こんにちは。
外構工事は入居前にやるべきなのか、それとも入居してからやるべきなのか、迷いませんか?
住宅購入も終盤戦。ここに来て、外構という新たな悩みに直面してしまいます。
外構の悩みを解決するには、「入居前・入居後にやるべき工事を区別する」ことが大切です。ぶれない基準があれば、限られた予算も時間も有効活用することができますよ。
そこでこの記事では、
・入居前にやるべき外構
・入居後にやるべき外構
について、実体験をふんだんに盛り込みながら解説させて頂きましょう。
住宅購入も終盤戦、もう一息ですので、頑張っていきましょう!
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この記事の概要
入居前にやっておきたい外構工事。
入居前にやっておきたい外構工事は、新居での生活が不便にならないための「必要最低限の工事」です。
住宅購入で忙しい時期でしょうが、次のことはしっかりと決めておきましょう。
1・庭の砂利敷き・芝張り
庭を砂利にするのか、芝にするのか。これは入居前には決めて、工事まで済ませておく必要があります。
庭が整備されていない「土」の状態では、土埃が舞ったり、雨が降って水たまりができてぬかるんだり、とても快適に暮せるレベルではありません。
庭の整備とは言っても、砂利敷き・芝張りであればお金をかけずに工事することができます。コスパはかなり高いので、入居前に済ませておきたいところですね。
2・家の周囲(犬走り)の砂利・コンクリート仕上げ。
目立たないところですが、
・家の周囲(犬走り)に砂利を敷く
・もしくはコンクリートで仕上げる
こちらも入居前に済ませておきたいところですね。
家の周囲を砂利やコンクリートで保護しておかないと、雨が降った時の「雨の跳ね返り」で家の基礎コンクリートが土で汚れてしまいます。
一度コンクリートに付着した土は、なかなか落ちません。そしてかなり見栄えが悪くなります。
この工事も外構工事の割には安く仕上がるはず(ただしコンクリート仕上げは除く)。
「新築なのに基礎が汚い・・・」という悲しい状況を避けるためにも、入居前にやっておきたいところでございます。
3・物干し金具+テラス屋根
画像引用:YKK公式
新築一軒家を買う場合、外構工事(エクステリア)として屋外に洗濯物を干せるスペースを作らないと、屋外に洗濯物は干せません。(当然でございますが)
しかし家を買った当初の私は、屋外の物干しスペース(物干し金具+テラス屋根)は「依頼したらすぐに工事してくれるもの」だと勝手に思い込んでおりました。
しかしふたを開けてみると、なんと依頼してから3カ月待ちという散々足る結果。
・・・も、申し訳ございませぬ。
外構工事は、依頼してからすぐに工事してもらえるとは限りません。生活する上で必要になるものは、必ず入居前に工事しておくべきでしょう。
入居の日に合わせるなら、ハウスメーカーのオプションを利用するのが便利です。
入居してすぐ~半年でやっておきたい外構工事。
なくても困りはしないけど、あったら便利なものは、入居してから半年以内を目安に工事を依頼しましょう。
1・お隣さんとの境界(ブロック塀、メッシュフェンスなど)
お隣さんとの境界は、何かしかの形で明確にしておきたいものです。
一軒家の中には、境界線が「ブロック2段」で土地を区切られている物件もありますよね。
しかしブロック2段のままでは、ひょいとまたげば簡単にお隣さんの家に行けてしまいます。
別にお隣さんを信用していない訳ではないですが、これではあんまりです。
そこでお隣さんとの境界を、ブロック塀、メッシュフェンスなどで明確にすることがおすすめです。
境界線がはっきりすると、格段に「家っぽさ」も出てきます。もちろん、防犯性もアップでございます。
ブロック塀もメッシュフェンスも、割とお値段がかかる工事です。フェンスがなくても、何が困るという訳ではないので、これは入居後でも大丈夫でございます。
2・表札の作成。
表札は種類が多くて選ぶのが大変です。さらに値段もピンキリでございます。
だから住宅購入の忙しい時期に表札の事を考えると、頭があやうく暴発しそうになってしまうのです。
ですので、表札は入居して頭がクールダウンしてから決めましょう。
表札よりももっと重要なことは山ほどあります。表札は落ち着いてからゆっくり選ぶことにしましょう。
3・物置の設置。
画像引用:イナバ公式
入居前に設置する必要はありませんが、入居してあまり時間のたたないうちに設置したいのが、物置でございます。
賃貸アパートに住んでいた頃はモノが少なくても、一軒家に引越しした途端にモノがどんどん増殖していくから不思議なのですよね。
広い一軒家だからモノがたくさん置ける。でもすぐに「収納がない!」と騒ぎだしますから。
だから入居してしばらくたった頃に、ちょっと大きめな物置を設置するのがおすすめです。物置にモノを入れておけば、家の中もスッキリしますよ。
4・シンボルツリーの購入。
シンボルツリーは入居前に決めて植えてしまいがちですが、別に焦ってそこまでしなくとも大丈夫です。
むしろ入居して落ち着いてから、実物を見ながらゆっくり選んだ方がお気に入りのシンボルツリーに出会えますよ。
厳密な話をすれば、木はものすごく奥が深いのですよね。
例えば同じ「楓(もみじ)」という木でも、品種によってまったく異なる性質の木になります。
・紅葉したときの葉っぱの色(赤・黄・紫)
・紅葉しない品種
・葉っぱの形
・枝の伸び方(しだれ)
「入居前に!」と焦ってしまうと、イメージとは違う木を植えてしまいます。
「やっぱり違う・・・」と思っても、根付いた木を抜くのは大変ですよ(経験あり)。
5・カーポート設置。
カーポートがなくても何も生活には困りません。しかし大切な愛車が、雨風にうたれて汚れてしまいます。
ですので、財布が許してくれるのならば、早い段階でカーポート設置したいところですね。
建売住宅を買って3年。いまだ私のカーポートは実現されません。
カーポートがなくても生活に支障はまったくありませんが、せっかく洗車した車が雨のたびに汚れるのは心が痛みます。
車が汚れたままではかわいそうなので、私は雨が降るたびに洗車をしています。
カーポートがあれば、私も洗車から解放されるのに。カーポートが切に欲しいであります。
入居後、楽しみながらやりたい外構工事(DIY含む)
そしてここからは、入居しながら楽しみながらやりたい外構工事でございます。
この中にはDIYの工事も含まれておりますよ。
1・傾斜地の水平化。
傾斜地は物を置くこともできませんし、子供が遊べるほど広くもないので、土地を有効活用できません。
そのため、中途半端に何も使えない、余っている土地になってしまうのですよ。
そこで傾斜地に土や砂利を入れて水平な土地にすれば、デットスペースだった土地を有効活用できるようになります。
傾斜地を水平にすると、段差(ひな壇)になってしまいますが、それ以上に物が置けるフラットスペースは非常に使いやすい訳でして。
もし傾斜地があるなら、どこかのタイミングで水平にすると便利になりますよ。
2・家庭菜園スペース
せっかく一軒家を買ったのですもの、家庭菜園のようなお遊び要素も欲しいじゃないですか。
家庭菜園には、
・プランターに土を入れるだけの「プランター菜園」
・地面を掘って、園芸用の土・肥料を入れる「直植え」
の2種類があります。
プランター菜園も直植えも、ほとんど費用はかかりません。なんて財布想いの趣味なのでしょうか。
入居して新居への熱が冷めた頃(!?)にでも始めると楽しいですよ。
3・池作り(防水シートでのDIY)
そしてそして、これは私が声を大にして言いたかったことであります。
家を買ったら、池を作りましょう。池を。マジで最高に楽しいので。
池を作ることは、初期費用と維持費がかかりそうですが、防水シートでのDIYでなら、初期費用5,000円で作成できます。
しかも雨水で水が入れ替わる仕組みになっているので、維持費もゼロ。
せっかくのマイホームですもの。池くらい、作って楽しんでも罰は当たりません。
まとめ:外構工事はタイミングを見ながら。
それでは、まとめましょう。
入居前にやるべき工事・入居後にやるべき工事は次の通りでございます。
【入居前にやるべき外構工事】
1・砂利敷き・芝張り
2・家の周囲(犬走り)の整備
3・物干し金具+テラス屋根
【入居してすぐ~半年以内にやるべき外構工事】
1・ブロック塀、メッシュフェンスなどお隣さんとの境界。
2・表札
3・物置
4・シンボルツリー
5・カーポート
【入居後、楽しみながらやりたい外構工事】
1・傾斜地の水平化
2・家庭菜園スペース
3・池作り
家作りの終盤戦で外構工事のことを考えるのは、とても頭の痛いことであります。
外構工事は手間も費用もかかる上に、焦って工事すると「こんなはずではなかった!」と後悔しがちです。
ですので、
・入居前にやるべき工事
・入居してから半年でやる工事
・楽しみながらやる工事
3つのタイミングに分けて考えることが大切です。
せっかくの家作りですので、外構工事も楽しんでいきましょう!
それでは、また!
次の記事はこちらです。
しかし入居後にやったら、色々不便そうで困りそう。・・・はて、私は一体どうしたらよろしいのでしょうか!?