こんにちは。
仕事が早いと損をする。
これはサラリーマンなら、誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
仕事が早く終わっても、次の仕事を振られる。
たくさん仕事をしても、給料は変わらない。
一生懸命仕事をしても報われない環境だと、「仕事を早くやるだけ損だ!」って思ってしまいますよね。
いやー、実にそのお気持ち分かりますよ、なにせ私も営業を始めるまでは、「仕事が早いのは損だ!給料を返せ!」と思ってましたから。
ですが転職して営業の仕事を始めて、その考えは180度変わりました。
サラリーマンだって、仕事が早い方がお得でございます。
この記事では、「仕事、早くやるのは損だなあ・・・」と悩めるあなたのために、仕事を早くすることで得られるメリットを全力でご解説させて頂きましょう。
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この記事の概要
仕事が早いと損だと思われる理由。
「仕事が早いと得だ!」と最初に結論を申し上げましたが、それでもあなたは「仕事が早いのは損だ!」と思っていませんか?
ではずばり、「仕事が早いのは損だ!」と思うのは、次の理由だからではないですか?
仕事が増える。
ずばり一番イヤなのは、仕事を早く終わらせると、次の仕事を回されるので仕事が増えるから・・・ではないでしょうか?
だって許せないですよ。
こちらは集中して仕事を早く終わらせたのに、なぜに休憩しながら仕事をしている人の分まで、私がやらないといけないのでしょうか?
あ、今の仕事終わったら、ちょっと俺の資料作り手伝ってな。
・・・納得できません。
仕事が早く終わると、早く終わった分だけ仕事が増える。やってられないですよ。
仕事でミスをして怒られる。
早さをモットーに仕事をしていると、つい増えてしまうのがミスであります。
・計算ミス
・誤字脱字
・発注ミス
・入力ミス
など、早く仕事をすると、その分ミスも増えてしまうものです。
しかしミスする一方で、確実に早く、多くの仕事をしているのですから、そこは評価して頂きたいのですよ。
でも実際には、ミスをしたら怒られるだけなのです。
(その分たくさん仕事をこなしたのに、なぜミスだけ怒られる・・・)
たくさん仕事をしても感謝されないどころか、ミスを怒られる。
これならゆっくり丁寧にそつなく仕事をした方が、賢いと思っていしまいますよね。
仕事が早く終わっても、早く帰れない。
あなたが仕事を早くやる理由。それはずばり、早く仕事を終わらせて、早く帰りたいからですよね。
これには異論の余地はありません。
私も一刻も早く帰りたいです。ですので、通常の150%の力を振り絞って、全力で仕事を早く終わらせるのです。
それより、俺の若い頃は深夜まで残業してよ・・・
仕事を早く終わらせても、結局付合い残業で帰れないのです。
どうせ帰れる雰囲気じゃないのなら、早くやるだけ無駄ではないですか。賢いあなたはそう思っていませんか?
仕事を早くやっても、給料は変わらない。
そして決定打になるのが、こちらでございますよね。
つまるところ、仕事を早くやって、たくさん仕事を処理しようが、給料は増えないのですよ。
私も大企業に勤めていたとき、一生懸命仕事をしましたが、昇給は一律でした。
あろうことか、リーマンショックがあってからは、昇給はなくなりました。
もう仕事は早くやりません。時間をたくさん使って、じっくりやりたいと思います。ふんだ
このようにして、「仕事が早いのは、損だ」という図式が出来上がるのであります。
どうでしょうか、あなたの場合は違いますか?意外と図星ではないのでしょうかね?
みんなが知らない、仕事が早いメリット。
しかしそれでもやはり、仕事が早いのは得なのです。それは歩合性ではない仕事にも言えることです。
なぜなら、仕事が早いと次のようなメリットがあるからですぞ。
仕事を独占できる・コントロールできる。
仕事が早いメリット。
それは圧倒的なスピードで仕事を独占し、コントロールできることです。
他の人よりも早く仕事をするので、相手よりも先回りし、有利なポジションに立つことができるのです。
これは営業の仕事で特に実感するのですが、競合他社よりちょっとでも遅いだけで、不利な立場に立たされるのですよね。
同じ提案をしても、競合他社より遅かっただけで、
と、私の仕事をコントロールされてしまうのです。
これはもちろん、社内での仕事にも言えること。ライバル(同期、後輩など)と、常に競争している状態ですからね。
仕事が早く終わった人が、全体の仕事を独占し、コントロールしてしまうのです。
出世に有利。
仕事が早いメリットは何か?
それはずばり、出世でしょう。仕事が早い人は出世も早いのです。
なぜなら、仕事が早い人は仕事ができる人であるからです。
「仕事が早い=たくさん仕事をする=他の人の分の仕事もやる=めっちゃ仕事ができる人」、という訳ですね。
もちろん、たくさん仕事をした分ミスも増えるかもしれませんが、それでも仕事量の差には敵いません。
また仕事が早いと上司に可愛がられる確率が高くなりますよ。
日頃から仕事を早くする習慣がある人は、上司からの依頼もすぐやる習慣があります。つまり、「上司の指示をすぐにやる人」なのです。
こんなかわいい部下、上司が可愛がらない訳がありません。
つまり仕事が早い人は、
・仕事ができるという評価
・上司から可愛がられる
ことで出世街道を爆走することができるのです。
・・・しかしその後半年で独立してしまいましたが・・・
仕事が早いと出世に有利。これは間違いありません。
職場関係を良好にできる。
また仕事が早いメリットは、職場環境がよくなることでしょう。
仕事を早くすることで、あなたの職場環境がよくなり、働きやすい環境で仕事ができるようになります。
仕事を早く終わらせるには、他の人の協力が必要不可欠です。
苦手なことをカバーしてもらったり、逆に得意なことでフォローしてあげたり。もちつもたれつ、仕事はチームプレーなのです。
仕事を早く終わらそうと、お互いにフォローする職場はとても居心地のいいものです。
逆にお互いの仕事に興味がなく、コミュニケーションの少ない職場は、どこか働き辛いですよね。
仕事のスピードは、自分自身の成長スピード。
仕事のスピードがなぜ大切なのか?
それは、仕事のスピードは、自分自身の成長スピードに直結するからです。
限られた時間の中で、できるだけ仕事を早く、より多く処理することは、自分自身の成長スピードに直結します。
例えば1日10の仕事する人と、15の仕事をする人がいるとしましょう。
10の仕事をした人は10のことを学べますが、15の仕事をした人は15のことが学べます。
もしこのペースで1000日(約3年)仕事をしたとき、
・1日10の仕事をした人は、10000のことを学べます。
・1日15の仕事をした人は、15000のことを学べます。
3年間で学んだことに、歴然とした差が出来てしまうのです。
このように仕事のスピードは、そのまま自分自身の成長スピードに直結してしまいます。
仕事が早い人は、成長するのも早いのです。
少しくらい仕事のスピードが違くても、1日2日、1カ月2カ月では差はごくわずかでしょう。
しかしそれが1年、2年、3年・・・と継続されると、実力の差は大きくなります。
もしもまだ「仕事が早いのは損だ」と思っているのであれば、即刻考えを改めた方がいいかもしれません。
仕事が早いライバルとの差が、取り返しのつかないものになってしまいますよ。
今の現状にやる気をなくしてしまうと、将来困る。
「仕事、早くやる意味ないよな・・・」
と思っていると、やる気なんて出ませんよね。
しかしやる気がない状態は、とても危険ですよ。
なぜならやる気が出ない状態では、本気で仕事ができないからですよ。
本気で仕事に取り組めなければ、新しいことを学ぶことがありません。つまり、今の時点で成長がストップしてしまうのです。
3年前とまったく同じ仕事ですが、大きな失敗をしない限りクビにならないし、まぁいいでしょう。
自分の成長がストップしてしまうのは、とても危険です。
なぜなら今の安定した状況が、いつまで続くか分からないからですよ。
今はよくても、
・会社の業績が悪くなって、リストラがはじまる。
・若くて優秀な社員が入ってくる。今のポジションが奪われる。
・急な配置転換があり、新しい仕事を任される。
今の状況が突然変わったとき、あなたは生き残れるだけのビジネススキルがありますか?
お言葉ですが、やる気なく過ごしていたら、それは無理だと思います。
ですので、「仕事が早くやるのは損だ・・・」と目先のことで腐らずに、長期キャリアを考えることが大切です。
今の職場でモチベーションが上がらないなら、自分が成長できる環境に転職することも大切ですよ。
転職を考えるなら、転職エージェントの活用がおすすめです。無料であなたの転職をサポートしてくれますよ。
まとめ:仕事は早くやろう!自分のために!
それでは、まとめましょう。
仕事が早いメリットは次の通りでございます。
1・仕事が独占できる、コントロールできる。
2・出世に有利。
3・職場環境をよくすることができる。
4・仕事のスピードは、自分自身の成長スピード。
「仕事が早いのは損だ!」
そのお気持ちは分かります。私もかつてはそうでしたので。
ですが、仕事のスピードは自分自身の成長スピード。
あなたがゆっくりしている間に、ライバルはものすごく力をつけているかもしれません。
私もゆっくり仕事をしていた時期、知らずに同期に差を付けられて悔しい思いをしました。
もう2度とのんびり仕事はしませんよ!
仕事が早いのは損ではありません。
自分自身のために、仕事は早くやりましょう!
それでは、また!
やる気がない状態は、もっとも危険です。知らず知らずのうちにむしばまれ、手遅れになってしまいますので。
スキルの身に付かない仕事を繰り返してませんか?
大切な時間を盗まれる前に、転職をした方が賢明です。
もっと早くに気が付きたかったであります・・・。