「家の室内の印象は、壁の仕上がりで8割 決まる。」by
こんにちは。
冒頭より自作自演の格言で失礼いたします。
室内の壁の印象が悪ければ、残念な部屋となるほど、壁の仕上がり、つまり「壁仕上がり材の選び方」は重要です。
しかしお尋ねしますが、「注文住宅で選べる壁仕上げ材の種類」と「選び方のコツ」はご存知ですか?
なんとなくで選んでしまうと、後悔しやすいのが壁仕上げ材なのです。
そこでこの記事では、
・注文住宅で選べるおすすめの壁仕上げ材
・壁仕上げ材の選び方のコツ
について、解説させて頂きます。
「壁仕上げ材=壁紙」ではありませんよ!ぜひ最後までお読みくださいませ。
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この記事の概要
注文住宅で選べる、おすすめの壁の仕上げ材の4つの種類!
注文住宅で選べる壁仕上げ材は、おおきく分けて4つあります。
1・壁紙(いわゆる、壁紙)
2・塗り壁(漆喰・珪藻土など)
3・塗料(ペイント)
4・木材(天然木を張り付ける)
おなじみの壁紙は、注文住宅で選べる壁仕上げ材のうちの1つでしかありません。
まずは4つの壁仕上げ材の特徴を解説させて頂きます。
1・壁紙:ローコストで、選べるデザインも多い!
注文住宅の壁仕上げ材で、もっともポピュラーなのが「壁紙」です。
壁紙は、さらに3種類に分類できます。
・合成樹脂(ビニルクロス)
・布(布クロス)
・和紙(紙クロス)
注文住宅で「壁紙」と言われるときは、「ビニルクロス」を指していることが多いです。
ビニルクロスはデザインが豊富にあり、なかには紙のようなデザイン・質感の壁紙もあります。
見た目的には紙でも、材質はビニルクロスでございます。
またビニルクロスには、次のような特徴があります。
【ビニルクロスの特徴】
・耐久性が高い
・掃除しやすい。
・低コストでデザイン豊富。
さらにうれしいのは、デザインが変わってもお値段は大きく変わらないところ。
これなら低コストで希望のマイホームができますね。
2・塗り壁:上質な質感が魅力的!
注文住宅で選べる壁仕上げ材の1つが、「塗り壁」です。
塗り壁とは、漆喰や珪藻土などを壁に塗って仕上げることで、継ぎ目のない壁面ができあがります。
また塗り方次第で壁の雰囲気を変えることができるので、より個性的なマイホームが作れます。
【塗り壁の特徴】
・自然素材のあたたかみがある。
・手作業で仕上げるので、表現力の幅が広い。
・調湿効果(湿度を吸収し、放出する)、消臭効果がある。
・耐火性、耐熱性が高い。
リビング・玄関などのアクセントにおすすめです。
3・塗料:パステルで暖かい雰囲気でリフォームも簡単!
注文住宅の壁仕上げ材は、「塗料(ペイント)」という選択肢もございます。
「・・・え?塗料?マイホームに!?・・・そんなカバな・・・」
あなたはもしや、「塗料」と聞いて少し疑いませんでしたか?
イエス、いいんですよ。ご指摘のとおり、注文住宅で塗料を選択される方は少ないです。
しかし近年魅力が見直され、施工する方も増えてきているのですよ。
塗料で仕上げた壁のイメージは、「あたたかい南欧風のカフェ」でございます。
どうですか?このやわらかい雰囲気。パステルであたたかい質感は、壁紙ではできない魅力です。
リフォームブームにより、自らの手で塗料仕上げをする方もおります。
ま、私は「不器用・オブ・ザ・キング」ですので無縁ですがね・・・。
4・木材仕上げ:木の香りに癒される!
画像引用:羽目板屋どっとこむ
注文住宅の壁は、木材で仕上げることもできます。
加工した天然の木(羽目板・腰板)を壁面に張り付けていくことで、落ち着いた高級感あふれる室内を演出できます。
【木材仕上げの特徴】
・暖かい雰囲気、質感が楽しめる。
・木の素材(スギ、ヒノキ、メープルなど)が自由に選べるので、好みの
・天然木の癒しの香りがハンパない。
高級邸宅にふさわしい魅力がつまっております。
また木材仕上げは、塗り壁と併用すると味わい深くなります。
注文住宅の壁仕上げ材(壁紙)の選び方の4つのコツ!
注文住宅で選べる壁仕上げ材の種類は多く、さらに壁紙のデザインパターンも豊富(多すぎ)です。
途方もなさ過ぎて、もうどれでもいいような気も・・・あべし
多すぎる種類に疲れてしまったときほど、変なモノを選びがちです。
注文住宅の壁仕上げ材・壁紙を選ぶときは、次のコツが大切です。
1・センスに自信がなければ、「無難な色・シンプルなデザイン」がおすすめ。
壁仕上げ材・壁紙の選び方の大前提、それは
インテリアのセンスに自信がなければ、無難な色(白・ベージュ系)のシンプルなデザインにすることでございます。
これに尽きます。
注文住宅の家作りはある種の興奮状態にあり、アドレナリンが出まくっているのですよ。
そのため普段なら選ばない選択肢を、平気で選んでしまうのです。
よし、決まり~♪
家作りの最中はそれでいいかもしれません。住み始めてしばらくも、まだいいでしょう。
ですが入居して1年、2年、5年、10年とたったとき、そのとき攻めの姿勢で選んだ壁紙をまだ愛せますでしょうか?
もしインテリアセンスに自信がないのなら、最初から攻めないことをおすすめします。
・白、ベージュ系の色
・シンプルなデザイン
というビニルクロスを選んでおけば、まず失敗しませんよ。
2・塗り壁・木材仕上げは、リビング・玄関のアクセントに。
注文住宅の壁仕上げ材の「塗り壁」・「木材仕上げ」は高価ですが、独特の質感があり、アクセントに最適です。
玄関・リビングの壁にピンポイントで使うことで、高級感を演出できます。
また壁紙のアクセントクロス(柄が派手で目立つ壁紙)も同様の使い方がおすすめです。
アクセントクロスは安価でありながら、見た目もオシャレなので、つい多用したくなります。
ですがご注意くださいませ。
アクセントクロスを多用しすぎてしまうと、住んでいて疲れる家になってしまいますよ。
だってそうじゃないですか?
家のところどころにアクセントがあったら、その都度目が疲れませんか?
キッチンに入ったら、ピンクのアクセントクロス!
玄関開けたら・・・もう疲れたであります・・・。
インテリアで大切なのは、あくまでも自分が落ち着ける空間であることです。
長年住み続けても違和感がない程度にアクセントは抑えましょう。
3・機能性壁紙という選択肢もある。
壁紙のなかには、「機能性壁紙」というものがあります。
これは通常のビニルクロスに特殊な加工(表面にビニールを張る)をほどこし、汚れ・傷などに強くした壁紙です。
汚れやすい場所は、機能性壁紙を選ぶのもおすすめでございます。
・油がはねるキッチン
・子供の手あかがつきやすい場所
・汚れやすい洗面所
・タバコのヤニがつく部屋
機能性壁紙なら洗剤をつけて拭けば、汚れも簡単に落とせますよ。
4・子供が小さいうちは、安物で十分かも。
子供が小さいうちにマイホームを購入する場合、壁仕上げ材は安物で十分かもしれません。
なぜなら壁は、子供のいたずら(シール・落書き)の被害に合いやすいからです。
新築ピカピカのマイホームも、その状態は1週間と続くでしょうか?
・・・イエス、わが家は無理でした。
ご覧ください。このかわいらしい創作物を。
いや、できない!貼ってよし!!!
今ではすっかり子供たちのシール、落書き・創作物に占拠され、新築だったことすら怪しくなってきました。(まだ5年です)
子供が小さいうちは、安い壁紙で十分かもしれません。
子供が大きくなった頃に、本気を出しても遅くはありませんよ。
また子供の趣向は成長とともに変わります。
子供部屋の壁紙は、キャラものではなく、シンプルなものにしておくと、あとから張り替えなくてすみます。
あとで張り替える前提で、キャラものを選んでもいい思い出になるでしょう。
追加費用は痛いですが、子供のご指名のキャラもの壁紙もありでございます。
大変な子育てだからこそ、あえて楽しみまくるスタンス、私は好きですよ。
まとめ:注文住宅の壁仕上げ材(壁紙)こそ、しっかり選ぼう!
家の室内の印象は、壁の仕上げによって決まります。
ですので、注文住宅の壁仕上げ材は、じっくり吟味したいところです。
【注文住宅で選べる壁仕上げ材】
・壁紙
・塗り壁(漆喰、珪藻土など)
・塗料(ペイント)
・木材仕上げ
また壁紙(壁仕上げ材)を選ぶコツは、次の4つです。
1・センスに自信がなければ、無難な色・シンプルなデザインを選ぶ。
2・塗り壁、木材仕上げは、リビング・玄関のアクセントに。
3・「機能性壁紙」という選択肢もある。
4・子供が小さいうちは、安物で十分かも。
壁紙の種類は多く、選ぶのが大変ですので、時間をかけてじっくり選びましょう!
ぜひ素敵な家作りを。それでは、また!
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壁「紙」だけに、紙だと信じていたのですが・・・。