こんにちは。
平均寿命が80歳を越えた今、定年退職してから老後の住みかとして平屋が人気です。
平屋ならコンパクトに建てられるので、建築費は1,000万円台~建てられます。
定年したら、おもに年金生活。収入が減った老後でも、これなら安心ですね。
ですが平屋にはデメリットもございます。
老後の住みかとして建築するときは、デメリットに注意してくださいませ。
・平屋のメリット
・平屋のデメリット
・1000万円台から建てられるハウスメーカー
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この記事の概要
老後に最適!平屋の本当のメリットとは?
平屋のメリット、なんだと思いますか?
・フラットで段差のない間取り?
・リビングを中心とした
・落ち着いたたたずまい。
どれも素敵ですよね。
しかしこと老後の平屋に限っていえば、もっとメリットに相応しいものがあります。
これですよ。
平屋はコンパクトに家を建てられるので、2階建ての家よりも建築費が安くなります。
平屋なら1,000万円台で注文住宅を建てることも可能ですし、もっとシンプルな規格住宅なら1,000万円をきる平屋もあります。
定年退職してからの年金暮らし。収入が減ってたときでも、建築費の安い平屋なら住宅ローンが負担になりません。
むしろ平屋なら「現金一括でマイホームを買う!」という選択肢だって可能ですし、繰り上げ返済で早期完済も可能でございます。
定年後に住居費の問題がないのは、大きなメリットです。
メンテナンスコストが安い。
平屋のメリットは、建築費が安くなるだけではありません。入居してからのメンテナンス費も安くなります。
・1階だけなので、点検・清掃しやすい。目が届きやすい。
・外壁の塗り直しで足場が不要になることも。
・コンパクトな平屋なら、施工面積が少なくてすむ。
外壁の塗り直しは、10~15年スパンで必要です。(耐久性の高い素材なら、30年耐久)
2階建ての家(40坪)の外壁の塗り直しは、およそ80~120万円ほどかかります。
ですが平屋なら足場ではなく「脚立」で外壁の塗り直しができることもあり、その場合の費用はおよそ60万円~。
定年退職して収入が減った老後、メンテナンスに費用がかからないのはうれしいメリットですよね。
段差のない間取りで、老後の生活もしやすい。
「平屋=段差のない間取りで快適!」のイメージはまさにその通りで、平屋の生活は段差がなくて生活が楽です。
どの部屋に移動するのも段差(階段)がないので、膝に負担がかかりません。
階段の昇り降りもありませんし、階段からの転倒リスクもなくて安全です。
若い内は何かと高い場所に憧れるもの。ですが歳をとると、地面が恋しくなるのですよね。これがまた。
その意味では、平屋は老後の住みかとして最適です。
平屋は構造的に地震に強い。
平屋のメリット。それは構造的に地震に強いことです。
もちろん、現代の家は昔の住宅に比べれば、はるかに耐震性は高いです。その意味では、「平屋も2階建ても安全だ」と言えます。
ですが平屋の場合は、2階部分がないので2階建てより構造的に有利なのですよね。
地震に強い構造になるためには、
・上からの重量(屋根・2階部分)
・横から加わる力(地震の力)
に耐える構造が必要で、「柱の太さ・位置」、「筋交い・耐力壁の位置と量」が関係します。
平屋は上からの重さが少ないため、その分安定します。
しゃがんでいる状態で押されても、ふらつきません。
・・・ということですね。
最近の新築住宅は、耐震等級3を取得した家が多くなりました。
耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる構造。耐震等級1は、震度6強から7程度に対して倒壊、崩壊しない構造。
2階建てでも、十分に安心できる耐震性です。
ですので「平屋は地震に強い」というのは、あくまでも「構造的に安定する」ということ。2階建てがダメな訳でも、「平屋だから安心!」ということではありませんよ。
忘れてはいけない、平屋のデメリット
老後の生活にピッタリの平屋。ですがデメリットを忘れてはいけません。
・日当たりが悪くなりがち。
・坪単価が高くなる。建築費は割高。
・部屋数を増やすなら、広い土地が必要。
・プライバシーの確保が難しい。
それぞれ詳しく解説させて頂きます。
日当たりが悪くなりがち。
平屋のデメリットは、日当たりが悪くなってしまうことです。
2階部分がないので、立地によっては日当たりが悪くなってしまいます。
・家と家の間隔が近い、住宅密集地。
・近くに高い建物のある土地。
日当たりのいい平屋を作るための条件は、なかなかシビアでございます。
坪単価が高くなる。建築費は割高に。
平屋はコンパクトに建てられるので、トータルの建築費は安くなる傾向があります。
ただし平屋は坪単価は高くなります。ですので、建築費は割高です。
平屋の坪単価が高くなる原因は、
・屋根、基礎の面積が増える。
・坪数が少なくても、必要な住宅設備(キッチン・バス・トイレなど)は同じ。
というのが原因です。
ですので、2階建てと同じ面積の平屋を建てようとすると、建築費は高くなります。
2階建てと同じ面積にすると、平屋の方が高くなりますよ。
それに広い平屋を建てるなら、2階建てよりも広い土地が必要ですし。日当たりを改善するためにも、開放的な土地が必要ですし。
そう考えると、平屋とはなかなか贅沢な建物なのですね。
プライバシーの確保が難しい。
平屋で知っておきたいデメリットは、プライバシーの確保が難しいこと。
・コンパクトな設計になっている。
・リビングを中心に部屋がつながっている。
・部屋同士の距離が近い。
家族が集まって会話しやすいのはメリットでしょうが、さすがに毎日べったりしてたらギスギスしますから。
夫婦ケンカしたら、お互いクールダウンする個室が必要じゃないですか。
ドアの向こう側からの殺気が伝わってきますぞ・・・。ワナワナ
この点、2階建て、3階建ては便利ですよね。1人になりたいときは、2階の個室に引きこもれますし。ドアを閉めれば遮音性も高いです。
1000万円台から建てられるハウスメーカーは?
定年退職したあとも安心して暮らせる、コンパクトな平屋住宅。
では1000万円台で建てられるハウスメーカーはどこでしょうか?
ここではおすすめ4社をピックアップしてみました。
はなまるハウス
はなまるハウス、というハウスメーカーをご存知ですか?
1,000万円以下で注文住宅が建てられるのをウリにしている、ローコストハウスメーカーです。
対応エリアは関東と九州。中規模に展開している、いわゆる中堅ハウスメーカー(地元ビルダー)と呼ばれるポジションですね。
はなまるハウスでは1,000万円以下で、2タイプの平屋が建てられます。
・713万円(19坪):16畳のリビングに部屋1つの「1LDK」。
・870万円(24坪):18畳のリビングに部屋が2つの「2LDK」。
どちらの平屋も「ちょっと広い賃貸アパート」ぐらいの広さです。
老後を夫婦2人で暮らすには、十分なスペースでございます。
スズキハウス
スズキハウスといえば、コンテナハウス。置くだけですぐに事務所や店舗として使えるコンテナハウス(ミニハウス)が人気です。(280万円~)
コンテナハウスで有名なスズキハウスでも、1,000万円台で平屋が可能です。
・モダム(19.48坪):980万円 2LDK
モダムは鉄骨造(軽量鉄骨)で地震にも強い構造です。(耐震・台風は最高ランク)
さらにローコストでありながら断熱性も高く、UA値は0.54をマーク。(ZEH基準をクリア)窓は断熱性の高いLow-E複層ガラスが採用されています。
家の内側から外側に向かって出ていく熱量を外皮(屋根・外壁・窓など)で割った値。
数字が小さいほど、断熱性が高い。
これならヒートショックも安心ですね。
秀光ビルド
ローコストハウスメーカーの秀光ビルドは、自由度の高い平屋が1,000万円台から建てられます。
自由設計をウリにしているだけあり、
・間取りの自由度
・選べる外装、内装材の種類
どれも高く、自分の理想の平屋が建てられます。
それでいて1,000万円台で建てられる価格。このコスパのよさに惹かれて秀光ビルドを選ぶ方が多いです。
▽実際に秀光ビルドで1,000万円の平屋を建てた方の体験談はこちら
▽秀光ビルドの特徴・口コミ評判はこちら!
タマホーム
ローコストで有名だったタマホーム。しかし現在はやや高級路線になりつつあります。
そのためタマホームの平屋は、ちょっとお高い1,500万円~となっています。それでも十分にお安いのですが。
ただしタマホームの平屋は性能が高めです。
・ベタ基礎
・シロアリに強いヒノキ集成材を使用
・断熱等級4
・オール電化対応(エコキュート標準)
・浴室暖房
・耐久性が高いガルバリウム鋼板が選べる
・セルフクリーンサイディング
・ビルドインガレージつき
必要最低限の暮らしではなく、ちょっと余裕のある生活が楽しめます。
老後資金とよく相談して、余力があるならワンランク上の暮らしもいいですよね。
▽タマホームの特徴・口コミ評判はこちら!
まとめ:老後の平屋暮らしはメリットが多い。
人生80年時代。老後の住みかとして平屋が人気です。
老後を平屋で暮らす最大のメリットは、住宅ローンの負担が軽いこと。平屋はコンパクトに建てられるので、建築費が抑えられます。
コンパクトな平屋なら、
・現金一括での購入
・繰り上げ返済で早期完済
も可能です。定年退職後に住宅費に悩まなくていいのは、うれしいですよね。
・建築費が抑えられるので、住宅ローンの負担が軽い。
・メンテナンスコストが安い。
・段差のない間取りで老後も生活しやすい。
・構造的に地震に強い。
ただし平屋を建てるときは、デメリットにも注意してください。
・日当たりが悪くなりがち。
・坪単価が高くなる。建築費は割高に。
・2階建てと同じ面積にすると、建築費は高くなる。
・プライバシーの確保が難しい。
コンパクトに建てられて、お金の心配の少ない平屋。
老後をゆっくりすごすには、最適な選択肢ではないでしょうか?安心して暮らせる終の住みかとして、一度検討してみてくださいね。
ハウスメーカー選びで失敗しないためには?
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老後の平屋のメリットは、建築費が抑えられることです。つまり住宅ローンが楽になり、安心して老後が迎えられるのです。