こんにちは。
仕事で帰る時間が遅くなってしまうと、家に帰っても子供はもう寝ている。
次の日の朝は、まだ子供が眠っている間に出勤する。
家族のために一生懸命仕事をしているのに、子供に会えない日が続くと悲しくなってしまい、頭からキノコが生えてきませんか?
マイナス思考の闇に取り込まれてしまうのであります。
しかしご安心下さいませ。
仕事が忙しくて家にいる時間が少ない父親でも、いや、父親だからこそできる役割があるのです。
父親だからこそできる役割とは?
この記事では私の涙ぐましい努力を添えて、父親の役割についてお話させて頂きましょう。
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この記事の概要
幼少期における、父親の役割とは?
私は普段から家にいる時間が少ないので、ただでさえ家庭でのポジションが危うい状態であります。
女神のように優しいのおかげで、家の中ではゼロメンとして暮らしておりますが、父親として私はどんな役割をしたらいいのでしょうか?
子供が生まれて早5年。悩みもがきながら子育てしてきた私の結論は、次の通りでございます。
子供のしつけ担当。
父親の役割、それは子供のしつけ担当ではないでしょうか。
私は普段から溺愛で子育てしていますが、ここぞというときはピシャリと子供たちを怒ります。それが私のお役目なのです。
「子供たちをしつける。」これはもちろん、ママ()でもできることです。
しかしですよ、私のは女神のように優しいので、怒っても全然怖くないのですよ。むしろ、めっちゃかわいいのですよ。
ママ()が怒っても、子供たちは全然言うことを聞きません。
ですが私は、「なぜママが怒っても、子供たちは言うことを聞かないのか?」を知っております。
それは、ママが怒った姿もかわいいから、であります。分かっておりますよ、子供たちよ。
ですので、ここは目つきが悪いと言われて育った私の出番という訳でございますね。可愛さの欠片も残っていない父親が、ガツンと怒る必要があるのです。
ここぞというときは、父親がぴしゃりと子供をしつける。これぞ父親の大事なお役目でございます。
エンターテイメント担当。
また父親の役目は子供をしつけるだけでなく、時として子供を楽しませるエンターテイメント担当でもあります。
さきほどと打って変わり、今度は子供たちを笑顔にするお役目ですね。
もちろん、これだってママも得意分野かもしれません。
いや、子供の気持ちを理解してあげる、童謡・手遊び歌などの育児スキルを加味すれば、もはや父親の叶うところでないでしょう。
しかし「ママには勝てねぇよ・・・」と弱気なようでは、それこそ家庭での居場所がなくなってしまうのでありまして。
ですので、ここは1つママにはできない芸で、子供たちを楽しませてあげましょうよ。
ママにはできない芸、それは体を張ることであります。
ママだって女の子ですから。体を張った、無茶な芸はできませんよ。
・子供たちと一緒に走り回る。
・高い高いをする。
・子供をぐるぐる回す。
体を使い、体力を消耗する遊びこそ、父親のお役目なのであります。
またそれと同時に、豆まきの鬼・クリスマスのサンタさんなども、父親の重要なお役目でございましょう。
特に豆まきの鬼は、父親の真価が問われるところ。
子供を泣かせることができれば、私のお役目も無事に完了でございます。ご苦労さまでした。
子供にとってのヒーロー的存在になる。
さらに父親の大事な役割は、子供にとってのヒーロー的な存在になることでしょう。
これは子供が物ごころつく頃に抱く、「パパってすげえ!」的な想いに応えてあげることです。
子供の本能には、一定の年齢になるとパパへの憧れが生まれるように刻まれているのでしょうか。
私の子供たちも、3歳頃になると私のことを尊敬のまなざしで見つめるのですよ。
私の後ろをくっついて歩き、マネをする子供たち。これほどかわいい光景を、私は他に知りません。
しかしでございます。ここで本質的な問題があります。それは、実は「パパって大したことない」という問題です。
尊敬の眼差しで見られても、現実は違うのですよね。
私はエリートでもなければ、格闘技が強い訳でもありません。
芸能界にスカウトされた記憶もなければ、人並み以上に稼いでいる訳でもありません。
普通なのです。君たちのパパは、至って普通なのです。
だから私は子供たちに、ありのままの姿(大したことないパパ)を見せようと思ったこともありました。
しかし子供たちの輝いた目を見ると、どうしてもそれができないのですよ。
5歳と3歳の息子たちに、このウソがばれるのはそう遠くない未来のことでしょう。
しかしそれでもいいのです。一時でも子供たちに夢を見させてあげられれば、それでいいのです。
父親の役割、それは子供たちにとってのヒーロー的な存在になることではないでしょうか。
子供たちが大きくなったとき、「強かったときのパパのようになりたい」と言ってくれたら本望でございます。
子供のやる気の火付け役。
そして父親の役割は、子供のやる気の火付け役に徹することでもあります。
勉強、部活、習いごと、子供の教育に対して積極的に働き掛けることで、子供の成長を促すのです。
もちろん、これはママ()でもできること。
しかしですよ、女神すぎるには少々この役は重いのですよ。
の溢れる優しさは、全てを包み込むことはできても、子供のやる気スイッチを押すには物足りません。
そこで父親である私の登場ですね。
私はこんな性格ですので、ピアノの練習と言えば、問答無用で練習がスタートになります。
やり始める前は乗り気ではなかった子供も、私の熱意に負けてやり始めてみると実に楽しそうではありませんか。
そうなのですよ、子供って、ほっといたら全然やらないのですよね。
でもちょっとやる気に火をつけてあげると、嬉しそうにやるのです。
そんな子供のやる気の火付け役は、父親こと私の大事なお役目。しつけ担当との兼任が相性抜群でございます。
子供に世界(社会)を見せてあげる。
そして最後に父親の大切な役割は、子供に世界(社会)を見せてあげることではないでしょうか。
・子供を連れて色んな場所に行く。
・子供に様々な体験をさせる。
そして父親が体験してきたことを語ってあげることも、重要なことですよね。
父親の体験談は成功体験もありますが、それ以上に貴重なのは失敗体験です。
成功体験は若干自慢話っぽく聞こえる一方で、失敗体験には「次、成功するためのヒント」がたくさん隠されています。
これから成長し、学び、挑戦する子供にとっては、そんな父親の失敗体験こそ、最高の教材ではありませんか。
社会の荒波に揉まれながらも、今日まで生き残った父親のみな様。
ぜひ一度、あなたの失敗体験を子供たちに伝えてみてはいかがでしょうか。
それこそまさに、「俺の背中を見ろ」、そして「俺の屍を越えて行け」でございます。
まとめ:一緒の時間が短くても、父親だからできる役割を。
最愛の子供が生まれたのに、仕事が忙しくて一緒にいられる時間が少ない・・・。
もっと子供たちと一緒に過ごしたいのに、これでは悲しくなって涙が流れてしまいます。
ですが父親は、お金を稼ぐだけではないのです。父親だからこそ、できる役割があるのです。
1・子供のしつけ担当。
2・エンターテイメント担当。
3・子供にとってのヒーロー的存在になる。
4・子供のやる気の火付け役。
5・子供に世界(社会)を見せてあげる。
とくに子供たちに世界(社会)を見せてあげることは、父親だからできることでしょう。
社会の荒波にもまれ、社会の戦士として戦い抜いた父親だからこそ、伝えられることがあります。
父親の失敗体験談は、子供たちにとって人生の教科書と呼べる最強の教材でしょう。
この記事を書きながら、私は自分の使命を改めて実感しました。
私のやるべきは、失敗談を語り、そして「俺の屍を越えて行け!」と叫ぶことだと。
あなたにとっての父親の役割は何でしょうか。ぜひとも楽しく子育てして参りましょう!
それでは、また!
いつも子供たちに厳しくしているパパですが、本当はパパは努力キライのダメ人間でした。
私の役割は稼ぐことだけなのでしょうか。私はATMでしょうか。