こんにちは。
「俺だって、本当はもっと育児に参加したい。」
これは世の男性の皆様が、心の底から思っていることではないでしょうか。
しかし現実には残業残業・休日出勤の長時間労働で、夫が育児に参加できないのです。
家族(子供)のために働けば働くほど、家族と溝ができていく。これは一体何の仕打ちなのでしょうか。
働くパパのジレンマを解決するため、私は子供が生まれたことをきっかけに、残業を辞めました。
そこでこの記事では、子供が生まれて残業を辞めた理由と、その結果についてご報告させて頂きましょう。
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この記事の概要
子供が生まれてから、残業を辞めた理由。
子供が生まれる前は、残業バリバリの残業マシーンだったでございます。
しかし残業マシーンだった私も、子供が生まれてからはすっぱりと残業を辞めてしまいました。
その理由は次の2つでございます。
子供が起きているうちに会いたいから。
私が残業を辞めた理由は、子供が起きているうちに会いたかったからです。
子供が起きているうちに早く帰り、1分でも10分でも1時間でも長く子供と過ごしたい、子供と遊びたい。
かわいいわが子を想う気持ちが我慢できなくなったので、残業を辞めて早く帰るようになりました。
それまでの私は社内でナンバーワンの残業マシーンであり、夜10時まで粘ることもございました。(残業代は出ないのに。)
しかし子供が生まれてからは、日を追うごとに帰宅する時間が早くなっていきました。
・・・では、ごきげんよう!!(ダッシュで帰宅)
残業する上司を差し置いて帰宅することもしばしば。とにかく子供に会いたい。それだけでございます。
休日が少ない・育児休業がない。
私が残業を辞めたのは、勤めていた会社の休日が少なく、育児休業がなかったからです。
休日は、基本的には日曜日のみ。土曜日は月に1~2回休み。祝日は出勤。年間休日は60日ぐらいでしょうか。
育児休業を取得した前例もなければ、「取得します!」と宣言する勇気もなく。
つまり私は、1年間でたった60日しか、子供と接するチャンスがない訳でございますよ。
しかし一番大切なのに、一番大切にできてない。そんな自分が悔しいであります・・・(涙)
大切なものを守るために一生懸命働いているのに、大切なものを大切にできていない。どうしようもないジレンマに苦しんでいました。
だから私は残業を辞めました。休日が少なく子供と接する機会が少ない分、毎日会える時間をとにかく増やそうと。
残業なんてやってる場合じゃないぞ、と。
残業を辞めてどうなったのか?
社内随一の残業マシーンだった私が、子供が生まれて残業を辞めて一体どうなったのでしょうか?
終わらない仕事が山積みになったのでしょうか。
いいえ、マダム。実は・・・何事もなかったのです。
残業を辞めても、同じ売上。
私は営業の仕事をしているので、仕事の評価は「売上」という物差しで判断するのが合理的です。
子供が生まれてから残業を辞めた結果、私の担当している売上は・・・何も変わらりませんでした。
むしろ、残業しないで集中して仕事をしているせいか、売上は伸びていったのです。
不思議でございますね。残業しないで、仕事の量が減っているのに、どうして売上は伸びたのでしょうね。
それは私がコンビニで立ち読みすることもなく、会社でネットサーフィンすることもなく、ただひたすらに仕事に打ち込んだからでございますぞ。えっへん
残業で書類を作ってる途中で、ヤフーニュースをちらちら・・・。これでは仕事の効率は上がりませんからね。
また自分の仕事が終わっているのに、上司・先輩が残業しているから帰りづらい「付合い残業」もありますよね。
付合い残業は本当に無駄の塊で、その時間はただ机に座っているだけにすぎません。どうでもいい仕事を見つけては、暇をつぶしているだけですから。
時間を浪費している付合い残業は、やってもやらなくても同じこと。付合い残業を辞めたところで、会社の業績が下がる訳がありませんよね。
他の社員も早く帰るようになった。
そして驚くことに、残業マシーンであった私が残業を辞めると、他の社員も早く帰宅するようになりました。
それまでは夜8時、9時になっても会社の電気がついているのが当たり前でしたが、今では夜7時になれば会社は真っ暗であります。完全にホワイト企業ではありませんか。
もうね、今までの残業(?)は一体何だったのですかと。疑問に感じた私は胸に手を当てて、じっくり考えてましたよ。
つまり、私が残業していたから、他の社員も付合い残業していた、ということですな。・・・てへ
自覚することなく、他の社員に付合い残業をさせていたようでした。
とは言え、それは結果オーライということで、よしとしましょうか。
残業を辞めて、会社の業績は変わらず(微増)、他の社員もみんな早く帰れる。
そして私は、最愛の息子たちと一緒にたくさんの時間を過ごすことができる。
・・・怖すぎるぐらい、いいことしかないのですが。
育児に参加できるようになった。
残業を辞めて早く帰れば、子供たちが起きている時間に帰宅することができる。
その結果、「家にパパがいるのが当たり前の家庭」を築くことができるのです。
冒頭「育児に参加できるようになった」なんてかっこよく書きましたが、実のところ私はろくな育児はしておりません。オムツ替えだって、頼みでございます。
しかしでございますよ、「家にパパがいないのが当たり前の家庭」って、なんか寂しいではありませんか?
「パパのお家は会社」なんて子供から無邪気に言われた日には、私はショックで立ち直ることができませんから。
いるだけでいいんです。いるだけで、家にパパがいるだけでいいんです。そう言うことにしておきましょうよ、ね?
ほら、私が早く帰ってくれば、子供たちが「遊ぼう」って群がってきて、その分負担が減ったではありませんか。
なにはともあれ、早く帰宅しないことには始まりませんので、取りあえずはこれで「よし」とさせて下さい。
まとめ:残業ゼロは、社員も家庭も幸せにする。
それでは、まとめましょう。
子供が生まれて残業を辞めた理由、そして辞めた結果は次の通りでございます。
【残業を辞めた理由】
1・子供が起きているうちに、会いたかったから。
2・休日が少ない、育児休業がなかったから。
【残業を辞めた結果】
1・残業を辞めても、同じ売上、同じ仕事、同じ日常。
2・他の社員も早く帰るようになった。
3・育児に参加できるようになった。
結婚して子供ができると、ますます「頑張らねば!」と思って、残業を頑張ってしまう気持もよく分かります。
しかし子供が生まれて残業を辞めてみた結果、それまで同様の仕事(売上)だし、不思議なことに他の社員も早く帰るようになりました。
残業を辞めて、いいことしかなかったのですよね。
子供のためにと思うなら、残業頑張るより、1分1秒でも早く帰る努力をした方がいいのかもしれません。
さっさと帰って、子供たちと幸せな時間を過ごしましょう!
それでは、また!
残業が断れないほどブラック企業も存在します。
ブラック企業からは一刻も早く離れるべきですが、その前にこの記事をご一読ください。
・・・え?子供たちはもう寝たですと?
・・・私は一体何のために一生懸命働いているのでしょうか?