こんにちは。
私が建売住宅を購入してから491日が経過しましたが、購入前に実施したシュミレーションから色々と誤算が発生していることに気が付きました。
とくに「教育費の増加」、これは正直しんどいですね。
そこで今日は住宅購入後、教育費の増加による住宅ローン返済の誤算について書いていこう。
幼稚園代として、150万準備したけれど・・・・
来年からが地元の幼稚園に通うので、その幼稚園代として事前に「150万」、準備しました。
そして2歳差の次男もいますので、今はせっせと次男の幼稚園代を準備しております。
ですが、私の準備を越える教育費が襲いかかってきているのです。
イエス、それは、「習い事」です。
これは完全に守備範囲外でありましたね、習い事は。
私は音楽が大好きで、高校では吹奏楽部でパーカッションを。大学ではオーケストラで、フルートを。そしてバンドで、ドラムを叩いておりました。
さらに大きな声では言えませんが、私はなんと3歳からピアノという英才教育を受けて育ったのですよ。
もちろん()、才能と努力が足りなくて花は咲きませんでしたけどね。
そんな私の影響を受けてか、も音楽が好きなようです。
部屋の至る所で、「エアピアノ」を演奏しているし、2階に置いてある電子ピアノで練習する(遊んでる)ことも多い。
そして先日、とピアノジャズのDVDを見ていた時、ふとが「ボク、ピアノやりたい!」と、言いだしたのですよ。
と、その一言で瞬時に「ピアノ教室=月謝」、というシュミレーションまで計算しましたけど、その後から「ピアノやりたい!!」と、懇願されない為、現在はピアノ教室に通っていません。
・・・まずは私が教えることと致しましょうか。
しかし、もしもその時、が本気で「ピアノやりたいよ!」って懇願したら、私はどうしたでしょうか。
それは考えるまでもない。
答えは、「よし、やろう!パパも頑張るよ!」じゃないですか?
一度踏み入れたら抜け出せない。教育費は、底なし沼だ。
私のがピアノをやりたいと言ったら、私は迷わずピアノを習わせてあげます。
スイミングがしたいと言えば、もちろんスイミングに通わせてあげます。
私立大学に行きたいと言ったら・・・、どどどうしよう。と、いいながらしっかり行かせてあげます。
それは親の所得で、子供の人生の可能性を狭めたくないからです。
しかし、私の経済力がそこまで対応できるかどうかは、これまた別の話じゃないですか。
子供の教育費の増加は、必ずどこかで「歪(ひずみ)」が生まれます。
特に私みたいな年収400万世帯では、何かをしたいならば、何かを諦めなくちゃいけないことが多いのです。
日常の生活には不自由しなくても、あれもこれも自由に選ぶことはできません。それが年収400万なのです。
念入りに住宅ローン返済のシュミレーションをしても、所詮は人間なのですよ、預言者ではありません。
私があれほど夜中まで頑張った返済シミュレーションが、住宅購入後491日で大幅変更のフラグが立ってますからね。
今回はのふとした一言でしたが、そんなシーンがこれから何度も訪れることでしょう。
その度に、「子供に何かやらせてあげる」かわりに、「何かを失う」、「何かを我慢する」可能性があるのです。
こうして、一歩、また一歩と教育費という底なし沼を進んでいくのですね、私は。
終わりなき、進軍。着地点なき、ジャンプ。
住宅購入時、年収300万であった私には、住宅購入する為に「見切り発車」する必要がありました。
力強く、勢いを付けて、離陸しなければ、家族みんなで住める「家」を手に入れることはできなかったのですよ。
しかーし!力強く離陸したはいいものの、私は着地点、そして床がないことに気が付いてしまいました。
・家を買った!
・子供が大きくなった!
・幼稚園が始まった!
・子供の興味が広がった!
・友達が増えた!
・やりたいことができた!夢ができた!
それは親としては非常にうれしいライフイベントですが、これらは全部、着地点がありません。
いつになったら着地できるのだ!?いや、これはいつまで経っても着地できない。
そして、着地することなく、深海へと沈んでいくのだ、私は・・・。
今ではすっかり亭主関白なオヤジになりましたが、こんな私にだって若い頃にはそれなりに夢がありました。
きっと「ジャズ・フルーティスト」としてメジャーデビューすると言う、果てしない夢だったと思います。
もちろん、その夢は今も叶ってません。
でもそんな夢に向かって、誰もが思いっきり、勢いをつけて離陸します。例え着地点がない離陸だったとしても。
仮に着地点がないことを知っていても、離陸しなくては次の世代が押し寄せてきます。
夢破れ、離陸に失敗しましたが、私は親となりました。
結果はどうあれ、親となって、わが子を離陸させる立場となった訳です。
自分がした苦い経験を、「わが子にはさせたくない!」と、努力するのが、まさに親心。
その親の苦労が情熱となり、金となる。それが「底なしの教育費」になるのでしょう。
義務教育だけではすまない問題がここにあります。
1度踏み入れたら、子供が辞めるまでは、後戻りはできないのが、教育費。
1度支払ったら、最後まで支払うのが、教育費。
今後、教育費が増えることはあっても減ることは非常に考えにくいです。
まとめ:教育費は誤算だらけ。気を付けよう!
それでは、まとめよう!
年収400万での住宅ローン返済の誤算は次の通りであります。
1・幼稚園代は住宅ローン返済のシュミレーションに入れてたけど、「習い事」がノーマークだった。
2・習い事は、子供が「やりたい!」と、言う限り増え続けて行く。
3・親の苦労が教育の情熱となり、「底なしの教育費」となる。
私も住宅購入時にハウスメーカーから、「借入は収入の25%なんて普通ですよ。」と言われましたけど、ハウスメーカーの言う通りに借入してたら、今ごろ家計は火の車になっていたでしょう。
そんなことをしたら、残念ながら子供と共に、夢のマイホームが傾いてしまいそうだ。
予想以上に、子供の教育費は底なし沼だった。
住宅ローンを返済額を極限まで抑えて、どうやら正解であったようです。
それでは、また!
追記:その後は、4歳になったときにピアノ教室に通い始めました。パパは頑張ります。