こんにちは。
「建売住宅、いいかも・・・」と思っているあなた。ご存知ですか?
建売住宅の購入は、とてもスピード感があるので、予備知識がないと、あれよあれよと流れさてしまいます。
そのため「気がついたら購入していた」という状況になりやすく、後悔のもとになってしまうのです。
ですので建売住宅を本格的に検討する前に、建売住宅の購入の流れを把握しておくことが大切です。
そこでこの記事では、
・建売住宅の購入の流れ、注意点
・建売住宅購入の注意点
について解説させて頂きます。
スポンサーリンク
建売住宅の購入の流れ・注意点
建売住宅の購入の流れは、とてもスピーディで、次の流れにそって進みます。
1・物件探し
まずはお気に入りの建売住宅が見つかるまで、物件を探します。
建売住宅の物件を探すには、
・新聞折込のチラシ
・ネット(SUUMOなど)
・希望エリアを散策して見つける。
・不動産会社に紹介してもらう。
この4つの方法を駆使します。
しかしあなたは、
「スマホで調べれば、すぐにお気に入りの建売住宅が見つかるはず、楽ちん!」
便利なスマホを手に取りながら、そう思いませんでしたか?(このブログを読んでいるのもスマホかもしれませんね)
ですが、違うのですよ。
建売住宅の情報を探すのは、思いのほか大変なのです。
この情報化社会に公開されないとは理解しがたいのですが、海よりも深い理由にて公開してない物件(未公開物件)が多数あるのです。
未公開物件はお近くの不動産会社に行けば、紹介してもらえます。
ですが不動産会社に行くと、営業されてしまい、無駄に消耗してしまいます。
未公開物件情報だけをゲットする、おすすめの方法をこちらにまとめましたので、ぜひご一読くださいませ。
▽未公開物件だけをゲットする方法。
2・物件の内覧会(見学)
お気に入りの建売住宅を見つけたら、その物件の内覧を申し込みましょう。
「建売住宅の内覧=不動産会社に依頼する」、と連想しがちですが、方法はそれだけではありません。
・不動産会社を通じて、内覧する。
・ハウスメーカー直で、内覧する。
この2つがあります。
後述しますが、不動産会社を通して内覧して契約すると、仲介手数料がかかります。(物件価格の3%+6万円+消費税)
しかしハウスメーカー直で内覧して契約すれば、仲介手数料はゼロでございます。
もしも3,000万円の建売住宅を不動産会社を通じて購入すると、仲介手数料は「103万6,800円」になります。
これがハウスメーカー直なら、ゼロです。ゼロでございますよぉ・・・。
ははー、これはきっと悪い夢にちがいありませぬ、ははははh・・・(混乱)
同じ物件でも「どうやって買うか?」で、ウン百万も支払う金額が変わります。
くれぐれもご注意くださいませ。
▽賢く建売住宅を購入する方法は、こちら!
3・住宅ローンの仮審査
また建売住宅の内覧をしたときに、かなり高い確率で「住宅ローンの仮審査でもいかがですか?」と、営業マンに言われます。
これは見込み客をつなぎとめたい営業トークの1つですが、この時点で仮審査をするメリットはあります。
・住宅ローンがどれくらい借りられるか?が分かる。
・仮審査で落ちるようでは、住宅購入の何かがおかしい。(物件価格、収入、働き方、ほかのローンなど)
・住宅ローン返済シミュレーションができる。
建売住宅の内覧会では夢を見ながらうふふして終わりますが、住宅ローン返済シミュレーションすると、一気に現実に戻されます。
仮審査は費用はかかりませんので、早めに審査してもらい、現実的な判断をすることをおすすめします。
4・購入の申し込み
建売住宅を内覧した結果、「これぞ、わが運命の建売住宅!」ということであれば、購入の申し込みをします。
購入の申し込みとは、「この建売住宅を買う意思がありますよ」と、意思表示することです。
つまり「買います宣言」をすることですね。
そ、そんなことを宣言したら、あとに引けなくなるじゃないですか!
ですがご安心くださいませ。
「購入の申し込み」は手付金とちがい、お金を払う訳ではありません。(新築マンションでは1~2万円ほどはらいます。)
また「やっぱり買いません」と撤回しても、法的なペナルティを受けることはありません。
そうですか、なら安心して、とりあえず申し込みしておきましょうか。
しかし安易な申し込みは危険です。
・その後やり手の営業マンに言いくるめられ、購入してしまった。
・不動産会社との関係がギクシャクして、優良物件を紹介してもらえなくなった。
法的な罰則はないとは言え、購入の申し込みは熟考してからにしましょう。
5・オプションの申し込み
建売住宅にオプションをつける場合、申し込み~契約までの期間に不動産会社、ハウスメーカーに依頼します。
建売住宅でつけるオプションは、
・入居してすぐに必要なもの(網戸、カーテンレール、テレビアンテナ、照明、洗濯干しなど)
・入居してゆっくりそろえるもの(カーポートなどエクステリア、家具、家電など)
この2つに分けて考えると悩みません。
おすすめのオプションはこちらにまとめましたので、ご覧ください。
6・売買契約
購入の申し込みをしてから、「買います!これ、ください!」と宣言すると、いよいよ売買契約を結びます。
最初に言っておきますが、売買契約の「前」と「後」で、営業マン(担当者)の目の色と接客態度は変わりますからね。ご注意くださいませ。
売買契約では、
・手付金を払う(1~10万円。解約してもお金は戻ってこない。)
・重要事項説明を受ける。
・膨大な書類に印鑑を押す。
およそ2時間にわたり、営業マンとの真剣勝負が繰り広げられます。
無事に売買契約を済ませると、その建売住宅は半分あなたのものです。ほかの人に買われてしまうことはありません。
ですが同時に責任も負います。
・解約しても手付金は戻らない。
・解約の時期によっては、違約金が発生する。
・住宅ローンを背負ってでも、お金を払わなくてはいけない。
なるほど。ここまでリスクがあるからこそ、売買契約の捺印では手汗が止まらなくなるのですね。納得でございます。
▽建売住宅の諸費用は、100万円以上節約できます。
7・住宅ローンの本審査
売買契約もすんで一安心したいところですが、すぐに住宅ローンの本審査に申し込みます。
仮審査で通っているので、本審査でも「ほぼ」通りますが、例外もあるので安心できません。
しかも本審査は1~2週間と長い期間かかるので、眠れぬ日々が続くでしょう。
不安で不安で眠れませ・・・すぴ・・・(寝た)
本審査の結果が届くと、それまでの肩の荷がおり、ようやく一安心できます。お疲れさまでした。
8・住宅ローンの契約
住宅ローンの契約も、それなりに説明を受け、捺印も多いですが、建売住宅の売買契約に比べたら紙っぺらも同然です。
なんのストレスも感じることなく、住宅ローンの契約を結ぶことができます。
このときなぜか、不動産会社の営業マンが立ち会う(サポートする)ことがあります。
「この営業マンは親切心のかたまりなんだ・・・」と思っていましたが、よくよく見積明細を見返したら「住宅ローン手続き代行費 5万円」と書かれてました。
建売住宅購入の怒涛の流れに圧倒されて見落としがちですが、できれば事前に気がつきたいものです。
▽住宅ローンで後悔しがちなポイントはこちらです。
9・最終内覧会、清掃、オプション工事。
建売住宅の引き渡しの前に、最終内覧会があります。
最終内覧会では、建物の状態をチェックし、修正箇所を指摘・確認します。
不動産会社、ハウスメーカーは引き渡しの日までに修正箇所を補修します。
新築の建売住宅でも、よく見ると細かい傷がたくさんついています。
細かい傷があっても大きな問題ではないですが、ここで最終内覧会で指摘しなかったものは、あとから指摘しても対応してくれません。ご注意くださいませ。
最終内覧会のあとに補修工事がされると同時に、
・室内の清掃。
・オプションの取り付け工事。
が行われます。
ここまでくれば、晴れて念願のマイホームもいよいよですね。
▽最終内覧会でのチェックポイントはこちらです。
10・引き渡し
建売住宅の最後のステップは、引き渡しでございます。
建売住宅の引き渡しでは、
・建売住宅の決済(振り込まれた住宅ローンで、一括振り込みする。)
・マイホームのカギを貰う
・登記(法的な住所登録)する。
この3つが行われます。1時間ほどで終わりです。
建売住宅の決済は、振り込んでもらった住宅ローンで一括支払いします。
銀行から住宅ローンを現金で振り込んでもらい、それをハウスメーカー(不動産会社)に一括振り込みします。
2,000万が素通りして、住宅ローンが残りました、ふふふ・・・。
引き渡しの光景は、人生でそう何度も経験するものではありません。
ぜひ楽しんでくださいませ。
建売住宅の購入に必要な期間は?
怒涛の流れですすんでいく建売住宅の購入ですが、購入までの期間を計算してみると、
・物件探し:1カ月~
・購入の申し込み後:1カ月~1カ月半
総じて2か月~あれば、建売住宅を買うことができます。(もちろん、最短ですが)
もっとも時間がかかるのは物件探しであり、一度沼にはまってしまうと身動きがとれず、時間だけが過ぎるパターンもあります。
ぜひ購入のベストタイミングだけは逃さないようしたいところです。
建売住宅の購入の流れの注意
建売住宅の購入は、本当に早いです。
だからこそ、次のポイントにご注意くださいませ。
住宅ローンから先に選んでおくと、後悔しない。
建売住宅の購入で注意したいのは、建売住宅より先に住宅ローンを選んでおくことです。
なぜなら欲しい建売住宅が見つかってしまうと、その後の流れは、あれよあれよと購入にまっしぐらだからです。
つまり、住宅ローンをじっくり選んでいる暇がないのです。
いや、しかし選んでる暇が・・・え?これがおすすめですと?
わかりました、それにしましょう。
物件はじっくり検討するのに、住宅ローンはびっくりするぐらい検討しない方、多いですよ。
住宅ローンこそ、銀行による差が大きく、時間をかけて検討したいところです。
ですので、建売住宅を探す前にまずは住宅ローンを探してみましょう。
ちなみに私は怒涛の流れに圧倒されて、ハウスメーカーの紹介で住宅ローンを借りて後悔しましたよ。
ハウスメーカー直で買うと、仲介手数料がない。
前述しましたが、建売住宅を購入する場合、
・不動産会社を通して買う:仲介手数料がかかる。
・ハウスメーカー直で買う:仲介手数料がかからない。
この2パターンがあります。
手数料と聞けばかわいく聞こえますが、建売住宅の仲介手数料は100万クラスですから。破壊力ハンパねぇですよ。
気に入った建売住宅が見つかった場合、必ず「ハウスメーカーで直売してないか?」確認してみましょう。
たったそのひと手間で、100万円の差が出ますよ。
建売住宅を本格的に探す前に、注文住宅は見ておいた方がいい。
そして強くおすすめしたいのが、建売住宅を探す前に、注文住宅を見ておくことです。
なぜなら注文住宅での家作りの知識は、建売住宅を選ぶときにも役に立つからです。
・家の構造
・断熱性能、断熱方法
・間取り
・採光、風通し
・基礎、屋根
ゼロから作る注文住宅では、いやおうがなく家に関する知識が増えます。
ですが出来上がった建売住宅を眺めるだけでは、知識は増えません。
その結果、欠陥住宅を見抜けずに、雰囲気で買ってしまうのですよね。
私も建売住宅を買いましたが、その前に注文住宅を見ています。
住宅展示場に行って見積ももらいましたし、各ハウスメーカーのカタログも見比べました。
回り道に感じますが、その作業があったからこそ、納得のいく建売住宅が買えたと思っております。
▽一生に一度の住宅購入。注文住宅のカタログを見ておいても損はありません。
まとめ:早い購入の流れに圧倒されないで!
建売住宅の購入の流れは早いです。
1・物件探し
2・物件の内覧(見学)
3・住宅ローンの仮審査
4・購入の申し込み
5・オプションの申し込み
6・売買契約を結ぶ
7・住宅ローンの本審査
8・住宅ローンの契約
9・最終内覧会、清掃、オプション工事
10・引き渡し
建売住宅の購入に必要な期間は、およそ2か月あれば購入できます。(もちろん、最短になりますが)
怒涛のスピードですすむ建売住宅の購入ですので、次のポイントにご注意くださいませ。
・住宅ローンから先に選んでおくと、後悔しない。
・ハウスメーカー直で購入すると、仲介手数料がない。
・建売住宅を本格的に探す前に、注文住宅を見ておいた方がいい。
一度動き出すと流れを止めることはできません。
だからこそ、本格的に動き出す前に、しっかり準備・予備知識をつけておきましょう。
ぜひ素敵な住宅購入を。それでは、また
ネットに公開されない人気物件を探すには?
ご存知ですか?
建売住宅の人気物件は、ネットに公開されないのですよ?
なぜなら人気がありすぎてすぐに売れてしまうので、わざわざ公開する必要がないのです。むしろ公開してしまうと問合せが増えすぎて、対応できなくなることも。
このようにネットに公開されない人気物件を、「未公開物件」と呼びます。
建売住宅で後悔しないためには、「未公開物件」までしっかり検討する必要があります。
建売住宅の未公開物件を探すには、不動産会社に紹介してもらうのが1番。
そこで便利なのが、タウンライフ不動産です。
タウンライフ不動産では、希望条件を1回入力するだけで、全国300社の不動産会社から未公開物件をどしどし紹介してもらえるのです。
人気エリア・人気メーカーの建売住宅は、あっという間にうれてしまいます。
チャンスを逃して後悔しないよう、ぜひ登録してみてください。
✔ネットに公開していない物件をメールしてもらえる。
✔定期的にメールが届くので、人気物件を逃さない。
✔しつこい営業は一切なし。
▽一生に一度の住宅購入。注文住宅のカタログを見ておいても損はありません。
▽住宅購入でまずやるべきことは、この4つです。
▽建売住宅への愛を綴らせて頂きました。
なぜなら建売住宅のほとんどが「未公開物件」として、ネットに公開されてないからでございます。