こんにちは。
一軒家を買ったら、一度は挑戦してみたいのが、家庭菜園ではないでしょうか?
ガーデニングや園芸の経験がなくても、自宅で育てて収穫するライフスタイルに憧れちゃいますよね。
私は3年ほど前に建売住宅を買いましたが、自宅の庭から野菜を収穫するオーガニックな生活に(が)憧れてしまい、ガーデニング経験ゼロで、家庭菜園を始めました。
やんわり反対してみたものの、いつのまにか庭の一画に家庭菜園スペースが出来上がっていました。
え、ええ、いや、が大好きですから、いいんですけどね・・・。
とは言え、私ももガーデニングスキルゼロの完全なる初心者です。
やはり園芸初心者が家庭菜園を始めてみると、家庭菜園のメリット・デメリットを改めて感じます。
そこでこの記事では、園芸初心者のあなたのために、「家庭菜園のメリット・デメリット」を優しく解説させて頂きたいと思います。
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この記事の概要
家庭菜園のメリット。
では家庭菜園には、どんなメリットがあるのでしょうか?
実際に家庭菜園を始めてみて感じるメリットは、次のようなものでございます。
夫婦共通の趣味・話題で、わりと楽しい。
庭付きの家を買ったらが家庭菜園に目覚めてしまい、私は正直戸惑っておりました。
だって園芸とかガーデニングとか興味ないし、そもそも虫が嫌いですし、触りたくもありません。
まぁ言い方を変えれば、「完全にやりたくない」とも言えますね。
しかし実際にが家庭菜園をやり始めて、その気持ちは少しずつ変わっていきました。
やってみると、そこそこ楽しいです。あ、失敬、とても楽しいです。
別に園芸そのものが楽しい訳ではないのですが、こうやってと共通の趣味(!)で遊んでいられるのが、楽しいのですよ。
家庭菜園を始めるには、特別なスキルが必要ではないので、誰でも始めることができます。
ですので、夫婦そろってやる趣味として楽しめますよ。
自宅に食料がある安心感。
家庭菜園を始めて感じるメリットは、自宅に食料がある安心感です。
もちろん、冷蔵庫に食材も入ってますし、近くのスーパーに行けばいつでも新鮮な野菜を買うことができます。
しかし家庭菜園での安心感は、それ以上なのですよ。
もしもですよ、日本にミサイルが飛んできたり、自然災害で電力・物流インフラが途絶えてしまったら・・・大変じゃないですか。
電気がなければ冷蔵庫だって保存できませんし、物流インフラが途絶えてしまったら、スーパーの陳列棚から野菜は消えてしまいます。
またある日急に会社をクビになって、収入が途絶えるかもしれません。
こんな事態が起きる訳ないと思ってはいますが、それでも庭先に実る野菜を見るとすごく安心するのです。
無職になっても庭先に食べ物ができるって、安心感がハンパありません。
仕事で怒られたとき、あなたを癒してくれるのは、家庭菜園で実った野菜たちです。
自宅で食べ物を生産することは、メンタル面にも大きな影響を与えます。
「いざとなっても、なんとか食えるかも・・・」
心の支えが増えるのは、とてもありがたいことです。
食費の節約になる。
家庭菜園をすることで、日々の食費(特に野菜)を節約できるメリットもございます。
自宅で収穫できた野菜は、スーパーで買う必要がありません。
自宅でミニトマトが収穫できたら、一パック198円で買う必要なんてないのですよ。
1回あたりの節約効果は地味な金額ですが、これがとても家計に響いてくる時期があります。それは野菜高騰の時期ですね。
野菜高騰の時期になると、すごく高い値段で売られてるじゃないですか。
・・・いやいやいや、肉より高いでしょ、肉より・・・。
野菜高騰の時期に家庭菜園で野菜が収穫できれば、かなりの食費を節約することが可能でございますぞ。
ここ最近は天候不順なのか、一年中野菜の値段が高騰している気もしますが・・・ね。
家庭菜園は、子供の体験学習に最適。
家庭菜園のメリットは、子供の体験学習に最適なことでありますね。
家庭菜園は手間暇かかるのですが、子供にとってはその1つ1つが体験学習になります。
・土作り
・支柱作り
・毎日の水やり
・害虫駆除
などなど、実際にやってみることで学べることは多いものです。
やったからこそ分かること、やらないと分からないことは、子供にとって貴重でございます。
家庭菜園をすることは、子供にとっても未知の扉を開くようなものです。
その扉の先には、貴重な体験が待っています。
やはり虫が…!家庭菜園のデメリット。
いかがでしょうか、家庭菜園にはたくさんのメリットがあるのです。
しかしながら、家庭菜園にはメリットだけでなく、デメリットもございます。
家庭菜園のデメリットは、次のようなものがありますよ。
とにかく虫がハンパない。
家庭菜園を始めてみて感じる最大のデメリットは、間違いなくこれですよ。
特に虫が苦手なあなたには、強烈に響くデメリットでございます。
おいしい野菜には虫が集まってきます。特に葉が柔らかくおいしい野菜(小松菜、大根、カブなど)には、たくさん虫が集まります。
さらに虫が集まるだけでなく、虫が集まるのが自宅と目と鼻の先ですからね。この恐怖と言ったら、言葉にできませんよ。
初期投資がかかる。
気軽に始められる家庭菜園ではありますが、お財布的には全然気軽じゃなかったりします。
と言うのは、始めるまでに必要なものが多いのですよ。ゼロから始める場合ですと、
・プランター(直植えの場合はブロック)
・支柱
・土
・肥料
・スコップ
・じょうろ
・ネット(虫が集まる野菜の場合)
・ビニール(雨に弱い野菜の場合)
などなど、気軽に始めるにしても、最低限これぐらいないとお話にならないのです。
ですので「食費の節約になる!」とは言っても、初期投資を回収するには1シーズンでは回収できません。3年ぐらい必要でございましょう。
果たしてあなたはノリと勢いではじめた家庭菜園を、3年間続けることはできますでしょうか?
石の上にも3年、家庭菜園も3年間はやらないと、コストが回収できないのです。
収穫できた野菜がおいしいとは限らない。
さらにデメリットと言うべきなのは、手間暇かけて育てて収穫した野菜がおいしいとは限らないことですね。
意外かもしれませんが、家庭菜園で収穫した野菜って、ぶっちゃけあまりおいしくないのですよね。
・・・。・・・。この絶妙な酸味・・・玄人向けの味ですな・・・、いや、酸味しか感じないような気も・・・。
言葉を恐れずに言うなら、まずいです。
自分で手間暇かけて育てた野菜を食べたとき、スーパーに売られている野菜がどれほどおいしいのかを実感します。
やはり、農家さんはプロなのですね。
いきなりおいしい野菜を作ることは、初心者にはハードルが高いのですよ。
どなたか詳しい方からアドバイスが貰えればいいのですが・・・。
広いスペースが必要。
また家庭菜園のデメリットは、やはり広いスペースが必要になることです。
買ってきたときは小さな苗(種)でも、気温が高くなる夏場には、当時のかわいさを感じないほど成長した野菜になります。
特にミニトマトは強烈でございます。あのかわいらしい果実の姿から想像できませんが、実にたくましく育つのですよね。
もちろん、ベランダサイズでプランターでできる品種もありますが、それでもある程度のスペースは必要でしょう。
家庭菜園を始める前に。畑をレンタルすることもできる。
家庭菜園を始めようかなと思っても、
・自宅に家庭菜園をするスペースがない
・道具がまったくない。
・本格的に始める前に、ちょっとだけやってみたい
と思うときありますよね。
そんなときは畑をレンタルすることがおすすめでございます。
畑のレンタルはお住まいの自治体で実施している場合もありますが、「手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】」を使ってレンタルすることもできます。
手ぶらで気軽にレンタルできる。
シェア畑のメリットは、なんと言っても気軽さでございます。
運営会社が家庭菜園に必要な、
・道具
・園芸用品
・土
・肥料
など、全てを用意してくれるので、手ぶらで家庭菜園を始めることができます。初期投資、ゼロでございます。
ですので、家庭菜園を始めようか迷っている方が、「ちょっとやってみようかな」と試してみる場として、最適なのです。
アドバイザーが助けてくれるから、週1回からの家庭菜園ができる!
またシェア畑の素晴らしいのは、アドバイザーに教えてもらいながら、週1回からの家庭菜園ができることです。
家庭菜園でハードルとなってしまうのが、スキル・経験でございます。
家庭菜園をやったことのない初心者にとって、未経験での野菜作りはハードルが高すぎるのですよ。
しかしシェア畑では、週末を中心にアドバイザーが講習会を開催しております。
だからアドバイザーに家庭菜園のイロハを教えてもらいながら、野菜作りを楽しむことができるのです。
シェア畑の見学は無料となっております。ぜひ一度お近くのシェア畑に足を運ばれてはいかがでしょうか。
まとめ:デメリットもあるけど、ぜひやってみて!
それでは、まとめましょう。
園芸初心者が始めて分かった、家庭菜園のメリット・デメリットは次の通りでございます。
【メリット】
1・夫婦共通の趣味で、楽しい。
2・自宅に食材がある安心感。
3・食費が節約できる。
4・子供の体験学習に最適。
ここに文字
【デメリット】
1・とにかく虫がくる。
2・初期投資がかかる。
3・収穫した野菜がおいしいとは限らない。
4・広いスペースが必要。
家庭菜園は、一軒家を買ったら無性にしたくなるものです。
私のもどこでどう転んだのか、家庭菜園に目覚めてしまいましたから。
しかし家庭菜園は気軽に始められるものの、まったくの園芸初心者には少々ハードルが高いのも事実でございます。
メリット・デメリット含めて、ある程度の知識・経験は必要でしょう。
庭先で家庭菜園を始める前に、お近くのレンタル畑でちょっと試してみるのもおすすめですよ。
夫婦そろって家庭菜園で、素敵な週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。それでは、また!