こんにちは。
「営業しているけど、最近どうもやる気が出ない・・・。」
そんな時ってありませんか?
営業は一人で行動することが多いので、自分で自分のメンタルを上手に管理しないと、ちょっとしたことでやる気を失いがちです。
そんな私も営業マンを8年間する中で、何度もやる気が出ない壁を乗り越えて参りました。
そこでこの記事では、営業マンがやる気が出ない原因と、やる気を上げる方法について解説させて頂きましょう!
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この記事の概要
営業のやる気が出ない原因。
そもそも、どうして営業でやる気が出ないのでしょうか。
あなたのやる気が出ない原因は、次の3つではありませんか?
1・やっても給料が上がらない。
これは致命的でございます。そしてやる気が出ない原因で、もっとも大きな要因ではないでしょうか?
一生懸命営業して、一生懸命売上を上げても、思ったほど自分の給料が上がらなければ、営業する気が出ないというものです。
やってもやらなくても、もらえる給料が同じなら、誰だってやらなくなります。当然でございます。
しかし「時は金なり」ですので、モチベーションの上がらない仕事には、早々に見切りをつけることが必要かと思います。
2・どうせダメだと思ってしまう。
営業でやる気が出ないのは、営業しても「どうせダメだろう」と思ってしまうからではありませんか?
営業の経験を長く積むと、「売れる」・「売れない」の予測がつくようになります。
しかし予想ができるようになると、やりもしないのに「どうせ売れないだろう」と、自分の中での怠慢が生まれ始めるのです。
この怠慢は早めに潰しておかないと、あっと言う間に体中に転移して、やる気が出ない病にむしばまれてしまいますよ。
・・・はぁー、やる気が出ませんなぁ・・・。
怠慢を放っておくと、行動しない完全なるダメ営業マンが出来上がってしまいます。
3・すぐに売上に結び付かない。
あなたのやる気が出ない原因は、営業してもすぐに売上に結び付かないからではありませんか?
訪問販売のように、営業してすぐに契約(販売)する仕事もありますが、法人営業のようにお客さんを訪問してから売上に結び付くまで、長い時間のかかる仕事もあります。
法人営業なら結果が出るまで、1年、2年、長い時で5年・・・と、気が遠くなる期間が必要なときもあります。
やってもやらなくても同じなら、もう私はやりたくありません。
そうして撒いた種が花開くことなく、腐った営業マンが出来上がってしまうのであります。
営業のやる気を劇的に上げる方法。
モチベーションが下がりやすい営業マンは、自分でセルフコントロールして、やる気を上げることが必要です。
「ここ最近、やる気が出ない・・・」と感じたら、次の方法をお試しくださいませ。
欲しい給料を唱えて、自己暗示してみる。
営業のやる気が出ない時は、自分の欲しい給料を念仏のように唱えてみましょう。
・・・やっぱり600万。いや、700万あったら人生勝ち組だな・・・えへ・・えへへへ・・・
これは無意味な妄想のように聞こえるかもしれません。
しかし実はこれは、欲しい給料を念仏のように唱えることで、自己暗示(セルフコントロール)をかけているのです。
自分の心の奥にある潜在意識に、「こうありたい」と強く願うことで、なりたい自分になる為の行動を誘導させること。
自己暗示をすることで、無意識になりたい自分になる為の行動が取れる。
欲しい給料を唱えて自己暗示をかけることで、自然とそれを実現する為に「お客さんを訪問しなきゃ!」と思えるから不思議なのでございます。
給料が増えた時の生活をイメージしてみる。
それでもやる気が出ないなら、より具体的に給料が増えたときの生活をイメージしてみましょう。
・今より収入が10万増えた。
→外食で値段を気にせずご飯を楽しむことができるようになるかもしれない。
・今より収入が50万増えた。
→ディズニーランドで、心おきなく遊べるようになるかもしれない。
収入が増えれば、その分だけ生活が豊かになります。
夢みた豊かな生活を手に入れるには、まずは今目の前のお客さんに訪問するしか道はありません。
半日だけ集中して営業してみる。
やる気がないとダラダラしてしまい、罪悪感と自己嫌悪で、さらにやる気がなくなる悪循環に陥りがちです。
自滅へのカウントダウンを抜け出すには、あえて時間を区切って集中して営業することがおすすめです。
例えば1日で10件のお客さんを訪問しているとしましょう。これを集中して半日で10件、訪問してみるのです。
・・・はれ?半日で10件訪問できてしまいましたぞ!?
これはいかに普段の営業が無駄で溢れているかを物語っております。
スマホ片手にタバコぷかぷか。営業している時間より、休憩時間の方が多くありませんか?
ダラダラした時間を過ごすと、やる気もモチベーションも上がりません。
あえて時間を区切ることで自分を追い込み、集中して営業する時間を作るとやる気も出てきますよ。
セルフノルマを作ってみる。
そして最後に、やる気が出ないときは、自分で独自の「セルフノルマ」を作ることがおすすめです。
セルフノルマとは、その名の通り、自分で自主的に設定するノルマのことでございます。
・・・嫌であります。
ご安心下さいませ。
ノルマと言っても、このセルフノルマは、「達成することが楽しいノルマ」なのであります。
セルフノルマを設定するときは、結果が見えずらい営業の仕事を見えやすくしてあげること(仕事の見える化)がポイントです。
例えば訪問件数も、ただ1日5件、10件と数えるだけでは全然面白くないし、どれだけ仕事をやったのか実感しにくいです。
そこでセルフノルマとして、毎日の訪問件数をエクセルに打ち込んでみましょう。
一週間分の訪問件数を入力してみると、この場合は一週間で35件の訪問で、一日平均7件訪問したことになります。
さらに翌週も同じように訪問した件数を入力していくと、
このように第二週は合計36件の訪問、一日平均7.2件の訪問ということになります。
「売上は全く同じでも、取った行動が違う」
ここがセルフノルマの重要なポイントなのです。
営業は行動(訪問)してから結果(売上)になるまで、とても時間がかかる仕事です。
だからついつい「やってもやらなくても同じ」と感じてしまい、やる気をなくしてしまうのですよ。
しかし実際には、例え目に見えなくても日々の行動の積み重ねは、やがて大きな結果となって返ってきますよね。
つまり、セルフノルマを課して、日々の行動を「見える化」することで、モチベーションを保つことができるのです。
やる気を失わず日々の行動を積み重ねることで、大きな結果(売上)を得ることができます。
サボるときは、ルールを明確に。
とは言っても、やはり営業マンですもの。時にはサボることだって、必要不可欠であります・・・よね?
しかしそんなサボるときは、サボるルールを明確にしておくことが重要でありますぞ。
・セルフノルマを達成するまでは、サボらない。
・大口契約を取ったら、ちょっとサボっていい。
・仮眠すると集中力が切れるから、仮眠するときはセルフノルマを達成してから。
などなど、息抜きとも言うべきサボりには、明確なルールが必要です。
明確なルールがないと、ずるずると自堕落の底なし沼に落ちて、戻って来れなくなりますよ。
まとめ:上手にセルフコントロールして、やる気を上げよう!
それでは、まとめましょう。
営業でやる気がでない原因と、やる気を上げる方法は次の通りであります。
【やる気が出ない原因】
1・やっても給料が変わらない環境。
2・どうせやっても無駄と思ってしまう。
3・すぐに売上に結び付かない。
【やる気を上げる方法】
1・欲しい給料から必要な売上を逆算してみる。
2・給料が増えたときの生活をイメージしてみる。
3・半日に集中して営業してみる。
4・セルフノルマを設定し、日々の営業の成果を「見える化」する。
売上は今日一日、一生懸命営業したところで急に増えたりしないものです。
だからこそ、先の見えない売上に営業マンはやる気をなくしがちなのですよね。
そんなときは、ぜひセルフコントロールとセルフノルマを上手に使って、モチベーションを上げていきましょう!
それでは、また!
次の記事はこちらです。
あなたは営業に向いていますか?身近な例えで解説させて頂きました。
・・・コンビニにで立ち読みでもしてましょうかね。