注文住宅の値引き交渉の4つのコツと注意点。無理な値引きは後悔のもと!

こんにちは。

 

せっかくの注文住宅ですから、家の間取りや外観・内装にこだわるのはもちろん、価格も妥協できないですよね!?

とくに注文住宅はウン千万もの大きな買い物ですから、当然値引き額も大きくなるはず。きっとガッツリ値引きしてくれるにちがいない・・・!

 

・・・なんて妄想しがちですが、注文住宅の値引には注意が必要です。

イエス、マダム。

なぜなら注文住宅で無理な値引きをしてしまうと、家の品質が下がる可能性があるからです。

注文住宅はオーダーメイドで作る家。そのため無理な値引きをしてしまうとしわよせが来てしまい、欠陥住宅になるかもしれません。

 

この記事では注文住宅の値引交渉を成功させるコツと注意を解説させて頂きます。

・家の間取りだけじゃなく、価格も妥協したくない!

・注文住宅の値引交渉って、どうすればいいの?

・値引き交渉する前にやるべきことって何?

これらの項目に1つでも当てはまる方は、どうぞ記事を最後までお読みくださいませ。

価格も妥協しない家作りを実現しましょう!

 

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結論:注文住宅の値引はできる。

「注文住宅の値引はできるのか?」

 

というお悩み。結論から申し上げますと、「注文住宅は値引きできる」、でございます。

しかるべきタイミングで値引き交渉を持ちかけることで、3~5%程度の値引をしてもらえるケースが多いです。(ハウスメーカーによっては10%以上の値引という事例もあり)

ですので、

・注文住宅は一切値引きできない。

・注文住宅で値引依頼すると、すぐに手抜き工事される。

・注文住宅で値引き依頼すると、営業マンとの信頼関係がなし崩しに崩壊する。

ということはございません。どうぞご安心くださいませ。

 

ただし値引き交渉に応じてくれるハウスメーカーがほとんどですが、値引き交渉に応じてくれないハウスメーカーもございます。

値引交渉に応じないことで有名なのが、一条工務店です。

一条工務店では一切の値引交渉をしておらず、営業マンは「一切、値引きしません」と口をそろえます。

値引きするハウスメーカーが増えるなら、一条工務店だけは頑なに値引きなしを守り続けております。

これはもはや伝統でございますな・・・。

 

一部ハウスメーカー(一条工務店)をのぞき、多くのハウスメーカーでは値引き交渉に応じております。自信をもって値引き交渉にのぞみましょう。

 

注文住宅の値引交渉を成功させるコツとタイミング。

注文住宅の値引交渉は真剣勝負でございます。

値引交渉が成功すれば、ウン百万円のお得。逆に失敗してしまうと、それだけ損することになってしまいます。

・・・絶対に値引き交渉、成功させたいですよね!?

 

注文住宅の値引交渉を成功させるには、コツとタイミングが重要でございます。

 

値引交渉を成功させるタイミングは、契約の直前がベスト。

注文住宅の値引を成功させる交渉のタイミングは、契約(本契約)の直前がベストです。間取りプラン・価格が出そろった契約する直前が、値引き交渉の最大の山場になります。

もちろん値引き交渉は仮契約の前でも切り出すことは可能です。ただし仮契約の前での値引き交渉では、

・グレードの低いプランを提案されることで、価格を下げられる。

・仮契約後、詳細な打合せを繰り返すと値段が上がることがある。

・プランに具体性がないので、本契約までに数字が操作できる。

このような問題があるからです。つまり言ってしまうと、あまり頑張って値引き交渉しても、それほど意味がないのです。

ですので本契約の直前の値引交渉が重要になります。

希望の間取りプラン・価格を洗い出したあと、「このプランでいくら値引きできるのか?」、これが最大の問題なのですから。

 

3~4社に相見積もりをとってから値引き交渉をする。

注文住宅の値引交渉させるために、必ずやるべきことがあります。

・・・イエス、それは「相見積もりをとること」です。

相見積もりとは?

複数のハウスメーカーから見積をとり、比較すること。

値引交渉を成功させるには、他社との比較が不可欠です。他社の見積りなくして、値引き交渉は成功しませんよ。

オーダーメイドの注文住宅では、「高い?安い?」の価値基準が分かりにくいです。

ですので、同じようなプランで他社と比較するのが大切でございます。

相見積もりはできれば3~4社ほどとりたいところ。複数のハウスメーカーから提案・見積りをもらうことで、注文住宅の相場感も養われます。

 

▽相見積りについては、こちらもチェック!

何社から取るべき?注文住宅でハウスメーカーから相見積りする8つの注意!

2019.04.29

 

ただし相見積もりは、「ライバル企業」に依頼しないと効果がうすい。

ただし相見積もりを取るときは、必ず「ライバル企業」に依頼するようにしましょう。

特徴・セールスポイントの似ているライバル同士を競わせることで、希望の値引額が引き出せます。

ハウスメーカーのライバル企業の組み合わせは、次のようなパターンがあります。

・鉄骨プレハブ系住宅(セキスイハイムとトヨタホーム)

・鉄骨造住宅(パナソニックホームと大和ハウス)

・木造住宅(住友林業とミサワホーム、三井ホーム)

・ローコスト住宅(タマホームとレオハウスなど)

ハウスメーカー同士の「こいつだけには負けたくねぇ・・・」心理をくすぐることで、確実な値引き交渉ができます。

 

ですがその反対として、特徴がちがうハウスメーカー同士を相見積もりしたところで効果は薄いです。

・・・え?ローコストがいいなら、そっちで契約すれば・・・ですと・・・?

い、いや、そう言う意味で値引きをお願いしたワケではなくて・・・

相見積もりを取るハウスメーカーを間違えると、値引き交渉が決裂するかもしれません。

 

▽ハウスメーカーの特徴はこちらでまとめてます。

おすすめ大手ハウスメーカー8社、気になる断熱材まで徹底比較!【2019年最新版】

2019.05.09

中堅ハウスメーカーおすすめ比較!これを知らずに契約すると後悔する!

2019.05.20

どれがおすすめ?ローコストハウスメーカー10社を徹底比較!【2019年最新版】

2019.05.05

 

「○○万円値引きしてくれたら、契約します!」が最強の値引ワード。

注文住宅の値引交渉を成功させる、もっとも簡単な交渉のコツがございます。

それは、

 

「○○万円値引きしてくれたら、契約します!」

 

で、ございます。「希望の値段にしてくれたら、契約するよ!」と購入への本気度を見せることで、値引きが引き出せます。

この言葉を言われて、まったく反応しない営業マンはおりません。むしろここまでお客さんに言わせておいて反応しなかったら、よほどアレな営業マンなので避けた方がいいかもしれません。

値引交渉を成功させるコツとして、

1・相見積もりで、相場感を養う。

2・相場から希望の値引額を伝える。

3・希望どうりの価格にしてくれたら、契約する約束をする。

この3つがポイントです。

あまりにも相場からかけ離れていない限り、値引き交渉は成功するでしょう。

 

「契約します!」と言い切るのがまだ不安でしたら、

他社が○○万円なので、もう少しお安くなれば検討できるのですが・・・

などと言葉を濁すのもありです。ただし言葉を濁すほど、値引きされる額・確率は下がります。ご注意くださいませ。

 

注文住宅の値引交渉の注意。無理な値引きは厳禁。

「値引にメリットこそあれど、デメリットなどない。」というのが、一般的な認識です。

しかし注文住宅では、ちがいます。注文住宅の無理な値引きは、後悔する家作りのもとになってしまいます。

ですので注文住宅で値引き交渉するときは、次のことに注意する必要があります。

 

営業マンのペースで値引きしない。

注文住宅の値引交渉で注意したいのが、営業マンのペースで値引きしないことです。

値引に意識があるばかりに、

 

「今、契約してくれたら、○○万円値引きしますよ!」

「今月契約してくれたら、〇%値引きします!」

 

という営業マンの値引セールストークにひっかかってしまうからです。

営業マンから値引きを持ち出すのは、もちろん契約が欲しいから。しかし営業マンからの値引トークは注意が必要です。

・打合せを重ねると、結局値段が上がった。

・もともとの値段が高いだけだった。

・値引きではなく、ダウングレードだった。

詳細が決まってない段階での値引き対応は、いくらでもやりようがあるのですよね。

注文住宅の値引の主導権を握るのは、営業マンではありません。あなたでございます。営業マンの値引トークがうるさいのでしたら、少しお口にチャックして頂きましょう。

 

また営業マンの値引のペースで契約してしまうと、複数のハウスメーカーを検討できません

営業マンとしては、「ほかのハウスメーカーを見学されるなら、無理して値引きして今、契約させてしまえ」ということでしょう。

しかしこれでは後悔する家作りにつながってしまいます。

大切なのは値引きではなく、複数のハウスメーカーを比較すること。納得する家作りをすることです。

営業マンの値引に安易に応じないようご注意くださいませ。

 

目先の値引額に釣られない。

注文住宅の値引で注意すべきなのが、目先の値引額に釣られないことです。

金額の大きな注文住宅では、ときとして大幅な値引きがされることがあります。

値引き依頼したら、あっさり500万円も値引きしてくれました。

もちろん、即決でございますよ。お得しましたな、ぐししし・・・。

しかしご注意くださいませ。

額面は500万円の値引ではありますが、それってこんな意味ではないですか?

・最初に提示した見積りが相場より高すぎる(値引きありきの見積り)

・値引きではなく、ダウングレードしている。

・付帯工事が一切含まれておらず、これからの打ち合わせで増えること必須。

はっきり申し上げて、金額だけの値引は意味がありません

「どの間取りプランで」「どの仕様で」「いくら値引きしてくれるのか?」が重要なのです。

「大幅値引きすれば契約してくれるだろう」的な魂胆みえみえですな。

大幅値引きは逆に疑いましょう。そんなに削っていいんですか?最初の提案は何だったのですか?

目先の値引額に釣られてはいけません。

 

相場以上の値引は、工事の品質を下げる。

注文住宅での無理な値引きは厳禁でございます。

なぜなら相場以上に値引きをしてしまうと、工事の品質を下げる結果になるからです。

・コストを圧縮するために、無理なスケジュールを組む。

・コストを圧縮するために、見えない建材をコストカット(ダウングレード)する。

・利益の出ない案件になってしまい、営業マンの対応が悪くなってしまう。

注文住宅では先払いでお金を払って(契約して)から、家を建てます。ですのであまりにも無理に値引きをしてしまうと、「その程度の仕事」「それなりの家」になってしまいます。

無理な値引きでしわ寄せが来やすいのが、工期でございます。

工期を短くして人件費を安くするのですが、これでは欠陥住宅の原因になってしまいます。

相見積もりをとるのは、相場観を養うためでもあります。無理な値引きは厳禁ですよ。

 

まとめ:値引は大切。でももっと大切なのは、理想を叶えること。

注文住宅は人生で一番大きな買い物。ですので間取りだけでなく、価格も妥協したくないですよね。

注文住宅での値引き交渉を成功させるためのコツは、次の4つです。

1・値引き交渉のタイミングは、契約の直前。

2・3~4社に相見積もりを取ってから、値引き交渉を。

3・ただし相見積もりは、「ライバル企業」から。

4・「○○万円値引きしてくれたら、契約します!」が最強のパワーワード。

手堅い値引き交渉で、妥協のない価格を実現させましょう。

ただし注文住宅では無理な値引き依頼は厳禁ですよ。工事の質が悪くなったり、見えない部材でコストカットされたらイヤですからね。

値引は契約を一押しする1つにすぎません。

大切なのは、あなたの理想の家作りができるかどうか?本格的な値引き交渉をする前に、多くのハウスメーカーを検討することをおすすめします

ぜひ素敵な家作りを。それでは、また!

 

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家作りは情報収集が肝心です。

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マイホーム購入は人生でもっとも大きな買い物ですので、納得するまでハウスメーカーを選びたいところ。

 

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2016.12.12

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