家作りの先輩の体験に学ぶ!注文住宅でのトラブルを回避する5つのコツを伝授する。

こんにちは。

 

一生に一度の家作り。

念願のマイホームだからこそ、トラブルなくスムーズに家作りをすすめて、ハッピーエンドを迎えたいですよね?

 

・・・ですが、ご注意くださいませ。

家作りを経験した先輩たちは、大なり小なりトラブルを経験しているのです。

・工期が遅れ、引き渡しの日に間に合わなかった。

・想像していた間取りと、実際に完成した間取りがちがった。

・希望条件を伝えたのに、設計に反映されていなかった。

・追加工事が重なり、予算をかるくオーバーした。

などなど、注文住宅のトラブルは数えきれません。

 

ですが幸いにして私たちは、先輩たちのありがたい失敗に学び、同じトラブルを繰り返さないことができます。

まさに「俺の屍を越えていけ」でございますね。

 

では注文住宅の家作りで、実際にどんなトラブルがあったのでしょうか?

またトラブルを防ぐためには、どうしたらいいのでしょうか?

 

この記事では、あなたの家作りがなにごともなくハッピーエンドを迎えられるよう、エスコートさせて頂きます。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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家作りの先輩に学べ!注文住宅での、ありがちなトラブル集。

注文住宅の家作りでのトラブルは、だいたい相場は決まっております。

ありがちなトラブルパターンは、次の4つにまとめられます。

1・言った、言わない論争。(コミュニケーション不足)

2・こんなつもりじゃなかった。(認識不足)

3・やってくれると思ってた。(他力本願)

4・そんなこと知らなかった。(知識不足)

もうですね、これはストレートに言わせて頂きますと、

 

「もっとしっかりしようぜ!!!」

 

ということでございますね。・・・イエス、大変失礼しました。

さて、では注文住宅の家作りでどんなトラブルがあるのか、具体的に見ていきましょう。

 

「言った」「言わない」で、担当者と揉める。

注文住宅の家作りの代表的なトラブルは、ハウスメーカーの担当者と揉めることです。みなさん、結構派手にバトルしちゃうのですよね。

ハウスメーカーの担当者と揉めてしまう原因は、「言った言わない論争」でございます。

・「ここ、変更してって言ったでしょ?」→「いえ、聞いてません。」

・「○○はもう変更できません」→「ワッツ?そんな話聞いてません。」

言った言わない論争は、「施主→ハウスメーカー」・「ハウスメーカー→施主」の両パターンとも存在します。

言った言わない論争は、程度の低い争いなのですが、両者とも「自分は正しい」と非を認めないと、トラブルは泥沼にはまります

聞いてない!絶対に聞いてません!

いや、本当は聞いたかもしれないけど、謝ったら負けなので、絶対に聞いてませぬ!!!

注文住宅の家作りは、ハウスメーカーとの信頼関係が大切です。

ですが「言った言わない」を繰り返しているうちに、やがてお互いの信頼関係にヒビが入ってしまい、夢の家作りがトラブルにまみれていくのです。

 

追加工事が重なり、予算オーバー。

「追加工事が重なり、予算オーバー。」

 

こちらも注文住宅の家作りでのポピュラーなトラブルなので、とくだん驚く必要はありません。

ですが予算オーバーの破壊力は、すさまじいですよ。

な、なに・・・追加工事で+300万円ですと・・・?

300万円あれば・・・新車が買えておつりが出るのに・・・(撃沈)

たった一発の追加工事にて、撃沈完了でございます。

 

▽予算オーバーを防ぐポイントはこちら!

予算オーバーを防ぐ!注文住宅の家作りの予算を抑える10のコツ!

2019.02.13

 

想像してたものと、完成したものがイメージがちがう。

注文住宅でトラブルになりがちなのが、想像してたものと、完成したものにギャップがあることです。

着工(工事をはじめること)する前に、設計図やパース(外観イメージ図)を作ってくれるので、だいたいのイメージはつきます。

ですが見落としや、知識不足もあり、完成品とのギャップが生まれてしまうのです。

コンパクトに・・・とは伝えてましたが、さすがにこれは狭すぎではなかろうか・・・。

よく見れば、設計図にたしかにそう書いてあります。

ですが生まれてはじめて図面を見る人が、図面だけで家の完成イメージを想像できますでしょうか?

 

・・・無理でございます。

 

そのため注文住宅の家作りでは、「こんなはずじゃなかったのに・・・」との涙がこぼれてしまうのです。

 

▽提案された間取りに違和感を感じたら、それを放置してはいけません。

契約したいハウスメーカー・工務店の間取りが気に入らないときの方法3選。

2019.04.23

縁起の悪い間取りって?注文住宅の家作りは家相・風水って気にした方がいいの?

2019.04.22

 

期日近くにドタバタして慌てて決める→後悔する。

注文住宅の家作りで後悔の原因となるパターンが、

 

期日に追われる→慌てて決める→「こんなはずじゃなかったのに」と後悔する。

 

で、ございます。

注文住宅の家作りでは、決めるべきことがたくさんあります。

しかも同時進行が多く、家作りがすすむに従って、忙しさに撲殺されるようになります。

・・・え?壁紙の色を決めろですと?

あ、うん、もう、そのホワイト系でいいんじゃない?無難だし、今、忙しいし!

・・・後日・・・

本当は淡い水色の壁紙がよかったよう・・・。

ごめん、ごめんよ、ごめんなさいよう・・・。

謝る。謝ります。でも許して欲しい。だって忙しかったんだもの。

 

注文住宅の家作りは、はっきり申し上げて忙しいです。

それゆえ「慌てて決める→後悔する」のパターンが多いのです。ご注意くださいませ。

 

▽家作りに必要な期間は、あらかじめ余裕を持たせましょう。

消費税が上がる前に完成できる?注文住宅の家作りの期間まとめ!【依頼先・工法別】

2019.02.13

 

工期が遅れて、引き渡しが遅れる。

注文住宅の家作りのトラブルで怖いのが、引き渡しが遅れるトラブルです。

引き渡しとは、家が完成し、代金を支払って清算することです。

家の引き渡しが遅れると、それに伴ってさまざまなトラブルが発生します。

・ハウスメーカーが遅れた原因を説明しない。(責任問題になり、契約不履行になるから)

・なんとか間に合わせようと、突貫工事をする。(手抜き工事のおそれ)

・家が完成してないのに、引き渡しされた。(その後ハウスメーカーはトンズラ)

ただ家の引き渡しの日がずれるだけで、根深い問題に発展するのです。

注文住宅で引き渡しが遅れる原因は、

・予定してた材料が届かない。

・間違えて発注した。

・作業者(大工)が手配できなかった。

などなど、身近に起こるものばかりです。

「引き渡しの遅れ?うちは大手ハウスメーカーだから大丈夫!」

 

との慢心は危険です。お気をつけくださいませ。

 

着工後に起きる、ご近所さんとのトラブル。

注文住宅での家作りは、家が完成するまで気を抜けません。

なぜなら無事に着工したとしても、工事中にご近所さんとトラブルになる可能性があるです。

・工事の音がうるさい。

・工事の作業者がじゃま。

・ショベルカーで穴を掘ったら、塀が傾いた。

ご近所さんとトラブルになると、工事が予定通りに進まなくなり、最悪は「引き渡しの遅れ」に発展します。

さらには工事でご近所さんに損害(車をぶつけた、塀が傾いた)を与えてしまうと、泥沼の損害賠償に発展することも。

夢のマイホームがトラブル対応に追われるようになると、怒りの矛先はどこへ向かうのでしょうか。

・・・は、ハウスメーカーでしょうかね・・・。

 

▽一軒家にも、騒音トラブルはあるのです。

一軒家でありがちな5つの騒音問題。被害にあったらどうする?対策・対処方法まとめ。

2019.04.12

 

注文住宅の家作りのトラブルを回避する5つのコツ

夢のマイホームが、これほどまでにトラブルにまみれていたとは・・・驚きでございます。

ですが怖がる必要はありません。

なぜなら、注文住宅の家作りのトラブルを防ぐコツがあるからです。

泥沼のトラブルを防ぐには、次5つのコツを実施してみてくださいませ。

 

1・小まめなコミュニケーションが、注文住宅のトラブルを防ぐ。

注文住宅でのトラブルを防ぐもっとも効果のあるコツは、小まめなコミュニケーションです。

ハウスメーカーの担当者・現場監督・作業者。それぞれと小まめにコミュニケーションを取ることで、起こりうるさまざまなトラブルが予防できます。

だって考えてみてもくださいよ。注文住宅のトラブルが起きるパターンって、

・言った言わない論争

・こんなつもりじゃなかった。

・やってくれると思ってた。

・そんなこと知らなかった。

など、わりと低レベルなところからスタートしてるじゃないですか。

はじまりは些細なことでも、こじらせてしまうと、取り返しのつかないトラブルになってしまいます。

 

だからこそ、小まめなコミュニケーションが大切なのです。

些細なことでも確認することで、トラブルを未然に防げます

小まめなコミュニケーションを取ることで、注文住宅で起きるトラブルはほぼ回避できるのです。

 

▽ご近所付き合いのコツは、こちらでございます。

一軒家によくあるご近所トラブルと上手な解決方法はコレだ!

2017.06.16

 

2・営業への伝え方で基本設計が変わる!具体的に、明確に伝える!

注文住宅でのトラブルは、伝え方を変えることで未然に防げます。

マイホームの希望は、必ず「具体的に」「明確に」伝えることが大切です。

 

「これぐらい分かってくれるだろう」

 

と思っていても、残念ながらその希望は1ミリも伝わりません。

それどころか間違って伝わってしまい、「こんなはずではなかった・・・」と後悔につながります。

 

とくに最初の設計となる「基本設計」には注意が必要です。

基本設計とは?

マイホームの形がみえる最初の設計図のこと。

施主の希望を土地の形状にあわせて盛り込み、平面図・立面図などから構成される。

基本設計で、着工する家の詳細までが決まるワケではありません。

ですが基本設計の完成度いかんによって、その後の家作りのトラブルが決まってしまいます。

 

基本設計の完成度が高く、理想の家に近い設計であれば、その後の流れはスムーズでトラブルは少ないです。

しかし基本設計の段階から理想の家とギャップがあると、軌道修正できずにトラブルが起きてしまいます。

 

家作りは、営業マンへの伝え方で決まってしまいます。

「具体的に」「明確に」伝え、あいまいな部分を残さないようにしましょう。

 

3・書面、メモでのやり取りの記録を残す。

営業への伝え方について、もう1点ご注意頂きたいことがあります。

それは、「書面・メモなどでやり取りの記録を残すこと」で、ございます。

書面・メモでやり取りの記録を残す目的は、「言った言わない論争」を防ぐためです。

約束ごとは必ず書面に残すことはもちろん、担当者との打合せの記録も書面で残し、その都度担当者にも確認してもらうと効果的です。

いやいやいや、言ってることが変わってますよ!

ほら、ここ!ここ見て!この記録にすべて書いてあるでしょ!

「言った言わない論争」は程度の低い争いのくせに、根深い問題に発展するから困るのです。

家作りは長い期間(平均9カ月)もかかります。

当初の口約束など、すぐに忘れてしまうのが人間です。必ず書面で記録に残しましょう。

 

4・どんなに信頼しても、「お任せ」はしない。

注文住宅のトラブルを防ぐには、「お任せ」をしていけません

家作りでは難しいこと・分からないことが多いので、頼れるプロ(営業、設計士、現場監督など)にお任せしたくなります。

・・・間取りですか?とくに希望もないので、お任せしますよ。標準的なやつで。
工事が着工したのですか?

イエス、分かりました。ではお任せします。

 

しかし残念ながら、どんなにハウスメーカーの担当者を信頼していても、お任せするようでは、いい家は作れません。

なぜなら、「お任せ」と「どうでもいい」は紙一重だからです。

 

営業マンを信頼して「お任せ」と言ったつもりでも、営業マンには「希望がないから、なんでもいい」と聞こえたかもしれません。

現場監督を信頼して「お任せします」と言ったつもりでも、現場監督には「自分の家なのに、どうでもいいのかな?」と思ったかもしれません。

 

「お任せ」の言葉の意味は広すぎるので、トラブルの原因になってしまいます。

家作りで「お任せ」はとても危険です。

こと細かに仕様、図面を確認し、現場にも何度も顔を出しましょう。

頼れる担当者でもお任せしないで、口と手を出すことが、ひいてはトラブルの予防につながります。

 

5・打合せシート・家作りノートを作り、マイホームの希望を整理しておく。

注文住宅の家作りのトラブルを防ぐには、事前準備がなによりも重要です。

ハウスメーカーとの打ち合わせを本格的にはじめる前に、打合せシート・家作りノートを作り、マイホームの希望を整理することが大切です。

・家族のライフスタイル、暮らし方

・デザインのイメージ(雑誌で気に入ったものを切り取っておく)

・部屋の間取りの希望

・家の性能に対する希望(耐震性、省エネ性、断熱性など)

・家具、家電のリスト

「どんな家にしたいのか?」をあらかじめ整理しておくと、家作りが忙しくなったときでも判断に迷いません。

 

まとめ:注文住宅のトラブルは、コミュニケーションで解決する!

注文住宅の家作りにトラブルはつきものです。

多くの先輩方は、トラブルを乗り越えてマイホームを手に入れていったのです。

 

・・・ですが、できることならトラブルなんて経験したくないですよね?

注文住宅の家作りでトラブルを防ぐには、次のコツを実施してみてください。

1・小まめなコミュニケーションを取る。

2・営業への伝え方で変わる!「具体的に」「明確に」伝える!

3・書面、メモでやり取りの記録を残す。

4・どんなに信頼しても、「お任せ」しない。

5・打合せシート、家作りノートを作り、マイホームの希望を整理しておく。

注文住宅でおこりがちなトラブルは、小まめなコミュニケーションでほぼ防げます

なぜならどんなトラブルも、最初は些細なことだからです。

・言った言わない論争(コミュニケーション不足)

・こんなつもりじゃなかった(認識不足)

・やってくれると思っていた(他力本願)

・そんなこと知らなかった(知識不足)

泥沼のトラブルも、はじまりは小さな火種です。

ですが火種を甘く見積もっていると、やがて取り返しのつかないトラブルになってしまうのですよ。

 

幸いにして注文住宅の家作りは、諸先輩方がたくさんのトラブル事例を残して下さいました。

先輩諸氏の失敗に学び、どうぞ屍を越えてハッピーエンドをお迎えくださいませ。

素敵な家作りを。それでは、また!

 

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