こんにちは。
「一生の一度の家作りですから・・・」
このキャッチコピー、住宅購入を検討しているあなたも、ハウスメーカーの営業マンから聞いたことありませんか?
確かに住宅の価格や、35年の長期ローンを考えても、家は一生に2度も3度も買えるものではありません。
ですが私は一番最初に住宅展示場に行った際、何を血迷ったのか、
と、営業マンに口走ったことがございます。
・・・え?その時の営業マンの顔ですか?
それはもちろん、ドン引きして血の気が引いた顔をしてましたよ。
ですが建売住宅を購入し、3年が過ぎた今でも、「あの時の言葉は間違いではなかったな」と思っております。
人生で2回家を建てる理由とは、何か?
この記事では、住宅購入に向けて動き出したあなたのために、住宅購入の大切なことをお伝えしたいと思います。
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この記事の概要
一条工務店のモデルルームで感じた違和感。
「人生で2回、家を建てます。」
この言葉を口走ったのは、一条工務店のモデルルームの和室でお茶を飲んでいたときでした。
あまりの唐突な発言にフォローの言葉が見当たらなかった営業マンは、飲んでいたお茶を静かにおき、汗も出てないのにハンカチで汗を拭いていた姿が印象的でした。
「人生で家を2回買います」宣言したのは、もちろん家を2回買うつもりだからです。しかしそれ以前に営業マンの質問攻めに違和感を感じていました。
「ご主人のご職業は?」
「奥様は働いていらっしゃいますか?」
「年収は?」
「ご予算は?」
「ご予定は?」
モデルルームに行くと、この手の質問、実に多いですよね。ですが、私は思うのであります。
「家を買う=人生の全てを背負って、35年先まで返済していく」という、暗黙のプレッシャーを感じます。
ですがやはり、それは違うのではないかと思うのです。
人生で2回家を建てる理由。
「人生で2回家を建てるべき」
これは何も私の妄言ではありません。きちんとした理由があるのでございます。
人生で2回家を建てるべき理由は、次の事情があるからです。
住宅購入後、24年後に大規模リフォームの現実。
人生で2回、家を建てるべき理由は、住宅購入して24年後に大規模リフォームの必要があるからです。
平成26年度の住宅市場動向調査では、住宅購入後平均24年後で大規模リフォームをしている、というデータがございます。
ハウスメーカーでは「100年住宅」という言葉も聞きますが、それはあくまでもメンテナンス・修繕してのことです。
ノーメンテナンスで家が頑丈に保てる訳もなく、経年劣化で古くなった場所はお金をかけて修繕する必要があるのは当たり前のことです。
住宅環境、ライフスタイルによっては、大規模リフォームするぐらいなら、いっそのこと建て替えをする方もいますよね。
24年後ですから、子供夫婦と一緒に暮らせる2世帯住宅を建てるかもしれません。
はたまた大規模リフォームするぐらいなら、利便性のいいマンションに引っ越しするかもしれません。
54歳で大規模リフォーム・・・いかん、頭痛がしてきました・・・。
一生に一度の家作り・・・とは、どんなシミュレーションでしょうか。
私には一生に2回は建てる計算になるのですが・・・。
住宅購入後、家族構成が大きく変わる。
人生で家を2回建てるべき理由は、初めて家を買ってから家族構成が大きく変わるからでございます。
住宅購入後、10年、20年と時がたつと、家族構成が変わります。
子供が巣立ち、結婚して、孫が生まれる。
これらのライフイベントは、住宅購入後30年以内に起きる可能性が高いです。
ひいては2世帯住宅を検討してくれ(出資してくれ)ですと?
なんと、人生で一度のつもりで家を買ったのに、建て替える日が来るとは思いませんでしたぞ・・・。
家は変わらなくても、家を取り巻く環境はどんどん変わっていきます。
あなたが家を買うとき、どんな家族構成でしょうか?
私はと、そしてのお腹の中に次男がいる家族構成で家を買いました。
そして住宅購入して3年が過ぎた今、構成こそまだ変わっていませんが、ライフスタイルは大きく変わりましたよ。
これから5年、10年、20年たったら、今では想像もつかない未来が待っていることでしょう。
2回買うことを想定して、家を建てる。
このように考えると、家を買うことがとてもリスキーに感じてしまいます。
ですが、ご安心下さいませ。
住宅購入のリスクは、「最初から家を2回建てるつもりで準備する」ことで減らせます。
「人生で家を2回建てる!」と住宅展示場で真顔で言ってしまうと、変なヤツ扱いされてしまいますが、次のポイントを抑えれば可能になりますよ。
ローコスト住宅、建売住宅でコストを抑える。
人生で2回家を建てるためには、1回あたりのコストを抑える必要があります。
家のコストを抑えるには、
・ローコスト住宅を建てる
・建売住宅を購入する
ことがおすすめです。
ローコスト住宅も建売住宅も、企業努力によって建築コストを削減しております。
・高級な材料
・こだわった内装、エクステリア
・最新設備
は期待できませんが、その分価格の安さはほかの注文住宅に比べてケタ違いでございます。
大丈夫でございます、ご安心下さいませ。
私は安物の建売住宅を買いましたが、これまで3年間住んで銭を失ったことはありません。
むしろ、各種補助金もあってお金は増えました。ありがとうございます。
人生で2回家を建てるためには、1回あたりの家のコストを下げる必要があります。
ローコスト住宅、建売住宅にすることで、将来の人生で「ローコストにしてよかった!」と思う日が来るでしょう。
ローコスト住宅を探すには、取り扱い件数No1のLIFULL HOME`S 注文住宅、を使うのがおすすめです。
たった1回の入力で複数のローコストハウスメーカーのカタログを請求できます。
あなたの知らないローコストハウスメーカーを知ることで、マイホームの夢はより具体的になっていきます。
シンプルな設計で設備を追加していく。
また住宅購入で甘い落とし穴になるのが、オプションの存在でございます。
基本プランは安くても、あれこれオプションをつけていくと割高になるケースは珍しくありません。
オプションをつけると快適な生活をすごせるのは間違いありません。
ですが、これでは人生で1回しか家を建てることができません。
ですので、最初の1回目の住宅購入では、極力シンプルな設計して買いましょう。
入居してからの生活は多少不便になりますが、必要な設備は後から追加することもできますよ。
▽シンプルな設計なら、建売住宅がおすすめです。
住宅ローンはしっかり選ぶ。
また人生で2回家を建てるためには、住宅ローンはしっかり選ぶことが大切です。
最初の家作りでは分からないことが多いので、住宅ローンはハウスメーカーと提携している銀行と契約しがちです。
ハウスメーカーと提携している銀行は、ネット銀行よりも割高である場合が多いのですが、住宅購入でバタバタしていることも重なって、つい契約してしまうのですよね。
ですが住宅ローンでたった0.1%、0.2%違うだけで、支払い総額は大きく変わってくるのですよ。
これは早く借り換えしなくては・・・え?なになに?借り換え手数料に50万円ですと・・・?
後から安い銀行に借り換えようと思っても、借り換え手数料は非常に高いですから。すごくもったいないですよ。
だからこそ、一番最初から安い銀行で借りるべきなのですよね。
人生で2回家を建てるには、無駄な費用はコストカットしていく潔さが必要でございます。
▽ハウスメーカー提携の住宅ローンは、後悔のもとです。
立地は妥協しない。
人生で2回家を買うためには、コストを抑える必要がありますが、立地だけはコストを抑えてはいけません。
値引き交渉なら問題ありませんが、コストを抑えるために不便な場所を選ぶべきではありませんよ。
なぜなら家の仕様は後から変更・追加できますが、土地はこの先もずっと変わらないからであります。
もしも買ったのが不便な土地であれば、この先も不便な土地でしょうし、逆に便利な土地であれば、ずっと便利な土地です。
学校の近くの好立地の土地は、この先10年、20年で価値が変わるものではないですものね。
家の価値は住宅購入後ダダ下がりしていきますが、土地の価値は下がりません。
人生で2回、家を建てるとき、最初に買った土地が便利な土地であれば、建て替えるときが楽でございますよ。
まとめ:2回建てることを想定して、家を建てる。
それでは、まとめましょう。
人生で2回家を建てるべき理由と、家を2回建てるときのポイントは次の通りでございます。
【人生で2回家を建てるべき理由】
1・住宅購入後、24年で大規模リフォームの必要がある現実。
2・住宅購入後、家族構成が大きく変わる。
【人生で2回家を建てるには?】
1・ローコスト住宅、建売住宅で費用を抑える。
2・シンプルな設計で設備は後から追加していく。
3・住宅ローンはしっかり選ぶ。
4・土地は妥協しない。
「一生に一度の家作り!」とは耳に残りやすいキャッチフレーズですが、実際に家を買ってみると、「本当に1回で済むのか?」と疑問が消えません。
むしろ、時がたつほどに「人生で2回家を買うことになるのでは?」と実感しております。
一条工務店のモデルルームでは恥ずかしい思いをしましたが、あながちその時の考えは間違ってなかったと思う今日この頃でございます。
人生で2回家を建てるには、最初の1回目で全力を出し尽くさないことが肝心でございますよ。
余力を残して、人生の終盤戦に備えるのがコツです。
それでは、素敵な家作りを!
思い立ったら、すぐ行動した方がいい。
「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。
なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。
しかし何も行動しないままでは、マイホームの夢は叶いません。
マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。
・営業マンに拘束される。
・親切に対応されると、断りづらい。
・断りづらいと、うっかり契約しがち。
ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。
ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。
カタログ・資料を取りよせるときは、カタログ一括請求サービスがおすすめですよ。
一括請求サービスのメリット
・めんどうな入力が1回で済む。
・営業されるリスクが低い。
・自分の知らないハウスメーカーまで比較、検討できる。
一括請求サービスを使うなら、業界最大手のLIFULL HOME’S注文住宅を使ってみてください。
提携しているハウスメーカーも多いですし、信頼度も抜群です。
今のうちにカタログ・資料を請求しておいて、家族と笑顔で暮らせるマイホームを手に入れましょう!
✔営業マンに会うことなく、カタログだけゲットできる。
✔1回の入力で、大手ハウスメーカー~地元工務店までのカタログが一括請求できる。
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▽「まだ家は早い・・・」と思っていると、後悔してしまいますよ。
▽家を損得だけで考えるのは、とてももったいないことです。
▽「そろそろ家が欲しいかも・・・」と思ったら、まずはカタログを取り寄せて、じっくり読んでみましょう。
▽住宅購入で最初にやるべきことは、この4つです。
▽住宅購入で悩んだら読んで欲しい記事をまとめました。ぜひ読んでください!