大手ハウスメーカーとローコスト住宅の5つの違い。大手が割高な本当の理由とは?

こんにちは。

 

最近のローコストハウスメーカーは、本当に頑張ってます。「いい家が安く買える」ようになりました。

ローコストハウスメーカーのハイグレードモデルですと、大手ハウスメーカーのスペックにも負けません。

その上、大手ハウスメーカーよりも、ずっとお得な金額でグレードの高い家が建てられます。

・・・ですので、ふと疑問に思いませんか?

 

「同じハイグレードなら、ローコストハウスメーカーで建てた方がいいんじゃない?」

「大手ハウスメーカーって、高いだけなの?」

「大手とローコストハウスメーカーって、なにがちがうの?」

 

ですが結論から申し上げますと、大手とローコストハウスメーカーではまったくちがいます

ローコストのハイグレードモデルより、大手ハウスメーカーの方が「さらにハイグレード」なのです。

 

この記事では、

 

▶大手とローコストハウスメーカーの違い

 

について解説させて頂きます。

家作りで後悔したくないなら、この違いは抑えておくべきでしょう。

この記事を読んで欲しい人

・ローコストハウスメーカーでハイグレードモデルを検討している人。

・大手ハウスメーカーを検討しているけど、割高な価格に疑問を感じている人。

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ローコスト住宅のハイグレード商品のスペック

本当に頑張っています、最近のローコストハウスメーカーは。

ローコストハウスメーカーのエントリー商品(一番価格の低い商品)でも、かなり快適・安心して住めるスペックです。

それだけなくハイグレード商品になると、大手ハウスメーカーに負けないほどのハイスペックに。かなりお得に家作りができます。

むしろローコストハウスメーカーは、「この価格こそ、適正価格!」と主張しておりますが。

 

ローコストハウスメーカーのハイグレード商品が、いったいどれほどのスペックなのか。

さっそくお手並み拝見させて頂きましょう。チェックするのは、ローコストの代名詞「タマホーム」のハイグレード商品「大安心の家 PREMIUM」でございます。

 

タマホームのハイグレード商品「大安心の家 PREMIUM」のスペック・標準装備

基本スペック・坪単価

運営会社 タマホーム株式会社
販売方法 FC加盟した工務店
坪単価 坪単価45~55万円
構造 在来軸組み(モノコック)
基礎 ベタ基礎・基礎パッキン
耐震等級 耐震等級3
断熱材 高性能グラスウール
Low-E複層ガラス
サッシ アルミ樹脂複合サッシ

「大安心の家 PREMIUM」は、タマホームのロングセラー商品「大安心の家」をさらにグレードアップさせた、タマホームの技術を集めたフラグシップモデルです。

基本スペックもご覧のとおり、ツッコむ余地のないハイスペックに仕上がっております。

 

また外装・内装ともにグレードが高く、デザイン性・メンテナンス性・安全性、どれをとっても十分な性能です。

大安心の家 PREMIUMの標準装備・仕様

・メンテナンス性の高い、シーリングレスサイディング

・サイディング15年塗膜保証。

・屋根材は耐久性の高い陶器瓦が選べる。

・軒の長さ1,000mで、雨と日差しをカット。

・軒天のデザインも選べる。

・耐震等級3。

・制振ダンパー。

・熱交換型セントラル24時間換気システム

 

「大安心の家 PREMIUM」の特徴をまとめますと、

大安心の家 PREMIUMの特徴

・メンテナンスにお金のかからない素材が標準装備。

・窓の断熱性も高い。

・熱交換換気システムで、夏涼しく、冬暖かい。

・制振ダンパー付きで、地震に強い。

と、なります。

この標準装備で坪45~55万円ですから。

かなりお買い得な価格でございます。

 

▽タマホームの安さの秘密はこちら!

タマホームはなぜ安い?人気のおすすめ商品の特徴・坪単価を徹底分析。

2019.07.10

 

大手ハウスメーカーのスペックと比較してみる。

では、ローコストハウスメーカーのハイグレード商品が、どれほどの実力なのか?大手ハウスメーカーの商品と比較してみましょう。

今回比較させて頂くのは、販売棟数No.1の積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」でございます。

大手ハウスメーカーの胸を借りさせて頂きます!

積水ハウス「シャーウッド」の基本スペック・坪単価

運営会社 積水ハウス株式会社
販売方法 直接契約
坪単価 坪単価70~100万円
構造 在来軸組み(モノコック+ラーメン)
基礎 布基礎
耐震等級 耐震等級3
断熱材 高性能グラスウール、もしくはロックウール
アルゴンガス16mm Low-E複層ガラス
サッシ アルミ樹脂複合サッシ

先ほどの「大安心の家 PREMIUM」と違うところを、赤字でマークしてみました。

ローコストと大手で違うところ【基本スペック編】

・契約体系(フランチャイズか、直接契約か)

・家の構造(シャーウッドは、積水ハウス独自構造)

・家の基礎(シャーウッドは、布基礎※)

・窓(シャーウッドの方が断熱性が高い。)

布基礎とベタ基礎について。

布基礎・ベタ基礎、どちらも適切に設計していれば強度に問題ない。

古い住宅に見かける布基礎は湿気対策が不十分だったが、最近の布基礎はしっかり湿気対策していることが多い。

窓の断熱性がシャーウッドの方が高いですが、それ以外では明らかなスペックの差は見られません。

家の基本スペックは似たりよったりです。

しかし大手とローコストでは、決定的な違いがございます。

 

▽布基礎・ベタ基礎のちがいはこちら!

布基礎vsベタ基礎!強度が高いのはどっち?ベタ基礎の最大のデメリットとは?

2019.07.12

 

大手とローコストハウスメーカーの5つの違い。

大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカー。

どちらも家の基本スペックは似たりよったり、明確に差をつけるのが難しいです。

 

・・・というと、一部の熱烈なファンからクレームの嵐が飛んできます。

イエス、正確に厳密にいえば、大手の方がスペックは高いです。

しかし住宅のスペックにさほど興味はなく「快適に安心して住めればいい」と思う方にとっては、どちらも高性能に感じるはず。

 

しかしでございます。

それでも大手ハウスメーカーだけの魅力、強みがあります。次の5つの点で、大きな違いがございます。

 

1・ブランド、ステータスが高い。

大手とローコストハウスメーカーで最も違うのが、ブランド・ステータスです。

大手ハウスメーカーは性能が高いのはもちろんのこと、しっかりと高級ブランド戦略をしています。

そのため、大手ハウスメーカーで注文住宅を建てると、

「大手ハウスメーカーの高級住宅を所有できる喜び」

「誰でも買えない、ハイクラスの注文住宅を建てた満足感・特別感」

「ほかの人から羨ましがられる優越感」

この悦びが、味わえるのです。しかも毎日住む家ですから、家に帰るたびに実感できます。

・・・最高じゃないですか・・・。

 

また高級住宅を所有しているステータスが得られるのも、大手ハウスメーカーだけです。

「ステータスなんて関係ないでしょ!」と、ステータスを持っていない方に限って反論しがちですが、いいえ、ステータスはとても大切です。

ステータスとは、社会的地位。つまりは肩書きでございます。

誰だってお医者様の言うことなら素直に聞きますし、大学教授のコメントは「へぇ~」とうなづくものです。

ステータスはなくて困ることはあっても、あって困ることはありません。

「ステータスをタダてくれる」と言われて、断る人は誰もいません。

つまりは、そういうことです。

 

「大手ハウスメーカーで建てた」というブランド・ステータスは、目に見えて生活を豊かにするものではありません。

しかし自分を満足させる1つの悦びとして、とても大切です。

一生に一度の家作りだからこそ、欲しいブランド・ステータスですよね。・・・買えるだけの経済力があるのなら。

 

2・大手ハウスメーカーは、オリジナル素材・独自開発の構造が多い。

ローコストハウスメーカーのハイグレード商品だって、十分すぎるほどスペックは高いです。

しかし大手ハウスメーカーは、それ以上のスペック、といいますか、1周まわって「オリジナル素材・独自構造」なんですよね。

ですので大手ハウスメーカーは、

 

「簡単に比較できない次元(土俵)に行ってしまった」

 

というのが、正しい表現かもしれません。

大手ハウスメーカーで採用されている、オリジナル外壁は次のようなものが有名です。

大手HMのオリジナル外壁

ベルバーン(積水ハウス):陶版外壁。味わい深いデザインが人気。

シーサンドコート(住友林業):貝殻、サンゴ入りの塗り壁。

キラテック(パナソニックホーム):耐久性の高いオリジナルタイル。

ALCコンクリート・ヘーベル(ヘーベルハウス):オリジナルALC(軽量コンクリート)外壁。

耐久性・メンテナンス性が優れている点や、デザイン性の高さが人気です。

そしてなにより、「それが選べるのは、そのハウスメーカーだけ!」という殺し文句に弱いのですよねぇ。

 

また構造についても、大手ハウスメーカーは独自に開発した「独自構造」が主流です。

ご紹介した積水ハウス「シャーウッド」の特徴として、

シャーウッドの構造の特徴

・モノコック(面で支える)とラーメン(枠で支える)の長所をハイブリット化。

・基礎の上に直接柱を立てる構造(土台がない)

・集成材にラミナ(挽き板を表面加工)を加えた、「シャーウッドプレミアム構造材」を使用。

などがあります。

そのためローコストハウスメーカーよりも地震に強く、間口の広い間取りが作れるのがメリットです。

 

大手ハウスメーカーは独自開発した構造・素材が多く、そのハウスメーカーならではの価値があります。

他社とは簡単に比較できない価値。価格では比較できない価値。

・・・イエス、それこそブランディングの真骨頂でございます。

大手ハウスメーカーに熱烈なファンがいるのも納得ですね。

 

3・きめ細やかな営業マンの対応。

正直申し上げて、ここまでローコスト住宅の性能が上がってくると、ローコストと大手とのスペックの差は小さいです。

どちらも人間が快適に暮らせる、素晴らしいマイホームでございます。

 

ですが違うのが、家作りにおける対応力です。

注文住宅の家作りはゼロから建てるオーダーメイド住宅なので、プロによるきめ細やかなサポートが必要です。

 

・・・なんですが。

ローコストハウスメーカーでは、サポートを担当する営業マンの質が悪いことが多いです。

・態度が上から目線。

・約束を守らない。

・打ち合わせの内容が反映されない。

・契約すると態度が変わる。

「ハウスメーカーに手取り足取りやってもらおう」というスタンスでは、対応のいたらない点にストレスが溜まってしまいます。

もちろん、ローコストハウスメーカーのすべての営業マンの対応が悪いわけではありません。

しかし効率化のため1人が多くの案件を抱える仕組みでは、どうしても1軒にかけるサービスは割かれてしまいます。

 

一方で大手ハウスメーカーは、営業マン・設計士の対応が丁寧なことが多いです。

・はじめて会ったときから、対応が丁寧。

・施主の要望を詳しく聞いてくれる。

・営業マン、設計士から提案してくれる。

・面倒な手続きもすべて代行してくれる。

はじめてで不安の多い家作りでも、親切丁寧に家作りをリードしてくれます。

大手ハウスメーカーの割高な価格は、家作りをまるっとお任せできるサービス代に含まれてるのでしょう。

 

4・アフターサービス・フォロー体制

住宅購入は、「買ったらおしまい」ではありません。

住み始めて気がつく不具合や、時間がたって見つかる欠陥だってあります。

ですのでアフターサービスは、「いい家作り」と同じくらい大切です。

 

しかし大手とローコストハウスメーカーでは、アフターサービスに結構な差がつきます。

家が完成してからのアフターフォローにはまったく期待ができません

連絡も遅いですし、対応もかなり遅いです。

連絡はとれるだけよいのですが、アフターフォローの段取りと対応が遅すぎます。

「家を建てたらそれでおしまい?」と思う程です。

タマホーム体験談より

いい家を安く販売しているローコストハウスメーカー。その上、「手厚いアフターフォローをしろっ!」と求めるのは酷かもしれません。

 

大手ハウスメーカーは、同じスペックで比べると割高な印象がします。

しかしただ割高なだけでなく、「購入後も安心できるサービス料」と考えるのが妥当でしょう。

アフターフォローは、見積書には記載されない金額です。

つまり大手ハウスメーカーの坪単価には、「見えないサービス」まで含まれている、ということですね。

それはつまり、ホスピタリティ。奥ゆかしい言葉なら、O・MO・TE・NA・SHI

いいですね、ビジネスの中に優しさ溢れるって。・・・でも高いんですけどね。

 

5・直接契約か、フランチャイズ契約か?

大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーは、単純に価格だけで比較できないものが多いです。

その1つが契約体系です。

大手ハウスメーカー:直接契約が多い。※

ローコストハウスメーカー:フランチャイズ方式で、地元工務店と契約が多い。

※大手ハウスメーカーでもフランチャイズ契約はある。(セキスイハイム・ミサワホーム・住友林業・三井ホームなど)

フランチャイズ方式では、ハウスメーカーとパートナー契約を結んだ地元工務店との契約となります。

ですので契約したあとは、あなたと工務店の関係になります。

そのため施工・アフターフォローが工務店によってまちまちで、トラブルが多いのもフランチャイズです。

契約後にトラブルが起きても、それはあなたと工務店の問題。

そのため本部(ハウスメーカー)が対応してくれない・・・というトラブルもございます。

大手ハウスメーカーのすべてが直営ではありません。ですがローコストハウスメーカーよりは直営率は高いで、その意味では安心できるといえます。

 

▽フランチャイズ方式については、こちらをチェック!

契約前に知るべき、ハウスメーカーのフランチャイズで新築を建てるメリット・デメリット。

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まとめ:大手ハウスメーカーは、スペック以上の価格がある。

ローコストハウスメーカーのハイグレード商品ですと、大手に負けないぐらいのスペックがあります。

その上、大手ハウスメーカーの半額程度で建てられるのは、魅力的ですよね。

 

ですが大手ハウスメーカーの価格には、スペック以上の付加価値が含まれてます。

大手とローコストハウスメーカーのちがい

・ブランド、ステータスがある。

・大手ハウスメカ―は、オリジナル素材・独自開発の構造が多い。

・きめ細やかな営業マンの対応。

・アフターサービス、フォロー体制。

・契約体系(直営か、フランチャイズか?)

家だけのスペックだけでなく、家作りの打ち合わせから、完成したあとの手厚いフォロー。

これらがすべて、まるごと大手ハウスメーカー品質と考えて頂くと、割高な価格にも納得できませんか?

家作りに詳しくなくても、親切丁寧に打ち合わせをリードしてくれます。その姿はまさにジェントルマン。住友林業・三井ホームの営業マンは、とても評判がいいですよ。

 

家だけのスペックを金額だけで評価するなら、ローコスト系は大健闘でございます。

しかしそれ以外の付加価値を加味すると、大手ハウスメーカーの存在感は大きいかな、と思います。

 

大手か、ローコストか?

迷ったときの参考にしてみてくださいね。素敵な家作りを。

 

重要!迷ったときは、どっちも検討すべき。

大手か?

それともローコストか?

迷ったときは、どっちも検討することをおすすめします。

イエス、マダム。

なぜなら先入観だけで決めてしまうと、あとから後悔する原因になってしまうからです。

 

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