こんにちは。
ハウスメーカーを決めるとき、なにが一番大切かと思いますか?
・ハウスメーカーのこだわり?
・家の工法、スペック?
・モデルルームの雰囲気?
・・・イエス、どれも大切なことですよね。
ですがあえて申し上げますが、ハウスメーカーを選ぶときはもっと重要なことがございます。
営業マンはモデルルームで応対してくれるだけではなく、契約した後、理想の家が完成するまでサポートしてくれます。
ですので、営業マン次第で理想の家もできますし、逆に後悔する家ができることだってあるのです。
ではハウスメーカーの営業マンはどうやって選び、どう見極めたらいいのでしょうか?
この記事ではお人よしなあなたでもできる、ハウスメーカーの営業の選び方・見極め方について解説させて頂きます。
危険な営業マンにつかまる前に、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
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この記事の概要
家作りでハウスメーカーの営業マンが大切な理由。
「営業マンって、そんなに重要なの・・・?家が売るのが仕事なんじゃないの・・・?」
と、思われたあなた。・・・それが違うのですよ。
各ハウスメーカーはそれぞれこだわりや特色を出してますが、それ以上に「誰が営業担当か?」によって、あなたの家作りは変わります。
なぜなら家作りは、すべて営業マンを通して行われるからですよ。
家作りは、すべて営業マンを通して行われる。
ハウスメーカーの営業が大切なのは、家作りはすべて営業マンを通して行われるからです。
・「どんな家にしたいのか?」希望を聞かれる。
・希望の家を設計士に伝え、図面を書いてもらう。
・作成した図面を説明し、あなたの反応をみる。
・あなたの反応をもとに、間取り・設備などを修正していく。
・建築状況をあなたに伝える。
・あなたの要望を建築現場に伝える。
細かいことまで数えたらキリがありませんが、家作りはすべて営業マンを通して行われるのですよ。
そのため頭がキレてお客さん想いの「いい営業マン」なら、あなたの希望通りの家がたちますが、ハナクソがついてるような「ダメ営業マン」なら希望はおろか、家として機能しない(つまり欠陥住宅)ものが完成してしまいます。
疑問を通り越して殺意しかわきませぬ・・・。
どんなに素晴らしいハウスメーカーの理念・工法も、それを実現する営業マンがダメなら理想は実現しません。
その反対に優秀な営業マンなら、あなたの希望を細かく感じ取り、それを現場にうまく伝え、現場の状況もあなたにスムーズに伝えます。
その結果、理想の家が実現できるのですね。
ハウスメーカーは家を売るのが仕事ですが、それだけではないのですよ。
理想の家を実現するために、一緒に家作りしてくれるパートナーでもあります。
だから営業マンこそ、しっかり選ばなくてはいけません。
ハウスメーカーの営業マンの選び方。いい営業マンの条件
ハウスメーカーのいい営業マンには、共通する特徴があります。
モデルルームを訪問したときは、営業マンの言動に注意してチェックしてみてください。
ウソをつかない。約束を守る。信頼できる。
いい営業マンとは、ウソをつかない、約束を守る人のことです。つまり、信頼できる人でございます。
営業の要素には、
・セールストークがうまい
・専門知識がある
・場を盛り上げることがうまい
・ジャニーズ的イケメン
などもあり、もちろんこれらも重要です。
しかし「いい営業か?」という観点で見れば、そこまで重要ではないのですよね。
なぜなら営業マンにウソをつかれると、その後の家作りに不信感が生まれるからですよ。
一度不信感が生まれると、再び信じることは難しいものです。
住宅購入はウン千万もする買い物ですので、信頼できる人でないとお任せするのは危険です。
▽なかには契約すると豹変する営業マンもいるので注意が必要です。
押し売りしない。
これはダメな営業を考えて頂くとよく分かると思いますが、
・契約を強引にせまる。
・一方的なセールストークを続ける。
・断っても、しつこく営業する。
・こちらの都合より、会社の売上優先。
このようなダメ営業マンに家作りを担当されたら、理想の家なんてできるワケありませんよね?
イエス、だからこそ、押し売りしないことがいい営業マンたる条件なのです。
・強引に契約をせまらない。
・断ったら、あっさり引き下がる。
・会社の売上より、お客さんの都合を優先する。
「この人、ぜんぜん営業しないけど、売上大丈夫なの?」
と、心配してしまう人の方が、実は成績もよかったりします。
なぜならお客さんから好かれ、信頼されるので、最後には契約してくれるからです。
ハウスメーカーのいい営業マンを選ぶときは、「押し売りしないこと」に注目してみてくださいませ。
しゃべるより、話を聞いてくれる。
営業マンの大切な役割として、「こちらの希望を現場に伝える(反映する)」というものがあります。
これは営業マンに伝えた希望を、営業マンが現場に伝える、伝言ゲームも1つなのですが、
・うまく説明できない希望、理想
・言葉の裏側に隠れた真意、希望
・事情、背景から読み取った、本当にやりたいこと
など、言葉にしない(できない)希望を読み取って、現場に伝える、というのも営業マンの大切な仕事です。
ですので、いい営業マンは「しゃべるよりも、話をよく聞いてくれる人」でございます。
一方的な説明をするより、あなたの話を黙ってきいてくれるのが大切です。
営業の方が真剣に話を聞いてくれるおで、ついしゃべりすぎましたぞ・・・。
ハウスメーカーのトップ営業マンは、口下手な人が多いのも、「聞くことが大切!」ということを考えると、納得しますよね。
清潔感がある。
いい営業マンを見分けるとき、清潔感は外せません。
身だしなみを整えることは、つまり相手への配慮です。
営業の仕事は相手に配慮する仕事でもありますので、身だしなみが整ってなく配慮に欠ける営業マンは、仕事ぶりでも配慮に欠ける可能性があります。
別にイケメンである必要はありませんが、
・服装がきちんとしている。
・ひげをそっている。
・変なにおいがしない。
まぁ、つまりパッと見た時に「不潔感がない」ということですね。
これからの家作りを一緒にすすめるパートナーは、清潔感のある営業マンを選びましょう。
ハウスメーカーのいい営業マンの見極め方
「いい営業マンを選びましょう!」と言ったものの、実際は営業マンは選べる状況ではなかったりします。
なぜならモデルルームで応対してくれた人が、その後も担当してくれるからです。
ですので、いい営業マンを選ぶには、モデルルームでの応対をもとに見極めなくてはいけません。
営業マンを見極めるためには、次のポイントに注意してみてくださいませ。
身だしなみ、言葉使い・態度で、3秒で見極める。
いい営業マンを3秒で見極めるとっておきの方法は、こちらでございます。
・身だしなみ
・言葉使い、態度
この2つで、ざっくり見極めます。
もしも応対してくれた営業マンが、
・パッと見て不潔な印象。
・高圧的な態度、言葉使い
・幼稚な言葉使い。
などの特徴があったとき、その営業マンはダメな営業マンの素質があります。
「会って3秒でなにが分かるの?」
と思うかもしれませんが、これが結構分かるのですよ。いわゆる、第一印象というものですね。
第一印象はあながち人の本質が出ていることが多く、第一印象だけで判断しても大きく間違うことは少ないです。
第一印象で判断したのち、ゆっくりと確認していく、というスタンスがおすすめですよ。
分からないことを質問して、その反応で見極める。
いい営業マンを見極めるためには、質問が有効です。
営業マンの説明を受けるだけでなく、積極的に質問をしてみましょう。
・どうしてこの工法なのですか?
・デメリットはありますか?
・予算○○万円では、どんな家ができますか?
営業マンに質問を投げたときの反応は、営業マンによって大きく違います。
・その場でしっかり答える。
・その場で適当に答える。
・専門用語を多用する。
・分かりやすく説明する。
・しっかり調べて、後日回答する。
質問の回答1つで、営業マンの対応がこれだけ垣間見れます。
当然ながら、質問に対して誠実に対応してくれるのが、いい営業マンでございます。
ぜひ積極的に質問を投げてみながら、反応を見極めてみましょう。
わざと小さな約束をして、その反応で見極める。
少しイヤらしい見極め方法になりますが、営業マンとわざと小さな約束をしてみて、その反応を見極めるのも有効です。
・営業NGの希望(訪問NG、電話NGなど)を守るか?
・希望した資料を準備してくれるか?
・こちらの要望を調整してくれるか?
口先だけの営業マンでは、行動が伴いません。
あなたのためにしっかりと行動してくれるのか?、小さな約束をすることで見極めることができますよ。
「どうしてこのお仕事をはじめたのですか?」と質問する。
そしていい営業マンを見極めるときに大切なのが、「どうしてこのお仕事をはじめたのですか?」と、仕事への想いを質問することです。
このとき返答に困ったり、「給料いいからね・・・」と答えてしまう営業マンはNGでございます。
家作りの営業はお世辞にも楽な仕事ではありませんので、想いがなければいい仕事はできません。
・家作りを通して、一人でも多くの人に幸せになってほしい。
・家が大好きだ。この喜びを分かってほしい。
・住宅業界を変えたい。業界の闇を解消したい。
もちろん、ハウスメーカーの営業職は給料もいいので、お金のために働くのも悪いワケではありません。
ですがお金しか目的がないのは、「売上になるなら、なんでもいい」という思想に偏る危険があります。
「どうしてこのお仕事をはじめたのですか?」
この質問で営業マンの人間的な部分、そして家作りへの想いが分かります。
ぜひモデルルームで質問してみましょう。
まとめ:いい営業マンを見極めて、理想の家作りを!
家作りにおいて、営業マンはとても大切です。
なぜなら家作りはすべて営業マンを通して行われるからですよ。
ハウスメーカーとあなたの理想をつなぎ、実現する陰の功労者が営業マンなのですね。
「いい営業マン」を見極めるには、次のポイントを参考にしてみてください。
【いい営業マンの選び方・特徴】
1・ウソをつかない、約束を守る。信頼できる。
2・押し売りしない。
3・しゃべるより、話を聞いてくれる。
4・清潔感がある。
【いい営業マンの見極め方】
1・身だしなみ、言葉使いで、3秒で見極める。
2・質問した反応で見極める。
3・わざと小さな約束をしてみて、その対応で見極める。
4・「どうしてこのお仕事をはじめたのですか?」の質問で、見極める。
余談ですが、「いい人」と「いい営業マン」は違いますからね。
しっかり冷静に営業マンを見極めましょう!
ぜひ素敵な住宅購入を。それでは、また!
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それは営業マンを徹底的に選ぶことです。営業マンは家作りのすべてに関わる、大事な要素でございます。