに我が家は10社ぐらい検討した後疲れて、そこから1年ぐらい休みました。
その間に自分たちの理想の暮らしが整理できたので、ハウスメーカー選びを再開したあとは「2社検討→1社」にスムーズに決まりました!
▽注文住宅の家作りはじっくり進めることが大切です。
2・本を読む
ハウスメーカー選びやモデルハウス巡りを少しセーブしたら、住宅関係の本を読んでみましょう。
自分たちの理想の暮らしをはっきりさせるのに効果的です。
家づくりの細かい話が書いてある本ではなく、住まいや暮らしがわかる本が良いですね。
「住宅特集」や「Casa BRUTUS」といった雑誌を読んでみましょう。
あと僕の個人的なおすすめは、中村好文さんの「普通の住宅、普通の別荘」という本。
普通でちょうどいい。住宅、別荘ほか15作品を紹介。
人びとの身の丈に合った住み心地のよい家づくりで定評のある、建築家・家具デザイナーの中村好文氏が手掛けた住宅と別荘ほか15作品を紹介しています。〈気張りもしないし、気取りもしない。背伸びもしないし、萎縮もしない。無理もしないし、無駄もしない〉、そんな「普通のもの」をキーワードに30年にわたって住宅をつくり続けてきた中村氏初の作品集。
中村好文さんはほかにも良い本がたくさんありますし、あとは伊礼智さんの本もおすすめです。
図書館の住宅コーナーに夫婦で行き、面白そうな本を一緒に読むのも良いですよ。
3・スクラップブックを作る。
さきほどの本を読む事とつながっていますが、理想の暮らしをはっきりさせるのにとても効果的です。
ハウスメーカー選びに持っていく必要はありませんが、夫婦で要望を共有する事が出来ますし、実際の家づくりではスクラップブックがあるのとないのとでは大違いです。
作成するときは、あとで整理できるよう「ルーズリーフタイプ」がおすすめです。
我が家は「無印良品のファイル」+「ルーズリーフ」を購入しました。
・思いつくままに要望を書いてみる
・良いなと思った住宅関係の記事のポイントを書く
・本をカラーコピーし、切り抜いて貼る
・インスタの写真をカラーコピーし、切り抜いて貼る
・優先順位の考え方を書く(土地より家、耐震性よりデザイン、など)
特に決まりごとはないので、ざっくり色々書いたり貼ったりしてみましょう。そして夫婦が読める場所に置いておく。
写真を貼った場合は、「なぜこの写真が気に入ったか」、をペンで書き込んでおくと要望がはっきりします。
スクラップブックがあれば夫婦の要望がはっきりしているので、施工事例やモデルハウスの雰囲気からすぐに「自分たちに合う、合わない」が判断できます。
結果的にハウスメーカー選びが格段に早く、ラクになります。
▽スクラップブック(家作りノート)の詳しい作り方はこちら!
4・住宅アドバイザーに相談する。
疲れた時は休むのが一番と言いましたが、「家庭の事情で休んでいる暇もない」というケースもあると思います。
そんなときは、プロの助けを借りましょう。
ハウスメーカー選びを助けてくれる、住宅無料相談があります。
無料相談のあと、自分たちにあったハウスメーカーを紹介してくれるサービスですね。
特にそこで決めないといけないという必要もありませんし、疲れている時は判断力も鈍っており、第3者のアドバイスではっとさせられることも多いです。
無料ですし、「ハウスメーカー選びで疲れているけど、あまりゆっくりもしていられない」という方には最適なサービスだと思います。
全国展開している無料相談として、LIFULL HOME’Sが運営している「住まいの窓口」があります。
・無料で相談ができて、アドバイスが受けられる。
・おすすめハウスメーカー、工務店を紹介してもらえる。
・紹介されても契約する必要なし。「お断り代行」もしてくれるから安心。
・店舗が遠い場合、自宅に出張してくれる。
大手ならではの手厚いフォローがうれしいですね。
とにかく一人で悩まないことが重要です。
何度も言いますが、一生に一度の買い物。
ハウスメーカー選びがその後の人生を左右するといっても過言ではないため、必要ならプロの助けも借りてじっくり選びましょう。
ハウスメーカー選びで疲れた。でもマイホームを諦めたくないなら?
ではまとめましょう。
1.単純に休みが取られて疲れる
2.情報が多すぎて疲れる
3.自分たちの要望をまとめるのに疲れる
最初にも書きましたが、大前提の考え方は以下です。
「ハウスメーカー選びに疲れた」
→休みましょう
「でもタイミング逃したくない・・・」
→100%の家なんか買えない。80%でOK。残り20%は自分達で作り上げていくもの
「一生に一度の買い物はじっくり選んで、納得して買おうぜ!!」という事です。
焦っても良い家は買えません。
本記事では
そもそもハウスメーカー選びで疲れるのは何故か?
ハウスメーカー選びで疲れた時の対処法
について紹介しました。
ハウスメーカー選びに少し疲れてきた・・・という方に少しでも役立てば嬉しいです。
じゃあこれで!
おしまい
\ 疲れたときは、1人で悩まない! /
ぜひ長期戦で後悔しない家作りを実現したいですね!
今回はブロガーのぱぱらくさんに寄稿して頂きました!ありがとうございます!
ぱぱらくさんのブログ >>ぱぱらく|ままをらくにすれば、ぱぱがらくになる
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