こんにちは。
地方には仕事がない。仕事があっても、給料が安すぎる。
そんな風に思っておりませんか?
確かに都会に比べたら、仕事も少ないし、給料も低い。
ですが地方には、そんなデメリットを吹き飛ばすメリットがあるのですよ。
私事ですが、1度は地元を離れて大手企業に勤めましたが、転職をきっかけにUターンしました。
今では地元の零細企業に勤めております。
地元にUターンして感じるには、
ということですね。
この記事では実際に地方で働いてみて感じる、地方で働くメリットについて解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
地方で働く5つのメリット!
コンクリートジャングルを離れ、街と自然が一体となった地方で働けるのは、とても幸せなことです。
私が都会での仕事を辞め、地方で働き始めて実感した、地方で働くメリットは次の5つであります。
1・地方の通勤は最高に楽しい。
コンクリートジャングルの合間を縫って走る電車。
車内からは、「地方出身者」たちのため息まじりの苦痛の響きで充満してそうでございます。
私も満員電車での通勤は経験はしました(片道2時間の電車)。ですが、あまりのキツさに3カ月でドロップアウトしてしまいました。てへ。
だからこそ強く思うのです。
あ、すみません、楽しいを通りこして、最高でありましたね。
「通勤、ひゃっほーい!」って、毎日心のすみっこで小さくガッツポーズしながら通勤しておりますよ。
しかも通勤時間を最大限に楽しむために、私は会社まで愛するバイクで通勤しております。
雨の日も、風の日も、暑い夏の日も、寒い冬の日も。毎日、愛車にまたがって会社に向かうのです。
もうですね、通勤が楽しくて楽しくて。会社までがプチ・ツーリング。天気のいい朝はマジで快適、爽やかであります。
日曜日の夜に会社行きたくない病が発症しても、この楽しい通勤を考えれば、ちょっとだけ会社に行くのが楽になるのです。
地方で働くと、会社までの通勤を自分好みにカスタマイズして楽しむことができます。
・車が好きなら、好きな車で。
・バイクが好きなら、好きなバイクで。
・ロードバイク(自転車)が好きなら、ロードバイクで。
毎日の通勤が、ちょっとした趣味タイムになります。
趣味をかねて、楽しく会社までご出勤致しましょう!
2・大手企業より、仕事量が少ない!早く帰宅して、子供と遊ぶ時間だって作れる!
「地方の仕事は給料が安いからイヤだ!行きたくない!左遷だ!島流しだ!」
そんな声を聞くこともあります。
しかしですよ、地方で働いてみて、私は心底思うことがあります。
そりゃ確かに大都会・東京のお給料に比べたら、地方の給料なんて、「おい、なんだよこれ、バイトの給料かよ!?」って突っ込まれそうな給料かもしれません。
ですが、ただ給料が安いということではありませんよ。
地方の給料が少ない理由は、ずばり大手企業ほど「儲かってないから!」ではないですか?
いや、だって本気で儲かってたら、マジで忙しいじゃないですか。
そんだけ儲かってたら、どんどん事業拡大して、全国に展開する「大手企業」になってますからー、残念!
それができずに(あえてしない会社もある)地方にとどまってる企業は、
「上手くいってなくて仕事が少ない」
「地元思考で仕事を選んでいるか」
のどちらかですよ。
どちらにしても、「仕事が少ない」ということは共通しております。
つまり、地方の給料が安いのは、
と、いう訳なんですよ。
地方に就職し、地元に密着した営業をしていると、多くの地方企業のお財布事情にふれる機会があります。
そんな中で見えてきた現実が、この図式なのです。
「地方の給料が安い?」
・・・最高ではありませんか。それだけ仕事が少ないということですから。
さくっと仕事終わらせて、愛する家族の元に帰りましょうよ。
別に私は仕事をする為に、この世に生まれてきた訳ではございませんからね。
どうぞ、ブラック企業にはご注意下さいませ。
3・仕事以外の居場所が作れる!仕事で上手くいかなくても、逃げられる。
いやほんと、地方で働くって最高の贅沢ですよね。つくづく思いますよ。
そう思うのは、地方・地元には同級生がたくさんいるからです。仕事以外での人間関係があるって、本当にいいですよね。
私は転職先で上司に馴染めず、たった3ヶ月で退職してしまったことがありまして。
そのとき勤めてたのは、地元から遠く離れたところだったんですよね。
当時、上司との関係に悩んでましたが、それがもし働いている場所が「地元」だったら結果は違ったはず。
きっと同級生たちと集まって相談したり、ストレス発散することができましたね。
ですが私は、仕事で悩んでも、その悩みを相談できる相手がいませんでした。
さすがに職場の悩み(特に上司の悩み)を、同じ職場の人にしゃべれないじゃないですか。
その秘密の話、全部筒抜け・・・ではありませんか?
だから仕事以外、職場以外での人間関係って、本当に大事なんですよね。
職場での人間関係がうまくいかなくっても、もう1つの居場所があればそこに逃げ込むこともできますし。
でも職場だけしか人間関係、居場所がなければ、それがダメになったら全部ダメになってしまいます。
頼るべきコミュニティが複数ある地元は、やはり最高ではないのかなと。
4・地方には転勤がない!自分で住む場所を決められる!
「転勤」って言うだけで、その人の人生はめちゃくちゃになってしまいます。
結婚して、子供もいれば、その家族の人生もめちゃくちゃです。
転勤の何が不幸かと言えば、「自分で自分の住む場所を決められないこと」ではないですか?
ですので、地方で働くことに大きなメリットがあるのです。
なぜなら地方企業には、転勤もなければ出張もほぼないですからね。
これはマジで嬉しいですよね。「転勤なし・出張なし!」って、涙がでるほどうれしいですよ。
大手人材派遣会社に勤めていた時、私は「3ヶ月に1回、転勤」していました。その都度引越しして、送別会と歓迎会を開いてと。
これが本当に地獄だったのですよ。
仕事も辛いけど、それ以上に辛かったのが転勤です。転勤は人間としての人格を否定されるのですよ。
・新しい土地に慣れてきた。
・公共機関の場所を覚えた。
・電車、バスを覚えた。
・買い物の場所を覚えた。
これで生活に困らないぞ、これから新しい土地での生活を楽しむぞ・・・って矢先に、
それまでの私生活のすべてを否定されるのです。
これはまさに、人格否定であります。「人間としての生活をするな!」って言ってるようなものではないですか。
あまりにも転勤が多いので、段ボールから荷物を出さないで生活しておりましたよ。
その時は独身でしたが、これが世帯持ち・子供ありだったら・・・まさに地獄絵図でございます。
私が勤めていた大手人材派遣会社は結構鬼畜だったから、そんな世帯持ちにも容赦なく転勤命令してましたがね。
ですが地方の企業に就職すれば、鬼畜な転勤とはおさらばできます。
なぜって?それは多くの地方の企業は、全国展開してませんからね。
「本社、営業所がすべて県内」
・・・最高じゃないですかぁぁぁ・・・(震え声)。
自分で自分の住むところを決められる贅沢を堪能しましょう!
5・親、兄弟、親戚が近くにいる!子育てには、ありがたすぎる!
さらに地方・地元には頼れる親、兄弟、親戚が多く集まっているじゃないですか。
やはり、親兄弟は他の何よりもありがたい存在ですよね。
独身でいる内は、まだ「ありがたいより、煩わしい」でした。
ですが親、兄弟、親戚のありがたみが分かるのは、結婚して子供が生まれてからなんですよね。
子育てが始まると、そのありがたみが痛いほどしみるのですよ。
私は子供が生まれるまでは、割と自由(ロック)な思想の持主でした。
・どこで仕事をしようが、関係ない。
・どんな生活をしようが、関係ない。
・最低限迷惑をかけなければ、何でもいいだろ?
実際、独身のときは、一人で生きている(つもり)でしたし。
地元から遠く離れてても、それほど困りませんでしたし。
しかしその考えは、子供が生まれてから180度変わりましたよ。
だってすんごいキツイんですもの。夫婦二人で子育てするのって。
地獄のような子育てを、夫婦二人でやってたら発狂しますわ。
その当時、から「もう無理、マジ限界!」メールが何度も届いたことがあります。
私がいない日中、とだけ(いわゆるワンオペ状態)ですごすのが、どれほど大変だったのか。
現場にいなかった私には分かりませんが、想像を超える大変さだったことでしょう。
そんなとき頼りになったのが、親・兄弟です。
と私に変わって、子供を見てくれて、その間、と私はリフレッシュ。そんな神対応をしてくれた、親。
時折心配してくれて、気分転換に外出に誘ってくれる、兄弟。
・・・え?が心配ですと?
あ、それでもありがとう・・・。
ああ、なんとありがたい親、兄弟。
子供が生まれるまでは、気が付かなかった、このありがたみ、申し訳ございませぬ。
でも今ははっきりと分かりますぞ!親、兄弟ほどありがたい存在はいないのだと。
ですので、もういいじゃないですか、コンクリートジャングルの大都会に別れを告げても。
そして、戻りましょうよ。親、兄弟の待っている地方(地元)に。
独身のときは気が付きませんが、結婚して子供生まれたら、イヤと言うほど実感しますよ。
まとめ:そろそろ、地元(地方)に戻りませんか?
それでは、まとめよう!
地方・地元で働くメリットは、以下の5つであります。
1・通勤時間がすごく楽しい。
2・大手企業より、仕事量が圧倒的に少ない。早く帰宅して、子供と遊べる。
3・仕事以外の居場所ができる。
4・転勤がない。自分で住む場所を決められる贅沢。
5・親、兄弟が近くにいる。子供が生まれたら、そのありがたみがハンパない。
全国展開する大手企業に勤めてた時、確かに給料はよかったです。
入社1年目で年収380万も頂いておりましたから。
大した仕事してないのに、ボーナス2.5カ月分も頂いておりましたし。今考えるとアンビリーバブルな数字ですよ。
しかし給料はよかったですが、私はずっと「人間としての幸せ・暮らし」が欲しかったのです。
特に3ヶ月に1回転勤させられるのは、本当にきつかった。
土地に馴染めないだけでなく、職場以外の人間関係がまったくできませんでしたからね。
いつも涙で枕を濡らしてました。
そんな時にあったのが、リーマンショックです。それがきっかけで、退職することになりました。
その後紆余曲折あって、地元での就職。年収は260万からのスタート。いい感じに貧困を極めましたよ(笑)。
ですが早く帰宅できます、出張もありません。もちろん、転勤もありません(これ重要)。
・結婚して、
・子供も生まれて、
・マイホームを買って、
・親、兄弟も近くにいて。
私が欲しかった幸せは、高い年収ではありません。
人間として、ごく当たり前の生活が欲しかったのです。
別に誰かに「俺、すげーだろ!」なんて言えるところはありませんが、ただひたすらに「幸せ」を感じる生活です。
そのきっかけが「地方・地元」にあります。
そろそろ地方・地元に戻ってみては、いかがですか?