こんにちは。
「眠いのに眠れない。」
この世に辛いことは多々あれど、不眠症ほど辛いものはありません。
だって人間の人生の三分の一は睡眠でございますもの(1日8時間睡眠として)。夜眠れないだけで、人生の三分の一が大なしではないですか。
人生を苦しめる不眠症は、実はあなたの身近にも潜んでいたりします。
私も仕事に追われて睡眠時間を削る日々を送っていたら、気が付いたら不眠症デビューを果たしてしまったことがあります。
しかし私はある日突然、不眠症デビューした訳ではありません。「あれ?」と思う予兆が続いて、不眠症になったのです。
そこでこの記事では、私が感じた「不眠症になる予兆」を5つの段階にまとめてみました。
最近、思うように寝付けない方。どうぞご参考にしてみてくださいませ。
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この記事の概要
危険サイン!?不眠症の5つの予兆。
私はある日突然、「眠れません!」と不眠症デビューした訳ではありません。
実は不眠症になる前に、「はれ?いつもと何か違うぞ・・・?」という予兆を感じていました。
レベル1:朝起きた瞬間から眠い、頭が重い。
「朝起きた瞬間から眠い」
これは人間なら当然のことかもしれません。
しかし不眠症になる直前の私が感じていたのは、頭が重いことです。ずっしりと、ずずーんと、重く感じるのです。
朝から眠く、さらに時間が経てば経つほど眠くなります。
朝起きたばかりなのに、私は既に寝ることばかり考えていました。
寝不足ではないときは、朝は眠くても時間が経てばスッキリしますが、不眠症になる直前は違いました。
朝から眠い。いつまで経っても眠い。我慢できないくらい眠い、とにかく眠い。
もしあなたがそんな症状を感じるならば、それは不眠症の予兆かもしれません。
レベル2:集中力が続かない、注意が散漫になる。
朝から眠い日々を繰り返している内に、私は集中力が続かないことに気がつきました。
集中力が続かないから、注意が散漫になる。
忙しそうにあれこれ仕事をしているつもりでも、気が付いたら何1つ終わってない。
営業で外回りしていても、気が付いたら意味もなくスマホを眺めている。
・・・はれ?私はなぜスマホでゲームをしていたのでしょうか?・・・記憶にございません。
集中力が続かないから、仕事が進まない。仕事が進まないから、睡眠時間がさらになくなっていく。
体力がどんどん削られていく悪循環に落ちていったのも、この頃でございます。
レベル3:ちょっとしたことで、イライラする。
睡眠不足が続くと、ちょっとしたことでイライラするようになります。
いつもなら気にしないことでも、
と、怒りあらわになってしまいます。もうね、自分でも分かるのですよ。「あ、導火線が短くなってるな」と。
しかしそう自分で感じても、どうにもできないのですよね。だって、眠いのですもの。
寝不足状態になっても十分な睡眠を取らなかった私は、だんだんとイライラの矛先を愛する家族に向けるようになってしまいました。
私は不眠症になる直前、家族の何気ない日常にもイライラするようになってしまいました。・・・申し訳ございません。
もしあなたが何気ない日常でイライラが止まらないのであれば、不眠症が近いのかもしれません、お気をつけくださいませ。
レベル4:反応が鈍くなる。
私は不眠症になる直前、急激に反応が鈍くなるのを感じました。
まず感じたのは、体の反射であります。
運転中に「危ない!」と思ってブレーキをかけても、実際にブレーキをかけ始めたのは、自分でも思っているより遅かった・・・なんて恐怖体験もしました。
マジで寝不足での運転はよろしくありません。運転される方は、絶対に睡眠を削ってはいけませんよ。
また睡眠不足により、頭の回転が著しく低下しました。
もとから大したスペックではない脳みそでしたが、不眠症の直前はさらにスペックダウンしてましたね。さながらウインドウズXPのような脳みそでありました。
頭の回転が低下すると、会話するのに困るのですよ。
会話は言葉のキャッチボールです。
相手の言葉(ボール)に対して、求める言葉を投げ返してあげることで、はじめて会話が成立します。
言葉のキャッチボールをするには、それなりに頭が回転してなくてはできません。
しかし睡眠不足で頭が回転しないと、会話にならないのですよ。
急に話を振られても、何としゃべっていいか分からない。そもそも、頭の中が会話モードになっていないのであります。
レベル5:眠気と覚醒を繰り返し、いつ眠くなるのか分からなくなる。
私は慢性的な睡眠不足でしたが、それでもなんとか生活することはできました。
それは睡眠不足で注意力、集中力、反応力が低下していた状態をカバーしようと、「瞬間的に集中」していたからです。
例えば誰かと会話するとき、本当は眠くて頭が働かないのですが、「寝不足と悟られたくない!」と念じることで、瞬間的に覚醒することができました。
・・・と言いますか、そんな技術をマスターしてしまったのです。
営業の外回りでお客さんと重要な話をする、その一瞬だけ集中して覚醒する。
上司に仕事の相談・報告をする、その一瞬だけ集中して覚醒する。
これは、徹夜で試験勉強をして眠い状態なのに、試験の瞬間だけは意識的に集中して乗り切ることと同じでしょう。
瞬間的に覚醒することで、睡眠不足の初期段階、つまり不眠症の予兆の段階は、案外乗り切れてしまうのですよね。
しかしお気をつけて下さいませ。その状態、実は不眠症まで一歩手前の状態かもしれませんよ。
なぜなら私は睡眠不足と瞬間的な覚醒を繰り返すうちに、「いつ眠くなるのか分からない」状態になってしまったからです。
もう深夜2時ですが、一向に眠くありません。
これは覚醒の副作用と言うべきでしょうか。
眠いと覚醒を頻繁に行き来していると、自分がいつ寝るべきなのか、体が分からなくなってしまうのであります。
ここまで来てしまうと、これは不眠症の予兆ではありません。晴れて不眠症デビューでございます。
不眠症は1日の始まりがいつで、終わりがいつかさえ分かりません。
さらに自分の異常な状態さえ、自分では気が付かないのでありますよ。
不眠症の予兆を感じたら、睡眠時間を増やそう。
仕事や家事が忙しいのは分かります。
しかしだからと言って睡眠時間を削っていると、最終的には不眠症になってしまいますよ。
不眠症は夜眠れなくなり、日中のパフォーマンスが落ちます。
その結果、さらに夜にしわ寄せがきて、ますます睡眠時間が減っていく・・・という悪循環に落ちてしまいます。
何も「夜9時までに寝よう!」とは言いませんが、やはり睡眠不足だと感じたら、なるべく早めに睡眠時間を増やすことが大切だと思います。
睡眠時間は多少無理して削ることができますが、繰り返してしまうと不眠症になってしまいます。
「まだイケる・・・」
「もう少し頑張れる・・・」
その気持ちはとても立派ですが、その仕事は明日やることにして早く寝ましょう。
睡眠も重要な仕事の1つでございますよ。
それ、寝てから考えましょう、寝てから!
まとめ:不眠症の禁断症状が出たら、要注意!
「最近眠れない・・・」
もしかしたら、それは不眠症の予兆かもしれません。
私が不眠症になったときの予兆は、次の通りでした。
1・朝起きた瞬間から眠い、頭が重い。
2・集中力が続かない、注意散漫になる。
3・ちょっとしたことでイライラする。
4・反応が鈍くなる。
5・眠気と覚醒を交互に繰り返し、いつ眠くなるのか分からなくなる。
この予兆は、「1→4」になるほど末期症状になっていきます。
特に「いつ眠くなるのか分からない」状態になってしまうと、あと一歩で不眠症になってしまうかもしれません。
ちなみに私がこの予兆を経験し、不眠症になったきっかけは、ブログ副業でございますね。
ブログ副業で睡眠時間を削るあまりに、いよいよ「いつ寝ていいのか」分からなくなってしまいました。
「寝るのも仕事」
この言葉を合言葉にして、今日の仕事は明日に回して、早く寝るようにしましょう!
それでは、また!
不眠症を治すために、どんな状況でも寝れる方法を開発しました。ぜひこちらの記事もご覧くださいませ。