親の反対を押し切って家を購入しても後悔しない?家作りが反対される理由は?

こんにちは。

 

「親に家作りのことを相談したら、反対されそうで怖い。」

「親に早く相談しなきゃ・・・と思ってるけど、まだ相談できてない・・・オワタ。」

 

・・・お困りですか?マダム。

 

注文住宅での家作りは、早めに親に相談することをおすすめします。

早めに相談することで後のトラブルも防げますし、もしかしたら住宅資金を援助してもらえるかもしれません。

 

・・・ですが、言えないんですよね。

 

だって反対されたらイヤじゃないですか。家作りの計画に口出しされたら、せっかくのマイホーム計画が台無しになりそうです。

・・・え?お前にマイホームなんて10年早いですと?まずは会社で出世してからですと・・・?

よ・・・よ・・・余計なお世話であります!!ガタッ

お金を払って住宅ローンを返済するのは、親ではなく本人(あなた)なのですけどね。

 

そこでこの記事では、

・家作りに親が反対する理由。

・親の反対を押し切って家作りする影響、デメリット。

・親に反対されても、円満に家作りをする秘訣。

について、解説させて頂きます。

親に相談する前に、この記事で入念なシミュレーションをしておきましょう!

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家作りが親に反対される理由とは?

「親に相談したら、絶対反対されるよな・・・ガクブル」

 

と、怯えている方にお聞きします。

では親があなたの家作りに反対する理由は何でしょうか?

親が家作りに反対する理由は、もしや次の5つではないですか?

 

1・持ち家・賃貸での考え方のちがい。

親があなたの家作りに反対するのは、持ち家に対して否定的な考えを持っているからではないですか?

持ち家を買うことは、リスクを背負うこと。夢のあるマイホーム購入ですが、その背後には様々な持ち家のリスクが潜んでいます。

持ち家のリスク

・資産価値が下がるリスク(これはリスクというより、宿命。)

・収入が下がっても、住宅ローンを返済するリスク。

・引っ越したいと思っても、気軽に引っ越せないリスク(転勤・転職・ご近所トラブルなど)

・離婚したときに住宅ローンだけが残ってしまうリスク。

子供が率先してリスクを背負う姿を見て、泣いて喜ぶ親は少ないでしょう。できることならリスクを避けて、賢く生きて欲しいと願うのが親心であります。

 

「賃貸でも暮らしてけるのに、わざわざ持ち家のリスクなんて背負って欲しくない。」

 

そう思うから、家作りに反対してしまうのです。

理屈ではよく分かります。しかしこちとら社会に出てから、酸いも甘いも経験してますからね。今では立派な社会を支える人柱ですよ?

持ち家のリスクはよく知ってますが、それでもやっぱり家が欲しいのです。欲しいものは欲しいのであります。

「持ち家 vs 賃貸」の対立の溝は深く、もし親が「賃貸派」であると、その後の話し合いも平行線になるパターンが多いです。

 

▽持ち家を買う理由を聞かれたら、ぜひこちらの記事を読んで頂きたいです。

「マイホーム購入はリスクだから買わない」と言ってると後悔するかもしれない理由。

2019.04.20

「住宅購入はまだ早い」という嘘。30歳で買って思う、早く家を買うべき3つの理由。

2017.03.22

「家を買うと損する」と分かっていながら家を買った、たった1つの理由。

2017.04.21

持ち家と賃貸、どっちがいいの?損得よりも大切にしたい持ち家の魅力はコレだ!

2017.01.20

 

> 家を買うべきか?のカテゴリーをチェック!

 

2・家を建てるタイミングが早い。

親が家作りに反対する理由として多いのが、「まだ早い」、でございます。

家を持つことについては賛成しているものの、まだ早いと。「まだ買うタイミングではない」と反対しているのですね。

「まだ早い」には、次の意図が見え隠れしています。

「まだ早い」に隠された意図

・「まだ早い」と一度否定することで、冷静に考え直させたい。

・本当は家を買って欲しくないから、とりあえず「まだ早い」と言っておこう。

・本当は実家の近くに家を建てて欲しい。でも言えないから、「まだ早い」と言っておこう。

・収入、勤続年数、貯金が足りず、客観的にみて「まだ早い」状態である。

とりあえず「まだ早い」と反対しておくことで、「結論を先延ばしにしよう」・「はぐらかそう」、との意図がチラチラと・・・。イヤらしいですねぇ。

親は危ない道よりも、より確実な安全パイを選ぶ傾向が強いです。

 

「じゃぁ、いつならいいのさ!」

「どうせならハッキリ言ってくれよ!」

 

と、煮え切らない態度にイライラも募ります。ですが親としてはただ反対しているのではなく、「きちん条件さえ整えれば、建ててもいいかな」と冷静に見守っているのです。親心ですね。

 

▽年代別の住宅購入のメリット・デメリットはこちら!

家を建てるには何歳までがいい?タイミング遅くても大丈夫?【年代別メリット・デメリット】

2019.05.23

 

3・住宅ローンに対する考え方のちがい。

家作りで親と揉めやすいのが、お金の問題です。

とくに住宅ローンについては、意見がかみ合わないことが多いです。

なぜなら親世代と私たちの世代では、住宅ローンを取り巻く環境がぜんぜん違うからです。

親世代との住宅ローンのちがい

・今は超低金利(変動金利0.47%・じぶん銀行)だが、昔は金利が高かった(変動8%・昭和59年)。

・昔はネット銀行がなかった。

・昔は住宅ローン控除などの税制優遇がなかった。

「昭和の金利、高すぎっ!」と驚きますが、これは好景気の裏返しでもありますから。羨ましい限りです。

ですがこのように昭和と平成(令和)では住宅ローンの背景がちがいすぎるので、親と私たちの意見は対立しがちです。

親世代の意見として、

親世代の主張

・家のグレードを抑えて、借り入れを少なくすべき!

・住宅ローン返済は大変だから、頭金を多く払って借り入れを少なくすべき!

・ネット銀行!?そんな怪しいもん信用できるかっ!地方銀行に決まってる!

などがございます。

いくら現在の低金利・税制優遇を説明しても、当時の辛かった記憶は消せないのですよね。

 

4・家のスペック・間取りの考え方のちがい。

先ほどの住宅ローンとは打って変わり、家のスペックについて反対されることがあります。

・一生に一度の買い物だから、無理してもいい家を建てるべき!

・人に見られても恥ずかしくない家を建てるべき!

・家の間取り、仕様について口を出される。(とくに2世帯住宅や資金援助がある場合)

景気のよかった昭和の名残でしょうか。やたらスペック重視の高級住宅を求める親もいます。

住宅ローンを抑えるために、節約志向の質素な家を建てようと思っても、思わぬ親の反対にあうことに。

その結果、必要以上の住宅ローンを組むことになってしまいます。

 

また2世帯住宅や親から住宅資金の援助を受ける場合、親からの口だしが度を過ぎるケースもございます。

親からの資金援助の基本スタイルは、「お金を出して、口も出す」、なのですね。

資金を頂けるのはありがたい限り。ですがそれによって質素な家が建てられないとは、本末転倒でございます。

 

▽「お金を出して、口も出す」は揉める鉄板スタイルです。

口出す親にうんざり!?住宅購入での親の資金援助を断った理由と注意点。

2017.06.12

 

5・単純に寂しい。

家作りに反対する理由が「単純に寂しい」って・・・おいっ!

 

・・・思わず突っ込みたくなる反対理由ですが、これには注意が必要です。

イエス、マダム。

なぜなら「寂しい」という理由がもっとも不可解であり、もっとも根深い理由になるからです。

人間、「寂しい」という気持ちにはめっぽう弱いのです。

親が家作りに対して反対してしまうのは、「寂しい」という気持ちが根底にあります。

・は実家の近くに家を建てるべき → 誰か近くに住んでくれないと寂しいじゃん。

・住宅ローン払うのは厳しいんじゃないの? → 無理するなよ。寂しくなるじゃん。

・夫婦2人だけで暮らしていくのは大変なんじゃないの? → 頼ってくれよ、寂しいじゃん。

「家作りに反対する理由を説明して!」と求めても、「寂しい気持ち」はうまく伝えられません。それゆえこじれて、トラブルになることが多いです。

・・・え?家を建てるなら実家のすぐ近くが絶対条件ですと・・・?

私が住む家なのに、なぜ親の立地指定を受けるのでしょうか・・・不可解であります。

「寂しい」という反対理由は、紙一重で理不尽にもなります。

ですが根深い問題なので、時間をとってじっくり話し合うことをおすすめします。

なお、「寂しい」ことが原因なので、話し合いで心の距離が縮まると解決することもあります。

 

親の反対を押し切って家を建てて後悔しないのか?

「家作りを相談したら、親に反対されるかも・・・。」

「でも反対されても家は欲しいしな・・・。」

 

と思っている方。

結論から申し上げますと、親に反対されても家は買えますし、理想の家も建てられます。

 

・・・ですが・・・

 

親が反対を押し切って家を建てて、本当に後悔しませんか?

強行突破する前に、次の2つのデメリットだけは心にとどめておきましょう。

 

住宅購入の資金援助がもらえない。

家作りのことで親と揉めてる真っ最中でも、ほんの少し期待していませんか?親からの資金援助を。

だってネットで検索すると、次々と資金援助エピソードがヒットしますからね。もらった資金援助の平均額は「564万円」なんですよ。(アットリサーチ2014年調べ

いや、564万円って・・・もらいすぎでありますぞ・・・。

画像:アットリサーチ

資金援助の分布で多いのは、

・500~600万円

・100~200万円

・1,000~1,500万円

となっております。みんなガッツリ援助してもらってるのですね。

 

ですが親の反対を押し切って家作りを進めてしまうと、親からの資金援助がもらえない可能性が高いです。

だってそうじゃないですか?

親の意向には沿わないで家作りを進めるのに、「お金だけ下さい・・・」なんて言えますか?

親の意向には沿えませんが、資金援助はして頂けるのですよ・・・ね・・・?

・・・親の顔をチラ見したら鬼の形相でしたが・・・(滝のような脇汗)

資金援助をもらうなら、多少の意向を聞く必要があります。逆に親の意向を聞かないなら、親の援助は期待できません。

 

・・・564万円、でかすぎるニンジンでございます。

 

その後の関係悪化するかも。

親の反対を押し切って強行突破するのは、リスクがございます。

それは今後の関係にしこりが残ってしまうことです。

家作りは人生においての一大イベント。そのため親の理解が得られないと、お互いの関係がギクシャクしてしまうこともあります。

・家作りがきっかけで疎遠になってしまった。

・ちくちく刺さる言葉を言われる。

・表には出さないけど、どこか寂しそう。

家作りは親のためではなく、自分と家族のため。だから親の理解が得られなくてもいいのですが・・・。

子供の幸せを素直に喜べなかった寂しげな親の背中を見ると、なんだかこちらが寂しくなってしまいます。

 

親の反対を押し切るなら、守るべき2つの鉄則。

ときとして親に反対されても、家作りをすすめるのも必要です。

なぜなら親の顔色をうかがったままでは、住宅購入のベストタイミングを逃す可能性があるからです。最悪は購入プランそのものが流れてしまいます。

 

・・・ただし!

 

親の反対を押し切るのなら、次のことにご注意くださいませ。

 

親の資金援助を当てにせず、自己資金をしっかり貯める。

親の反対を押し切るなら、自己資金をしっかり貯めましょう

なぜなら反対を押し切ると、親の資金援助がもらえないかもしれないからです。

親からの援助の平均額は564万円。みすみす見逃すのは悔やまれますが、意見が合わないのですから仕方ありません。

ですので、その分しっかりと自己資金を貯める必要があります。

 

最近は低金利によって、頭金ゼロでも家が建てられる時代です。

しかしご注意くださいませ。

イエス、マダム。

頭金ゼロと自己資金ゼロは意味がちがいます。頭金ゼロは可能ですが、自己資金ゼロは無謀ですよ。

頭金と自己資金のちがいを一言でいいますと、

頭金:住宅ローンを先払いするお金

自己資金:手元に残す現金。

でございます。

金利が低いので住宅ローンを先払いする必要はありません。(頭金ゼロ)

だからといって、手元にお金がないのはリスキーです。(自己資金ゼロ)

住宅購入では、ときとして親の反対を押し切るときだって必要です。

しかしそれをするためには、たしかな実力(お金)が必要でございます。

言いたいことがあるのなら、まずはお金を貯めましょう。まずはそこからです。

 

▽頭金ゼロと自己資金ゼロの違いはこちらで解説してます。

頭金なしの住宅ローンは無謀なのか?頭金なしで家を買える3つの理由。

2019.04.11

マイホームの購入で貯金はいくら残すべき?頭金を払いすぎて後悔した体験談。

2019.04.12

 

親との関係は時間をかけて解決する。

親の反対を押し切ってしまったがために、お互いの関係に影ができてしまったら・・・。

そのまま疎遠にならず、時間をかけて解決したいところです。

家の問題があっても、家族は家族。時間をかければ元の関係に修復できる・・・はずでございます。

 

・・・だって親子じゃないですかっ!

 

家の問題と家族の問題を、すべて一括りにされるのはつらいところ。

家の問題はお互いの価値観が合わなくても、それ以外の家族同士の付き合いはしたいじゃないですか。

 

それに親の根底にあるのは、「寂しい」という気持ちです。これは歳を重ねるごとに大きくなる、やっかいなヤツなんですよね。

親ではありますが、ここは1つ私が大人になって一歩下がって・・・。

・・・え?お前に家の敷居は跨がせないですと・・・?ワナワナワナ・・・

「歳をとるとは、こういうものだ」と割り切り感も必要です。いずれは自分が通るみちですしね。こちらが大人になることをおすすめします。

 

まとめ:親には早めにご相談を。

私たちがどれだけ大人になっても、1人では家は建てられません。お金はもちろん、多くの人の協力と理解は不可欠です。

ですが親世代と私たちでは住宅購入の環境が変わりすぎていて、親の理解が得られないことがあります。

親に反対される理由

・持ち家、賃貸での考え方のちがい。

・「家を建てるタイミングが早い」と言われる。

・住宅ローンに対する考え方のちがい。

・家のスペック、間取りの考え方のちがい。

・単純に寂しい。

このうちもっとも根深くてやっかいなのが、「単純に寂しい」でございます。

寂しい気持ちが根底にあると、あれこれ余計な問題に発展します。・・・親の愛なんですけどね。

 

親の反対を押し切って家を建てると、必ず不幸になる・・・ということはありません。

ただし、次の点には注意しておきましょう。

・親からの援助が期待できない分、自己資金をしっかり貯める。

・お互いの確執は時間をかけて解決する。こちらが大人の対応をする。

1人で勝手に家が建てられるなら、気楽なものです。しかし実際には親に気をつかったり、家以外のことにストレスが溜まります。

 

・・・でも・・・

 

だからこそ、マイホームが完成したときの悦びは格別ですよ。

マイホーム完成まで山も谷もありますが、どうぞ頑張って乗り越えていきましょう。

素敵な家作りを。それでは、また!

 

思い立ったら、すぐ行動した方がいい。

「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。

なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。

 

しかし親に反対されたからといって何も行動しないと、マイホームの夢は叶いません。

マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。

住宅展示場のデメリット

・営業マンに拘束される。

・親切に対応されると、断りづらい。

・断りづらいと、うっかり契約しがち。

ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。

ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。

カタログ・資料を取りよせるときは、カタログ一括請求サービスがおすすめですよ。

 

カタログ一括請求サービスのメリット

一括請求サービスのメリット

・めんどうな入力が1回で済む。

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・自分の知らないハウスメーカーまで比較、検討できる。

一括請求サービスを使うなら、業界最大手のLIFULL HOME’S注文住宅を使ってみてください。

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今のうちにカタログ・資料を請求しておいて、家族と笑顔で暮らせるマイホームを手に入れましょう!

 

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注文住宅カタログだけ一括請求!住宅展示場に行かずにハウスメーカー資料だけ貰える!

2016.12.12

 

 

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