ビオトープのような浅い池でのメダカの飼い方と注意点【実録保存版】

こんにちは。

 

ビオトープのような浅い池でメダカが飼えたら・・・。

それはなんと贅沢なことでしょうか。

 

しかし現実にはビオトープのような浅い池には、多くの問題があります

・子供が池に落ちて危険。

・水量が少ないので、水質悪化が早い。

・水量が少ないので、高温・低温になってしまう。

・水深が浅いので、鳥やネコから捕食される心配。

これら問題をクリアすることで、自宅でビオトープを楽しめるようになります。

 

私は長年、「池のある庭」に憧れていましたので、家を買ったタイミングで池を自作しました。

作ったのは、小さい子供が落ちても安全な浅い池です。水深は深いところでも15cmしかありません。

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2017.07.06

 

水深15cmの浅い池は、メダカを飼うには十分な深さでした。

しかし実際にメダカを買ってみると、やはり水深が浅いならではのトラブルがありました。

水深が浅いので、夏場は高水温に。冬場は水が凍る。

これではメダカさんが危険であります。

子供の安全のために水深を浅くした池は、メダカにとっては過酷な生育環境だったのです。

 

だがしかしメダカさんには罪はありません。

ですので、私はもてる知識を総動員して、浅い池でメダカを快適に飼育する方法を模索しました。(なるべく大がかりな工事はなし)

 

そこでこの記事では、私の2年間の浅い池でのメダカ飼育レポートをお届けさせて頂きたいと思います。

これからビオトープのような浅い池を作り、「メダカを飼おう!」と思っている方のお役に立てれば幸いです。

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ビオトープのような浅い池の問題点。

小さな子供がいる家庭では、深い池を作るのは危険です。

なぜなら、万が一の事故があると、人命につながることがあるからです。

 

だから私は浅い池を作ったのですが、これが思いのほかメダカにとって過酷な環境になってしまいました。

具体的には次のような問題点がありました。

 

夏は高水温、水の蒸発。

浅い池は保有水量が少ないので、夏の強い日差しにあたると、水温がすぐに上がってしまいます

また水温が上がると、蒸発する水の量も増えてしまいます。

浅い池では、池の水の量が最初から少ないので、蒸発による水の減りが早いのです。

メダカさんの池が干からびそうであります。おろおろ・・・

夏に雨が降らない日が続くと、ひょうたん型の池のくびれ部分の水路が通れなくなるぐらい、干上がったこともありました。

 

冬は水が凍る。

また冬は冬で気温がぐっと下がります。その結果、池の水が凍るのです。(ここは栃木県です)

池の水が凍るのは、何も浅い池に限ったことではありません。

栃木県では、池の水が凍って人が歩けるのは、よくあることですから。

 

しかしそれは、池の表面だけが凍っているのですよね。

凍っているのは表面だけであり、氷の下は気温よりも温かかったりします。(気温がマイナスになっても、水温はマイナスにならない。)

 

でも浅い池では・・・どう見ても池の水が全て凍ってしまっているように見えるのですよ。

メダカさんの姿が見えません。

・・・メダカさん・・・

冬、魚は水底でじっとしているのが通常ですが、これではじっとしているうちに氷漬けにされそうで心配でございました。

 

水質悪化が早い。

そして水深の浅い池は、水質悪化が早いのです。

保有水量が少ないため少しエサをやりすぎると、またたく間に水質が悪くなってしまいます。

 

また電気を引いて、ろ過フィルターを設置していなかったことも原因でしょう。

パパ、パパ。あのね、メダカさんにエサあげといてあげたよ!
イエス、。ありがとう、君の優しい心にメダカさんも喜んでいるでしょう。

・・・こ、これは・・・。池の表面がエサで覆われて、メダカが見えないのですが・・・。

ある程度大きな池では、多少の負荷がかかっても水質は大きく変わらないでしょう。

水そのものの浄化作用も働きますし。

 

しかし浅い池では、それは期待できません。

それどころか、ほんの少しの環境の変化が水質に大きなダメージを与え、メダカにとって負担となってしまうのです。

 

ビオトープのような浅い池でメダカを飼う工夫。

ビオトープのような浅い池でメダカを飼うことは、とても風情があって憧れます。

しかし現実には、浅い池には浅い池の問題があって、なかなか大変なのですよ。

最初から深い池を作れば解決する問題かもしれませんが、それでは小さい子供のいる家庭では危険な池になってしまいます。

 

ですので、必要になるのですよ。ビオトープのような浅い池でも、元気にメダカを飼う工夫が・・・!

浅い池でもメダカを元気に飼うために、次の工夫をしましたよ!

 

雨による給水。

雨水

ビオトープのような浅い池では、保有水量の問題を解決しなくてはいけません。

・夏場の高水温

・冬場の乾燥した気候

この2つによって、浅い池の水はみるみる減っていきます。

つまり年中無休で水が減り続ける訳ですね。

 

ですので、浅い池では池の水をいかに確保するかが肝心になります。

理想としては、常に水が補給され、常に排水されるシステムがあればベストでございます。

自動で給水され、排水される。そんな都合のいいシステムがあるのでしょうか?

・・・ありました。「雨」でございます。

イエス、ビオトープのような浅い池では、雨水を有効活用することで、保有水量の問題を解決できるのです。

その結果、メダカさんも快適に暮らすことができるのですよ。

 

しかし雨が直接池に降り注ぐ量は、たかがしれています。

「降水量5mm」は相当な強い雨ですが、1時間降っても5mmしか水位が増えない雨ですからね。全然足りません。

 

ですから、降った雨を集めて、池に流してあげる工夫が必要になります。

私は雨を集めるために、雨どいを利用しました。

屋根に降った雨は雨どいに集まり、配管を通って地面に流れていきます。

配管から流れ落ちた雨は、水路(川)を作ってあげて、池まで誘導させます。

雨水

これで雨が降れば、自動で給水されるシステムが出来上がりでございます。

 

入口近くのメダカ

雨が降るたび新しい水が補給されるので、池の水質も一定に保たれます。

 

雨による排水。

雨降り流入

また雨による給水と同様にして、雨による排水も大切です。

なぜなら給水ばかりでは、池の水は氾濫してしまうからです。

池の水が氾濫すると、

・メダカが池の外に出ていってしまう。

・池の外の土、泥が池の中に入ってしまう。

新鮮な雨水が給水されているのに、池が氾濫してしまうと、逆に池の水は濁ってしまいます。(経験済み)

池の排水が完成されていない頃、雨が降るたびに庭の土が池に入ってしまい、どぶ池のようになっておりましたね・・・。

 

これを解決する方法は簡単です。

池の一部分を低くして、そこから池の水が溢れるように設計すればいいのです。

池の水は、低い場所から流れ出ます。

私はそこから池から家の敷地外まで排水ルート(川)を掘り、排水システムを完成させました。

池の水が排水ルートを通って、家の敷地外へ流れ出るようにしておけば、雨で池が氾濫することはありません。(災害レベルの大雨が降れば氾濫します。)

 

またメダカが排水ルートを通って池の外に出ないように、石・網などでふさいでおくと安心です。

排水システムまで完備しておけば、ビオトープのような浅い池でも、快適にメダカが飼えるようになります。

雨で自動給水・排水システムは、浅い池の問題である、保有水量・水質問題を一挙に解決できるのです。

 

日陰対策・富栄養化対策に効果が高かった、ホテイアオイ。

ホテアオイ

ビオトープのような浅い池で、大きな活躍をするのが植栽です。

池に自然植物を取り入れることで、

・日陰対策

・富栄養化対策

に効果を発揮します。

 

富栄養化対策には、活性炭フィルターを使い、電動ポンプで循環させるのがベストです。

しかし水深が浅いため、電動ポンプが作動しないことがあります。

 

私は植栽にホテイアオイを取り入れましたが、とてもコスパがよかったと感じます。

ホテイアオイとは、よくホームセンターの金魚コーナーに売られている浮草です。

1個100円で売られていて、とてもお得ですよね。

夏の暑い日は、ホテイアオイの葉っぱの影に隠れる。

冬の寒い日は、ホテイアオイの根っこに絡まるように身をひそめる。

ホテイアオイは池の上に浮かべているだけで、勝手に株分かれして増えるほど強い水草なので、水深の浅い池でもまったく問題ありません。

過酷な環境に生きるメダカさんのよきパートナーとなってくれました。

 

また、ホテイアオイを浮かべておけば、多少なりとも富栄養化対策に貢献してくれるのでは、との目論みもありました。

客観的な効果の測定は難しいのですが、体感的には非常に優秀でございました。きっと無数のヒゲ根からたくさんのリン、窒素を吸収してくれたことでしょう!

日陰対策には、板、よしずなどで日陰を作ってあげるのも有効です。

私の池でも板で作った日陰は、メダカさんのお気に入り休憩スポットになりました。

 

鳥対策・猫対策ネットは必要。

また浅い池では、鳥対策、猫対策のネットは必要不可欠でございます。

浅い池では深みに逃げることができず、鳥やネコの格好の標的になってしまうからです。

そのまま無防備では、メダカさんは食べられてしまいます。

 

でもメダカって、すごく小さいじゃないですか。「あんな小さな魚、鳥や猫が食べるのか?」と疑問に思いますよね?

これが本当に食べるのですよ。鳥か猫か、犯人は不明ですが、一夜にして消えてしまったメダカさんがおりました。断じて許しがたき。

ですので、安全にメダカさんを飼うなら、鳥対策、猫対策のネットは必要でございますよ。

 

浅い池の今後の課題。

庭に浅い池を作ってから2年。今のところ大きな問題もなく、メダカを飼育できるようになりました。

しかし問題がゼロという訳ではありません。今後の課題として、次のようなことを解決しなくてはなりません。

 

排水ルートにメダカが行ってしまう問題。

私の池では、雨が降って池の水が排水ルートから溢れ出るとき、メダカもいっしょに泳いでいってしまう問題があります。

雨が降って池の水位が上がった時、メダカが排水ルートを通って、池の外に出て行ってしまうのです。

雨が降っているときは、排水ルートに水はありますが、雨がやんでしまうと水は干からびてしまいます。

いかん!メダカさんが池の外に行ってしまったであります!おろおろ・・・

 

しかし野生の本能でしょうか、排水ルートの水が消える頃には、しっかりメダカは池に戻っているのです。

ですが、池に戻れず煮干しになったメダカさんを排水ルートに発見したことがありました。

今後、水は通すけどメダカは通さない網を設置して、不遇な事故を撲滅させたいと存じます。

 

深い池にする。

今後の野望ですが、現在は子供が小さいので浅い池にしていますが、ゆくゆくは深い池にしたいと思っております。

できれば深い場所と浅い場所、環境の変化が感じられる池が面白いですね。

 

浅い場所ではアヤネなど水草を植えて、ビオトープ感を出して楽しみたいです。

そして深いところでは、念願の鯉が買いたいです。

 

完全に個人的な野望を書きましたが、遠くない将来にブログでご報告できるのを楽しみにしております。

 

まとめ:浅い池でメダカを飼うときは、工夫が必要。

それでは、まとめましょう。

ビオトープのような浅い池でメダカを飼う場合、次のような工夫が必要です。

1・雨による給水。

2・雨による排水。

3・日陰対策、富栄養化対策。(ホテイアオイがコスパが高い。)

4・鳥、ネコ対策のネット。

自宅に池があるのは、限りなく贅沢なことです。贅沢を極めてしまったかもしれません。

しかし残念ながら、本気の深い池にすると費用も高いし、小さな子供には危険な場所になってしまいます。

 

ですので、現実的にはやはり浅い池が、ジャストサイズでちょうどいいのではないでしょうか。

浅い池でメダカを飼うときは、ぜひ上記のことに気をつけてあげて下さいね。

それでは、また!

 

 

今回作成した池は、すべて防水シートで作りました。

安くて簡単に作れるのでおすすめですよ。

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