こんにちは。
新規営ほどストレスが溜まる仕事はない。
これは8年間、新規営業をやり続けた私の結論でございます。
お客さんから門前払いさせることもあれば、ゴキブリのような扱いをされて追い出されることもあります。
非人間的な対応を繰り返されれば、誰だって限界を迎え、心が折れてしまいます。
ですので、辛い新規営業をやるには営業テクよりも、「いかに自分の心を折らせないか?」が大切になるのです。
どんなに営業テクを学んで売上を上げても、ある日突然心を折られてしまったら、そこで試合終了ですから。
そこでこの記事では、辛い新規営業で心が折れてしまったときに実践したい、心が軽くなる営業方法について解説させて頂きます。
辛い新規営業で心が折れてしまったあなた。ぜひ記事を最後まで読んで、再び闘志を燃やしましょう!
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この記事の概要
新規営業が辛いときに実践したい、心が軽くなる営業方法。
「新規営業が辛い・・・辛いよぅ・・・。」
新規営業は辛いものとは言え、あまりにも非人間的な対応をされたら、屈強な営業マンだって心が折れてしまいます。
あなたの大切な心が折れてしまったら、もしくは折れそうになったら・・・。
そんなときは決して自分を責めず、静かに次のことを実践してみてください。
タイミングを変えてみる。
新規営業が辛い、心が折れそうだ。
あなたの心がSOSサインを出しているときは、営業するタイミングを変えてみることが必要です。
なぜなら新規営業で、最も大切なのはタイミングだからです。
キレイな営業トークでもなければ、相手を誘導させる切り返しトークでもありません。
タイミングが命なのです。
今日訪問して門前払いにされても、明日行けばうまく商談がまとまる・・・というケースは、新規営業ではよくある話です。
新規営業でうまくいかない原因は、
・たまたま担当者がいなかった。
・たまたま競合他社から買ったばっかりだった。
・たまたま訪問した顧客との相性が悪かった。
などなど、タイミングによるところが大きいのです。
ですので、新規営業でむげに断られても、必要以上に自分を責める必要はありません。
それよりも、まずは一歩踏み出した自分をほめてあげましょう。
「新規営業が辛い、心が折れそうだ」と思ったら、まずは営業するタイミングを変えてみましょう。
新規営業、とくに初回訪問は確率要素が絡んできます。ですので、タイミングを変えることで、同じ条件でもうまくいくことが多いですよ。
今日ダメだったとしても、明日、来週、来月、ふらっといってみると、案外うまくいったりするものですから。
契約が取れないのは、自分のせいではない。
新規営業で辛いのは、契約が取れないときではないですか?
飛び込み訪問がイヤでも、やった先に契約が取れるご褒美があるなら頑張れます。ですが、そうそう簡単には契約は取れないですものね。
しかも契約が取れないと、会社に戻ってから上司に追い詰められるのですよ。
「こんな商品、誰だって買わないよ。」
あなたは心の中で、本当はそう思っていませんか?でも上司の前では、口が裂けても言えませんよね。
しかし契約が取れないのは、事実そうなのですよ。悪いのはあなただけのせいではないのです。
なぜなら契約が取れるのは、次の数式に当てはめることができるからです。
仮に
訪問件数:100件
営業マンのスキル:0.5
商品の魅力:0.5
タイミング:0.5
として、契約数をシミュレーションしてみましょうか。すると、
=12.5
つまり、100件訪問して12.5件の契約が取れることになります。
では同じ営業マンが「こんな商品売れないよ!」という悪質な商品(商品の魅力0.1)を営業すると、どうでしょうか?
=2.5
なんと、契約数はたった2.5件になるではありませんか。
同じ営業マンが、同じように営業しているのに、売る商品によって契約数は変わります。(言われてみれば当然ですね。)
このようにして、契約が取れない原因はあなただけのせいではないのです。だから契約が取れなくても、必要以上に自分を責める必要はありません。
新規営業で心が折れそうなときほど、「自分は悪くない」と自己肯定してあげることが大切です。
自分を必要以上に責めないことで、自信をもって次のお客さんに営業することができるのですから。
1回の訪問は短くする。
また新規営業が辛いと感じているときこそ、1回の訪問時間を短くするべきです。
訪問して「いりません」、「不在です」と言われたら、潔く退散しましょう。
訪問時間を短くする理由は、2つあります。
まず1つは、訪問時間が長いとお客さんに「ウザい」と嫌われてしまうからです。
・断っているのに、帰ってくれない。
・いらないと言っているのに、引き下がらない。
これも一生懸命な営業の表れですが、お客さんからしたらウザいこと極まりない訳でして。
ウザイ営業をすると、売れるものも売れませんし、何よりあなたの大切な心が折れてしまいます。
もう1つの理由は、しつこい営業をしてお客さんに嫌われると、お客さんからの扱いが酷くなるからです。
いや、まぁ、そりゃそうですよね。
お客さんも営業マンに帰ってもらおうと、必死になって抵抗しますから。全身全霊をもって追い出そうとしますもの。
もはや限界であります・・・ぐふ・・・。
新規営業で心が折れかかっているときに酷い仕打ちを受けると、それが決定打になり、心が完全に折れてしまいます。
新規営業で辛い時こそ、1回の訪問時間は短く、断られたらすぐに引き下がる。
それはお客さんのためでもあり、自分の心を守るためでもあります。
「営業してもいい許可」をもらうと、気持ちが楽になる。
そして最後に、新規営業で心が折れない秘訣をお伝えしましょう。
それはお客さんから「営業してもいい許可」を頂くことです。営業していい許可を頂ければ、むげに酷い扱いされることはなくなりますよ。
営業してもいい許可をもらうには、特別なスキルは不要でございます。お客さんを営業で訪問したときに、
と、尋ねるだけでOKですから。簡単ですね。
お客さんから営業の許可が頂ければ、次回からはお客様公認の営業をしているのでございますから。
堂々と営業すればいいのです。心が消耗して折れることもありません。
まとめ:営業テクよりも、まずは心を折らせないことが大切。
「新規営業が辛い、心が折れそうだ・・・。」
新規営業はとても精神的に負荷のかかる仕事なので、あなたの大切な心が折れてしまいます。
ですので「もう辛い、限界だ・・・」と思ったときは、次の営業方法を試してみてください。
1・営業のタイミングを変えてみる。
2・契約が取れないのは、自分のせいではない。
3・1回の訪問時間は短くする。
4・お客さんから「営業してもいい許可」をもらう。
新規営業で優先すべきことは契約を取ることではなく、あなたの大切な心を守ることです。
あなたの大切な心を守ることで、辛い新規営業も継続できるのです。
辛い新規営業だからこそ、笑顔を忘れずにやりたいものですね。
あなたの心が折れそうになったとき、ぜひ心を軽くする営業方法を試してみてくださいね。
それでは、また!
あなたは営業に向いていますか?
営業の適性を分かりやすい例えで解説しました!記事の最後には適正診断もあります。ぜひお読みくださいませ。