こんにちは。
「郊外の一軒家は、買ってはいけない。」
あなたはこの言葉を聞いたことはありませんか?
「郊外の一軒家は、すぐに資産価値がなくなるので、買ってはいけないぞ。」という先人のお言葉です。
しかし結論を申し上げますが、私は郊外の一軒家は買ってもいいと思っています。
なぜなら郊外の一軒家には、それにしかない魅力があるからです。
ですが購入するにあたり、いくつかご注意頂きたいこともございます。
そこでこの記事では、
・郊外の一軒家のメリット、デメリット。
・郊外の一軒家を購入するときの注意点
について解説させて頂きます。
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この記事の概要
郊外の一軒家の魅力、メリットとは?
郊外の一軒家は購入してから、みるみると資産価値が下がっていきます。それゆえ、
「買ってはいけない!」
と過激な言葉で非難されるのですよね。
ですが違うのですよ。
もちろん、お金の話だけすれば買ってはいけないのかもしれませんが、郊外の一軒家を買うことで、次のようなメリットがあるのです。
のびのびとした環境で生活できる。
郊外の一軒家を買って得られるメリットは、のびのびとした環境で生活できることです。
・・・。
・・・イエス、おっしゃりたいことは想像つきます。
「それだけかよ?」と思いませんでしたか?
いえ、いいんですよ。資産価値がゼロになる話をしていたのに、なにが「のびのびと暮らせるだ」、と思いますよね。
ご存知ですか?郊外の素晴らしきのびのび感を。
・騒音がなく、静かなので、窓を開けると、すがすがしい。
・家と家に距離があり、圧迫感がない。広々としている。
・郊外の家は広い。室内にゆとりがある。
・家に帰ってくると、都会とは時間の流れが違い、ゆったりしている。
もちろん、「緑がいっぱいあって・・・」というのも郊外の魅力ですが、郊外の「のびのび感」はそんなレベルじゃないのですよ。時間の流れが違いますからね。
やはり家にいるときは、ゆっくりしたいですよね。のびのびしたいですよね。
それならば郊外の一軒家が最高ですよ。
この素晴らしい環境で、ゆったりと暮らせるライフスタイルが手に入るのです。これは大きなメリットでございます。
庭は贅沢の極み。マンションでは味わえない格別の楽しみがある。
郊外の一軒家のメリットは、庭があることです。
「のびのびの次は、庭かよっ!」という苦情は一切受け付けませんよ。
だって庭は贅沢の極みなんのですもの。庭こそ、マンションや都心では味わえない、格別の楽しみがあるのですよ。
・芝生を張って、子供と遊ぶ。
・砂場を作って、子供を遊ばせる。
・家族で庭でBBQする。
・家庭菜園を楽しむ。
・ウッドデッキでくつろぐ。読書する。
・池を作って、コイを飼う。
どうですか?
言われてみると、むしょうにやりたくなりませんか?
庭があっても実生活において役に立つことはありませんが、だからこそ「贅沢の極み」なのですよ。
いくら高級なオプションをそろえても、一軒家の庭のプライスレスには勝てません。
ちなみに私は庭に池を作って遊んでおります。
▽マンションを購入したものの、一軒家を買い替えた体験談はこちらです。
土地が安いので、住宅ローンが楽。
郊外の土地は安いので、マンションより安く一軒家が買える場合もあります。
そのため住宅ローン返済が楽になり、精神的にもゆとりをもって暮らせるのです。
「マンションより安い一軒家なんて、どんな立地よ!?」
と、ご心配されそうですが、しかし想像しているようなド田舎なロケーションではないのですよ。
・都心まで距離のある、駅の近くの住宅地。
・地方都市で、駅からちょっと遠い郊外の住宅地。
マイホームでの暮らしは、家の間取り、仕様、グレード、立地で左右されますが、それと同じくらい影響あるのが、住宅ローンです。
住宅ローン返済にゆとりがあるかどうかで、マイホームでの暮らしは変わります。
これからは家事は分担ね。
私の収入がふがいないばかりに・・・申し訳ございませぬ。
郊外の一軒家にしろ、都心のマンションにしろ、マイホームを持つことで、住宅ローン返済に苦しむのは、本末転倒です。
ゆとりある暮らしは、ゆとりある住宅ローン返済からはじまります。
アクセスのよくない郊外の一軒家を買うことで、精神的にもラクにマイホームライフを送れますよ。
▽私の住宅ローンの返済比率は15%を切りました。これはかなり楽です。
郊外の一軒家のデメリット。
郊外の一軒家のメリットは、一軒家ならではの楽しみが多いので、「一軒家を買って、夢のマイホームライフを・・・」と思ってしまいます。
ですが、やはりデメリットもございます。
郊外の一軒家のデメリットは、夢見がちなメリットとは違い、現実的な根深い問題が多いのです。
資産価値が確実に下がる。
「郊外の一軒家は買ってはいけない。」
と言われるのは、郊外の一軒家の資産価値がすぐに下がるデメリットがあるからです。
郊外の一軒家の資産価値がすぐに下がる理由は2つあります。
1・人口減少で家があまるので、一部の土地をのぞいて、土地の価値は下がる。
2・家の価値は築25年で、資産価値がゼロになる。
今や人口減少に突入し、家があまる時代になりました。
そのため土地の価格は一部の一等地をのぞき、ゆるやかに減少していきます。
住むには快適な住宅地でも、そこに住む人がいなくなれば、土地の価格は下がります。
また一軒家の家そのものの価値は、築25年で資産価値はゼロになります。
「100年住み続けられる家!」などのキャッチコピーもありますが、それは築年数に応じてメンテナンス、リフォームをした場合です。
買ってからリフォームをしなければ、家の価値は下がる一方でございます。
「価値が下がる」と暗い話ばかりで申し訳ございませんが、これが郊外一軒家の現実であり、デメリットでございます。
大都市圏の郊外では、通勤が大変。
大都市圏の郊外の一軒家を買うと、毎日の通勤が大変です。
首都圏での通勤時間の平均は1時間半と言われていますが、郊外に一軒家を買うと通勤時間は2時間を超える場合もあります。
さらに通勤時間が長くなるだけでなく、満員電車で長時間ゆられるのは、それだけでストレスフルでございます。
転職してぇ・・・。
「これぐらい我慢する予定だったのに・・・」
と思っていたかもしれませんが、毎日のことになると話は別ですから。
快適なマイホームライフを過ごしつつも、「もっと職場の近くに住みたい・・・」と思ってしまいますよね。
ただし地方都市の郊外では、首都圏ほどの通勤のストレスはありません。
首都圏ほど都市部に人が集中していないので、郊外に住んでいても朝の通勤ラッシュはかわいいものでございます。
高齢になったとき、生活しにくくなる。
住宅購入したときはよくても、高齢になると郊外は暮らしにくい環境になってしまいます。
・徒歩、自転車で買い物に行ける施設が少ない。
・数少ないスーパーが撤退すると、近くになにもなくなる。
・車がないと生活できない。
電車、バスが少ないので、郊外での生活は車に頼りがちです。
高齢になると車の運転に不安を覚える方も多く、車中心の郊外の生活は不便に感じてしまいます。
郊外の一軒家を買うなら?どんな人におすすめ?
郊外の一軒家の現実的で根深いデメリットをあらためて見て、
「やっぱ都心のマンションにしておこうかな・・・」
と思いませんでしたか?
イエス、そのお気持ちもよく分かります。
ですが郊外の一軒家を買うときでも、次のことに注意すれば、メリットの多いマイホームライフが送れますよ。
引っ越すつもりがない。ずっとそこに住む。
もしもあなたがもう引っ越すつもりがない。ずっとそこに住む予定ならば、郊外の一軒家を買っても後悔しないでしょう。
なぜなら資産価値が下がっても、売却しなければ損をすることがないからです。
資産価値が下がって何が問題かと言えば、売却しても、住宅ローンが残ってしまうことです。
資産価値が下がっているので、売却した金額で住宅ローンが完済できないのですよ。
これは、苦しい・・・。
完済できなかった住宅ローンは、
・貯金で払う。
・別のローンを組む。
などで完済しなくてはいけません。これは率直に言ってかなり苦しいと思います。
ですがそこにずっと住む予定ならば、資産価値が下がっても問題はなにもありません。
むしろ固定資産税が少なくなって、ちょっぴりハッピーでございます。
なので、安心して一軒家を使い倒しますぞ!
郊外の一軒家をすすめられないのは、売却のことを考えるからです。
そもそも、引っ越す予定がなく、ずっとそこに住み続けるつもりならば、資産価値の影響はありません。
損をしたとしても、「楽しい思い出」として割り切れる。
住宅購入では「持ち家vs賃貸」など、「どちらが得なのか?」をめぐる攻防が続いています。
ですが結論を申し上げますと、
それは間違いなく、持ち家の方が「損」でございます。
かかるお金が圧倒的に多すぎです。
持ち家が完敗なのですよ、賃貸の方がお得です。
しかしそれは「お金」に限った話です。
もちろんお金も大切ですが、しかし大切なのはお金だけではないですよね?むしろ、お金より大切なものは多いと思いませんか?
・子供と一軒家ですごした楽しい思い出。
・一軒家でのんびりくつろいだ思い出。
・家族みんなで、庭で楽しくBBQした思い出。
私は子供が小さいときに郊外の一軒家を買いましたが、子供とすごしたマイホームの思い出は涙なしには語れません。
子供を抱っこしながら、ブランコでお昼寝しましたなぁ・・・
楽しかったなぁ・・・ぐすん・・・
マイホームは損得抜きに語れませんが、損得だけでも語れませんて。プライスレスのものって多いですからね。
持ち家に限らず都心のマンションも同じですが、マイホームを買った時点で賃貸より損をします。
ですが、賃貸では得られなかった楽しみを味わえます。
これは郊外の一軒家もまったく同じです。
資産価値が下がり、損をすることになっても、郊外の一軒家での日々を「楽しいからいい!」と思えるか。
実用ではなく、個人の好みの領域になりますが、ですがマイホームって半分はそういうものだと思いますよ。
郊外に一軒家をかまえ、その生活が「お金がかかる(損をする)けど、楽しいからいい!」と思えるあなたには、郊外の一軒家がぴったりかと存じます。
▽「家を買うと損する」と、分かってても家を買った理由はこちらです。
まとめ:郊外の一軒家なら、マイホームライフを存分に楽しめる。
「郊外の一軒家は買ってはいけない。」
たしかに間違いではありませんが、それがすべてではありません。
一度冷静にメリット・デメリットを比較することが大切です。
【郊外の一軒家のメリット】
・のびのびとした環境で生活できる。
・都心では楽しめない、庭がある。
・土地が安いので、住宅ローンもラク。
【郊外の一軒家のデメリット】
・資産価値が下がる。
・大都市圏の郊外では、通勤が大変。
・高齢になったとき、生活しにくい。
郊外の一軒家のメリットはどこか夢見がちですが、デメリットは現実的で根深いものが多いです。
ですのでデメリットを差し引いても、「郊外でのマイホームライフを楽しみたい!」と言い切れる方には、とてもおすすめでございます。
私も郊外に一軒家を買った1人でございます。
資産価値がなくなり、損をすることは承知の上ですので、思う存分、マイホームライフを楽しみたいと思っております。
ぜひ素敵な住宅購入を。それでは、また!
思い立ったら、すぐ行動した方がいい。
「家が欲しい!」と少しでも思うなら、すぐに行動すべきです。
なぜなら住宅購入は「欲しいと思ったときが、一番の買い時」だから。一番欲しいと思える今、買うタイミングを逃してしまうと本当に後悔しますよ。
しかし何も行動しないままでは、マイホームの夢は叶いません。
マイホームの夢の第一歩は、住宅展示場に行く前にカタログ・資料を請求することをおすすめします。
・営業マンに拘束される。
・親切に対応されると、断りづらい。
・断りづらいと、うっかり契約しがち。
ふらりとモデルハウスに立ち寄ってしまい、長時間拘束された上に、断りづらい雰囲気なんてイヤですもんね。
ですので、まずはハウスメーカーのカタログ・資料を請求しましょう。
カタログ・資料を取りよせるときは、カタログ一括請求サービスがおすすめですよ。
一括請求サービスのメリット
・めんどうな入力が1回で済む。
・営業されるリスクが低い。
・自分の知らないハウスメーカーまで比較、検討できる。
一括請求サービスを使うなら、業界最大手のLIFULL HOME’S注文住宅を使ってみてください。
提携しているハウスメーカーも多いですし、信頼度も抜群です。
今のうちにカタログ・資料を請求しておいて、家族と笑顔で暮らせるマイホームを手に入れましょう!
✔営業マンに会うことなく、カタログだけゲットできる。
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▽「家を買うと損する」と分かっていながら、家を買った理由はこちらです。
▽マンションより一軒家を選んだ理由はこちらです。
▽「まだ家は早い・・・」と思っていると、後悔してしまいますよ。
▽住宅購入で最初にやるべきことは、この4つです。
▽ハウスメーカー各社の特徴を魂込めて解説しました!
ですが郊外の一軒家の「のびのび感」は、あなたの想像以上なのですよ。