注文住宅の外壁材の種類を徹底比較!大手ハウスメーカーのおすすめ外壁材とは?

こんにちは。

 

外壁は家の印象を大きく左右します。せっかくの新築ですから、こだわってオシャレな外壁にしたいですよね!

外壁材を選ぶときは、

外壁を選ぶポイント

・デザイン性。

・汚れにくさ。

・メンテナンス頻度(10年に1回、30年に1回なのか?)

デザインだけでなく、機能性も考慮して選ぶのがコツでございます。

 

この記事では注文住宅で選べる外壁材の種類を徹底比較させて頂きます。

大手ハウスメーカーで採用される、独自開発の外壁材もご紹介します。どうぞ最後までお見逃しなく。

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注文住宅で選べる外壁材の種類と特徴を比較する!

注文住宅で新築を建てるとき、選べる外壁材は大きく分けて4つあります。

1・サイディング 窯業サイディング 一般的なサイディング。新築の8割がこれ。
金属サイディング 耐久性の高いガルバリウム鋼板など。20年耐久。
木質サイディング 木のパネルを取り付ける。
樹脂サイディング 水・湿気をほとんど吸わない。
2・モルタル塗り(コテ・吹付) リシン ツブツブした粗い表面が特徴
スタッコ リシン仕上げよりも厚めに仕上がるので、重厚感や高級感
スキン 砂、石、セラミックなどを吹き付ける。
左官仕上げ 手塗りの模様が美しい。
3・タイル Ⅰ類(磁器質) 水をほとんど吸収せず、硬く耐久性が高い。
Ⅱ類(せっ器質) 透明性や硬さはないため、表面に加工を施すことが可能。
Ⅲ類(陶器質) 吸水性が高い、内装タイル。
4・ALC(コンクリート) 軽くて断熱性に優れるが、水に弱い。

 

・・・とにかくたくさんあります。

 

ですがほとんどのハウスメーカーで採用されるのが、サイディング(窯業サイディング)です。

とくにローコストハウスメーカーでは、ほぼサイディング一択でございます。(クレバリーホームはタイルが標準装備)

 

外壁材によって外観のオシャレ度が変わるのはもちろん、機能・メンテナンス頻度も変わります。

また選ぶグレードによっても、性能はぜんぜん違いますよ。外壁材の種類だけでなく、

・メーカー

・商品名

・型番

まで、きっちり選ぶことが大切です。

このサイディングは「ニチハ!」「モエンサイディング!」

・・・はて、「S」なのか「M」なのか、記載がありませんぞ・・・?

あらやだ、ちょっと日本語に聞こえないわ・・・。

細かいところで性能が決まります。どうぞ重箱の隅まで突きまくりましょう。

 

サイディング

日本の住宅シェアNo.1、それはサイディングでございます。

ほとんどの新築住宅はサイディングで建てられる、驚異のシェアっぷりであります。

 

サイディングとは、サイディングボード(パネル)を外壁に取り付ける工法のことです。

施工が簡単で、短い日数で取り付けられます。作業者のレベルによって、品質に差が出ないのもメリットです。

 

取り付けるサイディングボードによって、サイディングの種類が別れます。

サイディング 窯業サイディング 一般的なサイディング。新築の8割がコレ。
金属サイディング 耐久性の高いガルバリウム鋼板など。30年耐久。
木質サイディング 木のパネルを取り付ける。
樹脂サイディング 水・湿気をほとんど吸わない。

それぞれの特徴を比較していきましょう。

 

窯業サイディング

14mmサイディングは質感に欠ける。

本物そっくり?なデザインに仕上げた窯業サイディング。こちらは14mmの低グレードモデル。

窯業サイディングは、セメントを主成分に木質成分を加えたものです。

価格が安くて施工が簡単なので、モルタルに変わる外壁材として急速に普及しました。普及しているサイディングのほとんどが「窯業サイディング」なので、単に「サイディング」と呼ぶときは「窯業サイディング」を指しています

窯業サイディングのメリット・デメリットをまとめると、次のようになります。

窯業サイディングのメリット

・価格が安く、施工が簡単。

・デザインが豊富。

・グレードの高いものは、安くて耐久性がある。(30年耐久)

窯業サイディングのデメリット

・グレードの低いものは、定期的なメンテナンスが必要(5~10年に1回)

・質感は本物(タイル・レンガ)には敵わない。

・ほとんどの家がサイディングなので、個性に欠ける。

サイディングで問題とされてきたデメリットが、メンテナンス周期が短いことです。

・サイディングの再塗装:5~8年に1回。50~100万円。

・コーキングの打ち換え:5~10年に1回。20~50万円。

再塗装・コーキングの打ち換えを同時に行うと、1回あたり150万円ほど。これを住宅ローンを払いながらポケットマネーから払うのですから、本当に恐ろしいですよね。

 

サイディングでは、コーキングのメンテナンスも必要です。

コーキングとは?

サイディングボード同士の隙間を埋めるための柔らかい材料。樹脂、シリコンなどが入れられる。

サイディングのコーキングは劣化する。

目地のコーキングのメンテナンスの方が高い。(5~10年に1回)

サイディングボードの隙間をぷにぷにしたコーキング材で埋めるのですが、こいつの劣化が激しいのですよ。

紫外線にやられると、固くやせ細ってしまい、そこから雨漏りしてしまいます。

サイディングはまだ元気なのに、コーキングが紫外線にやられて瀕死であります・・・。

メンテする余裕はないですが、これをしないと雨漏りで家がヤバいことに。詰んだ・・・。

かつてはサイディングのメンテナンスを適切にできず、劣化したまま放置される家庭が多かったです。

 

しかし近年の技術開発により、コーキングを使わない「目地なしサイディング」が登場しました。

目地なしサイディング

目地のないシーリングレス・サイディングも登場。少し初期費用がかかるものの、トータルコストは安くなる。

目地なしサイディングでは、サイディングボードを重ねるようにジョイントさせていくため、コーキングを使いません。

その結果、メンテナンス費用を大幅にカットしました。

ただし目地なしサイディングでも、窓周辺にはコーキングを使います。

まったくの「ゼロ」にはなりません。ご注意くださいませ。

 

金属サイディング

画像:リフォームスタジオにしやま

サイディングはメンテナンス費用が心配だなぁ・・・しょぼん

というマダムに激しくおすすめしたいのが、金属サイディングでございます。

金属サイディングとは、金属のボード(パネル)を壁に貼り付ける工法です。

もっともメジャーな金属はガルバリウム鋼板。通称「ガルバ」と呼ばれたりします。(ガンダムのガルマっぽいですね☆)

金属のメタリックな印象で、モダンでクールなデザインに仕上がります。

さらにガルバリウム鋼板は耐久性が高く、再塗装のスパンが20年~30年と長いのがうれしいところ。

 

しかしながら金属は熱伝導率が高く、熱を伝えやすいデメリットもございます。

そのため金属サイディングは、「断熱性が低い!」と言われてきました。

しかし近年では断熱材を鋼板でサンドイッチしたタイプも発売されており、これまでのデメリットを克服しつつあります。

断熱材入り金属サイディングは、熱伝導率が低い。

断熱材入り金属サイディングは、熱伝導率が低い。

金属サイディングメーカー「アイジー工業」のデータをもとに作成。

こちらは外壁材の熱伝導率をまとめたものです。数値が低いほど熱を通しにくく、断熱性が高くなります。

完全にデメリットを克服して、一皮剥けましたな・・・。

おめでとう!!!

 

木質サイディング

せっかくのマイホームだから、木のぬくもりが感じる家に住みたいなぁ・・・。

というマダムにそっとおすすめしたいのが、木質サイディングでございます。

木質サイディングは、木の板を壁に張り付けていく工法です。

自然の木を使った暖かい風合いが人気で、美しい木目はまさに芸術でございます。また経年劣化によって、木が古く美しくなるのも魅力の1つです。

木のパネルを外壁に貼り付けていく。経年劣化で美しくなる。

木質サイディングのメリットはデザイン以外にも、

木質サイディングのメリット

・断熱性が高い。

・吸放湿性がある。

・適切にメンテナンスすれば、長く使える。

というメリットがあります。

 

ただしデメリットとして、

木質サイディングのデメリット

・水に弱く、乾燥が不十分だと腐ってしまう。

・火に弱い。

・小まめなメンテナンスが必要。(10年に1度の再塗装)

・痛みが激しい部分は取り換えが必要。

・取扱店が少なく、費用が高額になりがち。

などがあります。

美しい美観を保つには、小まめなメンテナンスが必要です。

手間暇さえかければ、長く楽しめるのですな。手間暇さえかければ・・・。

無垢もそうですが、手間さえかければ、本当にいい素材なんですよね、木って。

 

樹脂サイディング

水分をほとんど吸わず、目地もない。雨漏りに強い樹脂サイディング。

メンテナンスは気になるけど、金属の冷たい印象はなんかヤダな・・・

というマダムにさりげなくおすすめしたいのが、樹脂サイディングでございます。

樹脂サイディングは日本ではあまり普及していませんが、アメリカ・カナダで広く一般的に使われております。

樹脂サイディングのメリット

・撥水性が高く、水や湿気をほとんど吸わない。

・耐久性が高い。

・潮風によるサビ、腐食がない。

・重ね張りできるので、シーリングが必要ない。

・軽量なので施工が簡単。地震にも強い。

樹脂サイディングのデメリット

・施工事例が少ない。

・紫外線によって劣化してしまう。

・質感に欠け、重厚感・高級感を演出しにくい。

高いメンテナンス性があるものの、やはり気になるのは樹脂特有のデザイン性でしょうか。

樹脂ゆえに高級感が出しにくく、どこかツルツルした印象になってしまうのが残念なところです。

ポジティブに捉えれば、アメリカンな印象、とも言えますがね。

デザイン性だけでなく、機能もしっかり選びたい方におすすめですよ。

 

モルタル

サイディングは工業製品です。均一な品質がメリットでもあり、デメリットでもあります。

そのためせっかくのマイホームなのに、画一的になってしまうのですよね。言ってしまえば、味がない!

 

「マイホームの外観は、人とちがうのがいいっ!」

 

・・・というマダム。モルタル外壁はいかがですか?

モルタルは水とセメント・砂をまぜたもので、サイディングにはない自然な風合いとオリジナル感があります。

モルタルの工法は、「吹付」と「左官仕上げ」の2種類です。

↑こちらはモルタル吹付の様子。膨大な塗料が飛び散ることから、最近ではあまり見かけません。

 

サイディングが普及するまでは、モルタルが主要な外壁でした。

ですがサイディングの方が施工が簡単でコストが安いことから、外壁の主流はサイディングになることに。

今では新築でモルタルを選ぶ方も少なくなりました。

多くのハウスメーカーで、サイディングが標準装備になっていることも原因でしょう。

 

すっかりレアな存在になったモルタルには、次のメリット・デメリットがあります。

モルタルのメリット

・サイディングのような工業的なデザインにならない。目地もない。

・職人が手作業で施工するので、味わい深いデザインになる。

・配合、塗り方を工夫することで、デザイン性が高くなる。

・和風、洋風、どちらでもイケる。

モルタルのデメリット

・作業に時間がかかり、コストが高くなる。

・ひび割れ、クラックが発生する。

・定期的な補修が必要。

・ひび割れを放置すると、雨漏りの原因になる。

・モルタルの種類によっては、汚れが目立つ。

モルタルの魅力は職人の手作業によるデザインです。

しかし汚れやすさなどの機能面では、サイディングに劣ってしまいます

 

モルタルは、表面の仕上げ方法・配合する材料によって、次のように種類(呼び方)が変わります。

 

リシン

画像:https://www.gaihekitosou-partners.jp/outer-wall-material-1319.html

細かく砕いた石とセメントを混ぜたものを吹き付ける。ツブツブした粗いデザインが特徴。汚れやすい。

1970~1980年代に多くみられましたが、最近はあまり見かけません。

 

スタッコ

画像:http://www.gaiso-kyoto-m.co/staff_blog/detail/?sid=2181

リシンをさらに厚く仕上げたのが、スタッコ。リシンよりもずっしりと重みのある外観になります。

ただしこちらも新築ではあまり見かけません。

 

スキン

画像:https://officechamp-renewal.com/guide/gaiheki_moyo.html

細かくくだいた天然石・陶磁器を原料にして吹き付けます。

リシンと同じくツブツブ感があります。スキンは天然石のキラキラした高級感があるのが特徴です。

 

左官仕上げ

職人が手作業でモルタルを塗りつけます。コテによる仕上げ方法によって、デザインが変わります。

腕のいい職人さんの左官仕上げは、見ているだけで惚れ惚れしますよね。しかしその反面、職人さんのレベルに左右されてしまうのが、残念ポイントであります。

 

タイル

大手ハウスメーカーで採用されることの多い、タイル外壁。

タイル外壁の特徴といえば、耐久性の高さでございます。

タイルのメリット

・耐久性が高く、ほぼノーメンテナンス。

・汚れがつきにくい。

・立体感のある高級なデザイン。

いいですよね。タイル外壁の一軒家。

高級感のあるデザインはもちろん、ほとんどメンテナンスを必要としないのは大きなメリットです。

ただしデメリットもございます。

タイルのデメリット

・施工費が高く、サイディング2回分の施工費が必要。

・ノーメンテナンスとは言っても、目地の補修などは必要。

・重い。接着剤が劣化すると剥がれる。

・汚れがつきにくいとはいえ、長い年月もすれば普通に汚れる。

タイルの素晴らしさは分かります。ですが、高いのですよ。

タイルの施工費は、1㎡あたり約13,000~35,000円。約150㎡を施工すると、300万円程になります。

これはサイディング2回分のお値段。

この値段を見て、タイル外壁を諦める方も多いのです。

 

ですが大手ハウスメーカーなら、タイル外壁が標準装備になっている会社もあります。

タイル外壁が標準で選べるHM

・セキスイハイム

・一条工務店

・クレバリーホーム

素晴らしいですね。タイルが標準装備ですって。

グレードの低いサイディングとは、メンテナンスでかなり差がつきます。

タイル外壁が標準装備は、ポイント高いですな。

 

とはいえ、大手ハウスメーカーでもタイルはオプション扱いが多いです。

オプションでタイルを選ぶと+200万円~とかかります。どうぞ気を失わないよう、ご注意くださいませ。

 

ALC(コンクリート外壁)

やっぱり家は堅牢性。固く閉ざされたマイホームに籠城したいわ・・・。

というマダム。ALC外壁はいかがですか?

 

ALC外壁とは、軽量気泡コンクリートをパネル化した外壁です。

通常のコンクリートとはちがい、水に浮くほど軽いのが特徴です。

そのほかにも次のようなメリットがございます。

ALCのメリット

・断熱性が高い。

・耐久性が高い。(50年耐久)

・火に強い。防火性が高い。

・重厚感のあるデザイン。

・遮音性が高い。

ALCのデメリット

・吸水性が高い。

・定期的な再塗装が必要(10年に1回)

・コーキングの打ち直しが必要。

・施工費が高い。

材質がコンクリートなので、耐久性は高いです。

しかし小まめなメンテナンスが必要なことから、機能性が高いとは言い切れません

とくにALCの防水性は表面の塗装に頼っており、塗装がダメになってしまうと水を吸収してしまいます。

寒い地域では吸水した水が凍結してしまい、コンクリート剥離の原因になることに。

堅牢なコンクリートのイメージとは裏腹に、小まめなメンテナンスが必要な繊細な一面をもった外壁材です。

 

ALCを採用しているハウスメーカーで有名なのが、ヘーベルハウスでございます。

ヘーベルハウスはALC外壁を最大のセールスポイントにしており、「比類なき壁」としてPRしております。

比類なき壁。そのネーミングセンスこそ、比類なき・・・

 

大手ハウスメーカーのおすすめ人気の外壁材

大手ハウスメーカーでは。独自に開発した外壁材を使っています。

機能性・デザイン性ともに高く、オリジナル外壁材に惚れ込んでハウスメーカーを決める方もいるほどです。

 

キラテック(パナソニックホーム)

「キラテック」とは、パナソニックホームオリジナルのタイル材です。

光触媒による「セルフクリーニング機能」がついています。

そのためいつまでも美しいタイルが長持ちし、汚れやすい白いタイルもずっとキレイなままです。素晴らしい。

 

いくらタイルは汚れにくいとは言っても、長年住み続ければ、普通に汚れますからね。

外壁で言われる「メンテナンスフリー」と「汚れない」は意味がちがうのです。

汚れの原因は酸性雨・排気ガス・コケなど。

画像:株式会社安田塗装

耐久性が高く長持ちするタイルだからこそ、いつまでも美しいままでいて欲しい。

それがキラテックなら可能です。キラテックはパナソニックホーム限定ですよ。

キラテックはパナソニックホーム限定・・・ふらふら・・・
・・・つ、!?

みなさん、限定には弱いんですよねぇ

 

シーサンドコート(住友林業)

画像:住友林業Konokaでわんこと暮らす

ご覧ください、この美しい輝きを。

こちらは住友林業オリジナル外壁、「シーサンドコート」です。

貝殻やサンゴをブレンドした吹付材で、見た目のオシャレさはもちろん、「海の砂」という夢もロマンもつまった外壁材ですね。

この美しさが住友林業でしか手に入らないとは・・・。

それは心惹かれますわ・・・。

ほれぼれする美しさ。繰り返しますが、これは住友林業だけですからね。(悪魔のささやき)

 

ただしシーサンドストーンは汚れやすいデメリットもあります。

とはいえ、これだけ美しいのですからメンテナンスすら楽しんでやれそうですね。

 

ベルバーン(積水ハウス)

画像:積水ハウス公式

ベルバーンは積水ハウスのオリジナルの外壁材で、木造住宅「シャーウッド」にて選べます。

インパクト抜群のネーミングのそのままに、重厚感・高級感のあふれる外壁材でございます。

ベルバーンの特徴・メリット

・釘でひっかいても傷がつかない強度。

・色あせしないで、美しさが長持ちする。

・焼き物ならではの暖かみ&自然の風合い。

・経年劣化によって美しくなる佇まい。

 

・・・最高ですね。

 

唯一デメリットを上げさせて頂くなら、それは高いこと。

さすが大手ハウスメーカーということもあり、坪単価は100万円を越えることもあります。

予算に余裕さえあれば、文句なしの外壁でございます。

あとはデザインの好みの問題でしょう。

 

ハイドロテクトタイル(一条工務店)

一条工務店のオリジナルタイル「ハイドロテクトタイル」。

このタイルも光触媒によるセルフクリーニング機能がついております。そのため10年20年と長く使っても、ずっとキレイな外観を保ってくれるわけですね。

 

・・・ですが、これってもしやパナソニックホームの「キラテック」と同じでは・・・?

 

と思った方。・・・鋭いですね。

おっしゃる通り、一条工務店の「ハイドロテクトタイル」とパナソニックホームの「キラテック」。この2つは同じような性能をもったタイルです。

全体的な割安感は一条工務店の方がありますが、豊富なデザインなパナソニックホームに軍配が上がります。

コスパ重視でキレイな外観を楽しむなら一条工務店がおすすめですね!

 

まとめ:外壁はデザインと機能で選ぶべし。

膨大な量になって申し訳ございません。

しかしそれほど深いのですよ、注文住宅の外壁は。

 

ハウスメーカーで選べる外壁材を改めてまとめさせて頂きます。

1・サイディング 窯業サイディング 一般的なサイディング。新築の8割がコレ。
金属サイディング 耐久性の高いガルバリウム鋼板など。20年耐久。
木質サイディング 木のパネルを取り付ける。
樹脂サイディング 水・湿気をほとんど吸わない。
2・モルタル塗り(コテ・吹付) リシン ツブツブした粗い表面が特徴
スタッコ リシン仕上げよりも厚めに仕上がるので、重厚感や高級感
スキン 砂、石、セラミックなどを吹き付ける。
左官仕上げ 手塗りの模様が美しい。
3・タイル Ⅰ類(磁器質) 水をほとんど吸収せず、硬く耐久性が高い
Ⅱ類(せっ器質) 透明性や硬さはないため、表面に加工を施すことが可能
Ⅲ類(陶器質) 吸水性が高い主に内装タイル
4・ALC(コンクリート) 軽くて断熱性に優れる。

 

このほかにも大手ハウスメーカーでは、独自に開発したハイクオリティな外壁材が選べます。

大手ハウスメーカーで選べる外壁材

・キラテック(パナソニックホーム)

・シーサンドストーン(住友林業)

・ベルバーン(積水ハウス)

・ハイドロテクトタイル(一条工務店)

もちろん()お値段は高いですが、美しいデザインと高い機能性は一見の価値アリでございます。

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外壁1つ選ぶのも大変ですが、せっかくの注文住宅です。

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