家を焦って買うのは要注意!住宅購入での注意すべき営業トーク6選・対応方法!

こんにちは。

 

一生に一度の住宅購入。

ですから、焦って家を買ってはいけません。じっくり検討して、いい家を買うべきです。

 

「何を当たり前のことを・・・」

「そんなこと知ってるよ!」

 

・・・と、思いましたか?

みなさん「自分は冷静だ」と思っているのでしょうが、営業マンのちょっとした一言に心を乱されて、焦って家を買ってしまうのです。

・・・え?今日、申込してくれれば、値引きしてくれるですと・・・?

そ、そ、そ、それは・・・(ごくり)

冷静沈着なクールガイとして定評のある私でさえ、営業マンのちょっとした煽りトークで、焦って家を買いそうになりましたから。

 

では住宅購入のとき、営業マンはどんな煽りトーク(営業トーク)を使うのでしょうか?

この記事では、

・よくありがちな煽りトーク

・焦って家を買わない方法について

解説させて頂きます。

 

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営業マンの煽りトークにハマってしまう2つの理由。

「営業マンの煽りトーク?そんなもの私には関係ないわ。ふふん・・・」

 

と思っている方にこそ、お伝えしたいことがあります。

イエス、マダム。

営業マンの煽りトークには、「ハマってしまう仕掛け」がございます。

巧妙な仕掛けなため、「自分は関係ない」と思っている人ほど、ご注意頂きたいのです。

営業マンの煽りトークは、冷静な状態、つまり「家なんて別に欲しくないわ」と思っている人にはまったく通用しません。

ですが心のどこかで「いつかはマイホームを・・・」と思っていると、おもしろいように煽られてしまい、焦って家を買ってしまうのです。

 

現物を見ると、欲しくなる・失いたくないのが人間。

営業マンの煽りトークになぜ引っかかってしまうのか?

それは人間は現物を見ると、欲しくなるからです。

こ、これは私が探していた理想通りの物件です・・・ほ、欲しい・・・(ごくり)

「現物を見ると欲しくなる」、なんてかっこつけましたが、言ってしまえば、「ただの衝動買い」ですよね。

100円のコンビニスイーツをつい買ってしまうように、マイホームだって気持ち的にはついうっかり買いたくなるのです。

 

さらに希望の物件を内覧すると、まるで「自分の家」のような錯覚をします。

すると今度は「欲しい」ではなく、「失いたくない」という気持ちに変わります。

・・・え?もう時間だから帰れですと・・・?

し、しかし他の人に買われてしまったら・・・

「素敵だな」と思える物件を内覧したときほど、「失いたくない」気持ちは大きくなります。

その結果、本当はよく考えなくてはいけないマイホームなのに、コンビニスイーツのように衝動買いしてしまうのです。

 

繰り返し聞かされると、その気になってしまうのが人間。(洗脳)

その場で即決しなくても、営業マンの煽りトークには注意しなくてはいけません。

なぜなら煽りトークを繰り返し聞かされると、その気になってしまうのが人間だからです。イエス、これを洗脳とも呼びます。

同じような煽りトークを受け続けると、

・同じ言葉を聞くことに疲れて、思考力が落ちる。

・だんだん説得力があるように感じてしまう。

・何度か顔を合わせて信頼が積み重なってくると、煽りトークも簡単に信じてしまう。

などの被害があるからです。

 

また家作りに疲れて、メンタルが弱っているときの煽りトークもご注意くださいませ。

普段なら気にもとめないようなことも、ワラをもすがる思いで掴んでしまうことがあります。

 

よくありがちな営業トークはこれだ!

では実際の住宅購入では、営業マンはどんな煽りトークを使うのでしょうか?

内覧会や住宅展示場のモデルハウスでよく使われるのは、次の6つです。

 

1・「ほかにも見学している方が、〇組いまして、来週にはどうなるか分かりません。」

物件の内覧会では、この煽りトークをほぼ間違いなく聞かされると思っていた方がいいでしょう。それほどメジャーで、定番の煽りトークです。

あなたのほかにも物件を見学し、希望している人がいることを伝えることで、

・今買わないと、明日にはもうなくなるかもしれませんよ?

・この物件は人気物件だから、すぐに売れてしまいますよ?

・あなたに売らなくても、この物件はすぐに売れてしまうのですよ?

と、あなたの不安を掻き立てるおそろしい煽りトークです。

 

この煽りトークは多くの営業マンが使います。やや使い古された感、聞き飽きた感もあります。

ですがそれは、「効果があるからこそ、使いまわされている」、ことの裏返しです。ご注意くださいませ。

 

2・「今、申込してくれたら、値引きします。」

物件を内覧してみたところ、わりといい感じだった。すかさずあなたは、

 

「この物件安くなりますか?」

 

と、さらりと営業マンに聞いてみる。すると営業マンは待ってましたと言わんばかりの顔で言うのです。

 

「今、申込してくれたら、値引きしますよ!」

 

この流れ。ほんとうによくあります。ありすぎです。そして結構な確率で、この流れでハンコを押してしまう方がいらっしゃいます。

この煽りトークが危険なのは、話を断りづらいところです。

だってそうじゃないですか?先に「値引きできますか?」と聞いたのは、あなたじゃないですか。

「値引きできますか?」と聞くことは、それなりに「買う意思がありますよ」ということです。

それを見透かされて、営業マンに切り返されているのですよね。だから断りづらい。

まわよくば的なノリで話したのに、うっかり墓穴を掘ってはいけませんよ。

 

3・「住宅ローンの低金利は、今だけです。来月は上がるかもしれません。」

住宅ローンの説明をするとき、ほぼ必ず

 

「住宅ローンの低金利は、今だけです。来月は上がるかもしれません。」

「住宅ローンの金利が1%上がると、返済総額は2、300万円も変わりますよ。」

 

という言葉が入ります。来月ではなく、半年後・1年後ならばやや良心的な煽りトークですね。

現在の低金利をPRし、「なるべく早く買わないと、損してしまうよ」を伝えるメッセージです。

「今買わないと、損するの?」と暗に思わせることで、あなたの心をざわつかせます。

 

4・「理想ばかりではダメ。どこかで妥協が必要です。」

いろいろなハウスメーカーを見て回っていると、営業マンに釘を刺されることがあります。

営業マンに釘を刺される筋合いはまったくありませんし、家作りは多くのハウスメーカーを比較して決めるべきです。

しかしモデルハウス巡りで疲れているときに、ふと言われると、不思議と心に染みわたってしまうから怖いのです。

そうだよね、家作りは妥協も必要よね・・・。

・・・え?妥協しつつも、理想が叶えられるの?どうして?もっと教えて、営業さん!

つ、・・・!?

営業マンが間違っていることは言っていません。ですが、あなたに言われることではないのですよ。

営業マンがやるべきは、妥協させることではなく、実現可能な範囲でマイホームの夢を叶えることでございます。

 

5・「家賃をいつまでも払っていては、もったいないと思いませんか?」

今の家賃と比較させて、「今の家賃で家が買えますよ」との定番トーク。

そこから「いつまでも家賃を払うのは、もったいないですよ」とのワンツーパンチを繰り出す煽りトーク、ご注意ください。

なぜならこの煽りトークは、説得力があるからです。

営業マンが作成した住宅ローンの返済プラン(仮)には、たしかに今の家賃でマイホームが買えるプラン(仮)が。

「数字」を見せられると人間は弱いもので、「あ、本当だ・・・」と思ってしまいます。

そこに畳みかけるように、「いつまでも・・・もったいないですよ・・・」とささやかれると、ついうっかり契約しそうになるのです。

 

6・「住宅ローン返済は、早くしないと、定年してからが大変ですよ。」

住宅購入を焦らすには、時間がないことを伝えるのが一番です。

その1つの方法が住宅ローン。

35年も返済する住宅ローンは、誰だって不安を抱えています。その不安をつくように、

 

「早く返済した方がいいですよ。」

「あまり遅くなってしまうと、定年してからがやはり大変で・・・。」

「若いうちに購入されると、住宅ローンの返済が楽ですよ。」

 

と、煽りトークを展開します。

いえ、煽りトークといいますか、営業マンが言っていることは正しいですよね。

ですが正しいことだからこそ、焦ってしまうのですよ。

営業マンの言ってることに反論の余地がございません・・・。

イエス、早く家を買って、早く住宅ローンを返済しましょう。

営業マンの言っていることは正しいですが、焦って家を買う必要はありません。

 

焦って家を買わない方法。

営業マンの煽りトークには注意しなくてはいけません。焦って家を買うと、失敗のもとです。

そこで営業マンに煽られても、焦って家を買わないコツをお伝えさせて頂きます。

物件の内覧会・住宅展示場のモデルハウスに行くときは、これらをぜひ使ってみてくださいね。

 

絶対にその場で答えを出さないこと。

煽りトークで焦らないための方法は、絶対にその場で答えを出さないこと。これがもっとも有効です。

営業マンから答えを求められても、絶対にその場で答えを出してはいけません。

一度営業マンから離れ、頭を冷やして考えてから答えを出してください。

「今、決めてください」という煽りトークに対しては、

・一度外に出て深呼吸する。詳しい人に電話する。

・「では、のちほど電話します」と伝える。

・「今は決められません」とハッキリ伝える。

この3つがおすすめです。

とにもかくにも、

まずはその営業マンから離れてください!

ということが重要です。

まずは営業マンから離れましょう。近くにいる時点で赤信号だと思ってください。

 

詳しい人にアドバイスをしてもらう。

営業マンから離れる時間ができたら、一度詳しい人にアドバイスしてもらうことをおすすめします。

・親、兄弟、身内。

・マイホームを買った先輩。

できればその業界に詳しい人がいいですが、もしいなければ詳しくなくても構いません。

ですので、1回でいいから相談してみてください。

・・・え?そのやり方は汚すぎるから、なにかあるですと・・・?

そ、そうですか・・・(自分では気がつきませんでしたが)

他人の視点は、自分を冷静にさせてくれます。それだけでも相談する価値はございます。

 

またマイホームの相談は、プロのアドバイザーにすることもできます。

ホームズ君でお馴染みのLIFULL HOME’Sでは、住宅購入に関する相談を無料で受け付けています。

 

・本当にこの物件を買ったもいいのか?

・ほかにどんな選択肢があるのか、教えて欲しい。

・アドバイスをもらいながら、家作りをすすめたい。

 

LIFULL HOME’Sの相談では、「店舗での相談」と、「自宅への出張」の2つから選べます。

「近くに相談できる人がいない」という方は、活用してみてください。

 

▽詳しい内容はこちら!

1人で悩まないで!家作りの悩みは中立的なアドバイザーに相談すると心が軽くなる。

2018.03.20

 

ほかのハウスメーカーの営業マンの話を聞いてみる。

営業マンの煽りトークに乗せられないためには、ほかのハウスメーカーの営業マンの話を聞くこともおすすめです。

営業マンの話を聞いていると、さも「私の話がすべてですから!」という錯覚を感じてしまいます。

ですが営業マンの話はあくまでも個人的な見解であり、業界の常識ではありません。(むしろ営業マンによっての差は大きいです)

あえてほかの営業マンの話を聞いてみると、その物件・ハウスメーカーを冷静に見れますよ。

 

まとめ:営業マンの煽りトークには注意して!

営業マンの煽りトークは、くれぐれもご注意くださいませ。

なぜなら営業マンの煽りトークは、あなたが思っている以上に効果があるからです。だからこそ、ありふれたフレーズがいつまでも繰り返し使われるのです。

【営業マンの煽りトーク】

1・「ほかにも見学している方が〇組おりまして、来週にはどうなるか分かりません」

2・「今、申し込んでくれたら、値引きします」

3・「住宅ローンの低金利は、今だけです」

4・「理想ばかりではダメ。妥協することも必要です。」

5・「家賃をいつまでも払っていては、もったいないと思いませんか?」

6・「住宅ローン返済は早くしないと、定年してからが大変ですよ」

焦って家を買うのは禁物です。

もしも焦って家を買いそうになったら、一度営業マンから離れることをおすすめします。

頭を冷やして冷静に考えると、見えなかった課題に気がつくものですよ。

ちなみにですが、営業マンは結論を先延ばしにされることを嫌います。

なぜなら結論を先延ばしにされると、契約率がいっきに下がるからですよ。ふふふ・・・

営業マンに煽られても、焦って家を買わないようにご注意くださいませ。

素敵な住宅購入を。それでは、また。

 

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