こんにちは、年収300万で建売住宅を購入した、でございます。
建売住宅で怖いのは、欠陥住宅を買ってしまうことではないでしょうか。
ハンコ1つで気軽に買える建売住宅である反面、ちょっとした確認不足で欠陥住宅を買うリスクにもなってしまうから怖いのです。
だからこそ大切になるのが、内覧会できちんと確認して、欠陥住宅を見抜くことです。
では建売住宅の内覧会では、どんなことをチェックすればいいのでしょうか。
この記事では、私の住宅購入体験を交えながら内覧会でのチェックポイントを解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
建売住宅の内覧会の6つのチェックポイント。
建売住宅でチェックすべきポイントは、6つあります。
欠陥住宅を見抜くには、豪華な内装ばかり見ていてはダメですよ!
1・担当者が信頼できる人物か?
建売住宅の内覧会でチェックすべきなのは、ハウスメーカー(不動産会社)の担当者です。
担当者が信頼できる人物かどうか、まずはしっかり品定めする必要があります。
「家の内覧会なのに、なぜ担当者を見るのか!?」、そう思ったあなた。・・・大正解でございます。
しかしこれには深い理由がありまして。
建売住宅の内覧会で担当者をチェックする理由は、信頼できない人から家を買うのは、とても危険だからです。
・もしかしたらその担当者は、ウソを言っているかもしれない。
・ウソではなくとも、自社に都合のいいことだけ言っているかもしれない。
・本当はあなたの幸せのことは考えないで、売れることしか考えてないかもしれない。
・・・そんな人から家を買ったら、どうなると思いますか?
せっかくのマイホームなのに、残念な結果になってしまいます。
家をチェックするのは、もちろん大切なことです。
しかしその前提として、「家を売る人」を厳しくチェックしなければいけないのですよ。
あなたの担当者は
・約束を守りますか?
・ウソをつきますか?
・言動に一貫性はありますか?
・清潔感はありますか?
・基本的なビジネスマナーは徹底されていますか?
マイホームは、一生に一度の買い物です。
ですから「誰から買うのか?」も、徹底的にチェックしなければなりません。
2・周辺環境は家と同じくらい大切。
建売住宅の内覧会では、家よりも先に担当者をチェックしました。
しかし、まだ家を見るのは時期早々であります。
なぜなら家を見る前に、周辺環境をチェックする必要があるからです。
・隣近所はどんな家か、どんな人が住んでいるのか?
・周辺の道路は広いか、交通量が多いか?
・ゴミ捨て場は近すぎないか?
・夜になっても暗くなりすぎないか?
・騒音はうるさくないか?
などなど、実際にその家で暮らしたときをイメージしながら、周辺環境をチェックするのことが大切です。
しかし私は家を見に来たのです。周辺環境よりも、家が見たいのですが!
いいえ、違うのですよ。
もちろん、家をチェックするのは大切です。ですが、周辺環境のチェックは、ある意味家のチェックよりも重要なのですよ。
なぜなら、周辺環境は自分の力で変えることができないからですよ。
家を契約した後で、「あ、やっぱりここがヤダ。」と思っても、周辺環境は変えられませんよ。
お隣さんの庭木から虫が飛んできたって、自分でお隣さんの庭木は切れません。強引な手段に出れば、ご近所トラブルに発展してしまいます。
周辺環境をあとから変えるのは、至難の業です。
だから内覧会のときに、色んなシミュレーションをしておく必要があるのです。
契約前は気がつきませんでしたが、鳥のフンが車にたくさん落ちてくるのですよ・・・。トホホ
周辺環境は時間・季節・天気によって変わります。
時間帯・日にちを変えながら、周辺環境をチェックしましょう。
▽周辺環境については、こちらで解説しています。
3・細部の仕上がりをチェックして、欠陥を見抜く。
さて、お待たせしました。
それではいよいよ、家のチェックを始めましょう。
ですが建売住宅の内覧と言うと、どうしても家のデザインや間取りに目が行きがちです。
しかし重要なのはそこではないのです。
マジで細かくて面白みのない話で申し訳ございませんが、これが本当に重要なのです。
建売住宅の内覧でチェックすべき細部は、
・壁紙のつなぎ目
・壁紙の張り方(波打ってないか)
・コーキングの仕上がり
・窓枠のサッシ
・窓の開け閉め
・ドアの動き
・・・地味ですね。申し訳ないですね。
しかし1つ1つは小さいことですが、実はこれこそが欠陥住宅を見抜く上でとても大切なことなのです。
なぜなら、仕事の出来(でき)は細部に宿るからであります。
丁寧な作業をしたのか、雑な仕事をしたのか。それは細部を見ればよく分かるのです。
誰も見ないようなネジ一本、釘一本を丁寧にやったかどうか、それが全てなのです。
例えば雑に扱ったネジ一本が、実は家の構造上重要なものだったら・・・。
それだけで欠陥住宅になってしまうではありませんか。たったネジ1本で。
これは家に限らず、私たちの仕事の世界でも同じですよね。
書類整理でも、細かな気配りができるかどうかで、その仕事の出来が決まってくるというものですから。
たかが誤字脱字、されど誤字脱字。
細かい作業を丁寧にやるかどうかで、その仕事(家)の価値が決まってしまいます。
建売住宅の内覧会では、とにかく細部をチェックすることが大切です。
目につくデザインが、全てではありませんよ。
▽細かい点ですが、こんな不具合がありますよ。
4・基礎のヒビ割れ。
建売住宅の内覧会では、必ず家の周りをぐるっと回って家の基礎を確認して頂きたいのです。
どうでしょうか、あなたの家の基礎にヒビはありましたか?
内覧会で基礎のヒビ割れを確認する理由は、基礎にヒビがあると重大な欠陥になる恐れがあるからです。
基礎にあるヒビの種類によっては、
・地盤沈下
・基礎の強度不足
・建物の構造的な問題
などの、重大な欠陥につながる可能性があります。
い、イヤですよ、買った家が欠陥住宅だなんて・・・。
だからこそ、内覧会で欠陥住宅の予兆に気がついて頂きたいのです。
しかしあなたは、「建売住宅を新築で買うのだから、基礎にヒビなんてある訳がない。」と思ってませんでしたか?
・・・基礎にめっちゃヒビがあるのですが。
私もそう思ってました。でも、あるんですよ。新築ピカピカの家にも、基礎にヒビは。
しかしご安心下さいませ。基礎のヒビには2種類(ヘアークラック・構造クラック)があり、問題となるのは、「構造クラック」です。
幅0.3mm以上のヒビは構造クラックと呼ばれ、地盤の不当沈下や、建物の構造上の問題が懸念される。
・・・聞いただけでめっちゃ怖いんですが。
「新築だから大丈夫!」・・・なんて新築神話は存在しません。むしろ、新築だからこそ怖いのです。
だから建売住宅の内覧会では、忘れずに家の基礎をしっかりチェックしておきましょう!
5・床下に潜る。
さてさて、さきほどの基礎のチェックにも関連しますが、床下に潜ることもとても大切です。
床下に潜ることで、
・基礎の裏側の確認
・断熱材の取り付け
・床下の状況確認
が、確認できるからです。
特に床下の状況確認は、欠陥住宅を見抜く上で大切ですね。
・床下に建築中のゴミを放置した
・見えないところでの手抜き作業
など、私たちの感覚ではあり得ないような欠陥を発見することができますからね。
でも内覧会でスーツを着た担当者に向かって「床下に潜っていいですか?」と聞くなんて恥ずかしくないですか?
私も小心者なので、そんなこと言えるか不安でした。
・・・あ、はい、そうです、床下に潜りたいんです。
しかし恥ずかしがっている場合ではありません。
あなたのほんの少しの勇気で、欠陥住宅を見抜けるかどうか、その瀬戸際なのですから。ドンといきましょう!
6・欠陥住宅を見抜くために、最も大切なことは?
「欠陥住宅なんて、ぜったい買いたくない・・・!」
建売住宅の内覧会で欠陥住宅を見抜くために、最も大切なことは、
「何度も、納得いくまで内覧する」
ことでございます。
これはですね、言ってしまえば私たちは素人なのですよ。
どこまでいっても素人は素人、業界の闇(!)に染まったプロには敵わないのですよ。
ですので、事前にしっかり準備をしてから内覧しても、終わった後に「うわ、あれ聞いておけばよかった!」と後悔することは山ほどある訳でして。
だから気になる疑問、分からないことが出てきたら、その都度内覧させてもらうことが非常に大切なのです。
間違っても納得してない状態で、即決してはいけませんよ。
すみません、明日も内覧してもよろしいでしょうか?
何度も内覧するのは、ハウスメーカー(不動産会社)からすれば迷惑なことでしょう。
しかし、それでもやらなくてはいけないのです。恥を忍んで、頼み込むのです。
ハウスメーカー(不動産会社)の担当者にとっては、数ある物件のうちの1件ですが、私たちからすれば「人生かけた買い物」なのですから。
何度も何度も内覧して、すべて納得してから買いましょう!
まとめ:欠陥住宅を見抜くには、見えない所をチェックすべし!
欠陥住宅なんて、誰だって欲しくありません。
念願のマイホームが欠陥住宅だったら、それだけで人生が詰んでつまうかもしれません。
ですので、建売住宅の内覧会で穴があくほどチェックしましょう!
とくに目に見えない部分こそ、しっかりチェックすることが大切です。
1・担当者が信頼できる人物か。
2・周辺環境は、家と同じくらい大切。
3・細部の仕上がりを確認して、欠陥を見抜く。
4・基礎のヒビ割れを確認する。
5・床下に潜る。
6・気になるところ、疑問点があれば、何度も内覧する。
幸いにして建売住宅は既に完成された家を買うので、家の仕上がりをチェックすることができます。
ぜひ隅々までチェックして、欠陥住宅を見抜きましょう!
それでは、また!
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いや、私は建売住宅を内覧しに来たのですが・・・