こんにちは、こんにちは。
「なんでお前は人の話を聞かないのだ!だから仕事ができないのだ!!」
「何度説明したら分かるの?」
・・・そう怒られて、ションボリしていませんでしょうか?
「人の話を聞かない」という怒られ方は、人格まで否定されているようで悲しくなってしまいます。
ですが結論から申し上げますと、「人の話を聞かない」ということは、まったく気にする必要はありません。
むしろ、「自分でしっかり考えている」、「自分の中に考えがある、自信がある」と解釈し、胸を張って誇るべきでしょう。
なぜなら人の話を聞いたところで、言った人は責任を取ってくれませんし、その人の話を聞いたところで成功する保証はありません。
さらに「人の話を聞け!」という論調は、単に言い方が悪くて伝わらないだけでありますから。あなたはまったく悪くありません。自分を責めてはいけませんよ。
しかしそれでも「人の話を聞け!」と言われたら気になりますし、傷つきますよね。
そこでこの記事では、職場で「人の話を聞け!」と言われてしまうときの対応方法、心構えなどをまとめておきましょう。
スポンサーリンク
この記事の概要
人の話を真剣に聞くと、ガチで潰されるかもしれない。
「人の話なんて気になしなくていい!」
私がそう断言するのには、理由があります。それはかつて働いていた職場で、上司と合わずに3か月で退職したときのことです。
私は初めての仕事や慣れない職場環境で、仕事でミスを連発しました。
上司にやり方を教えてもらっても、専門用語や業界用語が多く、上司が果たして日本語をしゃべっているのか?疑問に思うときすらありました。
それ故、上司にやり方を聞いてもミスを連発しました。
上司はその状況を見かねて、私がいかに仕事ができないのか、ご丁寧にも図やグラフで示しながらご説明下さいました。
日頃より「人の話を聞かないから、失敗するのだ!」と口酸っぱく言われていた私は、上司の言葉を一字一句受け止めました。
その結果、鬱になりました。
朝、起きれない。
職場が近づくと動悸が激しくなる。
家に帰ると涙が出る。
家族に電話していると嗚咽して泣く。
「俺の適正って何かな?何が向いてるかな?」
「・・・前向き!!」
というぐらい、ポジティブシンキングに定評のある私でしたが、上司の言葉を真摯に受け止めた結果、鬱になってしまいました。
その後私は立ち直ることができず、わずか3か月でその職場を後にしたのでございます。
人の話を聞くは、洗脳と紙一重。
「人の話を聞け!」とは、よくもまあ発言者にとって都合よくできた言葉だなと思います。
なぜなら「人の話を聞け!」と一般通説のように講釈をたれて下さいますが、でもそれって「人(俺・私)の話を聞け!」って言ってマウンティングポジションを取っているだけではないですか?
「人の話を聞け」・・・を繰り返し聞かされると、不思議とその人の発言が絶対的に正しいように聞こえてしまいます。
・・・まずな、新規営業で名刺をもらったら・・・すぐに押し売りしろ。
言われたことが正しい情報とは限りませんが、「人(俺・私)の話を聞け!」と言われ続けると、その人が絶対正しいかのように洗脳されてしまうのです。
もちろん、「人の話を聞け!」を文字通り正しい日本語として使っている方もいらっしゃいます。
ですがこの世には、真面目なあなたを搾取の対象に陥れようとたくらむ悪い奴らもいるのです。
お気をつけ下さいませ、「人の話を聞け!」を真に受けすぎると、あなたは簡単に洗脳されてしまいますよ。
人の話を聞かなくてもいい理由。
冒頭よりいささか熱がこもってしまいましたが、私はただ事実をお伝えしただけでございます。
ですので、「人の話を聞け!」などと言われても、聞く必要もありませんし、あなたの悪いところを無理やり見つけて直す必要もありません。
しかしそれでも、「人の話を聞け!」と言われると、どこか悪い気がして心がざわついてしまいます。
そこで心が浮足立ってしまったときは、次の「人の話を聞かなくてもいい理由」を思い出して下さいませ。
人の話を聞いても、言った人は責任を取らない←当たり前。
「人の話を聞け!」と言われても、まったく気にする必要ないのは、発言者(言った人)は責任を取らないからです。
いいえ、取らないのではなく、取りようがないのです。
これは仕事でも日常生活でも何でもそうですが、行動した結果に対して責任をとれるのは、あなただけでありますからね。
お前なあ、俺が若かったときはな・・・でな・・・だからよ・・・。
な、深夜まで残業して頑張れよ!
私は一体何のために生きているのでしょうか、もう生きることを辞めるであります・・・ザクり・・・グフ・・・。
人の武勇伝を聞いて、それをやることが当たり前のように洗脳されて、その通りに行動して、もしも最悪な結果になってしまっても、上司は責任を取れません。
最悪な結果になったとき、責任なんて誰も取れませんし、犯した罪は償うこともできません。クソ上司が死んで詫びても誰が喜ぶのでしょうか?
またここまで大ごとにならなくても、上司から言われたことを忠実に実行したけど、うまく行かないで失敗したことはありませんか?
そんなとき、上司は決まってこう言うものです。
どうやら悪かったのは、上司の言葉をきちんと聞かなったこと・・・だそうです。
しかしここでご注意頂きたいのですが、悪いのは「自分の発言に責任を持たない上司」ではないことです。
自分の発言に責任を持たないのは、はっきり言って普通ですよ、普通。それこそ、「死ねと言われたら死ぬのですか?」という世界でございます。
ですので、少々厳しいですが、悪いのは「言われたことを、自分の頭で考えなかったこと」なのでありますよ。
・○○と言われたけど、本当にそうなのかな?
・○○すれば成功すると言われたけど、やり方はそれでいいのかな?
行動した結果は、あなたしか責任は取れません。
ですので、「人の話を聞け!」と言われても、「本当に?」と自分の頭の中で一度疑った方がよろしいでしょう。
逆に「信頼できる人が言ったから、大丈夫!」と疑いの欠片さえ持っていないようであれば、あなたは洗脳されている可能性ありでございますよ。
反対意見に惑わされなくなる。
人の話を聞かない・・・。イエス、それは大変素晴らしいことですね。
なぜなら人の話を聞かないことで、反対意見に惑わされることがなくなるからです。
反対意見に惑わされることがなくなり、自分の素直な気持ちに忠実に生きることができますよ。
だってほら、あなたは経験ありませんか?
何かをやろうとする度に、必ずと言っていいほど反対意見が飛び出してくることが。
私はたくさんありますよ。
思い返せば、以前勤めていた零細企業に就職するのも反対されましたし、営業職になるのも、家を買うのも反対されました。
「人の話を聞け!」とはずいぶん都合よく言ったものですが、では反対している人の話を聞いたところで、どうなったのでしょうか?
・・・今も無職なので、とも結婚できず、絶賛ニート中でございます。ふふ・・・
「あのとき人の話を聞かないで、本当によかった・・・」私は心底、そう思ってます。
そもそも、その人の話、聞く必要ある?
「人の話を聞け!人の話を聞け!」と連呼する人は、先ほども申した通り、実は通説を繰り返してマウンティングポジションを取りたいだけの人が多いです。
人の上にまたがりたい人は、タチが悪いですよ。
あの手この手であなたよりも自分は優位であることを示し、自分の手下(しもべ)に加えようとしているのですから。
繰り返しリピートされると、芯が強くても洗脳されそうで怖いであります。
ですがちょっと冷静に考えてみて下さいませ。本当に「人の話を聞け!」と言っている人の話を聞く必要はありますでしょうか?
・・・ありません(きっぱり)
「人の話を聞け!」の中には、稀に重要な人生訓も含まれていたりしますが、その大半は時代が過ぎ去った武勇伝ではありませんか?
またちょっとした些細なこだわり(社会人なら時計を買え・新聞を読め・ハンコの押し方など)だったりして、人の話を聞いても聞かなくても、どうだっていいことは多いですよね。
ですので、人の話は話半分で結構でございます。右の耳で聞いているなら、左の耳はどこか遊びに行ってしまって構いません。
話を聞いていないのではなく、伝え方が悪いだけでは?
「人の話を聞け!」と怒られても、まったく気にする必要はございません。
なぜなら人の話を聞いていないのではなく、それは単に伝え方が悪いからですよ。
・・・やだなー、上司~日本人なんですから~ちゃんと日本語でしゃべって・・・あべし!!(拳の鈍い音)
上下関係があると本当のことをなかなか伝えられませんが、「話を聞いてない」と聞く側に責任を押し付けて欲しくありません。
コミュニケーションは相互通行ですから、きちんと構えたミットにまっすぐボールを投げて頂けないと、理解できませんよ。
入社・転職して間もない頃、仕事や職場に慣れていないと、専門用語や業界用語が分からず、コミュニケーションは取れないものです。
ですので、悪いのはあなたではありませんよ。ボールをきちんと投げてくれない、伝える側の問題であります。
自分の責任を棚にあげて、話を聞いてないだなんて、ひどい話ですこと。
人の話を聞かないとデメリットはあるのか?
人の話を聞かない。実に素晴らしいですね。そして私とは名友になれそうで、とても嬉しく感じます。
ですが、当然ですが、人の話を聞く努力を怠ってはいけませんよ。
なぜって?人の話を聞く努力をしないと、次のようなデメリットがあるからでございます。
謙虚さが失われる。
人の話を聞く努力をしないと、謙虚さが失われます。生意気になります。性根腐ってきます。
人の話を聞かないから成功できない、失敗する・・・は、あまり関係ないと思います。なぜなら人の話を聞くよりも、しっかりと自分で考える方が大切だからです。
しかしですよ。
人の話を聞く努力を怠ると、謙虚さが失われるのですよ。お前の話なんて聞く価値なし!と。
謙虚さが失われると、あなたの足元が静かに音を立てて崩れていきます。
地獄の底まで落ちるかも・・・と思ったときに「人の話を聞く本当の大切さ」に気が付けば、地獄までは落ちずに済むかもしれませんね。
体を張った経験は貴重だけど・・・。
人の話を聞かないということは、つまり、自分自身で行動してみて確かめることであります。
行動して検証することはとても素晴らしいことで、あなたは体を張った貴重な経験をすることができるでしょう。
しかし忘れてはいけないのは、体を張った経験は、すごい痛いということですね。
かろうじて生きておりますが、実に辛かったであります・・・。
生きている心地がしないとは、まさにこのことでしょう。やってみると分かりますが、自分でやるとかなり自分が傷つきます。
自分が再起できないほど傷ついてしまったら・・・あなたはそこでゲームオーバーでございますよ。
ですので、人の話を聞く努力を怠ってはいけないのです。
今のあなたにとって不要な情報かもしれませんが、やがてあなたにとって貴重な情報になり、窮地を助けてくれるかもしれません。
人から聞いた話は真に受けなくとも、あなたの心の書庫にそっとしまっておきましょう。必要になったときに、そっと静かに読み返せばいいのです。
私はブログ運営でも色々失敗しましたよ。ブログでの失敗はこちらをご覧下さいませ。
まとめ:人の話は真に受けるな。ただし心の片隅に入れておけ。
それでは、まとめましょう。
「人の話を聞け!」と怒られても気にする必要はない理由は、次の4つであります。
1・人の話を聞いても、言った人は責任を取らない。
2・反対意見に惑わされなくなる。
3・そもそも、その人の話を聞く必要がない。
4・そもそも、「人の話を聞け!」と言う人が伝えるのが下手なだけ。
「人の話を聞かないヤツめ・・・」
そう怒られると、人格を否定されたようで悲しくなってしまいます。あなたの話、ちゃんと聞いていたのに・・・。
ですが、怒られても気にすることはありません。あなたは悪くないのですから。
むしろ、自分の頭でしっかりと考えることができる、素晴らしい人でありますよ。
またしきりに「人の話を聞け!」とリピートする人は注意が必要です。もしかしたらあなたより優位に立って、あなたを手下に加えたいだけかもしれませんから。
自分の幸せを決めるのも、決めた幸せに責任が取れるのも、あなただけであります。胸を張っていきましょう!
それでは、また!
ちなみにですが、私はなんだかんだで批判コメントも受け入れています。聞くか聞かないかは別にしまして、ね。
▽「人の話を聞け!」と怒る上司との相性が悪ければ、将来のキャリアを真剣に考えるべきです。
▽「このクソ上司野郎がぁ・・・」
怒りで拳を強く握りしめたときこそ、上手にストレスを解消すべきでしょう。