こんにちは。
「お金はないけど、幸せになりたい。」
これは世界中の人が願うことではないでしょうか。
誰だって幸せになりたい。それはどんな状況の人だって、ひとしく願うことなのです。
しかし現実には、資本主義によるマネーの壁が立ちはだかります。
・お金がないから、自分の好きなモノを我慢する。
・お金がないから、行きたい旅行を我慢する。
・お金がないから、応援したい子供の夢を諦める。
お金がないがために、諦めなくてはいけないことが多すぎるのが世の常なのです。
私も「無職→年収270万」と低所得を極め、貧困を経験しました。
お金はなかったですが、私は幸せを諦めたくありませんでした。
お金がないのでとても苦労しましたが、それでももがき苦しんだ結果、
・と結婚し
・が生まれ
・車を買い
・家を買い
・次男が生まれ
・そして自分の会社を設立しようという段階(今ここ)
と、歩んでこれました。(この間、お金はない)
「お金がなくても幸せになりたい。」
そう願いながら、もがき苦しむ過程で、私はとても大切なことに気がつきました。
「お金がなくても、幸せになれる。」
この記事では、この言葉の本当の意味についてお話させて頂きます。
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この記事の概要
貧困すぎて、お金のことを考えたくない。
無職になり、就職した会社の給料が年収270万だった・・・。
名実ともに貧困層の仲間入りした私は、お金のことなど1ミリも考えたくありませんでした。
ただでさえお金がなくて不自由しているのですから。せめて一人でいるときぐらい、お金のことから離れたいではありませんか。
お金のことを考えるのがストレス。
お金がないだけで、ものすごく不自由な生活になります。
・お金がないから、高速道路に乗れない→一般道で移動して疲弊。
・お金がないから、本が買えない→ネットで無料の情報を探して消耗。
・お金がないから、会社を辞められない→会社・上司の言いなりでストレス。
どれもこれも、私にお金がないことが原因というのは、うすうす分かっておりましたよ。
しかしいざお金のことを考えると、マイナス思考になって頭からキノコが生えてくるのです。
・・・そうだ、ミジンコだ。私はミジンコになりたいであります・・・じめじめ・・・
「お金がないことが、今の生活を不便にしている。」
頭で分かっていても、お金のことを考えると吐き気がしてくる。
そのためいつしかお金のこと考えない、つまり「諦める」ということを覚えてしまったのです。
諦めることで、幸せになれる・・・?
世の中、「諦めが大切」とはよく言ったもので、お金がないことを諦めてみると、実に世界が都合よく変わっていくではありませんか。
・お金がないけど、毎日働ける職場がある。
・お金がないけど、帰るべき場所(家・部屋・家族)がある。
・お金がないけど、お金をかけなくても楽しめる趣味がある。
お金のことを考えてストレスを感じるぐらいなら、いっそのことお金のことは諦めて、今生きている現状を「最大限ポジティブ」に捉えた方が、よほど幸せです。当時の私は、心の底からそう考えていました。
しかしでございます。
お金のことを諦めて、幸せ(?)になれたように感じていましたが、実はうすうす分かっておりました。
「お金がなくても幸せ!」と口では言いながら、その実、会社をクビになっただけで、私のもっとも大切な家族すら守れないのです。お金がないだけで。
「お金がなくても幸せ」というのは半分は正解ですが、半分は自分の感覚をマヒさせて、現実から目をそらしているだけです。
お金がないことを諦めれば、幸せになれるのは、自分の感覚をマヒさせていることが大きいです。
本当はお金のことを諦めても、お金の問題はどこまでもどこまでも付いてきますから。
「お金がなくても幸せ!」
と、言い切ったところで、それは結局まぼろしの幸せなんですよ。
お金のことを考えないで、わざと感覚をマヒさせて、自分を偽りながら生活しているだけだったのです。
幸せになるには、とことんお金と向き合うしかない。
お金がないのに、お金のことを考えるのは相当ストレスです。胸が締めつけられます。
ですがお金の問題は、お金がなくても等しくやってきます。お金のことを考えないようにしていても、お金の問題は先回りして、これから通るであろう場所で待っているのです。
つまりお金の問題からは逃げられないのです。
本当は見たくない現実ですが、私は今の自分の状況を受け入れることにしました。
・今の自分には、お金が足りない。
・今の自分は稼げないダメな人間だ。
・どうすればお金がない状況が抜け出せるのか?
鏡にうつった情けない自分と対話しながら、とことんお金と向き合うことを決めました。
将来への投資にお金を使う。
お金がなくても幸せになりたいなら、とにかく今あるお金を大切に使わなくてはいけません。
「お金がない!」と困るほど収入が低いのでありますから、決して無駄使いしている余裕はないはずです。
・使ったらなくなってしまう、消費か?
・使ったらお金を増やすことにつながる、将来への投資か?
お金を使うときは、この2つを徹底的に考える必要があります。
お金の悩みから解放されるには、将来への投資を増やすことが大切です。
しかし現実には、将来への投資にまわすお金すらありません。
ああ、もう!出費が多すぎて私の本すら買うお金がありません!
「本ぐらい買えるだろ?」と思われたあなた。鋭いご指摘ありがとうございます。
しかし年収270万で、一家4人を養うのは大変なのですよ。
「貧困は連鎖する」とは、まさにその通りで、一度貧困に落ちたら、その日を生きるので精いっぱいになります。
やりようのない憤りは、趣向品(酒・たばこ・ギャンブル)に消えていくのも、私はとても納得します。
ですが、それをやってしまったら、いつまでも貧困で、いつになってもお金の問題から解放されません。
今、お金がないのですから、使えるお金も微々たるものでしょう。
こっちの豆腐は3円安いので、これで。
たかが1円だとバカにされても、最後に笑うのはその1円を最後まで考え抜いた人だけです。
金額は少なくても、将来への投資をした回数だけ、幸せは一歩一歩近づいてきます。
効率よく稼ぐ。
「お金がない」問題を解決するには、収入を増やすのも大切です。
そして収入を増やすもっとも簡単な方法は、「長時間働くこと」でございます。
・残業代を稼ぐ。
・副業して稼ぐ。
会社が残業代を払ってくれるなら、長時間労働するのが収入アップの最短ルートです。
また副業して長時間働けば、その分収入は増えます。
今でこそブログ副業をしている私ですが、年収270万円時代は、家庭教師の副業をしていました。
長時間労働すれば手早く収入は増えます。しかし収入が増えても、私はまったく幸せにはなりませんでした。
お腹すいた・・・に会いたい・・・しかし会えない・・・。
・・・はて、私は何のためにこれほど働いているのでしょうか?
「働く時間を増やしても、幸せにはならない。」
当たり前かもしれませんが、これは真理です。
なぜなら寝る間を惜しんで働いても、稼いだお金を使う時間すらなければ、生きていても何も楽しくないからですよ。
・朝から夜遅くまで仕事をして、家族に会えない。
・休日出勤して、遊ぶ時間がない。
いくら収入が増えても、これでは幸せにはなれません。
つまりですよ、長時間働くだけではダメなのです。大切なのは、効率よく稼ぐことです。
「少ない時間で、より多くのお金を稼ぐ。」
これはなかなか難しい問題ですが、この問題を解決した先に求める幸せが待っていると、私は確信しております。
まとめ:お金がないからこそ、とことこんお金と向き合うべき。
それでは、まとめましょう。
お金がないけど幸せになりたいとき、次のことを考えてみよう。
1・お金のことを考えなくても、お金の問題はどこまでもついてくる。
2・お金がなくても幸せになりたいなら、お金ととことこん向き合うしかない。
3・お金を消費するだけでなく、将来への投資をした回数だけ幸せは近づいてくる。
4・短時間でより多く稼ぐことがキーポイント。
お金がないときに、お金と向き合って真剣に考えることはとてもストレスです。
お金がなくて苦しんでるのに、さらに考えて悩まなくてはいけません。
しかし「お金がなくても幸せになりたい」なら、お金と真剣に向き合うしか方法はないのです。
この世は資本主義、どこまで行っても修羅の道は続くのですねぇ・・・。
イバラの道は歩くだけで血だらけになりますが、せめて同じ夢に向かって歩いてくれるパートナー()と歩いていきたいですね。
それでは、また!
追記
その後会社を辞めて独立しました。
収入は倍以上になりましたが、当時やっていたことは間違いではなかったと思いました。
現在は営業代行として、テレアポなどに勤しんでます。
次の記事はこちらです。