こんにちは。
突然ですが、あなたはボーナスで後悔するような使い方をしたことはありませんか?
・あんなにあったボーナスがいつの間にかなくなっている・・・。
・ボーナスを何に使ったのか覚えていない・・・。
・いや、むしろ最初からあんまりもらってない気もする・・・。
ボーナスでは日常生活では拝見しない大金を頂くものですから、勢いあまって全額使い切ってしまい後悔する人が後を絶ちません。
かくいう私も、かつて浪費・散財などやりたい放題していたもので、70万円ももらったボーナスを1か月で使い切った記憶がございます。
特段何かを買った訳でもなく、旅行に行った訳でもなく、頂いた70万円は泡のように消えたのでした。
当時バブリーな私でしたが、リーマンショックで無職・無収入を経験してから心を入れ替えて、ありがたく頂いたボーナスはしっかり管理して使うようになりました。
では後悔しないボーナスの使い方とは、どんな使い方なのでしょうか?
この記事では、私のリアルな実体験をもとにしながら、ボーナスの後悔しない使い方を解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
ボーナスの使い方で人生は変わる。
まず最初に大事なことを申し上げますが、ボーナスの使い方ひとつであなたの人生は変わる、ということでございます。
「たかがボーナスの使い方で何よ!何様よ!」
と、おっしゃる気持ち。ごもっともでございます。
でも、たかがボーナスの使い方ですが、されどボーナスの使い方なのでございますよ。
私は給料計算の間違いだったのかもしれませんが、新卒で70万円ものボーナスを頂いたことがあります。
しかし私はお金の使い方を知らなかったのであります。
その結果、何にいくら使ったのか分からないけど、ボーナスだけが消えてしまったのです。
・・・だ、誰かお巡りさんはいらっしゃいませんかーーーーっ!?
完全に油断していました。ちょっと油断した隙に、まさか70万消えるとは思いもよらぬ出来事であります。
使用用途不明でボーナスが消え、私の心には後悔だけが残りました。
お金の使い方で人生は変わる。
その後リーマンショックで無職・無収入を経験したことで、私はそれまでの浪費癖を悔い改めました。
・・・なれた!!!
黙っていても懐に入ってくる収入、無駄使いしても手元にお金が残る収入がなくなり、私は目が覚めました。1円も無駄にしてはいけないと。
その後私は徹底してお金の使い方を管理し、「無駄なものは買わないけど、欲しいものは手に入れるお金の使い方」を突き詰めました。
その結果、私は節約しているものの、自分の欲しいものは手に入れられるようになりました。
それはもちろん、家や車、バイクなどのお金で買えるものもそうですが、それ以上に大きいのは、愛する家族(や子供たち)や好きな仕事(独立しました)を手に入れたことが大きいでしょう。
これはお金で買えません。つまり、プライスレスであります。
プライスレスのものを手に入れるのが、人生において最も豊かなのは疑う余地はありません。
お金の使い方を突き詰めることで、人生において最も大切なものを手に入れることができます。お金の使い方次第で、あなたの人生はより豊かになっていくのです。
人生を豊かにするためのお金は、ボーナス抜きに語ることはできません。
ボーナスほどまとまったお金は、そう転がっているものではありません。
1円も無駄にしないように、しっかりと使い道を考えなくてはいけないのでありますよ。
人生を豊かにする、ボーナスの使い方とは?
「ボーナスをどう使うか?」これによって、あなたの人生は豊かにも貧しくもなっていきます。
ボーナスの使い方で後悔しないためには、次のポイントを抑える必要がありますよ。
1・すぐに使わない。
ボーナスの使い方で後悔しないためには、ボーナスを貰ってもすぐに使わないことが大切であります。
一旦クールダウンして冷静になってからボーナスを使えば、勢いのまま衝動買いして後悔することがありません。
欲しいものを買うにしても、
・すぐに買う
・じっくり考えて買う
のでは、買った後での納得感が違います。
冷静さを欠いた衝動買いは、お金を無駄にしているのも同義でございます。手元にお金があるからと言って、すぐに使わなくてもいいのですよ。
また買い物は、買ったときの達成感よりも、買うまでのプロセスが楽しくありませんか?
買うか買わないか迷っている、心ときめく感情は、買ってしまうと一気に冷めるものです。
ボーナスをもらってもすぐに使わなければ、買うまでのプロセスも長く楽しめますし、節約的にも無駄な買い物を防ぐことができますよ。
2・予算、使う回数を決めておく。
ボーナスの使い方で後悔しないためには、使うお金の予算、お金を使う回数を予め決めておくことが大切です。
ボーナスの使い方では、使うお金の予算(上限)を定めて使う方を多く見かけますが、そこには実はトラップがございまして。
もし仮にボーナスのうち10万円を使う予算を組んだとしましょう。
まず旅行にいって、5万円使いました。あと5万円残ってます。
次に3万円の電子レンジを買いました。あと2万円残ってます。
さらに1万円の服を買いました。
あと1万円残っていますが、これでボーナスで買おうと思っていたものはすべて買いました。
こうして予算内だから・・・という理由で、残った1万円も無残に使われてしまうのです。
ですので、ボーナスの使い方で後悔しないためには、お金を使う回数を決めておくことが大切なのです。
お金を使う回数にも上限を決めておくことで、不用意な出費をさらに抑えることができ、胸を張ってボーナスを使うことができるのであります。
3・ボーナスを使うことを目的にしない。
ボーナスの使い方で注意したいのが、ボーナスを使うことを目的にしてしまうことです。
ボーナスシーズンになると、各業界より「ボーナス、はよ使え」コール(ボーナス商戦)が聞こえてきますよね。でもボーナス商戦に煽られてボーナスを使ってしまうと後悔してしまいますよ。
それはもちろん、ボーナス商戦に煽られて買い物をすることは、ボーナスを使うことが目的になっているからです。
ボーナスを貰ったから、何か買おう。
ボーナス商戦で、いつもよりちょっと値引きされているから、何か買おう。
ボーナス商戦は普段よりお得に買えるのかもしれませんが、ボーナスを使うことが目的になっていることは間違いありません。
しかしあなたの買ったものは、ボーナスやボーナス商戦の値引きがなくても買ったものでしょうか?
もしもボーナスがなければ買わないものであれば、残念ながらそれは本当に欲しいものだとは言えないでしょう。
人生を豊かにする力のあるお金は、1円足りとて無駄に使ってはいけないのです。
4・コスト意識を持ち、できる限り安いところで買う。
ボーナスが支給されると、普段より高いグレードの商品を買ってしまいませんか?
また同じ商品でも、ネットで買えば1000円安くなるのに、高いと知りながら百貨店で購入した経験はございませんか?
ボーナスを貰うとつい気が大きくなってしまうので、いつもよりお金の使い方が雑になってしまうのです。
これはボーナスで後悔する原因で、ボーナスを使い切った後になって激しく後悔するのですよね。
中古なら半額以下で買えたのに・・・。無駄なお金を使ってしまいました。
無駄なお金を使ってしまったときの罪悪感は、たくさん稼ぐだけでは償いきれません。
「自分は大金持っている、俺、最強!!」と気持ちを大きくせず、ボーナスを貰っても謙虚にコスト意識高く買い物しましょう。
本当に必要なものなら、普段の生活費で買おう。
そして最後に、ボーナスの使い方で後悔しないための鉄則があります。
それは「本当に欲しいものであれば、普段の生活費で買え」ということでございますよ。
これは一見何も問題がないように聞こえますが、実は大変危険な状態であります。
なぜならあなたの生活は、ボーナスに頼った生活になっているからですよ。
欲しいもの、必要なものをボーナスで買い始めると、ボーナスに頼り切った生活になってしまうのですよ。
・・・え?今年のボーナスなし・・・ですと?
ボーナスで欲しいものを買う生活は、ボーナスに依存していると言えるでしょう。
ボーナスが問題なく支給されるうちはいいですが、ボーナスはいつカットされるか分からないのが、今の世の中のトレンドでございます。
実際に私は、
という逆年功序列を味わい、新卒1年目が最も給料がもらえたという屈辱を経験できました。
ボーナスカットは普通にあり得る話です。まだあなたの身近にないのなら、それはラッキーなだけでございますよ。
ですので、欲しいものをボーナスで買う、ボーナス依存から脱却しましょう。
欲しいものは普段の生活費から買えばいいのですよ。同じことではありませんか、難しいことはありません。
まとめ:ボーナスの使い方で、人生が変わる。
それでは、まとめましょう。
後悔しないボーナスの使い方は次の通りでございますよ。
1・すぐに使わない。
2・予算、お金を使う回数を決めておく。
3・ボーナスを使うことを目的としない。
4・コスト意識を持ち、できる限り安いところで買う。
5・本当に欲しいものは、普段の生活費で買う。
ボーナス・・・実に素敵な響きですね。
しかし甘く優しいマスクとは裏腹に、ボーナスをどう使うかによって、あなたの人生は別れていくのです。
お金は人生を変える力があり、ボーナスほど使い方に差が出るお金はありません。
つまり、人生の成功のカギはボーナスの使い方次第・・・とも言える訳ですね。
お金はたくさん稼げばいい訳ではありません。
稼ぐのも大変ですが、いかに無駄なく使うかもとても大変なことでございます。
ぜひ手にした大金、ボーナスを後悔しないように使い切りたいものですね!それでは、また!
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・・・そう、若き日の私のように・・・。