家を建てるには何歳までがいい?タイミング遅くても大丈夫?【年代別メリット・デメリット】

こんにちは。

 

「家を建てるには何歳までがいいの?」

「もしかして、購入のタイミング逃しちゃった・・・?」

 

・・・マダム、お困りですか?

家を建てること、それはつまり35年の住宅ローンを背負うこと。あまり遅くなってしまうと、「住宅ローンが完済できるかな・・・」と不安になってしまいますよね。

ですがご安心くださいませ。

イエス、マダム。

家を建てる年齢に制限はなく、年齢に応じた家が建てられますよ。

家を建てるのは何歳からでも遅くはありませんし、逆に早すぎることもありません。つまり「欲しいと思ったときが買い時」なのです。

 

ただし注意すべき点もございます。

それは家を建てる年齢によって、背負うリスクが変わることです。

ですので家を建てるときは、年齢に応じたリスクを理解して、プランを練ることが大切でございます。

 

そこでこの記事では、

・家を建てる年齢はいつまでなのか?

・家を建てるときに注意すべきリスク。

・家を建てる年代別のメリット/デメリット。

について解説させて頂きます。

家を建てるのに、「遅い・早い」はありません。ただ背負うリスクが変わるだけでございます。

 

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データでみる、みんなは何歳までに家を建てた?

やっぱり気になってしまうのが、「みんなは何歳までに家を建てたのか?」ということ。

人の事情と自分は別とは言っても、気になりますよね。

まずはデータで「みんなは何歳までに家を建てたのか?」チェックしていきましょう。

参考:平成28年度住宅市場動向調査報告書

 

家を建てた平均年齢は、43.3歳。

こちらは注文住宅を建てたときの平均年齢です。

平成28年度の注文住宅を建てたときの平均年齢は、43.3歳というデータになっております。

ただし、もっとも多い年代は30代で40.3%でございます。

つまり多くの人が、30・40代で家を建てている、ということですな。

30代・40代で家を建てた人の割合を合計すると、全体の62%にもなります。ほとんどの人が、30・40代で家を建てているのですね。

 

家を建てたときの平均年収は、690万円。

「家を建てたとき、みんなの年収いくらだったのか・・・?」

 

なかなか聞けないきわどい質問も、データなら簡単に読み取れます。

家を建てたときの平均年収は、「690万円」でございます。

年収690万円ですと・・・?

みなさんちょっと稼ぎすぎじゃないすかね・・・(震え声)

ですが、これはあくまでも「平均値」ですから。年収が高い人が数値を押し上げている面もあります。

 

家を建てた年収でもっとも多いのが、年収400~600万円。全体の30%、つまり「3人に1人が年収400~600万円で家を建てた」、ということですね。

ちなみに私が家を買ったのは、年収300万円のとき。当時は「こんなチャレンジャーな野郎は、ほかにいないだろう」と思っていました。

でも年収400万円未満で注文住宅を建てた人は、なんと13.9%もいるようですね。

年収400万未満で注文住宅を建てた人が13.9%も。

みなさん、苦労されているのですね。

親近感を覚えました。ありがとうございます。

 

家を建てるときの注意すべきリスクとは?

家を建てることは、35年の住宅ローンを背負うこと。家と一緒にリスクも買ってしまうのです。

家を建てて住宅ローンを背負うと、もろもろのリスクがございます。

・収入が下がっても、住宅ローンを払い続けるリスク。

・転勤などで、急に引越しするリスク。

・ご近所トラブルで引越ししたくても、気軽に引越しできないリスク。

・資産価値が下がるリスク。

・リフォームしないと劣化するリスク。

 

・・・リスクだらけじゃないですか・・・。

 

では、数ある家を建てるリスクのうち、もっともリスキーなものは何だと思いますか?

イエス、マダム。

それはですね、「離婚リスク」なのでございます。

意外でしたか?ですが、理由をお話すれば納得されると思います。

 

離婚リスクとは、すべてのライフプランがリセットされて、借金が残ること。

家を建てるときのもっとも大きなリスクは、離婚リスクです。

なぜなら離婚してしまうと、これまでのライフプランがすべてリセットされてしまうからです。

もちろん、せっかく建てた家も単なる足枷になります。離婚をする場合、多くの人はマイホームを売却します。

しかし一軒家はよほど特殊なケースでなければ、光の速さで資産価値が下がります。

そのため売却したとしても、住宅ローンが残るのですよ。

 

離婚するときに住宅ローンが3,000万円残っていたとき、家が2,000万円で売れたとしましょう。この場合、

3,000万円 - 2,000万円 = 1,000万円の住宅ローンが残る(借金)

離婚をすると、1,000万円の借金が残ることになります。

さらに離婚するときに起きる問題は、家のことだけではありません。

・子供の養育権、養育費の問題。

・新しい住まい、仕事を探す必要性。

・家族を失う悲しみ。

・ライフスタイルが根本から変わるストレス。

今までの生活が根こそぎひっくり返されますよね。これだけで相当なストレスなのに、離婚したら家のローンが1,000万も残るとは地獄絵図でしかありません。

 

生涯ずっと離婚しない夫婦は、70%しかいない。

離婚リスクが恐ろしいのは、離婚率の高さです。

生涯で離婚する確率は、およそ3割といわれています。つまり3人に1人が、生涯のなかで離婚を経験するのです。

ということは、生涯ずっと離婚しない夫婦は70%しかいません。

なるほど。つまり家を買った人の3人に1人が、どこかのタイミングで離婚をする・・・お、恐ろしい・・・。

もちろん、統計のデータなのでかたよりはあります。「家を買った人 or 賃貸の人」によって、離婚率もちがうでしょう。

ただ共通していえるのは、家を買っても買わなくても、どちらも同様に夫婦ケンカは起こり、夫婦離婚の危機は訪れる、ということです。

 

住宅ローンの返済を滞納する人は、全体の2%といわれています。

それに比べて離婚率30%ですから。これがいかにハイリスクなことなのか、ご理解頂けると思います。

参照:生涯で離婚する確率・割合、離婚しない確率・割合

 

年齢別にみる、家を建てるときのメリット・デメリット

すみません、夢と希望あふれるマイホーム購入に水を差してしまいまして。

ですが私が申し上げたいのは、「リスクがあるから、家を建てるのはやめようぜ」ということではなく、

 

「リスクがあるからこそ、しっかりリスクを分析して家を建てようぜ」

 

でございますから。

家を建てるもっとも大きなリスクは、離婚リスクです。

ただし家を建てる年代によって、背負うリスクは変わります。

あなたが家を建てるのはいつ頃でしょうか?それぞれの年代によるリスク・メリット/デメリットをチェックしましょう。

 

20代で家を建てるリスク・メリット/デメリット

メリット デメリット
繰上げ返済しなくても、定年退職までに完済できる。 収入が低いので、借りれる住宅ローンが少ない
住宅ローンを余裕をもって返済できる。 勤続年数が短いので、借りれない場合も。
無理な住宅ローンも、多少の無理が効く(残業・副業) ハウスメーカーによっては、相手にされない。
体力があるので、時間をかけて家作りできる。 知識・経験不足により、間違いを起こしやすい
マイホームですごせる時間・年数が長い。 若気の至りをやりがち。
いざとなれば、転職だってできる。 ライフスタイルが大きく変わる可能性
子供と一緒にすごせる期間が一番長い

20代で家を建てるメリットは、子供と一緒にすごせる期間が長いことです。

「子供は何歳になってもかわいい」とは言っても、やはり一番かわいいのは2~3歳あたりじゃないですか?

子供が小さい頃に家を建てれば、天使のようにかわいい子供とマイホームでイチャイチャできますよ。

 

また20代に家を建てれば、住宅ローンの返済も楽です。

計画的に繰上げ返済をしなくても、定年までに完済できるのは大きな安心ですよね。

 

ただし20代で家を建てるときは、離婚リスクに注意しなくてはいけません。

なぜなら離婚する確率が高いのは、

・結婚して1~5年以内。

・10~20代でのでき婚。

という傾向があるからです。

20代での住宅購入は、離婚率が高いゾーンにドンピシャです。勢いに任せて家を建てたものの、熱が冷めた頃に離婚・・・という事態は避けなくてはいけません。

 

30代で家を建てるリスク・メリット/デメリット

メリット デメリット
収入が高くなるので、住宅ローンが借りやすい 子供の教育費が増えはじめる。
知識・経験も充実するので、こだわりの家作りができる。 転職するのも難しい年齢に。
頭金・住宅資金に余裕が持てる。 定年までに完済するのがギリギリライン。
子供と一緒にすごせる期間は十分にある。
自分の親も元気で経済力がある時期なので、資金援助が受けやすい。

30代で家を建てる場合、20代よりも余裕をもって家作りができます。

収入も高く、勤続年数も長くなるので、住宅ローンも借りやすい年代です。30代で家を買う人が多いのも納得ですね。

マイホームで子供と一緒にすごす時間も十分にあるので、家を買うにはバランスのいい適齢期と言えるでしょう。

 

ただし注意すべきは、住宅ローンの返済リスクです。

30代になると、転職するのも難しい年代に突入していきます。

配置転換や転勤で「会社を辞めたい!」と思っても、住宅ローンがあるため行動に踏み切れないことも。しかし無理しすぎると、体を壊してしまいます。

住宅ローンが借りやすい年代だけに、ちょっと背伸びした住宅ローンを借りてしまい、

・会社を辞めたら住宅ローンが払えない。

・会社に残るのもしんどい。

・転職できるか分からない。

という住宅ローン地獄にハマる可能性がございます。住宅ローンの借りすぎにはご注意くださいませ。

 

40代で家を建てるリスク・メリット/デメリット

メリット デメリット
30代よりも住宅ローンが借りやすい。 繰上げ返済しないと定年までに完済できない
頭金・住宅資金がしっかり貯められる。 子供と一緒にすごせる期間が短い
先に家を買った人の成功・失敗を踏まえることができる。 子供が独立したあと、部屋があまる。
親の介護・同居の予定が見えやすい。 そろそろ収入は頭打ちになる年代。
50代・60代で収入が減っても、返済できるか?

40代では、30代よりもしっかりとライフ・マネープランを練ることができます。

また先に家を買った人の成功・失敗、そして末路も踏まえられるので、堅実な家作りができます。

ただしその一方で、今まで我慢していた反動で、急にはっちゃけてしまう傾向も。家作りって難しいですね。

 

40代で注意すべきなのが、住宅ローンの完済リスク

計画的に繰上げ返済をしないと、定年退職までに住宅ローンは完済できません。毎月の住宅ローンに余裕をもたせておくことが大切です。

 

50代で家を建てるリスク・メリット/デメリット

メリット デメリット
将来の見通しが立てやすい。 住宅ローンの長期借入が難しい。
人生における出費の山場は越えている 定年退職後の返済プランが必須。
子供の教育費もあと少しで終わる。 年金収入だけでは心もとない。
2世帯住宅を検討しやすい。 無理したローンを組んでしまっても、もう無理できる歳じゃない。

50代で家を建てても遅くはありません。

これから大きなライフスタイルの変化が起きにくいので、将来を見通した家作りができます。

また子供の教育費の山場もあと少しなので、住宅ローンの支払いも余裕が持てます。

 

ただし住宅ローンには注意が必要です。

年齢的に長期借入が難しい上に、定年退職後の収入が減ったときの返済プランも必要です。

「ちょっと厳しいな・・・」と思っても無理ができる年齢ではないので、余裕をもった資金計画を立てることが大切でございます。

 

まとめ:家を建てようかな…と思ったら、早めの行動を。

家を建てるには何歳までに・・・?

という疑問に対しては、つまるところ「何歳でも遅くはないし、早くもない。」ということにつきます。

言ってしまえば、「買いたいと思ったときが、買い時」なのですよ。本当に。

 

しかし家を建てる準備だけは早めにしておくことをおすすめします。

なぜなら家を建てるには、

・家作りの基礎知識を身につける。

・土地を探す。

・ハウスメーカーを選ぶ。

・間取りを考える。

などなど、事前にやるべきことがたくさんあるからです。そのため何も準備をしていないと、住宅購入のベストタイミングを逃してしまうのですよ。

「家が欲しい!」と思っても、すぐに家を建てられるわけではありません。欲しいと思ったら、すぐに行動することをおすすめします

素敵な住宅購入を。それでは、また!

 

思い立ったら、すぐ行動した方がいい。

「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。

なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。

 

しかし何も行動しないままでは、マイホームの夢は叶いません。

マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。

住宅展示場のデメリット

・営業マンに拘束される。

・親切に対応されると、断りづらい。

・断りづらいと、うっかり契約しがち。

ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。

ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。

カタログ・資料を取りよせるときは、カタログ一括請求サービスがおすすめですよ。

 

カタログ一括請求サービスのメリット

一括請求サービスのメリット

・めんどうな入力が1回で済む。

・営業されるリスクが低い。

・自分の知らないハウスメーカーまで比較、検討できる。

一括請求サービスを使うなら、業界最大手のLIFULL HOME’S注文住宅を使ってみてください。

提携しているハウスメーカーも多いですし、信頼度も抜群です。

今のうちにカタログ・資料を請求しておいて、家族と笑顔で暮らせるマイホームを手に入れましょう!

 

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