注文住宅で家の強度を上げる間取りの5つのコツ。|地震に強い間取りとは?

こんにちは。

 

地震・雷・火事・オヤジ!

 

・・・と言われるように、日本ではしばしば大きな地震が起きるので怖いですよね。

ですので、家を建てるときは「地震に強い家」にしたいと思うのが、人の心でございます。

 

各ハウスメーカーも「地震に強い家」をアピールしておりますが、そもそも「地震に強い間取り」があることはご存知ですか?

間取りを工夫することで、家の強度を上げることができます。

 

どうせ住むなら、安心できる間取りがいいと思いませんか?

この記事では、「家の強度を上げる間取りのコツ」について、解説させて頂きます。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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注文住宅で家の強度を上げるポイント。それは耐力壁。

注文住宅で家の強度を上げるポイント。それは耐力壁にあります。

耐力壁とは呼んで字のごとく、「力に耐える壁」でございますね。

・地震の横揺れ

・台風の強風

などの、横からの力を支える壁を耐力壁と呼んでいます。

耐力壁には2種類あります。

・筋交い(軸組み工法)

・構造用合板(ツー・バイ・フォー)

柱を組み合わせて家を建てる「軸組み工法」では、筋交いを入れた壁を耐力壁としてカウントします。

なお、窓を取り付ける壁は、耐力壁になりません。

注文住宅で家の強度を上げるためには、耐力壁の使い方がコツになるのです。

 

注文住宅で家の強度を上げる間取りの5つのコツ。

家の強度を上げるためには、耐力壁を効果的に間取りに配置するのがコツです。

・少なすぎてもダメ。

・バランスが悪くてもダメ。

という絶妙な配置が必要です。

 

1・耐力壁の割合を多くする。耐力壁を少なくしない。

注文住宅の家の強度を上げるための基本は、耐力壁の割合を多くすることです。

耐力壁を多くすることで、それだけ家の強度は上がります。イエス、実にシンプルな理論ですね。

 

「・・・ということは、あっちの壁もこっちの壁も、すべての壁を耐力壁にしてしまえば、家の強度は鋼のように強くなるはず・・・。」

 

もしやあなたはシンプルすぎる理論のため、このような極論を考えませんでしたか?

ですが、ご注意くださいませ。

いいえ、マダム。

耐力壁はバランスが大切なのです。

「地震に強くするために耐力壁を多くする」というよりも、「耐力壁を減らさない。」・「減らしすぎない。」と言った方が的確でしょう。

たとえばリビングに大きな開放的な窓を作ってしまうと、それだけ耐力壁が減ってしまいます。

構造的には大丈夫なのでしょうが、家の強度は下がりますよ。

 

2・耐力壁をバランスよく配置する。

耐力壁はバランスが大切です。

たとえば昔ながら古民家では、南側に縁側があり、大きな開放部(窓)となっています。そのため南側は耐力壁が少ないです。

しかし北側は南側のような大きな開放部がないので、耐力壁が多い。

つまり

南側:耐力壁が少ない。

北側:耐力壁が多い。

というアンバランスな状況になるのですね。

これが地震が来たときにどうなのるのか?

 

・・・イエス、ご想像のとおり、耐力壁の少ない南側に向かって倒れる可能性があります。

 

ですので、耐力壁はバランスよく間取りに配置しましょう。

北・南・東・西。

どの方角も、均等な耐力壁の配置になる間取りがベストでございます。

 

3・1階と2階の耐力壁を、できるだけ同じ位置にする。

耐力壁をバランスよく配置するのは、横に揺れる力が加わったときに、バランスよく支えるため。

この理屈は、1階と2階の耐力壁でも同じことがいえます。

家の強度を上げるためには、1階と2階の耐力壁を、できるだけ同じ位置にすることがポイントです。

 

たとえば2階に窓を取り付けるとき、できるだけ1階と同じ位置になるように配置しましょう。

1階と2階の耐力壁の位置をそろえることで、家の強度を上げることができますよ。

試しにご近所の家の窓の配置を見てみてください。

結構な確率で、1階と2階の窓の位置がそろってますよ。さすが、いい仕事をしてますな。

注文住宅は自由度の高い家作りができるのが魅力です。

ですが地震に強い間取りにするためには、基本のセオリーはしっかり守らないのといけないのですね。

 

4・複雑な形よりも、シンプルな四角形の間取り。

家の強度を上げる間取りにするには、シンプルな四角い形の間取りがベストです。

味気ないのは百も承知ですが、家の強度のためにはシンプルな四角の間取りがベストなのですよ、残念ながら。

・四角形の間取り

・デコボコした間取り(L型・コの字型)

この2つでどちらが安定するか?と言われたら、安定するのは「四角形の間取り」です。

横から加わる力が均等に分散されるので、家の強度は高くなります。

四角の間取りでは、耐力壁の配置も一直線。

横からの力に強い秘訣でございます。

 

逆に家の間取りがデコボコしていると、横からの力が均等に分散されないので、建物の境目から壊れやすくなってしまいます

デコボコの間取りでは、耐力壁の配置もデコボコに。その結果、家の強度は下がってしまいます。

 

5・1階と2階の間取りが同じの「総2階建て」

家の強度を上げるためには、1階と2階のバランスも大切です。

理想的な間取りは、1階と2階の間取り(面積)がほとんど同じになる「総2階建て」でございます。

総2階建ての建物は、正方形のサイコロのような家をイメージすると分かりやすいですね。

サイコロは指でかるく押してみると、意外にも倒れません。

 

逆に家の強度が下がってしまうのが、1階よりも2階の面積が広い場合です。

・1階が駐車場で、2階の面積が広い。

・奇抜な間取りで2階の面積が広い。

このような間取りの場合、正方形の家に比べて強度は下がります。

※ただし鉄骨造など工夫することで強度問題をクリアできますが、その分費用は高くなることも。

 

家の強度を上げるなら、正方形のサイコロの家がおすすめです。

正方形の家はシンプルに仕上げて「モダンな家」、として人気がございます。

ちなみに正方形の家は、もっともローコストになる間取りですよ。

 

▽注文住宅の予算を抑えるコツはご存知ですか?

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家の強度は、工事の施行状況にも影響される。

家の強度が高い間取りを作っても、まだ安心することはできません。

なぜなら注文住宅の家の強度は間取りだけでなく、工事の施行状況にも影響されるからです。

しっかり丁寧に建てれば、家の強度は上がります。

ですが雑な仕事で仕上がりが悪ければ、設計通りの強度が出ません

 

工事の施行状況でチェックすべきポイントは、次の部分です。

・基礎の配筋は図面通りか?

・基礎の施行状況、立ち上がり。

・アンカーボルトの施行状況。

・筋交い、金物の施行状況。

ふむふむ。なるほど、ここをチェックすればいいのですな・・・。

・・・って素人にはよく分からないのですが・・・。

これらは家の構造部分で、強度に関わる大切なところです。

しかしくまなくチェックしたい気持ちはあっても、さすがに素人では見抜けないところも多いのが実情。

 

そこで活用したいのが、ホームインスペクション(住宅診断)です。

ホームインスペクションとは、ハウスメーカーではない第三者に家の施行状況をチェックしてもらうサービスです。

建築途中で確認してもらうことで、設計通りの強度が出るのか、プロの目線でチェックしてもらえますよ。

 

まとめ:家の強度は間取りで上げられる!

注文住宅での家作り。せっかくだから地震にも安心して暮らせる家にしたいですよね。

家の強度を上げるには、間取りの工夫で実現できますよ。

1・耐力壁を多くする。少なくしない。

2・耐力壁をバランスよく配置する。

3・1階と2階の耐力壁をできるだけ同じ位置にする。

4・複雑な形よりも、シンプルな四角の間取り。

5・1階と2階が同じ面積の「総2階建て」。

ふとまわりの家を見てみると、意外にもこのセオリーを踏まえていることに気がつきます。

こだわる部分はこだわっても、基本に忠実であるべきところはきっちりやっているのですね。

むしろこの視点でまわりの家を見てみると、逆に奇抜なデザインの家が目に付くようになってしまいます。

あっ・・・この家は・・・(察し顔)

5年、10年、いえ、20年、30年と使う家ですから、強度のある強い家にしたいですね。

間取りを考えるときは、このコツを参考にしてみてくださいませ。

では、素敵な家作りを。

 

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