違って当たり前!子供の教育方針の違いで夫婦ケンカしない為の3つのポイント!

こんにちは。

 

子供が生まれると、必ず衝突してしまうのが、夫婦での子供の教育方針の違いではないでしょうか。

夫婦と言えど、元は違った家庭に生まれ育った他人でございます。

それ故、価値観も違いますし、特に幼少期に親から受けた影響は決定的に違うでしょう。

ですので、結論から申し上げますが、夫婦での子供の教育方針は違って当たり前ですし、夫婦で教育方針が違うからこそ、良質な教育環境を提供できるのです。

 

私もこれまで何度も子供の教育方針で、夫婦ケンカをしました。しかし私は、夫婦ケンカの末にある結論に行きつきました。

このケンカ、無意味すぎる・・・

子供の教育方針を巡っての夫婦ケンカほど無意味なものはありません。なぜなら、いくら話あったところで議論は平行線だからです。

では、子供の教育方針を巡って夫婦で意見が対立したときは、どうしたらいいのでしょうか。

この記事では、

・子供の教育方針の違いで夫婦ケンカをしてしまう。

・夫婦での教育方針が水と油で合わない。

と、悩むあなたのために、子供の教育方針が違うことでケンカしないためのヒントをお伝えさせて頂きましょう。

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夫婦でも教育方針は絶対に噛み合わない。

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亭主関白な私と女神のように優しい。それはまさに相思相愛、仲良し夫婦でございます。

そんな私とですが、教育方針に限ってはまったく噛み合いません。言うなれば水と油。どちらかと言えば、が水(天然水)で私が油(鉱物油)でしょうか。

私の教育方針は、バリバリの熱血指導系です。教育モットーは、「俺の背中についてこい」でございますので。

おら、行くぞ!やるぞ!ほら、そら、おう、そうだ!いいぞ!いいぞーーーー!!!よくやったーーーー!!!!

・・・まあ、結構暑苦しいのですが、今のところ順調です。

 

それに対しての教育方針は、なるべく子供の自由に。教育モットーは、「外で頑張ってるから、家の中ぐらいゆっくりしよう」であります。

そんなことしていいのかな?ダメでしょ、ね♡

・・・まあ、お優しいこと。その優しさを私にも恵んで頂きたいものでございます。

 

こんな二人の教育方針は、未だかつて1度も噛み合ったことはございません。

仲良し夫婦なのに、教育方針はかみ合わない。これは一体どういうことなのでしょうか。

 

自分が親になったとき、自分の親を手本にする。

仲良し夫婦なのに、教育方針がかみ合わない理由は、ずばり手本としている人が違うからです。

子育ては誰しも未経験で始まりますが、そのとき無意識に自分の親を手本として思い出します

あの時は優しくされて嬉しかったなぁ・・・。あの時は厳しくされて辛かったなぁ・・・。

自分が親にされたことを手本にして、自分の子供への教育・接し方を手探りしていくのです。

そうすると当然食い違うのが、夫婦それぞれのお手本ですよね。

お互いがまったく別の人をモデルとして参考にしている訳ですから、教育方針で意見が食い違うのは当たり前でございます。

 

私は私で、今まで生きてきて苦労したこと、大変だったことを子供に経験させたくない一心で、つい熱く怒ってしまいがちです。

はで、きっとが経験してきた中で思ったこと、感じたことを子供に伝えたいと思っているはずです。

でも私から見ればのやり方は「甘すぎる」し、から見れば私のやり方は「厳しすぎる」訳でして。

・・・ちょっとそれは甘すぎるのではなかろうか・・・ぶつくさぶつくさ・・・

どんなにオシドリ夫婦と言え、子供の教育方針で意見がぴったり重なるのはかなりのレアケースでしょう。

 

教育方針に正解はない。

そして子供の教育方針で忘れていけないことは、「教育方針に正解はない」ということです。

教育方針には必ずメリット・デメリットがあり、「これぞ完璧なる教育だ!」と断言できるものは、この世に存在しません。

私の信じている教育方針に間違いはありませんが、だからと言っての教育方針が間違っている訳でもありません。

また私の熱血的な教育方針が絶対的に正しいとも言い切れませんし、の女神のような優しさも時にはマイナスに作用するときもあります。

つまり教育方針は表裏一体、正解がなくて当たり前なのです。

 

怒る・叱る・怒らない。どれもメリット、デメリットがある。

例えば、子供が悪いことをしたとき、あなたはどんな対応をしますか?

・子供を怒る

・子供を叱る

・怒らない

だいたいこの3つに分かれるのではないでしょうか。もちろん、この3つともどれも正しい教育でありますよ。

ちなみにですが、私はなるべく子供を怒るようにしております。現行犯で捕まえて、「こらッ!」って言って終了です。私は長々と説教しないように心がけているのです。

 

しかしながら子供を怒ることは、よくないと言われる論調もあります。確かに子供を怒ることは、子供にとってストレスであり、素直な心を曲げてしまうかもしれません。

ですが、供を怒ることで伝えられる愛の形もありますよね。

だってほら、ご自身の子供時代を思い出してみて下さいよ。青春真っただ中の反抗期の頃、悪いと分かっていながら、わざと悪いことをして親を困らせていませんでしたか?

そのとき親の困った顔と、本気で怒ってくれたときに、内心「ほっ・・・・」と安心したことはありませんか?

ほ・・・(こんなに悪いことをしたのに、まだ見捨ててくれないんだ・・・よかった・・・)

怒られているのに、本当は嬉しい。これを「愛」と言わずして、なんというのでしょうか。

 

むろん子供をやたらめったに怒ることは、子供を委縮させるので厳禁です。

しかし時と場合を得て怒ることは、ときに子供にとって「良薬口に苦し」となるのです。

 

このようにして、子供の怒り方・叱り方1つをとっても、対応方法は千差万別であります。

ですので、夫婦と言えど教育方針が違うのは当たり前ですよ。ましてやお手本としている人(親)が違うのですから。

子供の教育方針は違って当たり前ですし、どの教育方針が正しくて、どれが間違いだ、という話でもありません。どれも正しいのです。

子供を怒って後悔してしまう方に伝えたい、子供を怒っても後悔しない方法。

2017.11.27

 

子育ての正解は時代と共に変化する。

「子供の教育方針に正解はない!」と断言できる理由として、もう1つご紹介させて頂きましょう。

それは、「子育ての正解は、時代と共に変化するから」ということでございます。

あるべき人物像は時代と共に変化しますし、時代に求められる人物も変わります。そもそも、時代そのものが変化し続けております。

ですので、今あなたが「こうあるべき!」と確信している教育でも、10年20年後にはその考えは時代遅れ、と言われる可能性もあるのです。

 

分かりやすい例をお話しますと、ここ数十年で働き方に対する考えは大きく変わりましたよね。

ほんの10数年前までは、一つの企業に新卒で入社し、定年まで勤めあげる終身雇用という働き方が当たり前でした。

年齢とともに担当する仕事も変わり、給料も増えていくのが当然でした。

ですので、必要とされたのは「忠誠心のある、我慢強い人材」だったことでしょう。

 

しかし時代は変わり、今や大企業ではリストラは当たり前、さらには副業も解禁されるようになりました。

当時を生きる人からしては、「いったい何が起きたの?」と理解できない状況でしょう。しかし現実に時代は変わったのです。

そんな現代に求められる人物は、一つの組織で我慢強く耐えられる人材よりも、流動性があり、なおかつ忠誠心よりも結果を示してくれる人物でしょう。

勤続10年、朝早くから夜遅くまで働きました。休日だって喜んで返上しました。

だから・・・だから・・・まだ働かせて下さいませんか!?

たった数十年で求められる人物は大きく変わってしまったのです。

そしてこれからもAIが発達し、社会はますます変化します。求められることも変化します。

社会が変化し、求められることが変化することは、つまり、教育方針の結果として「こういう人物になって欲しい」、「こういう人間いなれば、将来困らない」というゴールそのものが、時代時代でどんどん変化してしまうことです。

それはすなわち、

・私が子供の頃に、親から教えてもらった「あるべき姿」

・私が今感じている「あるべき姿」

・私の子供がこれから感じるであろう「あるべき姿」

これらは、全部違う「あるべき姿」になるということでございます。

 

言うなれば、今からサッカーのシュートを放とうとしているのに、肝心のゴールが好き勝手に動いているようなものですよ。

狙いすまして真正面にシュー―――ーット!!・・・したつもりが、ゴールが動いて派手に外れました。

だから、子供の教育方針に正解はありません。だって、目指すべきゴールが時代と共にどんどん変わっていくのですから。

それなのに、今ここで子供の教育方針で夫婦ケンカしても、無意味すぎると思いませんか?

 

教育の結果はすぐに見えない。

また教育方針の違いでケンカをしても疲労感しか残らないのは、教育の結果がすぐに見えないことが原因だからではないですか?

子供への教育は気が遠くなるほど根気が必要で、教育の結果は今日の明日で分かるものではありませんよね。

多くは1年、2年と継続し、もしくは5年、10年と長い時間かけることで花開くこともあります。

ですので、例えば私のように熱血指導した方が子供にとっていい影響があるのか、それとものように子供の自由にさせて子育てした方がいいのか、その答えは子供がある程度成長しなくては分かりません。

 

では、結果の分かる「ある程度の成長」とは、いつの頃でしょうか。

反抗期の頃でございましょうか。

それとも就職活動の時期でしょうか。

いやはや、結婚して子供が生まれる時期まで待たねば、結果として判断するには時期早々なのでしょうか。

け、結果が出るまで、長すぎではないでしょうか・・・?

そもそも、教育に対する結果とは何でしょうか。

・私が子供の頃に、親から教えてもらった「あるべき姿」

・私が今感じている「あるべき姿」

・私の子供がこれから感じるであろう「あるべき姿」

もうお分かりにですよね。子供の教育方針で夫婦ケンカすることがどれ程無駄なことなのかと。

子供の幸せは子供が決めます。親が決めるものではありません。

今この瞬間に夫婦ケンカしても、まったく何も生まれません、ただただ疲れるだけでございます。

 

教育方針は夫婦で違うからこそ、意味がある。

教育方針に正解がないことはよく分かりました。

しかし夫婦で教育方針が違うと、お互いのやっていることに「むむむ・・・」と目がいってしまいますよね。

ですが夫婦で教育方針が違っていても、それでいいのです。むしろ、家庭内に複数の教育環境があった方が、子供は健全に育つと感じております。

 

それぞれ違う教育でバランスよく子育てができる。

夫婦で教育方針が異なると、それぞれ違う教育でバランスよく子育てすることができます

部下の育成にもアメとムチが大切と言われる通り、人材の育成、教育にはアメとムチ、つまり厳しさと優しさの両方が大切です。

もしも夫婦で教育方針が違うのであれば、アメとムチで住み分けしてみると、バランスよく子育てできるでしょう。

私もとはまったく教育方針はかみ合いませんが、それでもアメとムチを担当し合って、子育てのバランスが保たれております

 

熱血指導する私と、子供を自由に育てたいは、決して交わることのない教育方針ですが、実は案外絶妙なバランスによって秩序が保たれています。

私がを厳しく怒ったとき、は怒られたショックで「プチパパ離れ」になってしまったことがあります。

パパのことは好きだけど、怖いよう・・・・。

なんと悲しいことでしょう。君のためにと思っていましたが、どうやら行き過ぎてしまったようですね。申し訳ございませぬ・・・。

そんなとき、のフォローがとても絶妙でした。

パパはね、○○くんのことが大好きなんだよ。大好きで、ケガして欲しくないから、怒ったんだよ

の天然成分溢れる優しさは、さぞやの傷心に染み渡ったことでしょう。

そのおかげか、はわずか数時間立たずに、以前のように「パパLOVE」に戻ってくれました。

この反対として、の優しさの上で子供たちが小悪魔に変身しているときは、私の愛のムチによって元のかわいい天使に目覚めさせてあげます。

 

私の厳しさ、熱血だけでは子供はいじけてしまいますし、の優しさだけでは、子供たちは甘えすぎてしまいます。

二人の教育方針はバラバラですが、お互いの欠点を補うようにフォローし合っているのです、それもごく自然に。

・・・なんと・・・これは完全に愛ですね・・・。ふふ

教育方針は違えど、子供を想う気持ちは同じでございます。

夫婦で教育方針が違ったほうが、それぞれのメリットを活かしながら、バランスのいい子育てをすることができますぞ。

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2017.09.11

 

どんなに教育方針を話合ったところで、やる・やらないは子供が決めること。

教育方針は、夫婦お互いに違うからこそ、価値がある。

そう頭で分かっていても、ついつい教育方針について熱く議論してしまうときだってありますよね。

ですが、そんなときこそ冷静になって考えて頂きたいのです。

結局、やるか・やらないかは、子供次第でしょ?

イエス、つまりは、そういうことなのです。

どんなに親が一生懸命子供の教育方針に議論を重ねたところで、結局やるか、やらないかは子供次第なのですよね。

習い事だって、取りあえず「やる」と言っても、子供にその気がなければ真剣には取り組みません。

真剣にやらなければ、どんなに親が熱心に月謝を払い、練習させても、身になることはありません。時間とお金の無駄でございますね。

だから夫婦での教育方針の話は、ほどほどに致しましょうよ。だって、最終的には「子供次第」なのですからね。

 

まとめ:教育方針は夫婦で違って当たり前。

それでは、まとめましょう。

子供の教育方針でケンカしないポイントは、次の通りでございます。

1・夫婦と言えども、教育方針は噛み合わない。

2・教育方針に正解はない。

3・お互いの教育方針が違うからこそ、それぞれのメリットを活かす事ができ、バランスのいい教育ができる。

つまり要約しますと、「お互いの教育方針には口を出すな」、ということでございますね。

お互いがそれぞれの思う「最高の教育」を提供しているのです。それに口を出すのが、ヤボというものです。

しかしとは言え、自分とは違ったやり方をされると気になって仕方ないですよね。

そんなときは、口を出すのではなく、黙ってフォローするようにしましょう。

 

厳しいな・・・と思ったら、そっと子供を甘えさせる。

甘すぎるな・・・と思ったら、ちょっと子供を厳しく怒る、叱る。

 

お互いの教育方針に口を出すのではなく、そっと手を差し伸べてフォローしてあげる。これだけで無駄な争いはなくなりますし、子供への教育もバランスが保たれます。

子供の教育で意見が合わない。それは当たり前でございますよ。ぜひ夫婦で協力して、バランスよく子育てして参りましょう。それでは、また!

 

 

▽子供の前でケンカすると、悪影響が心配です。

子供への悪影響を最小限するには、「あるべきケンカ」をする必要があります。

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▽夫婦ケンカは放置してしまうと、離婚の原因になります。

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