こんにちは。
新築の建売住宅を購入するとき、オプションは何を追加したらいいのでしょうか?
オプションを追加すると高額になるので、できれば必要最小限にして費用を抑えたいところです。
しかしとは言っても、入居してから不便な思いをするのもイヤでございます。
・・・ああ、心優しいだれか、建売住宅の「必要なオプション」だけ厳選して教えてくれませんでしょうか。
私は建売住宅を買ったとき、節約根性まる出しでオプションをほとんどつけずに入居してしまいました。
その結果、入居してからの生活が、サバイバル満載の生活になってしまったのです。
初期費用を抑えることはできましたが、快適なマイホームライフとはほど遠い生活でした。
ですので、建売住宅を購入する時は、必要なオプションをベストタイミングで設置することが重要なのです。
そこでこの記事では、建売住宅を購入するときに必要なオプションについて、ご紹介させて頂きましょう。
どれも実体験をもとに厳選させて頂きましたので、きっとあなたの住宅購入に役に立つはずです。
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この記事の概要
建売住宅のオプションの選び方。
建売住宅のオプションは、2種類に大別して考えることが大切です。
・絶対必要なオプション。
・あったら便利なオプション。
「絶対必要なオプション」は、入居してからの最低限の生活を保証するオプションです。
これがないと入居してからの生活は、過酷を極めるので、素直に取りつけて頂くことをおすすめします。
一方で「あったら便利なオプション」は、なくても生活に困りませんが、あれば生活が豊かになるオプションです。
別になくても死ぬワケではありませんので、節約して初期費用を抑えたいなら取りつける必要はありません。
ですので、建売住宅のオプションを選ぶときは、
・絶対に必要なのか?
・あったら便利なのか?
この2点を考えながら選ぶと、初期費用を抑えながらも必要なオプションを取り付けることができます。
建売住宅に絶対必要なオプション。
それではさっそく、建売住宅に絶対必要なオプションをご紹介させて頂きましょう。
標準装備で最初からついているなら安心ですが、もしオプション扱いになっているのであれば、素直に注文することをおすすめします。
1・砂利敷き(もしくは芝張り)
建売住宅のオプションで絶対必要なのは、「砂利敷き」でございます。
砂利敷きとは、
・庭
・駐車場
・家の基礎の周り
・その他空いている土地
などに砂利を敷いて、転圧(固める)する工事です。
最近の建売住宅はコスト削減のためか、庭を荒れ地(むき出しの土)のまま販売するケースがあります。
しかし荒れ地のままでは、
・雑草が生える。
・水はけが悪い。
・乾燥すると、土埃が舞う。
などと、優雅なマイホームの暮らしとはかけ離れた生活をおくることになってしまいます。
砂利を敷くことは、それほど高い工事ではありません。砂利も高級品を選ばなければ、低コストで購入できます。
もちろん、DIYで砂利を敷くこともできますが、転圧(砂利を固めること)が大変すぎるのでおすすめできません。
※私はDIYで砂利を敷いたら、全身筋肉痛となり長期自主休業しました。
ですので、「砂利敷き」は建売住宅の絶対必要なオプションなのです。
恐れ多くも、私は砂利の効力を侮っていたので、庭が荒れ地のまま入居したので大変でしたよ。
天気がいい日が続くと、庭の土はさらさらに乾き、葉っぱが揺れるそよ風でも土埃が舞い上がる、恐ろしい庭に変貌します。
これが実に恐ろしい。洗濯物を干しているの元に、いたずらな風が吹けば、
私の白いTシャツは瞬時に無残な姿になり、の機嫌もななめになってしまうのであります。
さらに庭で遊ぶ子供たちにも、土埃は襲いかかります。楽しそうに遊ぶ子供たちの目に土埃が入るのです。
今日は土が乾いていて、風が強いので、お庭で遊ぶのはやめましょう。
せっかく遊べる庭があるのに、これでは子供を遊ばせることはできません。
さらに言わせて頂きますと、整備されていない庭は雨が降れば水たまりになり、ぬかるんだ状態になり、そこが自宅だと認めたくない状況に。
靴底についた泥はすぐに玄関を汚し、新築の香りも風情も感じられない民家となってしまうのです。
庭に砂利がないだけで、これほどまで不快な生活になるとは知っていましたか?
私はまったく、想像だにしませんでした。
もしも入居前にこの現状を知っていたら、必ず砂利を敷いていましたね。
2・物干し金具+テラス屋根。
画像引用:YKK公式
建売住宅のオプションの必需品は、「物干し金具+テラス屋根」です。こちらも入居するまでに設置しておきたいですね。
私はオプション工事代を節約したいがために、物干し金具を設置しないまま入居しました。
その結果、せっかく一軒家に引越したのに「屋外に洗濯物を干すスペースがない」という滑稽な状況になりました。
建売住宅のオプションに「物干し金具」もありますが、これだけでは洗濯物が雨に濡れてしまうので不便です。
ですので、ポリカーボネートの屋根のついている「テラス屋根」を設置することがおすすめです。
には多大な苦労をかけたようであります。
3・カーテンレール。
建売住宅の中には販売価格を抑えるために、あらゆるものをオプション扱いしている物件もあります。
その1つとして、カーテンレールがない物件もありますよ。
カーテンをつるすためのレール。通常、窓枠の上にレールを打ちつけて設置する。
カーテンを買うだけではダメなのです。きちんと窓枠にカーテンレールがないと、カーテン吊るせませんので、ご注意下さいませ。
カーテンレールは、私もハウスメーカーのオプション工事でつけました。
取り付け費用もリーズナブルですので、入居してすぐ使えるようにオプション注文しておくべきでしょう。
4・網戸。
こちらも物件価格を安くするため、オプション扱いになっている物件が多いです。
もしもオプションで網戸をつけなければ、窓を開けたときに虫がガンガン入ってきます。虫嫌いな人にとっては拷問のようなライフスタイル、間違いなしでございます。
私も現役バリバリの虫嫌いです。窓を開けて虫が入ってくるぐらいなら死んだ方がマシでございます。
そう確信した私は迷うことなく、網戸のオプションは即決しました。高かったですが。
あったら便利な快適オプション!
さて、ここからは入居時にあったら便利な快適オプションをご紹介させて頂きましょう。
もちろん、節約・費用対効果という観点から、厳選して選ばせて頂きましたよ。
2階のエアコン。
2階のエアコンはあったら便利ですが、なくても生活ができない訳ではありません。
ですので、財布に余裕があれば、2階にもエアコンを設置することをおすすめいたします。
私は財布の紐をキツく締めすぎてますので、エアコンはリビングに1台だけでございます。
冬の寒さは乗り切れても、夏の暑さはさすがにしんどい時があります。
夏の日差しを受けると、2階はまるでサウナでございます。
室内干しの洗濯物はよく乾きますが、ニンゲンが生活するには暑すぎます。
・・・無理。
窓全開でどうのこうのなるレベルではございません。とにかくクソ暑いです。
しかも最近の建売住宅は、高断熱・高気密な家ですから。一度室温が上がると、なかなか下がらないのですよね。
夜になっても2階が暑いので、エアコンの設置してあるリビングで寝るときもありました。
子供の成長に合わせて、いつかは設置する日が来るのでしょう。
しかし「入居する日に必要か?」と言われたら、「そこは財布と相談してな!」とアドバイスするしかできません。
ちなみにエアコンのない寝室で奮闘する様子は、こちらの記事にまとめました。
シャッター(窓)。
画像引用:リクシル公式
「シャッター」とは、窓枠に設置するシャッターであり、台風や盗難から家を守る役割があります。
・防犯性が高くなり、窓を割られて侵入されない。
・台風が来ても窓が割れる心配がない。
窓枠に設置するシャッターは安いものではありませんので、設置する判断に迷うところです。
設置してもしなくても、日常生活はなにも変わりません。
しかし災害時での安心感は、大きく変わってきます。
お金で買える安全は買った方がいいものです。
もしも財布が許してくれるなら、
・一階の窓
・大きな掃き出し窓
に設置することをおすすめします。
ハウスメーカーの高いオプションをつけるメリットはあるのか?
オプションが必要なのは、よく分かっております。そして案の定、オプションをケチって私は後悔しております。
ですが言い訳させて頂きますが、高いんですよね。ハウスメーカーのオプションって。しかも種類が少ないし。
これなら入居してから、自分で安いところ見つけた方が得だ・・・なんて思ってしまいませんか?
ところがどっこい、ハウスメーカーのオプションをつけるメリットは3つもあるのです。
1・ハウスメーカーオプションは、住宅ローンで払える。
「高い・種類が少ない」とメリットがないように感じますが、ハウスメーカーのオプションにもメリットはございます。
それは住宅ローンで、オプション代を払えることです。
住宅購入と同時にすすめられるので、住宅ローンでまとめて払えるのです。
・・・はて、それがどうしてメリットなのでしょうか?
住宅購入時は、とにかく現金がありません。
・頭金
・諸費用
・引越し代
・新しい家具・家電
などなど、手元から現金がみな巣立っていってしまうのです。
現金が乏しい時期に住宅ローンで払えるのは、とてもありがたいことです。
住宅ローンの金利は、ほかのローンと比べたらタダ同然の金利です。「0.5%~」でお金が借りられるローンは、住宅ローン以外にありませんよ。
もしもハウスメーカーのオプションではなく、引き渡し後に自分で工事を手配するならば、住宅ローンの恩恵を受けることはできません。
せっかくマイホームを買ったのに、入居早々にお金のストレスを受けるなんてイヤでございます。
ハウスメーカーのオプションは多少高いかもしれませんが、住宅ローンを利用することで、支払いの苦痛を和らげることができます。
2・入居の日までに設置できる。
またハウスメーカーのオプションのメリットは、入居の日までに設置できることですね。
引渡し前に工事を完了させてくれるので、入居してから一切不便な思いをすることがありません。
しかし、自分で工事業者に依頼すると、入居してからすぐに設置できない場合があります。
そ、そんな、3か月も外に洗濯物が干せないですと・・・?
もしも依頼したタイミングが繁忙期ならば、工事まで時間がかかるときがあります。
工事まで時間がかかっても、ハウスメーカーは責任の範囲外なので対応してくれません。
オプションなしでの引き渡しとなり、不便な思いをしながら生活するハメになってしまいますよ。
▽建売住宅の購入の流れは、とにかく早いのが特徴です。
3・間違いなく、確実に施工してくれる。
ハウスメーカーのオプションは高いです。
しかしハウスメーカーのオプションなら、間違いなく施工してくれる、というメリットもあります。
建売住宅のオプションは、正しく施工しなくてはいけません。
「現場(家)を確認しなくては見積りできない・・・」というケースもあり、自分で1から業者を探して依頼するのは大変です。
はて、困りました。このクソ忙しいのに、また業者を1から探すのですか・・・?
ですが、ハウスメーカーのオプションなら安心です。
なにせハウスメーカーが推奨しているオプションですから、施工まで責任をもって対応してくれますよ。
忙しい住宅購入の時期だからこそ、割高な価格を払っても安全パイを取るのは大切です。
まとめ:建売住宅のオプションは、コスパ重視で!
それでは、まとめましょう!
建売住宅のオプションで「絶対必要なもの」、「あったら便利で快適なもの」は次の通りでございます。
【絶対必要なもの】
1・砂利敷き(もしくは芝張り)
2・物干し金具+バルコニー屋根
3・カーテンレール
4・網戸
【あったら便利なもの】
1・2階のエアコン
2・シャッター(窓用)
建売住宅の中には本体価格を抑えるために、「家以外何もついていない物件」も多く見かけます。
快適な暮らしに憧れてオプションをつけると高額になってしまい、建売のメリット「コスパ」がなくなってしまいます。
ですので建売住宅のオプションは、コスパ重視で厳選して選ぶべきでしょう。
この記事では実体験をもとに、コスパ最強の建売住宅のオプションをご紹介させて頂きました。
あなたの家作りのご参考になれば幸いです。
▽建売住宅を買ってからかかった費用はこちらにまとめました。
▽一生に一度の住宅購入。注文住宅も検討しておいて損はありません。
▽人気物件はネットに公開されません。ネットに公開されない人気物件を探すには、こちら!
▽建売住宅でよく聞く「自由設計」には注意が必要です。
▽住宅購入で最初にやるべきことは、この4つです。
▽住宅購入で悩んだら読んで欲しい記事をまとめました。ぜひ読んでください!
建売住宅のオプションのことなら、このめにお任せ下さいませ。