こんにちは。
もし幼稚園の担任の先生が、新卒で新任の先生だったら・・・。
大切な我が子を初めて幼稚園に預けるのに、不安になりませんか?
実は私も、の幼稚園の担任の先生は、新卒で新任の先生でした。
最初は「大丈夫か?」と思う場面もありましたが、入園して半年がすぎた今では、「本当にその先生でよかった」と何度も思っております。
そこでこの記事では、新卒(新任)の先生が担任になって、
・不安だったこと
・よかったこと
・対応方法
をまとめていきたいと思います。
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この記事の概要
ベテラン先生に比べれば、頼りなさそうに見える・・・。
ベテランの先生に比べれば、新卒の新任の先生は頼りなさそうに見えます。
いや、そもそも、比べてしまうこと自体がナンセンスなのかもしれません。
ですが保育料を支払う身としては、先生のスキルをシビアに見てしまいますよね。
だってベテラン先生でも、新任の先生でも、保育料は同じですもの。
園児よりも緊張していた入園式、父親参観。
期待と緊張を抱えながら、初めて幼稚園に行った日のことであります。
今でも忘れることなどできませんよ。新任の先生が今にも泣きそうな顔で、必死に担当のご挨拶をされていた姿を。
私も営業マンですが、人前でしゃべるのとても苦手です。
しかも自分よりも年上の保護者の前でしゃべるなんて・・・!
また私が参加した、父親参観。この日、先生の必死に教えようとする姿に、私は感銘を受けました。
まだ涼しい初夏、先生がハンカチで拭うものは、冷や汗なのか、それとも涙だったのか。
授業(?)そのものは、言ってしまえば「ぐだぐだ」だったかもしれません。
かみまくり、段取り間違い。これはベテラン先生に比べれば、致し方ないかもしれませんね。
しかし私は幼稚園で頑張る我が子の姿が見れただけで、お腹一杯でしたよ。
特に父の日ということで、サプライズでパパの似顔絵&「パパの歌」をプレゼントしてもらいましたからね、感動ですよ。
本当にご馳走様でした。
忘れる事務連絡、配布物。翌日のイモ掘りの持ち物が分からない事件・・・!
一生懸命な新卒の先生の姿は、見ているこちらが応援したくなります。
しかし先生という職業はご多忙な仕事であり、教える・世話をする以外にも、行事の段取りや、事務連絡もやらなきゃいけないみたいですね。
そんな多忙な先生は、事務連絡、家庭への配布物を忘れることが度々ありました。
衝撃を受けたのは、翌日のイモ掘りの持ち物の連絡がなかったときです。
どうやらが幼稚園を休んだときに連絡があり、その後のフォローがなかったようでした。
え?スコップが必要!?ス、スコップーーー!!
そして私はバイクにまたがり、スコップを買いにホームセンターに急行しました。
子供から見た先生は、愛に溢れていた!
確かに不安ですよね。新卒の先生は、親から見れば不安でございますとも。
だけど、新卒の先生が、
・いい先生なのか。
・一生懸命な先生なのか。
・それとも「外れ先生なのか」。
それは幼稚園に通っている子供を見れば、よく分かります。
経験の浅い新任の先生、子供の扱い方が上手くない先生、事務連絡・段取りにミスが多い先生など。
子供に愛される、新任の先生。
親としては不安が残っていましたが、幼稚園に毎日通うにとっては、とてもいい先生なようでした。
何をもって「いい先生」と呼ぶのか?
それは、が先生のことが
「どれくらい好きなのか?」
で判断すれば間違いないでしょう。
のその言葉を聞いて、私はいたく感動しました。
は、人見知りで、恥ずかしがり屋で、シャイボーイで。親として幼稚園に預けるのは、ものすごく不安でしたので。
ちゃんと一人でお着替えできるかな?
トイレはいけるかな?
幼稚園でお友達できるかな?
先生とはなかよくできるかな?
これは私に限らず、初めて子供を幼稚園に預ける親であれば、共感頂けることではないでしょうか。
夜はぐっすり安眠しますが、不安で不安で仕方ないのですよね。
そんな中、から言われた、「先生、大好き」発言・・・。
なんと、パパとママ以外にも、好きな人ができたのでございますなあ。
幼稚園に通っているから愛されている、新卒で新任の先生は、紛れもなく「いい先生」でしょう。
なぜなら、先生の元に通っている子供が、「先生大好き!」と言ってるのですから。この言葉にウソはありませんよ。
あんまりにもが先生大好きって言うものだから、私も戻りたくなってしまいました・・・幼稚園に。
幼稚園からやり直したとしても、また同じところで人生の歯車は狂うのでしょうが、それでも幼稚園に行きたいであります。
子供にとって、楽しい幼稚園生活を作ってくれた、新任の先生。
さらにうれしかったのは、が幼稚園が楽しみにしていることです。
聞くところによると、毎日先生が優しく遊んでくれるし、なんと幼稚園でお友達ができたようなのですよ。
あの恥ずかしがり屋のシャイボーイのに・・・!きっと幼稚園での生活、楽しいのでしょうね。
が楽しめるような幼稚園生活を支えているのは、紛れもなく、担任の「新任の先生」です。
新任の先生の子供たちに対する熱い気持ちと女神のような優しさこそ、が幼稚園を楽しめる根源なのです。
30歳をすぎたオッサンの私は、残念ながら先生との楽しそうな様子を見ることができません。
フェンスごしに片手に望遠鏡を持っていたら、マジで警察に捕まります。
幼稚園に通う子供が、楽しそうに幼稚園に通っている姿こそ全てでございます。
私のが毎日楽しく幼稚園に通えているのは、紛れもなく先生が一生懸命努力してくれたお陰なのです。
私、幼稚園から人生をやり直す覚悟であります。
そもそも、幼稚園は教えてもらう場所じゃない。
新任の先生は「外れ先生」なのか?
入園したときは、ベテラン先生の方がいいのか?
そんな不安な気持ちを持つのは仕方ありません。
園児より緊張している先生を見れば、親としては不安にもなりますよね。
ですが、「外れ先生かも!?」と、先生の対応の不満を言う前に、知って頂きたいことがございます。
幼稚園は、教えてもらえる「チャンスを与えられる場所」であること。
3歳、4歳のお子ちゃまには少々厳しいですが、現実はそうではありませんか?
幼稚園は先生が手取り足とり教えてくれる場所ではありません。
先生に教えてもらえる「チャンスが与えられる場所」なのです。
私たち保護者は、安くない(正直高い)保育料を支払っております。
しかし保育料を払っていると言っても、私たちは幼稚園のお客さんではありませんからね。
と、もじもじしているだけでは、先生は気が付いてくれません。
子供がもじもじして、先生と一緒に遊べないなら、
「どうして、うちの子と遊んでくれないの!?気が利かないの!?」
ではなく、
と、言うのが筋であります。
・・・え?なになに?幼稚園児には厳しすぎるとおっしゃるのですか?
ははー、なるほど、確かに厳しいですね。
なぜなら私は、厳しいことで定評のある亭主関白でございますので。ふふ
ですが逆にお聞きしますが、本当にお金さえ払えば、「何でもやってもらえる」、「教えてもらえる?」と思っているのでしょうか?
・・・違いますよね?
世間の厳しさを知るあなたは、「渡る世間は鬼ばかり」の言葉に大きくうなずくのではないですか?
つまり子供と言えど、少しずつ社会に飛び立つトレーニングをしなくてはいけないのです。
社会に飛び立つために必要なのは、自ら行動し学ぶ積極性ですよね。
そう考えると、新任の先生と一緒に成長していく過程は、まさに社会に出る練習にぴったりだと思いませんか?
保護者も先生を積極的に応援しよう!
「配布物がない!連絡がない!」
けれども、幼稚園の文句を言っても仕方ありません。
愚痴の言ってストレス解消になることはあっても、根本的な問題の解決にはなりません。
ですからそんなときは、先生や幼稚園を応援する立場に回りましょう。
先ほども申した通り、そもそも幼稚園は「やってくれる場所」ではないのですから。
と、言いたい気持ちは分かりますよ。・・・保育料、高いですもの。
しかしやはり、教育産業はお金を払っても、100%お客様になれないのですよ。
それは塾に高い授業料を払っても、本人がやる気にならなければ成績が上がらないのと同じでございます。
月に何万塾に貢ごうが、本人が一生懸命勉強しない限りは、永遠に効果は出ないのです。
これではお客様とは呼べませんよね。
幼稚園も塾も、お金を払って「学ぶチャンスを得る」ということは共通しています。
お金払ったから、「後はよろしく!」とマル投げしないで、親も幼稚園と一丸となり、協力しあっていく必要がございます。
新任の先生だからこそ、得られるものがありますよ。
それでは、まとめよう!
幼稚園の担任が新卒で新任の先生で不安だったこと、よかったこと、対応方法は次の通りであります。
1・親から見れば、新卒で新任の先生は、確かに不安だ。
2・けど子供からすれば、「大好き」な先生。
3・事務連絡、配布物の忘れは地味に困る。
4・幼稚園は、「教えてもらう場所」ではなく、「教えてもらうチャンスを与えられる場所」。
初めての幼稚園は何かと不安が多いものです。
先生が新卒の若い先生だと、親としては不安ですよね。
しかし、そこに通う子供からすれば、あまり新任とかベテランというカテゴリー分けは関係ないようですよ。
それより大切なのは、先生と子供との相性です。そして何よりも、先生の「熱意」が大切でありますね。
ぜひとも子供の楽しい幼稚園生活、応援してあげましょう!
それでは、また!
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