注文住宅ブロガーのぱぱらく(@paparaku999)です!
建築家との打ち合わせが、楽しくてしょうがありません!!
本記事では、
・注文住宅の打ち合わせって、何回ぐらいするの?
・どんな内容なの?
・1回あたりの時間はどれぐらい?
・契約前と後で内容は変わるの?
・打ち合わせで気をつけるべきポイントは?
などなど、注文住宅の打ち合わせに関するさまざまな疑問に対して
自分の経験を元に答えていこうと思います!
また、記事終盤では「本当に今のハウスメーカーで良いのかな?」と感じている方に向けたアドバイスも紹介します。
注文住宅の打ち合わせってどんなことするの??と気になる方に、少しでも役立てば嬉しいです。
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この記事の概要
注文住宅の打ち合わせの流れ・回数・内容は?
まずは注文住宅の打ち合わせについて、
契約前・着工前・着工後の3つに分けて説明していきます。(着工:家を建てる工事のこと)
時期 | 内容 | 回数 |
契約前 | ほかのハウスメーカーと比較して、業者を決定する。 | 2~3回 |
契約~着工まで | 土地~間取り、仕様を決める。 | 5~10回 |
着工後 | 細かい仕様や、ちゃんと工事が進んでいるかの確認。 | 1~5回(ない場合もある。) |
契約前:ほかのハウスメーカーと比較して、業者を決定する。
契約前の打ち合わせは多くても、1社当たり2〜3回です。
まずは契約する前、顔合わせも含めて最初に打ち合わせをします。
担当者との挨拶の後、要望や資金計画の話をしてなんとなくのイメージをつかみ、家に持ち帰って他社と比較する流れ。
これは会社によってモデルハウスを見学しながら行う場合もあるし、事務所の打ち合わせスペースで行う場合もありますね。
僕の経験でいうと、
・建売や建築条件付きの分譲地を取り扱うハウスメーカーは、モデルハウスの見学をしながら。
・注文住宅を取り扱うハウスメーカーや工務店は、事務所の打ち合わせスペースで。
という感じでした。
業者も決まらないのに、何度も打ち合わせをしてもしょうがありません。
最初の打ち合わせの後はネットで評判や施工事例を調べて情報収集し、
「もう一度話を聞いてみたいな。」
「別のモデルハウスも見てみたいな。」
と感じた業者に連絡を取り、次の打ち合わせへ・・・という流れでした。
我が家がこのハウスメーカーの注文住宅にしようと決めてからは、提案してくれた土地をいくつも見に行くという感じでした。打ち合わせを何度もするというより。
契約前にした打ち合わせらしい打ち合わせは、2回程度でしたね!
契約前の打ち合わせは1社あたり数回ですが、何社も検討する際は、それだけ打ち合わせが増えることになります。
契約してから着工するまで:土地~間取り、仕様を決める。
ハウスメーカーを決定し、請負契約を結びます。
家作りの打ち合わせは、ここがメイン!!自分のこだわりを思いっきりぶつけましょう!!
・間取り
・内装の設備や資材
・外装の設備や資材
・外構
・資金計画
会社によって回数は様々ですが、目安は5〜10回程度。
こだわりの多い方が注文住宅を建てる場合は回数も多くなり、20回程度になる人もいます。
・・・はい!私ぱぱらく、着工までに22回打ち合わせしてます!!やりすぎ!
こだわりが多いといえばそうなんですが、我が家の場合は資金計画にかなり難儀しまして・・・。
結局打ち合わせの回数が増える原因って、取捨選択をする必要があるからなんですよ。
お金がいっぱいあったら、
「うーん、高いけど質が良いのでこっちで^^」
ってすぐ言えるので、あまり打ち合わせの回数いらないんです。
僕の場合、
こんな感じで、月2回以上打ち合わせしてました・・・。まぁ楽しかったので良いんですが、それにしても大変でした。
打ち合わせのほかに、設備などはショールームに行く必要もありますからね。
建築家さんと一緒にパナソニックを見て、リクシルを見て、気になることがあると、後日家族だけでもう一度行って・・・。
担当者の家の壁が漆喰だったので見に行き、ほかの家の完成見学会に行き、ドアや窓のメーカーを調べ、見た目をインスタで確認し・・・。
その要望が資金計画にどう影響するのか打ち合わせして・・・
という流れでした。
着工前のこの時期にこれから建てる家の大部分が決まってしまうため、打ち合わせとしては一番密度の濃い期間になると思います。
ちなみに、こだわりがあまりなければ設計士・建築家におまかせする部分が多くなるので、打ち合わせ回数は減ります。
▽合わせて読みたい!
着工後:細かい仕様や、ちゃんと工事が進んでいるかの確認。
間取りや設備の仕様が決まれば、いよいよ着工です。
着工後の打ち合わせは、いくつかパターンがあります。
・コンセントの位置や棚の高さを、現地で確認する。
・クッションフロアやカーテンボックスなど、細かい仕様を決める。
・何かトラブルや確認事項があれば、現地で確認する。
細かい仕様を詰めていく打ち合わせがメインということですね。
回数は0〜5回ぐらいが目安ですね。まったく打ち合わせをしないハウスメーカーもあるようです。
ちなみに細かい仕様は決めないといけない時期が異なりますが、僕はギリギリまで検討するのをおすすめします。
その理由は、やはり実際の空間に立つとわかることがあるからです。
「思ったより広い/狭いな・・・」
「思ったより高い/低いな・・・」
「思ったより気になる/気にならないな・・・」
この感覚があるのとないのとでは大きな違いがあるため、
「着工後もできるだけ現場を見に行く。」
「まだ決めなくて良いことは、今すぐ決めない。」
というスタンスがおすすめです。
僕の例でいうと、姿見の位置や家電をどこに置くか(=コンセントの細かい位置)などは、ギリギリまで検討するつもりです。
家がある程度出来てからでないと、実際に使用するイメージが出来ないからです。
▽欠陥住宅を防ぐためにも、現場確認は必須です。
注文住宅の打ち合わせで確認すべきこと
次は、打ち合わせ本番で必ず確認しておきたいことを説明します。
1・前回の宿題の確認。
まずは前回の打ち合わせの宿題を確認します。
「僕たち家族に出された宿題」・「設計士さんに出した宿題」の両方を確認します。
【設計士から依頼される、宿題の例】
例えば、最初の頃だと
次回までに、必要な部屋数や重視したいポイントをご夫婦で話し合っておいて下さいね。
中盤だと、
目を通して頂き、次回までにコンセントの要望を書きこんで来て下さい。できればコンセントの用途も書き込んで頂けるとスムーズです。
終盤だと、
こんな感じで宿題が出されます。
【設計士に依頼する、宿題の例】
逆にこちらから設計士に出す宿題としては、
「今よりも土間収納を広げたいんですが、なにか良いアイデアないでしょうか?」
「この収納は廊下からも取り出せるようにしたいので、壁をなくしたいのですが可能ですか?」
「この壁紙良いと思うんですが値段がよくわからなくて・・・。2階を変えたらどれぐらいのコストアップになりますか?」
こんな感じで、施主と設計士、お互いの宿題内容と納期について確認します。
2・要望が織り込まれているか?
前回の打ち合わせで決まった内容が、きちんと織り込まれているかを確認しましょう。
~1カ月後~
こんなことにならないように、話した内容はきちんとメモを控えておき、図面に織り込まれているかを確認しましょう。
コンセントの位置なら忘れていてもすぐには問題ありません。
ですが屋根の色や玄関ドア・サッシなどは、家が建つまでに仕様を決めて発注する必要があります。
後になって「え?話していた内容と違う!!」となったとしても、「言った/言わない」の話になってしまい、どうしようもありません。
議事録を取りましょう
これを防ぐのにオススメなのは、「打ち合わせ内容の議事録を取る」ことです。
「では、窓のサッシは黒・屋根は型番○○でよろしいですね?」
「はい、それでお願いします。」
と返事をしながら、ノートにメモしましょう。これが本当に大事です。
打ち合わせは長期に渡ることが多く、1ヶ月前に話していたことなんかほとんど忘れています。
決まったことは、すべてノートにメモしましょう。
ちなみに一番いいのは、施主と設計士がお互いに見えるようホワイトボードに書いていき、写真に撮ることです。
こうすれば証拠となるので、後になって、
みたいな不毛なトラブルを防ぐことが出来ます。
ホワイトボードが無理でも、声に出しながらお互いにメモを取ることで認識合わせにもなり、あとから内容を確認することも出来ます。
3・次回の日程と宿題。
打ち合わせの最後には、次回の日程と宿題を確認しましょう。
「では次回の打ち合わせは○月○日の○時から。宿題はそれぞれ○○ですね。」
というのをお互い確認し、メモに残すことが大切です。
これは我が家の経験ですが、打ち合わせって疲れるんですよ。
子供も一緒に連れていくんですが上の子は「つまらんつまらん」だし、下の子も少ししたらぐずるし。毎回3時間ぐらいかかってたので・・・。
帰るとぐったりして今日話したことなんかほとんど覚えてないww
さっき話してたことなのに、「で、次までに決めとくことなんだっけ?」みたいな感じ。
とにかく疲れるし色んなことを話すので、打ち合わせの最後には次回の日程と宿題を必ず確認し、メモに残す。
これは絶対に忘れてはいけません。
注文住宅の本格的な打ち合わせ前にやるべきこと。
1・スクラップブックを作成しておく。
本格的な打ち合わせに入る前に用意しておく一番のオススメは、「スクラップブック」です。理由は「イメージを共有できる」からです。
「どんな外観の家が良い?」と聞かれても、口でわかりやすく説明できないですよね。
スクラップブックがあれば、夫婦間で「なるほど、こんなのが好きなんだな」とわかりますし、何より設計士さんにもイメージを伝えやすいです。
我が家は無印良品のバインダーとルーズリーフを購入しました。
・住宅関係の調べ物をして気になった部分をメモする。
・こんな外観にしたい!という写真を貼る。
・打ち合わせの議事録を書く。
・次会ったら確認したい項目を書く。
などなど、打ち合わせに関することを全部まとめています。
とくに打ち合わせ議事録が大助かりで、過去にさかのぼって話した内容を確認できるため本当にオススメです。
▽家作りノートの作り方はこちら!
2・本格的な打合せをする前に、多くのハウスメーカーを検討しておく。
本格的な打ち合わせに入る前に、「本当に今の会社にお願いして良いのかな?」ということは必ず確認しましょう。
「なぜこの会社で建てようと決意したんですか?」という問いに、あなたがばっちり胸を張って答えられればOKです。
もし、答えに詰まるようなら・・・もしかして、焦って決めたのではないですか?
家庭それぞれに事情があるので、家を急ぐ気持ちはとても良くわかります。
しかし本格的な打ち合わせに入ってしまうと、基本的にはもう止まりません。
もし会社変更などの事態になってしまうと、お金がいくらか戻ってこないだけでなく、打ち合わせの時間がすべてムダになってしまいます。
今の会社や担当者に、違和感を覚えながら話を進めていませんか?
もしそうなら、一旦立ち止まり、今一度じっくりとハウスメーカーを比較することをおすすめします。
個人的には何十年も住む家を建てる会社選びですから、1年や2年ぐらいかけて当然と思います。
▽あわせて読みたい!
注文住宅の打ち合わせの回数・内容・流れのまとめ
・契約前:ほかのハウスメーカーと比較して業者を決定する。2〜3回程度が目安。
・着工前:土地〜間取り、仕様を決める。5〜10回程度。
・着工後:細かい仕様を決める、トラブル対応。1〜5回程度。ない場合もある。
1・前回宿題の確認。
2・要望が織り込まれているか。
3・次回の日程と宿題
2・本格的な打ち合わせをする前に、多くのハウスメーカーを検討しておく。
本記事では、
・注文住宅の打ち合わせって、何回ぐらいするの?
・どんな内容なの?
・1回あたりの時間はどれぐらい?
・契約前と後で内容は変わるの?
・打ち合わせで気をつけるべきポイントは?
などなど、注文住宅の打ち合わせに関する様々な疑問に対して、自分の経験を元に答えていきました!
また記事終盤では、「本当に今のハウスメーカーで良いのかな?」と感じている方に向けたアドバイスも紹介しました。
「注文住宅の打ち合わせってどんなことするの?」と気になる方や、家を建てることに不安のある方に、少しでも役立てば嬉しいです。
じゃあこれで!
おしまい
だから打合せがはじまる前に、多くのハウスメーカーを検討すべき
この記事の執筆者:ぱぱらく
ぱぱらくさんのブログ >>ぱぱらく|ままをらくにすれば、ぱぱがらくになる
7割の方が10社以上のカタログを請求しています。
家作りは情報収集が肝心です。
約7割の方が10社以上のハウスメーカーのカタログを請求し、比較・検討しています。(SUUMO調べ)
マイホーム購入は人生でもっとも大きな買い物ですので、納得するまでハウスメーカーを選びたいところ。
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▽おさえておきたい契約までの流れはこちら!
代わりに設備のグレードを下げるか・・・子供部屋の窓を1つなくすのもありだな・・・。
ちなみに、いつまでに決めないといけないですか?