パパの厳しさは優しさ。子供(男の子)を厳しく育ててよかったこと・注意点。

こんにちは。

 

子供には立派になって欲しい。

たくましく生きて欲しい。

どんなときも負けない強さを身につけて欲しい。

 

これから未来を生きる子供たちに、「強くなって欲しい」と願うパパ・ママは多いのではないでしょうか。

もちろん、絶賛育児中の私もその一人でございます。

最愛の息子たちには、立派に、そして強くなって欲しい。そう願っていると、ついつい厳しく子育てしてしまうのですよね。

 

厳しく子育てしていると、ふと襲いかかるのが罪悪感です。

「本当にこんなに厳しく育てていいのか?」と。

私は子供たちが笑っている姿が一番大好きです。

しかしどうして毎日厳しく育てているのでしょうか?もっと大目に見てあげた方がいいのでしょうか。

子育てには明確な方法、そして答えがありません。常に手探り状態だから、迷いが生まれるのです。

 

しかし私は厳しく子育てして早5年になりましたが、振り返ってみると、やはり厳しく育ててきてよかったな、と思えることが多いことに気がつきました。

そこでこの記事では、厳しく子育てしてよかったこと、そして注意点についてまとめさせて頂きます。

私の5年間の子育てにおける、すべてをお伝えしたいと思います。

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子育てで、どんなことに厳しくしたか?

では、まず私がどんなことに厳しく子育てしてきたか、簡単にお話させて頂きましょう。

 

食事。

私が何に厳しかったかと思い返してみると、それは食事でございました。

 

「家に帰れば、いつもがおいしいご飯を作ってくれる。」

 

子供たちには当たり前のことですが、本当はとてもありがたいことですよね?

私は1人暮らしや、無職を経験したので、ご飯のありがたみが身に染みております。だからこそ、子供たちに「ご飯を粗末にするな」と厳しくしてしまうのです。

私が食事について厳しくしていたのは、次のことでございます。

・座って食べる。

・遊んで食べない。

・食べたら手を洗う。

言われれば当たり前のことですが、遊びながら食べる子供を見ると、つい厳しくしてしまいます。

それでもご飯を大切にして欲しいのですよね。

 

おもちゃの買い方。

「厳しく子育てした!」と言いながら、意外と厳しくしてない気がして変な汗が出てきました。

しかし私は「おもちゃの買い方」については、厳しく子育てしてきたつもりです。

 

ほら、子供とスーパーに行くとお菓子コーナーで「これ欲しい!」とダダこねるじゃないですか。

わが家でもお菓子コーナーでのダダこね事件はありましたが、私はそれに関しては一切無視しました。

泣きわめいて周りの人のご迷惑になるものなら、息子たちを抱えてお家に強制送還させて頂きました。

 

私がおもちゃの買い方に厳しくしたのは、おもちゃを買ってもらえることを、人生で最もハッピーなイベントにしたかったからです。

100円、200円のものでも、「やった!買ってもらえた!!」の感動を大切にしたかったのです。

このおもちゃは泣いても買いません。ささ、帰りましょう。

泣きわめくをスーパーに置いて帰ろうとしたとき、が泣きながらほふく前進で進む姿を見て、私はの秘めたる力を確信しました。

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パパのルール。

おそらく子供たちにとって、最も厳しかったのは、私の中にあるルール(パパのルール)でしょう。

子育てはケースバイケース、つまりその場の状況によって判断が求められます。

その場の状況によって、私が「これはダメだ」と思ったことは、ちょっとしたことでも厳しく子育てするようにしたつもりです。

・戦いごっこで、頭を叩いた。

・悪いことをしたのに、ごめんねが言えない。

・行っちゃダメな場所に行った、登った。

・・・などなど、数え上げたらキリがありません。

大目に見たケースももちろんありますが、「ダメだ!」と瞬間的に判断した場合は、断固厳しく対応させて頂きました。

ダメだ!ダメだダメだダメだーーーーーー!!!

・・・理由?・・・えーーっと、今考え中であります!

子育てには、その場その瞬間に判断を求められることが多いものです。理屈を考えるよりも、先に本能的に動いちゃいますよね。

 

厳しく子育てしてよかったこと。

(自称)厳しく子育てしてきた私ですが、今年では5歳、次男は3歳になりました。

息子たちの成長を見ていると、厳しく育てていて、次のことが「よかったな」と実感します。

 

引き際を理解している。

厳しく子育てしてきてよかったと感じるのは、子供たちが引き際を理解していることです。

子供のことですから、やってダメなこと、悪いことを何度も繰り返すのは、私の息子たちも同じです。

しかし、一線を越えないのですよ。

 

未だスーパーで「これ買って!」とぐずることもありますが、ダメと言われたら素直に諦める。

ご飯を遊びながら食べていても、一言注意すれば、それ以上ふざけることなく、またご飯を食べ始める。

 

もちろん、全ての状況がこの通りではありませんし、これが本当に「厳しい子育て」だけの結果なのかは分かりません。

しかし私は思うのです。

この引き際のよさは、きっと息子たちは、私の厳しさから私の想いを受け取っているからだと・・・。

いつも厳しくしているパパにも「大好き」って言ってくれる息子たち。

うう・・・私の想いを受取ってくれてありがとうよう・・・ぐすん

厳しく子育てしたからこそ、子供たちに伝わる想いはきっとあるはずです。

 

子供の行動が、自然と行儀がよくなる。

厳しく子育てしてきてよかったと思うことは、子供の何気ない行動に品が生まれることです。

「品」というと大げさかもしれませんが、子供の何気ない行動が「ちゃんとしている」・「しっかりしている」のが、ぱっと見で分かるのですよ。

 

それを実感するのが、食事のシーンです。

私は子供たちに座って食べるよう厳しくしているので、今や子供たちは何も言われなくても座って食べます。

それがお菓子であれ、ジュースであれ、律儀に座って食べるのですよ。もう、めっちゃいい子なんです。

 

私からすればいつもの光景ですが、他の人が見ると「お行儀がいい」と驚かれる方もいる訳でして。

厳しく子育てしていると、それが習慣化されて、子供の何気ない行動に品が出てきます。

うちのお坊ちゃんは、きちんと座って食べるお利口さんでございます。

・・・ってなんで君はトイレに座って食べているのでしょうか。

厳しく子育てしていると、いつしかそれが子供にとって当たり前のことになります。自然と行儀のいい行動をする子供を見るのは、とても気持ちのいいものでございます。

 

デメリットはあるの?厳しく子育てするときの注意。

厳しく育ててよかったとを感じる一方で、厳しくすることは子供にとって負担であることは間違いない事実です。

ですから厳しく子育てするときは、次のことに注意するべきでしょう。

 

全てに厳しくしなくていい。

冒頭で私が何に厳しくしているのか、ご説明させて頂きました。しかしそれを見て「それだけかよ!」と突っ込んだ方も多いのではないですか?

・・・お、おっしゃる通りでございます・・・。

おっしゃる通り、私が厳しくしているのは、ほんの一部であり、その他大部分は大目に見ているのが実情です。

しかし、子供を厳しくするのは、逆にそれがいいのですよ。

なぜなら全てに厳しくしてしまうと、子供の逃げ道がなくなってしまうからです。

 

親ですから、

・自分の子供には立派になって欲しい、強くなって欲しい。

・自分がしてきた苦労は、子供にはして欲しくない。

そう思うのは当然のことです。

しかし子供を想う気持ちが強くなりすぎて、すべてに厳しくなりすぎると、息が詰まってしまうのですよ。

座って食べなさい。おもちゃはきちんと片付けしなさい。ゲームは1日5分だけ。勉強してから遊びなさい。夜8時には寝なさい。きちんと挨拶をしなさい。

もちろんこれらが全部、生きる上で大切なことなのは、よく分かりますとも。

でもこれ、大人だって全部できてないですよね?子供がやろうとしたら、息苦しくて窒息してしまいますよ?

 

大丈夫、大丈夫。

1から10まで厳しくしなくても、子供に本当に伝えたい「1と2」をしっかり厳しくすれば、あなたの想いはきっと子供に伝わりますから。

すべてに厳しくしなくても、大丈夫でございます。

 

笑顔を忘れずに。

「厳しく育てる!」と意気込むと、自然と眉間にしわがよります。怖い顔になってしまいます。

だからこそ、厳しく子供育てるときほど、笑顔を忘れないようにしましょう。

 

いいんですよ、厳しくガツンと怒っているときは怖い顔をしてても。

でも怒り終わったら、すぐ笑顔を見せて上げましょうよ。

・・・・ぷんすかぷんすか!!

・・・分かったか?うむ、よし、終わり!(にこり)

厳しく育てると言っても、年がら年じゅう24時間厳しくする訳ではありませんから。

終わったことは水に流して、子供を溺愛してあげましょう!

「厳しく子育てしている!」と宣言している私でさえ、基本方針は溺愛でございますよ。

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まとめ:メリハリつけて、厳しく育てる。

それでは、まとめましょう。

厳しく子供を育ててよかったこと、厳しく育てるときの注意は次の通りでございます。

【厳しく子育てしてよかったこと】

1・引き際を理解している。

2・子供の普段の行動が、自然と行儀がよくなる。

【厳しく子育てするときの注意】

1・全てに厳しくしなくていい。

2・笑顔を忘れずに。

「子供を厳しく育てる。」

それはとても素晴らしいことであります。なぜならそれは、子供の将来を思ってのことだからです。

子供に強く生きて欲しいと願うからこそ、厳しくしてしまうのです。

 

しかし一方で、厳しくするのは子供にとっても負担であることは間違いありません。

だからこそ、全てに厳しくしない、そして笑顔を忘れずに、楽しく子育てする必要があるのです。

明らかに矛盾していることは百も承知ですが、つまりはそういうことなのです。

ぜひ楽しく、そして厳しく子育てしていきましょう!

それでは、また!

 

 

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