こんにちは。
「やりたくない仕事を押し付けられる」
これはサラリーマン、特に若い人、さらには優秀な人ほど、経験したことがあるのではないでしょうか。
やりたくない仕事はみんな共通であり、最後まで誰もやらない。
そして立場の弱い人に押し付けて終了。
やりたくない仕事を押し付けあう職場は、当たり前のように存在します。
しかし零細企業に努め、8年間も最年少社員として、やりたくない仕事をやり続けた私は、密かに思うことがあります。
やりたくない仕事は、おいしい仕事。
これは8年間も最年少社員として下働きをした経験での結論でございます。
やりたくない仕事がおいしい仕事な理由とは何か?
この記事では、
・やりたくない仕事を引き受ける意味
・やりたくない仕事を引き受けるときの注意
について、解説させて頂きます。
やりたくない仕事に腐る前に、ぜひ記事を最後までお読みくださいませ。
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この記事の概要
やりたくない仕事をやる意味とは?実はおいしすぎる理由。
私は零細企業に就職してから、8年間ずっと最年少社員であり、8年間ずっと先輩方のやりたくない仕事を代行してました。
社内では新規営業を誰もやりたがらない状況だったので、私が新規営業担当として全責任を負わされたときもありました。
また危険な作業(高所作業、閉所作業、危険物取扱)は、先輩を差し置いて、率先して作業させられました。
ゴミ捨て、片付けなどなど、めんどくさい仕事も、私の担当です。
どれもこれも、やりたくない仕事でしたが、私はやりたくない仕事をこなすうちに、やりたくない仕事をやる意味に気が付きました。
黙って引き受けると、感謝される。
やりたくない仕事を引き受ける意味。
それは引き受けるだけで感謝されることです。
さらに文句を言わずに黙って引き受けると、より一層感謝されます。
感謝されることが、そんなに大事なのかと言われると、「そんなに大事」なんですよ。
なぜなら感謝は働く意味に関わってくるからです。
あなたが社会に出て働くのは、もちろんお金のためもあると思います。
しかし人間は不思議なもので、お金がある程度満たされると、今度は承認欲求を満たしたくなるのですよ。
・誰かに認められたい。
・働くことを通じて、感謝されたい。
・ありがとうって言われたい。
仕事を通じて感謝されたい。平たく言えば、つまり、社会貢献というヤツですね。
しかしただ働いていても、なかなか感謝ってされないのですよ。
イヤな表現ですが、仕事には「やって当たり前」なところってありますよね。
でも「やりたくない仕事」なら違いますよ。
やりたくない仕事なら、それを引き受けるだけで感謝されるのですから。
だってその仕事、ほかの誰もがやりたくなくて、ずっと放置されていた仕事ではないですか?それをあなたが黙って引き受けたら・・・。
誰もがやりたくない仕事をやる意味は、それを引き受けるだけで感謝されることです。
人から感謝されることは、ひいては「働きがいがある」につながります。
働きがいをもって仕事をすることは、生活の幸福度がアップしますよ。
引き受けるだけで、上司が味方になる。
やりたくない仕事をやる意味。
それはやりたくない仕事をやるだけで、上司が味方になるからでございます。
やりたくない仕事は、元を正せば上司から流れ出た仕事です。
・めんどくさい
・手間がかかる
・キツイ、汚い、かっこ悪い。
上司が嫌がる理由で、部下へと流れてきた仕事ではないでしょうか?
ですので、誰もがやりたくない仕事を黙って引き受けることで、上司からの評価が上がるのでございます。
これにてお世辞を使わずに、上司のハートを射止めることができます。
さらに上司が味方なのか敵なのかによって、職場での働きやすさが大きく変わります。
上司が味方となり、後ろ盾となってくれたら、職場は楽園のようになります。
自分の好きなペースで仕事ができ、失敗も笑って許して貰えます。
しかし上司が敵となってしまった職場は、実に辛いものですよ。
何しても怒られる、どうしようもない状況になってしまいますから。
私は転職したときに、上司と合わないで、とても辛い経験をしたことがあります。
結局その職場は3カ月で退職することになりました。それほど上司との関係は重要なのですよ。
やりたくない仕事をやるだけで上司との関係が改善され、働きやすい環境が手に入ります。
これほどローリスクで、ハイリターンな仕事はございませんよ。
競争相手がいないから、大きな仕事に繋がりやすい。
やりたくない仕事をやる意味は、営業の観点でもとても重要です。
なぜなら営業でやりたくない仕事、つまり競合他社もやりたくない仕事は、競争相手(競合他社)がいないから、大きな仕事に繋がりやすいのです。
やりたくない仕事は、どの競合他社にとってもみな同じなのですよね。皆さんそろって、やりたくないのです。
しかしそこであなたがやりたくない仕事を引き受けたら・・・。
感謝のついでに、こんな仕事も引き受けてくれない!?
お客様、こちらこそ、ありがとうございます。
ビジネスは計算され尽くされたゲームのように見えて、実はラッキーパンチの連続だったりします。
誰もがやりたくない仕事は、それだけで競合他社がいない状況です。
つまり、「チャンスでしかない」ということでございます。
私は営業という仕事を通じ、お客様の無理難題を数多く頂いて参りました。
その多くが、どの業者もやりたくない仕事でございました。
しかしどの業者もやりたくない仕事をやることで、お客様から感謝され、次のビジネスに繋がることが多かったです。
やりたくない仕事を引き受けるときの注意!
と、ここまでやりたくない仕事をやる意味について力説させて頂きました。
しかし、やりたくない仕事は、ただやればいいものでもありません。
むしろただやるだけでは、都合よく利用されて終わりでございます。
ですので、やりたくない仕事をやるときは、次のことに注意することが大切です。
リスクを計算する。
やりたくない仕事を引き受けるときは、必ずやりたくない仕事のリスクを計算してみて下さいませ。
その仕事をすることで、どんな危険、損害があるのか、引き受ける前に考えるのです。
リスクを計算するのは、誰もがやりたがらないには、必ず理由があるからです。
・失敗する確率が高く、失敗したときの損害が大きい。
・引き受けたことによって、他の仕事ができなくなる。
・引き受けたことによって、ケガをする恐れがある。
などなど、引き受けた方が損害が大きい場合もあります。
やりたくない仕事のメリットとデメリット比較したとき、デメリットの方が大きいのであれば、お断りした方が賢明でございます。
利用されて終わらない。
またやりたくない仕事をやるときは、ぜひとも利用されて終わらないよう注意したいものです。
やりたくない仕事を引き受けることで、上司・お客さんからの評価は上がります。
しかしそれだけで終わってしまう可能性も、ゼロではありません。人によっては「利用するだけ利用して、最後は捨てる」、という人もいらっしゃいますから。
やりたくない仕事を引き受けたあなたの優しさだけ利用され、何も見返りのない場合もあります。
引き受ける時は、依頼する人を選ぶようにしたいですね。
やりたくない仕事は、ただ引き受けるだけでは利用されて終わる可能性があります。
仕事を引き受ける前に、やりたくない仕事をやることでどんな見返りがあるか、しっかり確認することが大切です。
まとめ:やりたくない仕事は、チャンスでしかない。
それでは、まとめましょう。
やりたくない仕事をやる意味、メリットは次の通りでございます。
1・引き受けるだけで、感謝される。
2・引き受けるだけで、上司が味方になる。働きやすい職場になる。
3・引き受けるだけで、大きな仕事に繋がるチャンスになる。
4・ただし引き受けるときは、リスク管理・依頼人を選ぶことが大切。
人間、誰しも楽な仕事、かっこいい仕事に憧れるものです。
楽してかっこよくて、さらに稼げる仕事があったら、最高じゃないですか。
でも実際ないんですよね。
現実にあるのは、やりたくない、キツイ、カッコ悪い仕事だったりするものです。
しかし誰もがやりたくない仕事には、おいしい意味がたくさんあります。
誰もがやりたくない仕事にこそ、職場環境をよくしたり、ビジネスチャンスが眠っていますよ。やりたくない仕事は、チャンスでしかありません。
やりたくない仕事こそ、積極的に引き受けてチャンスをモノにしましょう!ご武運を祈ります!
それでは、また!
したたかに社内営業をするには、こちらのテクは必ず身に付けておきたいところです。
誰もやりたくない仕事でも、スキルの身に付かない仕事なら注意が必要です。
スキルの身に付かない仕事は、あなたの大切な時間が盗まれてしまいますよ?
・・・いやいや、それ、めっちゃおいしい仕事でございますよ。