こんにちは。
ブログ運営で避けては通れないのが、批判コメントではないでしょうか?
炎上を狙っての記事に批判コメントがつくならまだしも、意図しない解釈をされ批判コメントがつくと、大変傷つくものです。
しかし批判コメントを巡っては、「そんなものは全部無視しろ!」、「批判を恐れるな!」など、カルト的な勢いのある考え方もあります。
ですが私は、批判コメントを全て無視するような考え方は、非常に危険だと思っております。
ではブログに批判コメントがついたとき、どう対応したらよろしいのでしょうか。また批判コメントがつかないようにする為には、どうしたらいいのでしょうか。
この記事では、過去に炎上を繰り返した経験のある私が、批判コメントの向き合い方について解説していきたいと思います。
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この記事の概要
批判コメントは無視するべきなのか?
せっかく書いた記事に批判コメントがつくと、すごく傷つきますよね。
記事の主張が間違っていると言われている気がして、すごく傷つきます。
それだけでなく、自分という人間そのものまでもが否定されたような気がして、ダークサイドに墜ちてしまいます。
マイナス作用の多い批判コメントは「気にするな!」、「無視しろ!」との声が多数あります。
実際、私も炎上マーケティングをしていた頃は、批判コメントが来るたびにその言葉を心の拠り所にし、とても気持ちが楽になったのを覚えております。
でも本当にブログについた批判コメントは、無視するべきなのでしょうか?
批判コメントは、今のあなたの状態を的確に表している。
結論から申し上げますが、ブログについた批判コメントは無視してはいけません。
なぜなら批判コメントは、今のあなたの状態を的確に表しているからであります。
批判コメントは読むだけでも辛いものですが、その内容は実に的確だったりするのですよね。
記事中の間違いを指摘するコメントもありますが、より深く突っ込んであなた自身の行動、考え方を批判するコメントもあります。
・・・このなんとも言えない感情はどこにぶつけたらいいのでしょうか(怒)
実際ブログを始めた初期の頃、「年収300万のクセに・・・」と言った類のコメントは結構ありました。
大変失礼なコメントだと思いますし、私は批判コメントを読むたびに、目から血の涙が出る思いがしたのをよく覚えております。
しかし、しかしでございますよ。
この「年収300万のクセに・・・」というコメントは、その当時の私の状態を的確に表していたのですよね。
年収300万だった当時、私は収入に関係なく仕事を頑張り、仕事を通じて得られたことを記事にしていました。
しかし読者にしてみれば、もっと成功した人の記事が読みたい訳ですよ。
つまり、成功していない人の話なんて聞きたくないのです。
非常に残酷な話ですが、これは事実でございます。
私だって、どうせ話を聞く(記事を読む)なら、成功した人の話が聞きたいですからね。
記事にしているヒマがあるなら、「さっさと結果を出せ」、ということでございます。
批判コメントが失礼極まりないモノであることには変わりませんが、批判コメントが今のあなたの状態を的確に表しているのは紛れもない事実であります。
批判コメントを無視するということは、すなわち、今のあなたの状態を客観的に捉えずに走り続けることであります。
称賛コメントは、あなたの成長を阻害する。
またブログを続けていると、批判コメントとは打って変わって、称賛してくれるコメントを頂くときもありますよね。
私はブログの運営方針を大転換してから、批判コメントから称賛コメント(もしくは共感コメント)を頂く機会が増えました。
称賛コメントをもらうのは、大変うれしく、これぞまさに「ブロガー明利に尽きる」と心底思っております。
ですが、喜ぶ一方で、実は危機意識も持っているのです。
それは称賛コメントは、自分自身の成長を阻害してしまうからです。
聞き心地のいいコメントに囲まれていると、つい「これでいい」、「これで完璧だ」と自分への甘えが出てしまうのです。
これでしばらく記事を書かなくてもアクセスも集まるでしょう、鼻ほじ・・・。
称賛コメントは大変うれしいですが、自分への厳しさをつい忘れそうになってしまいます。
ですので、私は称賛コメントを頂いても、常に自分を痛めつけることを忘れませんよ。
お陰さまで自分を痛めつけるのが大変得意になりました。
その点、批判コメントは平和ボケした自分を一瞬で目を覚まさせてくれる効果があります。批判コメントを真摯に受け止めれば、これ以上あなたが暴走することがなくなります。
そんな批判コメントを無視してしまうなんて、大変危険だと思いませんか?
ブログに批判コメントが来たら、どう対応する?
なので、批判コメントは無視せずに真摯に受け止めるべきなのですよ。
しかしいざ批判コメントが来ると、すごい傷ついて血の涙を流してしまうのですよね。
そこでご紹介させて頂きたいのが、批判コメント完全対策マニュアルです。ネーミングは今、かなり適当につけました。
批判コメントがきたら、次の手順に従って行動すると、被害(心の被害)も最小限にすることができますよ。
批判コメントはブログに表示させない。
批判コメントがブログにきたら、まずやるべきは批判コメントをブログに表示させないことです。
最初からコメントを「承認制」に設定しておけば、ブログに批判コメントが表示されません。また万が一ブログに批判コメントが表示されてしまったら、急いで「非表示」にしましょう。
ブログに批判コメントを表示させない理由は、ただ1つでございます。
それは「批判は批判を呼ぶ」からでございますよ。
批判コメントが1件つくと、不思議なことにそれにつられるように批判コメントが次々とやってくるのです。
これは批判コメントを見た読者が、「俺も俺も!」的なノリで批判コメントを、気軽に発言してしまうのが原因でしょう。
あなたに辛い現実を突き付ける批判コメントは、1件で十分ですよね?ですので、批判コメントが1件来た時点で、非表示にしてしまい、不用意な批判を防ぐのです。
内容を真摯に受け止める。
批判コメントが来たら、傷つく気持ちも分かりますが、書かれている内容は真摯に受け止めましょう。
もし今読むのが辛いのなら、そっと目に触れないようにしておいて、心の準備が整った頃にもう一度読んでみましょう。
基本的に批判コメントに書いてある内容は、的確で正しかったりします。
あなたの考え、行動に客観的に間違いがあったかもしれませんし、ブログの書き方が悪かっただけかもしれません。
いずれにしても、批判コメントを読みながら一人反省会議を開くのが、今後の自分の成長に必要であります。
「ご指摘ありがとう、でも口の利き方に気をつけろよ」と、パソコン画面に向かってそっと呟く。
批判コメントの内容を真摯に受け止めたら、次のステップでございます。
これは必ず実施して頂きたいのですが、パソコン画面に向かって、
と、呟いて下さいませ。
パソコン画面に向かって一人しゃべる姿はヤバい人そのものですが、これには大変深い意味があるのです。
だって批判コメントが重要だと頭で分かっていても、すごくイライラするじゃないですか。すごく悲しいし、傷つくし、自己否定しちゃうじゃないですか。つまるところ、気持ちの整理がつかない訳ですよ。
批判コメントを受け止めるべきとは言っても、人を傷つけていい人なんていませんから。それは批判コメントをした人にも言えることですよね。
間違いを指摘してくれたことに感謝しつつも、人の心に土足で入り込んできたことには、きちんと怒りを表明すべきなのです。
しかし批判コメントに向かって批判をすると、炎上騒ぎに発展する可能性があります。
ですので、画面に向かってそっと呟くのです。
人の心に土足で入り込んできた批判コメントへの怒りを、きちんとガス抜きしておくことが大切でございますよ。
静かに内容を修正する。
そして最後に、悪いなと感じた箇所は潔く修正しましょう。
この世に完璧な人などいないのですから、間違えて当然でございます。
しかし間違えることより怖いのは、いつまでも間違いに気がつかないこと、そして間違いを修正しないことですから。
・・・こっそり修正・・・と。
ブログは書いた後、何回でも修正できますので。悪いと思ったところは、潔く修正しましょう。
修正の数こそ、あなたの成長の証でございますよ。
ブログの批判コメントの対策は?
しかし出来ることなら、批判コメントなしでブログ運営したいじゃないですか。
ブログ運営のやり方によっては、批判コメントを減らすことは可能であります。具体的には次のことに注意して運営することが大切でございますよ。
批判をしない。
まず最も基本的なのは、こちらから批判しないことです。
あなたの考え方の正しさを証明するのに、考え方の違う人を批判する必要はありません。ただ淡々と、あなたの考えを述べていけばいいのです。
批判は批判を呼びます。あなたの書いた批判記事は、批判したい人の心をくすぐってやみません。
ブログに批判コメントが来て欲しくないなら、まずはこちらから批判しないことが大切でございます。
言い方1つで、受け止め方は変わる。
また批判コメントを防ぐには、モノの言い方(書き方)に細心の注意を払う必要があります。
あなた自身にまったく批判の意図がなかったとしても、読者の受取り方1つで本来の意味とは違った意味になってしまうことは多々あります。
「そんなはずではなかったのに・・・。」
そう思うことがあるのであれば、まずは文章の書き方、言い回しを見直してみる必要があります。
一文字変えるだけで優しい印象にも、キツイ印象にもなるのが、日本語でございます。ブロガーたるならば、その一文字に魂をかけるのも熱いと思いますよ。
経験したことを発信する。
そして最後に、記事に批判する隙を与えないようにするには、あなたが経験したことを発信することが大切です。
なぜなら、経験に裏付けされた主張には、誰にも文句が言えないからですよ。
同じ主張をするにしても、バックとなっているものが、「体験」なのか「聞いた話」では説得力に雲泥の差が出ますからね。
批判コメントを防ぐには、ブログの記事に説得力を持たせる必要があります。
説得力を持たせるには、あなたが体験したことを書けばいいのです。
体験したことには、誰も文句の言いようがありません。それでも文句が言いたいなら、「やってから言え」ということでございます。
まとめ:ブログの批判コメントは冷静に処理するべし。
それでは、まとめましょう。
ブログの批判コメントは無視するべきか?
批判コメントとの向き合い方は、次の通りでございます。
1・批判コメントは無視してはいけない。
2・批判コメントは、今のあなたの状態を的確に表している。
3・内容を真摯に受け止め、悪いと思ったことは潔く修正する。
4・ただし批判コメントも、「口の利き方」には気をつけるべし。
ブログに批判コメントが来ると、すごく傷つきます。人格まで否定された気になります。できることなら、見たくもありません。
ですが批判コメントは、ものすごく的確なんですよね。今のあなたの状態を、本当によく表しているのですよ。
口の利き方のなってないコメントばかりですが、根はいいヤツ()なのかもしれません。
もちろん、的外れで無意味なコメントもありますが、批判コメントが来たら、真摯に向き合う必要がありますね。
間違っても無視してはいけませんよ!
ぜひ批判コメント対策をして、楽しくブログを運営していきましょう!それでは、また!
「ブログは戦いだ・・・!」
ブロガーたちの孤独な闘いを熱いストーリーに仕上げました。ご査収くださいませ。
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