こんにちは。
「子供の前で夫婦ケンカをしたら、子供に悪影響が出ないか心配だ・・・。」
子供への影響を心配し、子供の前で夫婦ケンカをすることをためらっておりませんでしょうか?
しかし結論から申し上げますが、子供の前で夫婦ケンカを我慢する必要はまったくございません。
なぜなら、子供に正しいケンカのやり方を教えてあげられる、いい機会だからでございます。
これから先、子供の生きて行く未来には、夫婦ケンカに限らずケンカは付き物であります。
兄弟喧ケンカに友達同士のケンカ、そして親子ケンカとケンカ三昧でございます。
しかし、では一体誰が正しいケンカの見本を子供たちに見せてあげるのでしょうか。
正しいケンカの仕方を教えてあげられるのは、子供に対して誰よりも深い愛情を持つ親以外おりません。
しかしご注意下さいませ。子供の前での夫婦ケンカが美しくなければ、それは子供たちに悪影響があるでしょう。
では子供の前で夫婦ケンカをするときは、どんなことに注意したらいいのでしょうか。
この記事では、子供の前で夫婦ケンカを繰り広げるときの注意事項について解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
夫婦ケンカを子供の前でするときの注意。
汚い言葉が飛び交い、手を上げてしまうようなケンカでは、子供に悪影響が出てしまいます。
ですので、夫婦ケンカを子供の前でするならば、ぜひとも子供のお手本となるような美しいケンカをして頂きたいのです。
子供の前で夫婦ケンカをするときは、次のことを守る必要がございます。
1・手を上げない。話し合いで解決する。
夫婦ケンカを子供の前でするときは、絶対に手を上げないようにお互いにお約束しましょう。
もちろん、手を上げるだけではなく、モノを投げる、モノを叩く、という間接的な暴力も禁止でございます。
絶対に手を上げてはいけないのは、「ケンカは誰かに勝つためにしているからではない」、からであります。
元を正せば、お互いの主張が食い違って、「どうして分かってくれないの?」からスタートしたはずです。
夫婦ケンカに限らず、ケンカとはつまるところ、「分かって欲しい・認めて欲しい」という主張のぶつかり合いなのですよ。
しかし主張を聞いてもらえないと、カーッとなってつい手を上げてしまうのです。
冷静に考えれば分かることですが、ケンカにおいて手をあげても何も解決されません。
だってそうですよね、ケンカの根底にあるものは、「分かって欲しい」という気持ちなんですから。
ですから、手を上げたり、モノを投げるのは禁止でございます。特に子供が見ている前では厳重禁止でございますね。
子供の前ですから、模範的なケンカを心掛けましょう。夫婦ケンカは必ず話し合いで解決する、これ鉄則でありますよ。
2・汚い言葉を使わない。
子供の前で夫婦ケンカをするときは、「クソ」、「バカ」、「お前」、「シネ」など汚い言葉を使ってはいけません。
お互いの主張をぶつけあるのに、それぞれを罵る言葉は必要ありませんし、何より子供の前で汚い言葉を使うと、すぐに子供がマネして悪影響が出てしまいます。
オマーン・・・
ケンカの途中でヒートアップして、汚い言葉を使いたくなる気持ちは分かります。
しかし汚い言葉を一度でも使うと、すぐに子供はマネするのでよろしくありません。
夫婦ケンカの悪影響を避けるためには、ケンカをしていないときに、予めケンカの禁止ワードを決めておくのがおすすめです。
3・ケンカは翌日に持ち越さない。仲直りする姿まで子供に見せてあげる。
子供の前で夫婦ケンカをするときは、ケンカを途中で切り上げて翌日に持ち越さないことが大切です。
だってケンカを途中で切り上げても、ろくなことがないじゃないですか。
・翌日に第二ラウンドがはじまる。
・二人の間に溝が残り、冷戦が勃発する。
・お互いの価値観に距離がうまれる。信頼関係にヒビが入る。
ケンカは時間が解決してくれる・・・という言葉もありますが、夫婦ケンカにおいては当てはまりません。
同じ時間を共有する夫婦だからこそ、ケンカはその場で解決し、あと腐れをなくすことが必要なのです。
それに同じ屋根の下で暮らす子供から見ても、いつまでもケンカしているパパとママの姿は「仲が悪いの?」と映ります。
ですので、夫婦ケンカは翌日に持ち越さず、その場で解決するのが望ましいのです。
また子供が見ている前で始めたケンカですから、必ずケンカが終わって仲直りする瞬間も見せてあげるべきですよね。
子供にはお友達とケンカしたら「ごめんね」&「いいよ」の仲直りの儀式をさせるのに、親がしないとは何様のつもりでしょうか。
子供にケンカの仲直りをさせるのですから、親こそ模範となって夫婦ケンカの仲直りを子供に見せるべきでございますよ。
子供の前で夫婦ケンカをするときは、必ず仲直りする姿も見せましょう。
ちなみに私の家では、もはや「夫婦ケンカ→数分後に鎮火→仲直り」という図式がテンプレ化してきましたので、同席している子供たちも呆れながら居合わせている気がします。
子供たちのためにも、くだらぬ夫婦ケンカはさっさと済ませたいものですね。
4・子供を巻き込まない!
そして最後に、夫婦ケンカを子供の前でやるときは、絶対に子供を巻き込んではいけません。
「ママの味方だよね?」
「パパの言っていることが正しいだろ?」
などなど、ケンカとは直接関係のない子供を引合いに出して、自分の正当性を主張することは禁じ手でございます。
この理由はもはや解説不要かと思います。
巻き込まれる子供がいい迷惑なのですよ。「ボクを巻き込まないで!」、と心の中で叫んでいることでしょう。
子供にとってはパパとママが目の前で戦火を交えていること自体がストレスなのに、どちらかの肩を持たせるなど余計にストレスでございます。
「夫婦ケンカに子供を巻き込むのは、200%悪影響でしかない」
私はそう感じております。
とは言え、私も何度か子供を巻き込んでケンカをした記憶がございます。
しかしケンカが終わった後に残ったのは、罪悪感であります。
パパとママ、どちらに味方していいのか分からずに戸惑った顔、悲しそうな顔。私は忘れることはできません。反省の極みであります。
子供の前で夫婦ケンカをするときは、子供を巻き込まない(話題に入れない)ことが絶対条件であります。
まとめ:仲直りするまでが夫婦ケンカ!
それでは、まとめましょう。
子供の前で夫婦ケンカをするときは、次のことを守りましょう。
1・手を上げない。話し合いで解決する。
2・汚い言葉を使わない。
3・ケンカは翌日に持ち越さない。
4・子供を巻き込まない。
子供の前だから・・・と、夫婦ケンカを遠慮していませんか?
夫婦のバトルを子供に見せないのも愛ですが、夫婦の間に1つもしこりを残さないで仲良しで居続けるのも、1つの愛の形でございます。
子供の前で夫婦ケンカをすることは、やり方によっては悪影響になりますが、ポイントを抑えることで、むしろ正しいケンカのやり方を教える機会にもなります。
美しい言葉でお互いの主張をし、最後には分かり合って認め合う。そんな美しい夫婦ケンカ(愛)を子供に見せてあげるのも、また愛ですね!
それでは、また!
ケンカを防ぐことはできませんが、ケンカをしても仲良し夫婦でいるコツはありますよ。
・・・いざ!!ぷんすかぷんすか!!